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朝日岳の登山コースガイド!アクセス情報や縦走ルートを紹介!

山形県ある日本百名山!朝日岳は縦走を楽しむ人からも人気で、テントを張りやすい広く空いた山頂が魅力的です。そして、より早く短時間で山頂を目指したいという方のためにも災害時などに使うエスケープコースがありますので、様々コースの選び方ができる朝日岳です。
更新: 2021年4月24日
クロタノブタカ
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目次

朝日岳

日本百名山の朝日岳は様々なコースがあり縦走しながら楽しむ山となっていますが、朝日岳はどの縦走コースを利用しても距離が長く時間がかかります。朝日岳日帰り登山より宿泊を考えた登山として計画をすると良いでしょう。朝日岳山頂には北アルプス朝日小屋がありますので、宿泊場所として考えても良いでしょう。

朝日岳基本情報

日本百名山の北アルプス朝日岳は山形県朝日町に聳える標高1871メートルの山です。体力、技術力共に一般者向けの山となっています。 朝日岳登山を楽しむベストシーズンは新緑の6 月と紅葉の9月、7月、8月は夏山登山を楽しむことも出来ます。春から秋にかけては多くの植物が綺麗な花を咲かせる点も朝日岳登山の魅力とも言えるでしょう。朝日岳登山コースが長いため時間に余裕を持つようにしましょうね。

朝日岳登山ルート①

日本百名山朝日岳の登山口は朝日鉱泉です。朝日岳の登山口を起点とし鳥原山、小朝日岳、大朝日岳、平岩山、大沢峰、御影森山、上倉山と多くの山を縦走して回ることが出来るのも朝日岳の魅力ともいえるでしょう。それでは朝日岳で登山を楽しむ際のルートを紹介しながらコースのポイントを紹介していきましょう。

朝日岳の登山口「朝日鉱泉」

朝日岳登山を行う際、まず向かう先が登山口となっている「朝日鉱泉」です。朝日鉱泉バス停があり、バスでのアクセスが可能となっています。登山口の横には朝日鉱泉があり温泉での入浴も楽しめます。それでは朝日鉱泉登山口にかかる吊橋を渡り登山を始めていきましょう。

朝日岳を右回りに歩こう

登山口を出発したら右と左に分かれる分岐点が現れます。それぞれ左回りコース、右回りコースで朝日岳登山を行うことが出来ますが、今回は右回りコースでルートの紹介をしていきます。右ルートに足を向けたら標高560メートルから標高920メートルの金山沢出合を目指します。はじめはやや急な登りが続きますが金山沢出合に近づくにつれ斜面は緩やかになってきます。金山沢出合までは登山口から約2時間で到着し、水場が設置されているので、水の補給などを行うようにしましょう。


金山沢出合から鳥原山を目指す

金山沢出合を出たら次に目指すポイントが鳥原山です。金山沢出合から標高1430メートルの鳥原山までは約2時間かかります。ルートはやや斜面の急なルートが続きますがアップダウンは少なめなルートとなっています。鳥原山が近づくと鳥原小屋が現れ水場の設備があります。また小屋は避難小屋としてん役割を果たすとともに。山小屋の周辺は湿原となっています。

鳥原山小朝日岳を目指す

鳥原山を出発したら次に目指すポイントは小朝日岳です。アップダウンを繰り返しながら標高1780メートルの小朝日岳までは約2時間かかります。小朝日岳が近づくとそれまで緩やかな斜面が続いていたのが変化し斜面が急になってきます。

小朝日岳から大朝日岳を目指す

小朝日岳を出発したら次に目指すポイントが標高1871メートルの大朝日岳です。朝日岳の一番高い場所(山頂)になります。小朝日岳との標高差は1メートルで時間にして15分で到着します。大朝日岳手前に大朝日小屋が建っており小屋の横にある分岐を右へ進むと中岳方面への縦走路となります。縦走を考えている方はルートに入れてみるのもいいでしょう。大朝日岳までのルートでは急斜面の箇所がありますので足元に気をつけて歩きましょう。またこの周辺はヒメサユリが綺麗な花を咲かせるポイントとなっています。

朝日岳山頂

朝日岳山頂は広く開けた場所になっています。登山者の数も他の山より少ないのでより広々とした空間を感じる事が出来るでしょう。山頂からの眺めは最高で北アルプスの山々の姿を眺める事ができますよ。

