カルカッタコンクエストとは
カルカッタコンクエストは丸型リールの中で圧倒的人気とデザイン性を兼ね備えたハイスペックリールです。価格こそそこそこしますが、その性能と巻き心地は他の追随を許しません。その剛健な見た目と性能の良さから主にバスアングラーから支持をえています。またラインナップも揃っているため、カルカッタコンクエストは狙うターゲットやフィールドによって選ぶようにしてください。
シマノの最高傑作ベイトリール
釣りをしているものなら知らない人はいない有名メーカーシマノ。そのシマノが技術をそそいだ最高ベイトリールがこのカルカッタコンクエストシリーズです。丸型リールを使う人で愛好家が多く、その飛距離、軽量さからルアーアングラーのみならず多くの釣りファンをとりこんでいます。ラインナップも豊富です。
進化し続けるベイトリール
カルカッタコンクエストは毎年進化を続けています。シマノのHPに詳しく書かれていますが、内部設計を根本的に見直すことで摩擦抵抗の大幅な低減を図っています。200番では旧型と比較して34％という定常回転トルクの低減に成功しています。これにX-SHIPによる優れた回転効率、マイクロモジュールギアの滑らかな巻き心地と耐久性がプラスされることで、ハンドルを回した際のフィーリングが飛躍的に向上しているのです。
カルカッタコンクエストのここがすごい
飛距離がすごい
基本的に飛距離を出すのはリールでは無くロッドと言われています。しかしカルカッタコンクエストにはS3Dスプールが採用されています。これはシマノ独自の飛距離を伸ばすために開発された部品で、ラインの送り出しがスムーズかつライントラブルの減少に貢献しています。またカルカッタシリーズはどちらかというと軽いルアーを飛ばすのにむいています。
金属ボディで軽量化に成功
カルカッタコンクエストは見た目はゴツく、重量感がありますが年々軽量化されていっています。これだけの金属ボディなのに自重約200ｇはかなり軽量な方ではないでしょうか。その理由としてクラッチ周りやスプールまわりの部分が樹脂パーツに変更されました。力強さはそのままで軽量化され、より使いやすく進化しています。
調整可能な外部ブレーキ調整ダイヤル
新形状のブレーキシュー＆ブレーキパイプの採用により、これまではボディサイドのフラップを開ける必要があったブレーキ調整を外部ダイヤルで行えるようになりました。パーミングしたまま一投ごとに微調整することも可能です。
カルカッタコンクエスト100
スプール性能
スプールの大径化によりキャスト初期のスプール回転速度が抑えられ、後半においても伸びるようなキャスト性能を実現しました。パーミング側のサイドプレートを小径化したSコンパクトボディを採り入れ、さらに小さく握りこめるようになりました。遠心力ブレーキはフリップオープン式で、釣りの途中でも外から簡単に調整を行えます。
特徴
鍛造素材から削り出されるフレームがもたらす耐久性と剛性感溢れる巻き心地は、カルカッタコンクエストの真髄と呼ぶべきもの。これにさらなる磨きを掛け、キャスト性能とコンパクト性を向上させたのがNEWカルカッタコンクエストです。駆動中枢にはX-SHIPとマイクロモジュールギアを搭載。ギアの耐久性と回転フィーリングが向上するとともに、ラインから伝わる情報を曇らせるギアノイズが激減しました。また、S3Dスプールを採用することによってキャスト時に起こるスプールの回転振動を抑制されています。
カルカッタコンクエスト100 インプレ
インプレ①
●噂で聞いていましたが、すごく小さくての小さい私でもパーミングしやすいです。巻き心地はさすがコンクエスト！これからシャローエリアの釣りに欠かせないルアーを弾き倒します！ ●おきまりのカルカッタコンクエストです。非の打ち所がないですね。 ●ロッドの表記60ml(3/16~5/8)で、ダイワのプチピーナッツが普通に扱え、3/8oz,1/2oz位のルアーが丁度良く扱えます。巻き心地は、さすがのカルコンとも言うべき、とてもシルキーで、抵抗が強めのルアーでもガンガン巻けます。HG特有の巻重りも、気になりません。
インプレ②
●抵抗が強めのルアーでもガンガン巻けます。HG特有の巻重りも、気になりません。少々、性能を気にしていた旧SVS∞も、いざ使ってみたら、多少のセッティングは必要だが、バックラ知らずでよく飛びます。た、100番台にしては経口の大きいスプールの恩恵かキャスト後半の伸びは良く、飛距離も申し分ないです。私も旧カルコンからの見た目の変化にかなり引いた方でしたが、いざ届いて近くで見て手に持ってみると、機能美という表現が一番合うと思いますが、とてもキレイでカッコいいです。コレから愛用していきたいと思います。
カルカッタコンクエスト200
スプール性能
ビッグベイト、フロッグゲームなどのパワーフィッシングにオススメ！ ビッグベイトにはフロロの14～16lbを約100ｍ、フロッグゲームにはPEの5号を約75mが推奨のラインキャパシティとなります。
特徴
耐久性と剛性感溢れる巻きごこちで不動の人気を誇るカルカッタコンクエスト200。思いがけないビックベイトであろうとパワー負けせず、水面からぶち抜きます。ドラグ力6ｋｇは伊達では無く、1ｍ近くのシーバスともラインによりますがやり合う事ができます。
カルカッタコンクエスト200 インプレ
