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シオフキ貝の捕り方とおすすめの食べ方とは?砂の抜き方もご紹介!

くらたゆき

シオフキ貝の捕り方とおすすめの食べ方とは?砂の抜き方もご紹介!

くらたゆき

いよいよ潮干狩り本番の時期ですね。これから潮干狩りを始める方々に「しおふき貝」のご説明をします。時期・ポイント・どんな日がいいのか・どんな道具がいるかなど基本的なご説明をします。また、しおふき貝の生態や捕り方、砂抜きや料理も是非参考にしてください。



しおふき貝とは

潮干狩りではあさりと並んでよく捕れる貝です。とても美味しい貝なのですが砂抜きに比較的手間がかかります。その為あさりと比べると好まれない傾向があり、拾っても捨てて帰る人がとても多いです。おかげで数が減らず、人が掘った後でもよく捕れます。食用になるのにもったいないですね。是非以下を読んで頂きしおふき貝を持ち帰り、美味しく頂いて下さい。

しおふき貝の生態

しおふき貝の生態は二枚貝綱異歯亜綱バカガイ科に属する貝類で、アサリによく似た貝です。

しおふき貝の生息場所

しおふき貝の生息域は広く千葉から沖縄までの砂泥底に広く分布し、主に砂の中に潜っています。よく貝と聞くと砂浜を連想する方が多いと思いますが、砂泥底でもいます。ただ、普段から水がない場所には少ないです。よく潮が動く日(中潮~大潮)の干潮時に干上がるような場所に多くいます。マテ貝や穴シャコが捕れるのと同じような場所によく生息していることが多いので潮干狩りの有名スポットが近所に無い方はマテ貝・穴シャコの捕れる場所をインターネットで検索してみるとよいかもしれません。

しおふき貝の特徴



しおふき貝の特徴を理解すればあさりと区別がつきます。見た目としては全体的に茶色っぽい色で、同心円状の線模様が入っています。また大きさは3cmから4.5cmくらいの個体が多く開閉部が丸く、厚みがあるのが特徴です。触った感触としては、あさりがザラザラしているのに対してしおふき貝はツルツルです。また砂の中から捕ると、名前通りピュッと潮を吹いて殻をとじるという珍しい生態です。

しおふき貝の捕り方

しおふき貝を捕りに行く時期

出典: https://pixabay.com/ja/%E6%A1%9C%E3%81%AE%E8%8A%B1-%E8%8A%B1-%E6%A1%9C%E3%81%AE%E6%9C%A8-%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89-%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E6%98%A5%E3%81%AB%E5%92%B2%E3%81%8F-%E6%98%A5-%E5%AD%A3%E7%AF%80%E3%81%AE%E6%96%B0%E9%AE%AE%E3%81%AA-3314871/

実は一年中捕れるのですが、4~5月がベストと言われています。あさりと同じですね。何故か?秋や冬は水温が低いので水に浸かる事がある潮干狩りには向いていませんし、夏は貝が毒を持つことがあります。春はそのような心配がない事に加え、貝が産卵を控えてぷりぷりに太っていて美味しい時期です。よく要は「一年中取れるけど、一番条件がそろっているのは春」ということですね。



潮干狩りに適した潮

海には干潮があり若潮・小潮・中潮・大潮・長潮と日によって水位が違います。その中でも大潮の前後は干潮時には水位がよく下がり、普段は水がある所が陸地になる為潮干狩りが出来る範囲が広がります。更に普段他の人達が掘っていないエリアに歩いていける訳ですからたくさん捕りやすいと思います。その為大潮周りの日が潮干狩りに向いています。地域によりますが大潮の日は大体15時~18時に干潮を迎えることが多いと思います。

しおふき貝のいるポイント

やみくもにどこでもいいから掘れば良いという訳ではなく、しおふき貝が多くいるポイントを探します。干潟の中でも周りよりも浅くなっている所、言い換えれば盛り上がっている所がベストです。砂が盛り上がっているポイントは潮がよく当たるポイントです。そういうポイントは貝が流されて溜まりやすくまた餌となるプランクトンも豊富です。そういう場所を掘り、取れなくなったらまた別の浅い場所を探すという風にテンポよく掘っていきましょう。

しおふき貝を掘る道具と使い方

捕り方についてですが「熊手」という道具を使います。ホームセンターや釣具屋さんに行けば200~500円ほどで売られています。急いでガツガツ掘ってしまうとしおふき貝の殻を砕いてしまいます。殻が壊れるとしおふき貝は弱って死んでしまうのですが、傷みが早いので悪臭がします。すると他の貝にも臭いが移ってしまうので慎重に掘ってください。もし殻を破損してしまったら、もったいないですがその貝は捨てて帰りましょう。

しおふき貝の砂抜き

しおふき貝は砂抜きが面倒

しおふき貝はあさりよりも砂を多く含んでいる上に吐きにくい傾向があります。その為あさりと違って拾わずに捨てて帰る人が多いのです。あさりは塩水につけて一晩置けば食べられるのですがしおふき貝はそうはいきません。美味しく食べる為にはまずは砂抜きを覚えましょう。以下を参考にして下さい。

