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マキタ「インパクトドライバー」の選び方!使い道を考えて正しく選ぼう!

マキタのインパクトドライバーの選び方を紹介します。マキタがラインナップにあるインパクトドライバー、インパクトドライバーの紹介や特徴、インパクトレンチとの違いの比較そしてマキタ製品の特徴にも触れます。実際にマキタのインパクトドライバーのスペックも比較します。
2020年8月27日
tryyua
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この記事で紹介しているアイテム

マキタ|インパクトドライバ MTD0100

マキタ|18V 充電式インパクトドライバ TD171DRGX

マキタ|充電式インパクトドライバ  TD161DRGX(6.0Ah)

マキタ | インパクトドライバ MTD0100

はじめに

マキタのインパクトドライバーを例に挙げてインパクトドライバーの選び方や使い方を紹介します。電動工具としておすすめできる製品しか販売していない人気メーカー、マキタのインパクトドライバーの特徴や選び方、実際のラインナップをお伝えします。

マキタについて

マキタは国産の電動工具メーカー

マキタ(正式名称:株式会社マキタ)は国産の電動工具メーカーです。「電動工具と言えばマキタ」と言っても過言でないほど人気のメーカーです。今回紹介するインパクトドライバーシリーズはもちろんのこと、インパクトレンチやハンマドリルでも高性能な製品を多く取りそろえ、プロからもDIYプレイヤーからもおすすめされる人気製品なのです。充電などに優れるリチウムイオンバッテリーを搭載した電動工具も広く展開しており、どの製品も人気があります。

マキタ製品は木工機・園芸工具など幅広いラインナップ

人気の電動工具メーカーとしてイメージが強いマキタですが、草刈り機やヘッジトリマといった園芸工具や発電・溶接に必要なインバータ発電機など、幅広い分野で必要な製品ラインナップを展開しています。高性能工具を多種類の業界向けに販売できる、この事実だけ見てもいかにマキタ製品が高性能で人気があってお勧めできるかがよくわかります。ちなみに、掃除機も製造・販売しています。

インパクトドライバーとは

ネジ締めやボルト締めに使えるドライバー

インパクトドライバーはネジ締めやボルト締めに使用する工具の1つです。ネジ締め使用する工具といえばドリルドライバーや一般家庭などにあるケースに入ったドライバーなど、いろいろな種類があります。しかし、インパクトドライバーはこれらの工具とは決定的に違う点があります、それは回転に加えて打撃(=インパクト)によって締め付けられる点です。

インパクトドライバー内部には打撃機構が設けられています。打撃機構はバネと金属ボールから成り立っています。この打撃機構が機能するのは、インパクトドライバーで締め付けをしている最中に負荷がかかった時です。この負荷がかかった時に打撃機構は強いトルクを生み出してネジやボルトを強く締め付けます。締め付けを効率的にできるので人気があり、おすすめされるのです。

マキタのインパクトドライバーは2種類

マキタが販売するインパクトドライバーは大きく2種類に分けられます。1つ目の種類はマキタのHPでも大きく宣伝している電動インパクトです。充電式インパクトはインパクトドライバー下部に充電バッテリーを取り付けて使用します。バッテリーに充電さえあればどこで使える携帯性の高さが人気です。バッテリーがなくなると使えないのがデメリットですが、それは常日頃から充電する習慣をつければ解決できるので特に問題ではありません。

マキタ|インパクトドライバ MTD0100

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

【スペック】 価格:税込9,120円(2018/9/7時点) 全長:184mm 重量:1kg 最大トルク:100N・m 電源:AC100V 無段変速 正逆回転 LEDライト付き

もう1種類がAC100Vを電源とするインパクトドライバーです。電動インパクトドライバーとは種類が異なり、電源をコンセントから引っ張ります。そのため電源を取り出す環境でのみ使用できます。そのためどこででも使えるというわけではありませんが、AC100Vのコンセントにプラグを差し込んでおけば充電切れの心配もありませんので故障しない限り100%の性能を発揮します。さらに追加で1つ紹介しますと、コンプレッサーを使って使用するエアーインパクトドライバーというインパクトドライバーもあります。

マキタのインパクトドライバーの特徴

とにかく性能が高い

マキタのインパクトドライバーの特徴は、何と言っても性能が高いことです。黒と緑のカラーリングが特徴的なのがマキタ工具、その色の工具を持っているだけで羨望のまなざしを周りから向けられます(DIYやプロからしたらマキタの工具は人気工具ですから)。その性能の高さは評判や人気(そして価格)を知れば納得です。


以降でマキタ製インパクトドライバーの性能チェックをしますが、マキタのインパクトドライバーの特徴を具体的に説明すると、重量が軽くてバッテリーが長寿命、締め付けネジに合わせて作業できる4段階に分けられた打撃トルク、などがあります。実際に作業するユーザーの使い勝手を考え抜かれた性能を秘めているのがマキタのインパクトドライバーなのです。