朝日岳登山ルート②

朝日岳登山を行う際、様々な山を縦走しながら山頂を目指すルートの他に登山口から最短ルートで山頂を目指すコースもあります。悪天候の際のエスケープコースとしても使えるので覚えておくと良いでしょう。それでは最短で登りたいとい傾けのコースも紹介しましょう。


朝日鉱泉登山口を出発

朝日鉱泉登山口を出発したら上記のコースで話をした分岐を反対側の左へと足を進めます。その先吊橋がかかっていますが、渡る前に分岐を右へと進みましょう。そこからが朝日岳最短ルートの始まりです。朝日川に沿って歩きますので、幾つかの吊橋が姿を見せてくれます。はじめのポイント長命水までは約3時間で到着します。水場が設置されりますので水分の補給を行っておくようにしましょう。

長命水から大朝日岳(山頂)を目指す

長命水から山頂でもある大朝日岳までは約3時間かかります。今まで朝日川沿いを歩いていたコースは変化し中ツル尾根を歩くルートになります。尾根ならではの景色を楽しみながら山歩きを行ってください。

朝日岳でテント泊

北アルプス朝日岳小屋の横ではテントを張ったテント泊を行うことができます。テント泊といえば場所取りが大変と言うイメージもありますが、朝日岳ではテントの数が少なく場所とりをする必要がありません。嬉しいポイントですよね。広い山頂にテントを張れば夜は満天の星空を眺めながら過ごすことができます。また山小屋の食事をテント泊でも食べることができるので、食事の準備のことを考えなくてもよく荷物も減らせることがありがたいです。またテント場の周辺には春から秋にかけて様々な花が咲いていますので、花を楽しむのもいいのではないでしょうか。

朝日岳縦走

朝日岳を含めた縦走を楽しみたいという方!大鳥登山口~七ツ滝沢橋~大鳥池避難小屋歩行時間:3時間20分→大鳥池避難小屋~直登コース~以東岳~中先峰~狐穴小屋~北寒江山~寒江山~竜門小屋歩行時間:8時間30分→竜門小屋~竜門岳~西朝日岳~大朝日岳~小朝日岳~鳥原山~朝日鉱泉歩行時間:8時間30分といったルートで縦走をしてみてはいかがでしょうか?3日間かかりますが縦走を楽しみたい方にオススメの縦走コースとなっていますよ。

縦走する際は必ず地図を!

縦走も楽しめる山と言う話をしましたが、縦走をする際は必ず地図を持つようにしましょう。いくつもの分岐が現れる縦走コーシスなので地図がなければおおよその時間がわからなくなったりコースがわからなくなってしまいます。地図には必要な情報がしっかり記載されている山地図の準備が重要です。事前に地図を準備し地図の読み方の勉強もしておきましょうね。


朝日岳アクセス方法

朝日岳登山を楽しみたい方へ朝日岳の登山口朝日鉱泉までのアクセス方法を紹介しておきましょう。登山バスの運行を夏季は行っていますので利用してみると便利でしょう。運行本数や時間に関しては下記に問いわせ電話番号を記載しておきますので 各自でお問いあわせください。

公共交通機関でのアクセス

夏季限定での登山バスが運行されています。朝日鉱泉の最寄駅でもあるJR駅「左沢(あてらざわ)駅」との間を登山ハイシーズンの期間限定で会員制登山バス(ジャンボタクシー)が運行しています。利用する際には登山バス利用時に会員券を購入する必要があります。料金は片道3000円になります。所要時間は1時間30分です。バス停はJR左沢駅:駅前ロータリー・宮宿:朝日タクシー事務所前・朝日鉱泉:朝日鉱泉玄関前となります。 問合せ…朝日鉱泉朝日岳登山クラブ090-7664-5880

登山バス
朝日鉱泉と最寄りのJR駅である「左沢(あてらざわ)駅」との間を登山ハイシーズンの期間限定で会員制登山バス(ジャンボタクシー)が運行します。

まとめ

朝日岳は日本百名山にも選ばれる美しい山です。北アルプスの大自然を満喫しながら行う縦走コースの一部にも入れることができる山なので色々な楽しみ方も出来るでしょう。春から秋にかけての朝日岳登山を楽しんでみるのはいかがでしょうか。週末は素敵な景色を求めて朝日岳へ!

他の登山情報も!

これから登山シーズンが始まりますね。登山を楽しむ前にそれぞれの山のコースなど下調べしておくと良いでしょう。下記リンクから山の情報を調べてください。