砂抜きの前に行うこと

まずはしおふき貝に含まれる砂の量を減らしておくことで後述する砂抜きが楽に行えます。 あさりの砂抜きと同じ手順ですが、しおふき貝の場合は本処理の前段階の処理にあたります。塩水舐めてみて「しょっぱい?」と感じるぐらいでよいです。塩水の量を少な目にするのは窒息を防ぐ為で、新聞紙を被せるのは安心させてより多く砂を吐かせる為です。

砂抜きの前の下処理

1.平らなトレイにしおふき貝を入れる 2.貝の頭が出るかぎりぎり浸かる程度に塩水を入れる 3.新聞を上にかぶせて置く 4.5時間待つ

砂抜きの本処理

出典: https://pixabay.com/ja/%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88-%E8%AA%BF%E7%90%86%E5%99%A8%E5%85%B7%E3%80%81%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E7%94%A8%E5%93%81-%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3-%E6%B1%9A%E3%82%8C%E3%81%9F-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%B9%E9%8B%BC-554068/

1.鍋にたっぷりとお湯を沸かす。 2.塩を大匙いっぱい入れ、しおふき貝を入れる。 3.約30秒ほどで貝が開くので取り出す。(お湯は捨てずに後の料理の為に使います) 4.殻から身を取り出し洗う。 5.内臓を千切って捨てる。 内臓は砂が入っているので口の中でしゃりしゃりといいますからもったいないですが諦めましょう。しおふき貝の砂抜きはあさりに比べると手間はかかりますが美味しく食べる為にはかかせない作業です。

しおふき貝の食べ方

出典: https://www.pakutaso.com/20160630162post-8112.html

砂抜きが終われば、残すは好きな食べ方で美味しく頂くのみです。以下にどのような料理があるか紹介します。

おすすめは炊き込みご飯

出典: https://www.pakutaso.com/20151131307post-6197.html

個人的におすすめな食べ方が炊き込みご飯です。お持ちの炊飯ジャーが5.5合炊きならしおふき貝を約100個分入れると丁度よいと思います。その後、普通は水を入れて炊くんですがしおふき貝炊き込みご飯を作る時は、上でご説明した味噌汁の作り方と同様に砂抜きの工程で残しておいた茹でた汁を使って下さい。ご飯にしおふき貝の旨味と風味が加わります。後は醤油大さじ7杯、お好みで刻んだ油揚げや人参を入れて炊くだけでOKです。

出汁が美味しい!しおふき貝の味噌汁

出典: http://www.ashinari.com/2012/08/20-367501.php?category=28

まず鍋で水と砂出しの時の煮汁を温めます。煮汁に出汁が出ているといえ、しおふき貝はあさりに比べて少し淡泊なので汁物として食べる場合は少し物足りません。そこで昆布で出汁をとります。なければ市販の粉のタイプの物でも大丈夫です。沸騰後5分ほど弱火でしおふき貝と昆布の出汁を取ります。その後は火を止めて味噌を入れて味を調えると完成です。あさりとはまた違った味わいがあります。

おつまみに!しおふき貝の酒蒸し

フライパンか鍋に酒・しおふき貝・砂抜きの時の煮汁を入れて加熱します。もうすでに砂抜きをした段階でしおふき貝に火は通っていますが、5分ほど弱火で煮て出汁をもっと出すとしおふき貝の味がより味わえます。味付はシンプルに醤油・生姜(チューブタイプ)を適量入れて調整して下さい。またお好みでネギを刻んで入れて下さい。

しおふき貝の刺身

しおふき貝の特徴としてあさりより癖がないので様々な料理に使えると書きましたが、この特徴はお刺身にも適しています。ただ前述の砂抜きの方法では完全に火が通ってしまい刺身ではなくただのボイルになってしまいますので、以下の方法で砂抜きをして下さい。 刺身醤油で美味しく頂けますが、ぽん酢もよく合います。あさりよりも磯臭さやしつこさがありません。

砂抜きの手順

1.50度程度のお湯に入れて5分待つ 2.貝同士をこすり合わせる 3.お湯を変えてもう5分待つ 4.完全には殻は開きませんが身が出るので取り出し、内臓を取り除く

しおふき貝についてのまとめ

出典: https://www.irasutoya.com/2013/04/blog-post_6673.html

・生息場所は千葉から沖縄までの砂泥底の砂の中です。 ・3~4.5cm程度の大きさで開閉部が膨らんで丸みを帯びています。 ・触った感触としてはつるつるしていています。 ・春の大潮の干潮時に盛り上がっている場所を掘りましょう。 ・熊手で掘る時は貝を傷つけないよう慎重に行いましょう。 以上、参考になりましたでしょうか?春は潮干狩りに最適な季節ですので、是非ご家族で楽しく安全に潮干狩りを楽しんでください。

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