BUNDOK(バンドック) らくらく 豆炭
NITINEN(ニチネン) アウトドア着火剤 チャッカネン
安全簡単な火の起こし方で時間短縮バーベキュー
野外での焚き火は、なぜか取り合いになるくらいメインイベントです。キャンプ、バーベキューをしていると感じられる魅力が詰まっています。しかし、時間がかかってしまったりするのも事実、今回は安全で簡単で時間短縮できる火の起こし方や身近な牛乳パックなどの知られざる着火剤をご紹介していきます。
火の起し方で意外と重要な場所選び
焚き火は楽しい反面、火事の危険性をはらんでいるのでどこでもOKというわけにはいきません。特に自宅などの敷地内でお交際は危険です。ここでは、キャンプ場で見る場所選びのポイントをご紹介していきます。
火起しで避けたい森や草木がある場所とOKな場所
キャンプや自宅の近くでやるとしたら自然豊かなところでやることが多いでしょう。そんなかでも避けたほうがいい場所とOKな場所とがありますのでまとめて行きます。
避けたほうがいい場所
野外で火を起こす場合に注意しないといけないのが、火の燃え移りと火の粉で植物の根を痛めてしまうことです。そのため、芝のうえや枯れ葉などが生い茂っているところは避けるべきポイントです。また、風の通り道となっているところも、火が大きくなりすぎてしまうのでNGです。安全な火の起こし方を心がけましょう。
火起こしに適した場所
火を起こしてもOKな場所は、立ち木がなく広い空間があるといい場所です。そして、足元は雑草などがなく土がむき出しになっている場所で、念の為に近くに水場があるといいでしょう。もし近くに水場ない場合でも、万が一に備えて水を汲んでおきましょう。これは、火事を防ぐとともに、火傷をした際の応急処置にも使うことができます。
火起しで河原での避けたい場所とOKな場所
野外キャンプやバーベキューで意外と多いのが河原です。ここでも避けなければ行けない場所があります。水があるからといって油断大敵です。
河原で避けたほうがいい場所
川原で注意しなければいけないのが、水位と傾斜です。中洲などの場所はたとえ晴れていても上流の雨で水位が上がり増水する危険があるので注意が必要です。また、安定性を確保するために傾斜がある場所や大きな石がゴロゴロしている場所は避けてください。意外なところでは、ジメジメした地面のところです。流れのよどみがある場所は虫などが多く、危険もあります。
河原でOKな場所
河原では、小石や砂で地面ができていて開けている傾斜が少ないところが適した場所となります。水辺からも適度に距離がありいざと言う時に避難できるようにしましょう。
簡単な火の起こし方に必要な道具3種
焚き火やバーベキューの火を起こす際には、コツのほかに何点か必要になってくる道具があります。簡単な火の起こし方の為に必要なものですのできちんと揃えましょう。安全性も高まります。時間短縮にもなりますのでバーナーや着火剤は重要なアイテムです。火起しに使えるので自宅にある牛乳パックや新聞紙を持っていくことを忘れずに。
簡単な火の起こし方に必要な道具1
焚き火台とバーベキューコンロ
焚き火台があれば組立後すぐに簡単に火を起こすことができます。地面からの湿気に影響されないので火おこしにあると便利です。また、ご家庭によくある足のながいバーベキューコンロは実は安定性が低いので付属の足の部品を一つ取り外して安定性を高めると長時間の調理ができます。
簡単な火の起こし方に必要な道具2
燃料になる炭や薪
焚き火をするにもバーベキューをするにも燃料は必要です。焚き火の場合は調理器具に煤がつくのでその後お掃除が大変ですが料理に風味もつくのでお試し下さい。炭の場合、備長炭などの火の起こし方にコツがいるものやライター1本で着火できる炭など種類があります。
簡単な火の起こし方に必要な道具3
火を維持する道具
簡単なものでは、うちわなどで火をあおぐことができるものを用意する必要があります。風を自動で送ってくれるもので「フイゴ」という道具があります。ハンドルを回すことで力強く風を出してくれますので体力と時間の節約になります。これらの道具は、忘れがちですので忘れないようにリストをつくりチェックしましょう。
あると簡単+α道具
トングや革手袋といった火をよく燃えるように組むための道具を持っていくと簡単に火の起こし方を実践しやすくなります。その他にも、お湯などを沸かす際はトライポットと呼ばれる三脚があればつりがね式にポットや鍋を火にかけることができるので便利です。その他にも、薪を細くするための鉈などがあれば更に火がお越しやすくなるでしょう。
焚き火台を使っての火の起こし方
さて、道具の確認ができましたら早速火をつけていきましょう。今回は焚き火台がある場合をご紹介していきます。簡単な付け方としては、バーナーで火を起こして行くのもありですがお持ちでない方をいると思いますのでバーナーがない場合でも簡単な牛乳パックや新聞紙といった着火剤での火のつけ方のコツをご紹介していきます。
一番重要薪を細かく切る!