インプレ①
●ビッグベイト用リールとして購入しました。剛性感が良くて早く使いたいです。 ●雷魚用でカルコン３００シーバス用で２００夏にTOPで狙います。 ●アルデバランを所持しており良く出来ていますが、これがかすむくらいに良いデキだと思います。１６アルデバランで慣れ親しんでいるFTBなので何の違和感もありませんが、ブラスのMMギヤの巻き感は気持ち良いです。また、細かい部分ではクラッチのカッチリ感が素晴らしいと感じました。これは買いでしょう！
インプレ②
●予想していたよりも軽く巻き心地も最高です。パーミング時の高さも丁度良く、大変良いリールだと思います！ ●実際に手に取るとコンパクトでデザインもいい。レベルワインダーが連動になってキャスト時の音が大きく感じます。メンテナンス時スプールを外す際工具でネジを外す時にサイドプレートを左右にずらす工程は慣れが必要かな？ 巻きは確かに重い？ですが特別重い感じではないです。 スプールの回転は重たい感じですが、キャスト時は気持ち良く回ってくれ飛距離十分です。
カルカッタコンクエスト100と200の違い①
100と200のスプール力
まずカルカッタコンクエストの100と200の違いの一つにスプール力の違いがあげられます。100はドラグ力が4ｋｇに対して200は6ｋｇとドラグを使用した釣りでその差が出てきます。ブラックバスのルアー釣りであれば100で十分対応できますが、シーバスやジギングするとなると200、またはそれ以上が必要になってきます。
100と200の糸巻き量
100のリール ナイロン糸巻量(lb-m) 12-100、14-90、16-80となっています。12lbのラインでも100ｍほどとなっています。続いて200のリールはナイロン糸巻量(lb-m)12-180、14-150、16-130、20-100となっています。おかっぱりからでメタルジグなどで超遠投をしない限りは100のリールでよいかと思います。海釣りでシェアジギング、ジギングで青物も狙う場合は200以上を使いましょう。
カルカッタコンクエスト100と200の違い②
100と200の飛距離
飛距離に関してはコンクエスト200に軍配があがります。単純に糸巻き量が多いという事、重いルアーを投げることができるということが理由です。とはいえコンクエスト100でも7～8グラムのクランクベイトであれば30mくらいは飛ばせるのでおかっぱりのバス、トラウトでは100の方が軽量で使い安いというインプレが多いです。
100と200では得意なルアーが違う
コンクエストの100と200では得意とするルアーが違います。100の方が軽量ルアーを得意とします。10ｇ前後のルアーを使うならコンクエスト100を、もっと大きなルアーを使うならコンクエスト200をおすすめします。ビッグベイトや１４ｇ以上のルアーであれば200を使用しましょう。初心者には100がよいかと思います。軽量のため使ってて疲れないです。
カルカッタコンクエスト カスタムアイテム①
ヘキサゴナルスタードラグ
シマノ製ベイトリール対応の、スタードラグです。アベイル製 STiハンドル、 STi2ハンドル、 オフセットハンドルLTおよび純正ハンドルに対応していますので、スタードラグだけの交換が可能です。
カルカッタコンクエスト カスタムアイテム②
カスタムスプール
アベイルから発売された、シマノ製ベイトフィネス用ベイトリール・17カルカッタコンクエストBFS用に開発されたマイクロキャストスプール(カスタムスプール)です。シマノ独自のマグネットブレーキであるFTB(フィネスチューンブレーキシステム)ブレーキに対応したモデルになります。深溝モデルのMicrocastSpool 17CNQ29Rは、10〜12ポンドラインを使用するつりを快適に行えるよう設計されています。3.5g〜9gあたりのライトテキサスリグや軽めのプラッキングなどにお勧めの純正よりラインキャパが多いスプールです。
カルカッタコンクエスト カスタムアイテム③
パワーハンドルオシアジガー
SHIMANO : シマノ夢屋 T型 パワーハンドルオシアジガー カルカッタコンクエスト フォースマスター 対応ハンドル
オシアジガー対応のT型パワーハンドル。さらにトルクフルな巻上げを可能にするだけでなく、ハーフ・クォーターといったシャクリの操作性をも向上します。
カルカッタコンクエスト カスタムアイテム④
カラーグラフィックカーボンハンドル
●ZPI カラーグラフィックカーボンハンドル 85mm ノブ無し (シマノ用) PG85S-CG
カーボンハンドルにカラーグラフィックオリジナルデザインを施し、ハンドル周りのカラーを統一させる事で、よりレーシーでバランスのとれたリールとなります。カスタムリールの所有感をかきたてる機能美と装飾美 を両立させたカスタムハンドルです。
カルカッタコンクエスト100 200 まとめ
カルカッタコンクエスト100と200では狙うターゲットと使用するルアーによって使い分ければよいと思います。軽いルアーでバスを狙うのであれば100、やや重いジグなどで雷魚やナマズも狙いたい方は200を使ってください。またハイギアタイプとローギアタイプと存在するので、アクションによっても変わってきます。どちらも性能的には素晴らしいリールです。適材適所なリールを選んで使用しましょう。