キッカー スナップ WFBKTR3
スマートターボ KAGURA 神楽 LSD9200
MINOURA(ミノウラ) FG220
MINOURA(ミノウラ) LiveRide LR341
Tacx(タックス)GALAXIA
キャットアイ(CAT EYE) HR-11
GARMIN ガーミン Vector3S
Allez ドングル スティック Zwift
東京防音 吸音・防音材 ホワイトキューオン
VELO WIRELESS+ CC-VT235W
Lerway 自転車スマホホルダー
エレコム DH-MHLHD20BK
くねくねファン&使い方無限大
ズイフトに最低必要なもの
とりあえずバーチャルサイクリングをすぐ始めてみたいという方は、 ・ネット端末(iPhone、iPadなど。Androidには現在未対応) ・ローラー台(スマートトレーナーでなくてもよい) ・センサー(最低1種類) ・ANT+ドングル 以上の4つがあれば、すぐに始められます。
ズイフトとは
室内でサイクリングを楽しめるオンラインゲームです。iPhoneやiPadなどのIOS搭載端末があれば、パソコンは不要。実際に自分の自転車をこぐことによって、アプリ画面内の自分が、レースやトレーニングをすることができるという遊び。
2015年サービス開始後、世界で話題になっているバーチャルサイクリングゲームアプリです。 端末との無線通信は、ANT+規格の他、bluetooth規格にも対応しているので、自転車周りが配線だらけになることはなく、快適にゲームを楽しむことができます。
ズイフトの魅力
ズイフトのバーチャルサイクリングの魅力は、そのリアルさにあるといえます。センサーとPCの連動によって、負荷を自動的に変えてくれるというシステムですが、坂の勾配、空気抵抗など、まわりの細かい環境が負荷に反映され、実際の走行とかなり近くなっているということが特徴といえます。
また、オンラインで世界のサイクリストとのグループイベント、レースなども可能。さらにチャット、SNSを通して、コミュニケーションもできるため、バーチャルサイクリングを通して、普段ではできない交流がどんどん広がっていきます。
まず、お試しの体験をしてみることをおすすめします。
ズイフトのメリット
・悪天候の日でも、室内でサイクリングやトレーニングができる ・自分の自転車でできる ・家族全員の屋内遊び兼運動になる ・IOS搭載端末があれば、パソコンは要らない
健康器具としておすすめ
バーチャルサイクリングの一番の利点は、なんといっても雨の日も乗れることでしょう。また、エアロバイクの代わりにもなり、健康器具としても、すべての年代の人が楽しみながら使えます。さらに屋外走行の気分を味わえるため、よい気分転換にもなるでしょう。
ズイフトのデメリット
・初期費用がかかる ・ローラー台によっては音がうるさい ・ローラー台によってはタイヤがすり減る(専用タイヤあり) ・室内に自転車を設置する場所が必要になる ・ローラー台の性能によって誤差が出る
初期費用や騒音がネック
ズイフトはオンラインゲームですが、自分の自転車を連動させるため、そのための装置を購入する費用がかかります。
そこまでお金を出す気はないという人も、健康器具にもなるため、家族とシェアするなど工夫をすれば、初期費用が安く抑えられるでしょう。音に関しては、ボードを敷いたり、ピアノ用の防音マットを敷くなど、工夫すればある程度押さえられるでしょう。
ズイフトの始め方 用意するもの1.自転車
ロードバイク、クロスバイク、ママチャリ、なんでもOKです。もしあまっている自転車があれば、屋内用にしてしまってもいいでしょう。以下、用意するものをご紹介します。
ズイフトの始め方 用意するもの2.ローラー台とセンサー
自転車のタイヤに負荷をかけるローラー台が必要になります。用意するものの中で一番のポイントになる機材。ものによって負荷が変わりますが、こだわらなければ、それほど高価なものではありません。
ローラー台には、センサーつきとセンサーなしのタイプがあり、センサーなしには、別途取り付ければゲームが可能です。センサーは、すでに使っている人も多いでしょう。
ローラー台1.スマートトレーナー(センサーつきローラー台)
まだ、センサーもローラー台も持ってないという人は、スマートローラーをおすすめします。スマートローラーは、ローラー台とセンサーが融合しているので、これ一台でズイフトを始められるので手間要らずです。