マキタのインパクトドライバーの特徴その2

リチウムバッテリーを他の工具に使いまわせる

マキタのインパクトドライバーの特徴2つ目は、電動インパクトドライバーに使用する充電バッテリーを他の電動工具でも活用できることです。同じタイプのリチウムバッテリーが使われている電動工具がいくつかあります。例えば充電式電動インパクトドライバーTD161DRGX(6.0Ah)のバッテリーと充電式電動インパクトレンチTW284DRGX(6.0Ah)のバッテリーは、工具の種類は違いますがバッテリーは同じものを使っています。

同じバッテリーを使うマキタの電動工具をそろえておけば、出先で使用していて片方の充電が切れてしまってももう片方のバッテリーを使えば作業を中断する必要もありません。同じかつ同性能のバッテリーで工具を揃えられ、作業の進行を助けてくれるのがマキタなのです。

インパクトドライバーを使うために必要な工具

コンセント

インパクトドライバーを使うにはコンセントが必要不可欠です。コンセントが材料を加工するわけではありませんが、充電式インパクトドライバーならコンセントでバッテリーを充電します。AC100Vタイプのインパクトドライバーであればそのプラグをコンセントに差し込んだ状態でないとインパクトドライバーは動きません。どの種類のインパクトドライバーでもコンセントは必要なのです。

ビット

インパクトドライバーの先端に取り付けるものはビットと呼ばれます。ビットにも種類があり、ネジ締め用・穴あけ用・ボルト用など様々です。さらにインパクト先端部の軸の形状も確認する必要があります。

マキタのインパクトドライバーの選び方その1

電源タイプで選ぶ

1つ目の選び方は電源タイプで選ぶ方法です。携帯してどこでも使えるようにしたいなら充電式インパクトドライバーがおすすめです。受電式と比較して性能は劣りますが、使用場所が決まっていてコンセントから電源を取りたいならAC100Vタイプのインパクトドライバーがおすすめです。

マキタのインパクトドライバーの選び方その2

最大規定トルクを基準に選ぶ

2つ目の選び方は、最大規定トルクを基準にインパクトドライバーを選ぶ方法です。最大規定トルクはインパクトドライバーごとに違います。同様に、仕事現場やDIY作業で必要になる締付トルクも異なります。できるだけ強い締付トルクを必要とする方もいれば、限られた作業でのみ使うため必要最小限のスペックさえ満たせばよいという考えの方もいます。

使用用途に合った最大規定トルクを備えたインパクトドライバーを手に入れておけば間違いはありません。購入前に必ずチェックしましょう。

マキタのインパクトドライバーとインパクトレンチの違い

先端の形状が違う


インパクトドライバーとインパクトレンチの違いは、マキタ製品であろうと日立製品であろうと、差し込み方や差し込む物です。マキタのインパクトドライバー先端部分は六角ビットを使う形状ですが、インパクトレンチの先端は12.7㎜のスクエアソケット形状で、ソケットを差し込みます。この点は比較するまでもなく物を見れば一目瞭然です。

締め付けるものが違う

インパクトドライバーとインパクトレンチは、そもそも締め付ける物が違います。インパクトドライバーはネジを締付や材料への穴あけに使い、インパクトレンチはボルトの締付に使われます。同じインパクトでも締め付ける物が異なるので、選び方として覚えておきましょう。

マキタ以外のインパクトドライバー製造メーカー

日立工機

日立工機は国産のメーカーで、電動工具やライフサイエンス機器の製造・販売を行っています。高品質・高スペックな製品を作るメーカーとして人気があります。

パナソニック

誰でも知っている人気国産メーカーの代表格の1つと言えばパナソニックです。18Vインパクトや14.4Vインパクトに加えて12Vタイプのインパクトもラインナップに揃えています。

インパクトドライバーの使い方

インパクトドライバーで加工する材料を固定してください。強い力が加わるので、材料をしっかり固定してできるだけ動かないようにしましょう。固定するのは材料だけではなく、インパクトドライバーも同様です。インパクトドライバーの先端に六角軸のビットを、専用の工具でしっかり締めつけます。

ネジ締めする箇所や穴あけする場所をチェックしたら、インパクトドライバーで作業開始です。様子を見ながら速度を上げていきます。材料には垂直にあてるようにしてください。なお、穴が開く瞬間は材料をドリルが貫通して前方向に移動しますので、気を付けてください。

マキタのおすすめインパクトドライバーその1

マキタ|18V 充電式インパクトドライバ TD171DRGX

【スペック】 価格:46,980円(2018/9/7時点) 電圧:18V 全長:116mm 質量(バッテリー含む):1.5 最大締付トルク:180N・m 標準付属品:バッテリBL1860B×2本・充電器DC18RF・ケース付・プラスビット2-65・フック