まず、薪についてです。市販の薪を使う場合はまずは細かく着ることが必要です。大きな木のブロックに火を付けたい気持ちもわかりますが、大きな木では燃え移るのに時間が掛かりたとえ着火剤や新聞紙、牛乳パックを使い風通しを良くしても時間がかかってしまいます。もし、自然の薪を使用する場合は乾燥し、細かな枝を探しましょう。しかし、適した樹種類の見極めなど慣れていないと大変なので市販の薪を1セットは購入しましょう。
新聞紙で着火するコツ
簡単な新聞紙を使っての着火のコツですが、これは薪、炭を風通しよく組むことが大切です。最初から大きなブロックの薪、炭を使用するのではなく、細かく火をつけやすくした木を軽く丸めた新聞紙を中心に山を作ります。そして、新聞紙に火を作れ細木に火が燃え移った後にメインの太い薪、炭をくべていきます。できれば、大中小と薪、炭の大きさを整えておきましょう。また、注意点として新聞紙の代わりで古雑誌を使う人もいますが、燃やしている途中で灰が飛びやすいので使用は控えましょう。
牛乳パックを着火剤に!?火の起こし方
新聞紙では心配という方は、牛乳パックを使ってみましょう。新聞紙との大きな違いは火がついている時間です。牛乳パックは1つで使い方次第では10分くらい燃えてくれます。そのやり方は、まずは牛乳パックを乾燥させ短冊以上にカットしていきます。短冊状になった牛乳パックを軽く結ぶようにしてボール状にしていきます。そして、新聞紙と同じく薪や炭を周囲を囲うようにして並べていき、牛乳パックに火をつけていきます。あとは、火が消えないように待てば薪や炭に火が移ってくれます。
バーベキューでの簡単火の起こし方
いざバーベキューをしようと準備しても火がなかなかつかなくてストレスが溜まったことはないですか。バーベキューでの火を炭に移すにはコツも必要ですが、炭の種類を変えるだけで今まで体験してきた時間を超えるスピードで火を起こすことができます。ここでは、そんなちょっとした火の起こし方のコツをお伝えしていきます。
お店でもやっているバーナー火起こし
お店でよくやっているのが炭を直接バーナーで熱して火を起こすやり方です。これは、七輪のような少ない炭で短時間に大量に準備しなければならないお店での工夫です。もし、バーナーをお持ちの方は大きな炭をバーナーで熱した後に組んでおいた炭に移すという方法をとってみてください。力技ですがほぼ確実に火はついてくれます。バーナーで熱する際にやけどには要注意です。
必要なものは長柄ガスライター(チャッカマン)のみ簡単火の起こし方
バーナーを買うのが億劫という方には、着火剤が練りこまれた豆炭を使うのが良いでしょう。燃焼材が練りこまれているのでマッチ一本でつくという商品もあります。2kgで1000円しないので備長炭と合わせてもお手軽にお財布に優しく抑えることができるのも利点です。いままで火の起こし方で簡単な方法がないか探していた方はぜひ一度使ってみてください。
BUNDOK(バンドック) らくらく 豆炭
ちょっとエコなヤシガラ炭の火の起こし方
豆炭は木の削りカスを使った炭ですが、ロゴスと飛ばれるヤシガラ炭は、ヤシの実の皮を使った炭です。そのため、火がつきやすいのはもちろんのこと、ヤシの実が必要になるということはやしの木が必要になり、豆炭を作る際のように木の伐採が必要なくなり、環境にも配慮した炭と呼ばれています。見た目もちょっと変わっているので火の起こし方を教える際などに披露してみてください。
ゲル状石油系着火剤での火の起こし方
お値段的に一番お手軽なのがゲル状着火剤です。チャッカネンならば500円とワンコインで手に入れることができます。使い方は直接火を付けたい炭に塗りつけるだけと使い方も簡単です。燃焼速度が早いので多めにつけておくと火がつきやすいでしょう。新聞紙などのように燃えかすが散らかることもないですし、豆炭のように持ち運ぶにスペースをとることもありませんのでおすすめです。
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自然の力を利用した火の起こし方
牛乳パックなどの家庭の不用品を使って火の付け方や、改良された着火剤や炭のご紹介をしてきましたが、折角の大自然です。自然界にあるものでも火を付けるのを助けてくれるものがあります。ここでは、自然にあるものだけでの火のつけ方をご紹介していきます。
天然の着火剤「松ぼっくり」の火の付け方