ローラー台とセンサーを別々にそろえると、スマートローラーより高くつく場合もあるので、確認してから揃え始めましょう。
スマートトレーナーは主に2種類
ローラー台は主に、自転車の後輪をはずして取り付けるダイレクトドライブ式と、はずさないタイヤドライブ式に分かれます。 スマート・トレーナーは、すでにパワーメーターが内蔵されています。
このため、正確なデータを計測でき、さらに走路の勾配に応じた負荷を、リモートコントロールで自動調整することができます。このため、実際の走行に近い感覚が得られます。
センサーありのダイレクトドライブ式。後輪を外して、ローラー台のスプロケットにチェーンをセットし、内蔵された磁石で負荷をかけるタイプ。静穏性もよく、計測精度も高く、すぐれたものですが、値段が高いのが欠点です。
多くのスマートトレーナーは、オンラインアプリとの連動のため、bluetoothとANT+両方に対応しています。
キッカー スナップ WFBKTR3
センサーありのタイヤドライブ式。後輪をはずさずローラー台で固定し、ローラーでタイヤに直接負荷をかけます。ローラー台では、このタイヤドライブが一般的。bluetoothとANT+両方に対応。
ローラー台2.センサーなしローラー台
センサーのついてないローラー台です。ズイフトをやらないなら、これだけでも屋内トレーニングができるものですが、ズイフトで遊ぶには別売りの、センサーをつけます。値段も比較的手ごろです。
スマートターボ KAGURA 神楽 LSD9200
スマートターボ KAGURA 神楽 LSD9200
センサーなしのダイレクトドライブ式。ズイフトをはじめるには、別途センサーが必要です。 ※bluetoothやANT+の通信機能はありません。
MINOURA(ミノウラ) FG220
MINOURA(ミノウラ) FG220
センサーなしのタイヤドライブ式。ズイフトを始めるには、センサーが必要になります。 ※bluetoothやANT+の通信機能はありません。
MINOURA(ミノウラ) LiveRide LR341
MINOURA(ミノウラ) LiveRide LR341
センサーなしのリムドライブ式。センサーを取り付けると、ズイフトを始められます。 ※bluetoothやANT+の通信機能はありません。
Tacx(タックス)GALAXIA
Tacx(タックス)GALAXIA
センサーなしのローラー台。三本ローラーと呼ばれており、上級者のトレーニング用です。使い方は、下の写真を見てもらえばわかりますが、慣れるまではバランスを崩しやすい態勢で、ローラー台から落ちやすいです。
しかし、実際の走行に近い感覚のトレーニングが可能で、タイヤのすり減りも少ないのが特徴です。 ※bluetoothやANT+の通信機能はありません。
別売りセンサー
スマートトレーナー以外は、自転車に取り付けるセンサー(自転車の出力情報発信器)を用意しないとないとズイフトはできません。センサーの情報は、スピード、ケイデンス(回転)、パワー、心拍の4種類。センサーを自転車にとりつけ、iPhone iPadなどの端末に情報を飛ばします。
ランニング走者も似たようなパワーメーターをシューズにとりつけ、走りながら端末で自分の状態を確認できる装置がありますね。 ズイフトを始める目的なら、サイクルコンピューター本体はいらないので、センサーのみをいくつかご紹介します。
VELO WIRELESS+ CC-VT235W
VELO WIRELESS+ CC-VT235W
こちらのサイクルコンピューターは、自転車の動きに合わせて、自動で計測を行います。シンプルな機能で使いやすい無線式で、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイク初心者にも、簡単に使える操作性。
装着・調整が簡単で、フロントフォークと一体感のあるワイヤレスセンサーを搭載しています。また、ナイトモードを搭載することで、夜間でも、データ確認が容易に行えるようになっているのがポイントです。
キャットアイ(CAT EYE) 心拍センサー HR-11 サイクルコンピュータ用
キャットアイ(CAT EYE) HR-11