充電式インパクトドライバー

1つ目に紹介するマキタのおすすめインパクトドライバーは充電式インパクトドライバ TD171DRGX(6.0Ah)です。淳伝時間やバッテリー容量などに優れているリチウムイオンバッテリーを採用している電動インパクトドライバーです。充電システムの最新の技術を導入し、最短40分で充電を完了する高性能を誇っています。他メーカーと比較してもこの充電速度は最速です。

使い分けられる打撃モードを搭載

このマキタの電動インパクトドライバーには便利に使い分けられるシステムが2種類搭載されています。1つは楽らく4モードです。このモードは、木材・ボード・テクス薄板・テクス厚板モードの4種類のモードがあります。ネジをやボルトを締め付ける材料に合わせて、それぞれに合った方法で締め付けを行える仕組みとなっています。さらに、最強/強/中/弱、という4つの打撃モードもあります。頻繁に使うモードを記録して呼び出せる、学習能力を持ったインパクトドライバーです。

先端付近にLEDライト付き

基本的に作業を夕方・夜間といった暗いときにすることはないけれど、暗い環境で作業をどうしてもしないといけない、そんなときのためにLEDライトが先端付近の左右合計二箇所に付いています。マキタが今まで採用したライトと比較しても明るくなり視認性向上に役立ちます。

マキタのおすすめインパクトドライバーその2


マキタ|充電式インパクトドライバ  TD161DRGX(6.0Ah)

【スペック】 価格:税抜45,684円(2018/9/7時点) 電圧:14.4V 全長:116mm 質量(バッテリー含む):1.4g 最大締付トルク: 175N・m 標準付属品:バッテリBL1460B×2本・充電器DC18RF・ケース付・プラスビット2-65・フック

2つ目に紹介するマキタのおすすめインパクトドライバーは充電式インパクトドライバ ーTD161DRGX(6.0Ah)です。先ほど紹介したTD171DRGX(6.0Ah)と同様にリチウムイオンバッテリーを採用しており、充電時間40分で「満充電」状態になります。楽らく4モードや4段階切り替えモードも搭載しているので作業で使い分ければ作業効率アップも可能です。

違いは最大締付トルクとバッテリー電圧

充電式インパクトドライバ TD171DRGX(6.0Ah)と比較して、TD161DRGXタイプの性能はほとんど同じと紹介しましたが、異なる点が2か所あります。1つは最大締付トルクの大きさです。前者では最大締付トルクが180N・mであるのに対して、後者では175N・mの最大締付トルクとなっており締付トルクの差は5N・mだけです。インパクトドライバーの締付作業に特化すれば18Vタイプが良いですが、重量を比較すると14.4Vタイプが100g軽いので使いまわしではこっちが有利です。

さらに、バッテリーの電圧にも違いがあります。前者のバッテリー電圧は18Vで、後者のバッテリーで夏は14.4Vです。バッテリー電圧が高いモデルであればモーターの焼き付き対策などに効果があるので、予算に余裕がある方は18Vタイプを購入すると安心です。

マキタのおすすめインパクトドライバーその3

マキタ | インパクトドライバ MTD0100

出典:Amazon
出典:Amazon
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出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

【スペック】 価格:税込9,120円(2018/9/7時点) 電圧:AC100V 全長:184㎜ 質量:1.0㎏ 最大締付トルク:100N・M

AC100Vタイプのインパクトドライバー

3つ目の紹介となるのはインパクトドライバMTD0100です。これまで紹介した電動インパクトドライバーではなく、AC100Vから電源を拾うインパクトドライバーです。全長は184㎜で、これまで上述の2モデルよりもおよそ70㎜長くなっています。最大締付トルクは100N・Mで、比較して決して高いとは言えません。このタイプのインパクトドライバーが特に優れているのは、その質量です。

質量たったの1.0㎏と軽量でおすすめ

MTD0100の質量は1.0㎏です。上記2モデルの重量は1.5㎏と1.4㎏ですので、これら3つのインパクトドライバーの中で最も軽量なインパクトドライバーとなります。この0.5㎏の差は、インパクトドライバーを持って集中して作業を行う状態において大きな役割を果たします。0.5㎏、つまり500gの重量差だけでも腕への負担はかなり減ります。作業場所が決まっている、それほど大きな締付トルクを必要としない作業でのみ使用するための選び方をするなら、おすすめするインパクトドライバーです。

まとめ:いつかはマキタのインパクトドライバー

DIY工具の中でも比較的高額製品であるマキタのインパクトドライバーですが、予算のある工具の選び方ができるならぜひ手に入れてください。他の製品と比較して、満足度が高いです。数種類あるのでどのような選び方をするかが難しいですが、スペックを比較してうえで使用用途に合わせて購入する選び方をしましょう。

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