ご存知の方も多いと思いますが、松ぼっくりは天然の着火剤です。ビニール袋1つ分くらい集めておけば着火剤なしで火を付けるのを助けてくれます。松ぼっくりでの火のつけ方は、まずは薪や炭を細かくしておき松ぼっくりに触れるように設置します。あとは乾燥している松ぼっくりに火を付ければいいだけです4人分の炭で10~15個ほど必要なので多めに探しておきましょう。
酒のつまみも着火剤?「落花生のから」を使った火の付け方
松ぼっくりなんて周りにないという方は、落花生のからなどを使ってみるのも面白いです。落花生のからならばまず乾燥していますので選定も簡単ですし、キャンプでのおやつがわりに持っていってゴミを処分する過程でもできます。火の付け方は、落花生のからを薪や炭の下に敷き詰めて、落花生のからに着火するだけです。もちろんマッチやチャッカマンでもOKです。難点は、1週間分の落花生のからが必要な点です。
冬の定番「みかん」での火の付け方
冬の定番みかんでも火を付けることができます。牛乳パックと同じく家庭の不用品ですね。しかし、みかんの皮には油分が含まれていますので乾燥させれば意外とよく燃えてくれます。火の付け方は、乾燥させたみかんの皮を薪や炭の下に敷き詰め、バーナーで火をつけていきます。少し厚いのでバーナーを使ったほうがいいです。バーベキューに使えばみかんの香りを楽しむこともできますので、おしゃれな雰囲気を醸し出してくれます。
できたらカッコイイ上級者向け火の付け方
ちょっと上級者向けの火のつけ方のコツをここではご紹介していきます。道具も必要ですしちょっとしたコツが必要なので練習も必要ですができたら、カッコイイこと間違え無しです。
上級者向け「フェザースティック」で火の起こし方とコツ
バーナーなどの文明の力を借りない。ナイフと木だけで作るのが「フェザースティック」という天然の着火剤です。木の先端をまるで羽のようにしたものですが、まず必要なのが乾燥した木です。これは市販の薪を使用することをおすすめします。そして、しっかりと革手袋とサバイバルナイフを使い薄く薄く木を削っていきます。最後にはまるで曼珠沙華のように仕上げます。完成したものに火を付けあとは薪や炭に火を移すだけです、一回で5本程度使用します。
練習あるのみフェザースティック作り
フェザースティック作りは、その場でできるようなものではないので練習が必要です。そこで使えるのが割り箸での練習です。キャンプやバーベキューに行く前にこっそりと割り箸を使って練習しておきましょう。料理などの場合は刃は自分に向けますが、今回は彫刻刀の使い方を思い出しましょう。自分に向けず下方向に向けナイフを動かしながら力加減を知るのがコツです。上級者向けの火の付け方をマスターしてみましょう。
水をかけるだけではダメ!?火の消火と片付け
アウトドアを楽しんだ後は、しっかりと後始末をしなければなりません。火を扱っている以上火事や火傷などの危険には敏感になっておきましょう。ここでは、傷つけず傷つかないように消火についてお伝えしていきます。
地面が土の際の消火方法
地面が土の際の消火方法で行ってはいけないのが、水を大量に使用した消火です。灰がヘドロになり後始末が大変だからです。正しい消火は薪や炭は出来るだけ燃やしきり、燃え残った薪や炭は湿り気のある砂や土をかけておきます。大きく燃え残ったものは熱が十分に引いたことを確認したあとに指定の廃棄場所まで持っていきましょう、大きな石でかまどを作っていた際には灰の上に石を置き、最後に水をかけて再度、消火して終了です。工程が多いですがしっかりと後始末しましょう。
河原での消火方法
基本的には地面が土の場合と同じですが、一番変わってくるのが石を使用した際の処理です。河原のキャンプ場などは石自体がひとつの景観です。そのため、次に使用する人のことを考え煤などで汚れてしまった石を近くの水辺で洗っておきましょう。あとから来る人に気持ちよく使ってもらえるようにするのもエチケットのひとつです。
火の起こし方・付け方まとめ
いかがでしたでしょうか。みなさんが知らない情報をご提供できていれば幸いです。アウトドアの用品は日々進化していますので、ぜひ興味を持って頂ければ幸いです。火は人の心を落ち着かせる効果もあるので、ぜひとも野外での火起こしに挑戦してみてください。
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起こした火を更に活用して楽しいアウトドアに行ってみてください。