心拍センサーは、胸に取り付けます。きつくなりすぎない方がいいでしょう。bluetoothには未対応。
GARMIN ガーミン Vector3Sパワーセンサー
GARMIN ガーミン Vector3S
ペダル部分につけるパワーセンサー。元のペダルをとりはずして、取り付けるものなので、少々手間がかかります。センサーの中で、パワーセンサーだけ目だって高いため、とりあえずスピード、ケイデンス、心拍だけ購入し、ズイフトで遊んでみて、必要ならパワーを買い足してもいいでしょう。
端末との接続方法は、ANT+式とbluetooth式がありますが、ANT+式は受信端末に、ドングルが必要となるのでよく確認してそろえましょう。iPhone iPad用のドングルは少々高くなります。
ズイフトの始め方 用意するもの3.インターネット端末
インターネットがつながるパソコン、iPhone、iPadなどの端末が必要になります。
パソコンとIOS搭載端末のみ対応
今の時点では、iPhone iPadなどのIOS搭載端末とパソコン(winddows mac)のみに対応し、Androidには未対応ですが、アプリをダウンロードすることによって、Androidスマホがズイフト操作のリモコンになります。ズイフトアプリの利用者が増えれば、Androidにも対応していくでしょう。
対応端末の最新情報はネットでご確認ください。
スマホをゲーム中のコントローラーに
パソコンを使用するときに、スマホをズイフトのコントローラーにするためのアプリ。ストアからダウンロードできます。Android iPhone iPadなどの携帯端末を使い、手元でパソコンのズイフトをコントロールします。
Android端末に画面を転送する方法
ズイフトはAndroidには対応していませんが、パソコンの画面を「chromeリモートデスクトップ」というアプリでAndroid端末に転送し、映し出すことができます。Androidから音声は出ませんが、映像は楽しめるのでおすすめのアプリ。chromeウェブストアで拡張機能をプラスすれば利用できます。
ズイフトの始め方 用意するもの4.ドングル
センサーにANT+式のものを使用するとき、ドングルが必要になります。またセンサーがbluetooth式で、端末がbluetoothに対応していないなら、アダプター用ドングルを差し込めば、受信できるようになります。
※ドングルとは、端末のUSBなどにさす装置のことで、ソフトの不正コピーを防ぐためのプロテクト目的や、機能拡張目的など、いろいろ種類があります。
Allez ドングル スティック Zwift
ズイフトの始め方 用意するもの5.ネット環境
iPhone iPadなど、パソコンで普段から、インターネットでオンラインゲームを楽しんでいる人は、問題なく始められるでしょう。もし、ズイフトでパワー表示がとぎれるようだったら、他の電化製品や通信機器が、ANT+の周波数帯を邪魔をしている可能性もあるので、ドングルから遠ざけて見ましょう。
また、ドングルとセンサーを近づけてみると、つながりやすくなります。
ズイフトの始め方 用意するもの6.料金体系
無料トライアル期間終了後、月額10ドル必要になります。日本円では1,200円程度。従量課金ではないので、安心して利用できます。 ※すべて2018年4月の情報です。
ズイフトの始め方 セットアップ
ズイフトで遊ぶために、必要なものはそろいましたか?では、機材の取り付けをしましょう。
・ローラー台に自転車を取り付ける。 ・各種センサーを自転車へ取り付ける。 ・パソコン、iPhone iPadを用意する。(必要ならドングルを取り付け) もうすでに、ローラー台や各種センサー、サイクルコンピュータを使っている人はすぐに始められそうですね。
もちろん全く初めてでも、準備は簡単なものです。ここでは、ズイフトを始める前のアプリのセットアップと、あった方がより快適にバーチャルサイクリングを楽しめるグッズをご紹介します。
ズイフトの始め方1.アプリとセンサーを連動
基本の始め方になります。 1.端末にアプリをダウンロードし、インストールします。 2.ズイフトアプリから、ズイフト対応のセンサーを検索します。 3.認識されると青く表示されます。(青くならないときは少しペダルを回す) 4.ペダルをこいで、アプリ画面内の自分が反応すればOKです!
ズイフトの始め方2.ズイフトをテレビに出力する方法
エレコム DH-MHLHD20BK
テレビの画面でズイフトを楽しむには、端末とテレビをHDMIケーブルでつなぎますが、携帯端末には直接つながらないので、アダプターを使う必要があります。大画面の方がズイフトをより楽しめるでしょう。
ズイフトの始め方3.必要ならスマホホルダーを
Lerway 自転車スマホホルダー
携帯端末使用なら、必要に応じてホルダーで自転車へ取り付けます。手元でズイフトを操作できるので、これはあった方がいいでしょう。
ズイフトの始め方4.防音マット
東京防音 吸音・防音材 ホワイトキューオン
特にマンションや、戸建てでも2階でゲームをやる人は、防音に気をつかうことになるでしょう。そんなときおすすめなのが、ピアノ用の防音素材です。一見普通のマットなので、使いやすいでしょう。カーペットタイプ、ゴム素材など、いろいろ出ているので、検索してみてくださいね。用意するもので、大切なもののひとつでしょう。
ズイフトの始め方5.扇風機
くねくねファン&使い方無限大
屋外走行の風を再現、暑さを軽減するために用意するものとして、扇風機があってもいいでしょう。なくてもいいものですが、簡単に用意できるので、一度ためしてみるのをおすすめします。
ズイフトで遊ぼう!
準備が整ったらバーチャルサイクリング、ズイフトを始めましょう!アプリ画面の中のアバターは、自分がペダルをこぐことによって、仮想空間を進み、周囲には世界中で今ズイフトをやっている人たちのアバターが走っています。
豊富なトレーニングコース
ズイフトには個人でできる、トレーニングコースが多く設定されています。自分で設定できるコースから、レース用のかなり強度の高いコースまで、さまざまそろっているので、目的に応じて力をつけて行くことができます。
各種トレーニングコース
ズイフトのトレーニングメニューの主なものです。
・レース用8週間トレーニングコース ・ロングライド用10週間トレーニングコース ・基礎体力向上用トレーニングコース ・オフシーズン用12週間トレーニングコース ・カスタムトレーニングコース このほかにも数種類のトレーニングコースがあるので、好きなコースを選んでいくことができます。
世界のサイクリストとグループライド
仮想空間で、グループライドやレースに参加することができます。ズイフトでは、さまざまなイベントが開催されていて、ワールドツアーチームと一緒にライドできるという、ライドイベントも見られます。
予定された時間にログインし、プロ選手のアバターといっしょに、バーチャルサイクリングに参加可能。コースも実際に世界選手権が行われたコースを細かく再現しているなど、リアリティあふれるものです。
世界の街をバーチャルサイクリング
Strava(ストラバ)という、ランニングやサイクリング用のGPSアプリを使えば、自分がバーチャルサイクリングした経路を、地図上に表示してくれます。
実際には、同じ場所でペダルをこぎ続けているのですが、バーチャル空間の中では、世界中の街を自由に走りまわり、仲間と交流することができるのです。
まとめ
バーチャルサイクリングゲーム「ズイフト」の基本的な始め方をご紹介しました。機能にこだわらなければ、低価格で必要品がすべてそろいます。スマートトレーナーも低価格のものが販売されていますので、ぜひ検索してみてくださいね。