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【年間】芝生の手入れ・メンテナンス方法!季節に合わせた管理方法もご紹介

この記事では芝生の手入れ仕方とメンテナンスをする方法から、芝生の季節に合わせた管理方法についてまで解説しています。芝生の手入れの仕方について関心のある方や、芝生をこれから手入れしようと考えている人は、是非この記事を読んで見て下さい。
2020年8月27日
マロニエ
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芝生の手入れについて解説

手入れの仕方

芝生には美しいイメージがある一方で、毎月手入れしていくのは大変だと考えておられる方も多くいます。しかしながら、芝生の育て方は実はそんなに難しくはないのです。これから芝生を毎月手入れする方法について解説していきますので、この記事を芝生を張るときの参考になさってください。

芝生の管理と季節

芝生の管理は毎月変わってきます。手入れに手間が掛かる月もあれば、ほとんど手間が掛からない月も存在します。芝生は毎月ごとにメンテナンス方法が変わってくるのです。また、種類によっても管理の仕方が変わっていきます。芝生は暑さに強い暖地型と寒さに強い寒地型の2種類があり、それぞれ毎月の管理の仕方が異なります。

日本芝の手入れ

日本芝は日本の芝草を育成して作られた芝生の事です。日本芝は暑さに強い暖地型で、寒地型の芝生は存在しません。暑さに強く、寒さに弱いのが日本芝の特徴です。日本芝は全て暖地型で、手入れの方法は西洋芝の暖地型の芝生と違いはありません。

芝生の手入れ・1月

寒い季節

1月は気温が低すぎて、芝生はほとんど発育しないので、手入れが必要な事は多くありません。この月の育て方で重要な事は草取りをこまめにする事。草をこまめに抜かないと、雑草が土から養分や水分を奪い取って、芝生を枯らしてしまいます。1月は庭に雑草を生やさないために、きちんと管理していきましょう。

メンテナンス

1月は気温が低すぎて、芝生はほとんど発育しないので、手入れが必要な事は多くありません。この月の育て方で、手を抜いてはいけない事は草取りをこまめにする事。草をこまめに抜かないと、雑草が土から養分や水分を奪い取って、芝生を枯らしてしまいます。1月は庭に雑草を生やさないために、きちんと管理していきましょう。

水やり

雨が振らない日々が続いて、土の乾燥が激しくなってきたら芝生に水を散布してください。芝生に水を不必要に多くやり過ぎると、かえって芝生に悪影響を与えてしまう事に繋がるので気を付けて下さい。

芝生の手入れ・2月

引き続き寒い季節

2月は1月に引き続き寒い月です。寒い月なので芝生が育たず、手入れが必要な事は多くない月です。この月も1月と同じく、芝生の管理は草取りがメインとなりますが、日本芝をはじめとする暖地型の芝生の場合、芝焼きを初めても良い月になります。芝焼きは芝生の成長を助ける効果があるので、やってみてください。

メンテナンス

2月は日本芝など暖地型の芝生にとっては、芝焼きを行う絶好の月です。芝焼きを行えば、毎月芝生を苦しめる虫を殺して、芝生の成長を助ける事ができます。芝焼きはバーナーを使って、芝生を表面を焼くという方法で行っていきます。この時に絶対に気をつけなければならない事は火事です。火事を防ぐために、芝焼きを行う時は必ず消火の為の水を用意しておきましょう。

水やり


2月も水やりをする必要があるのは寒地型の芝生だけです。寒地型の芝生の場合は降水量に恵まれていて、土が湿っている場合には必要がありませんが、降水量が少なくて土が乾いている時にはたっぷりと散水しましょう。乾いた土にたっぷりと水をやれば、元気が無くなった芝生に活力を与える効果があります。

芝生の手入れ・3月

暖かい季節

3月は暖かくなり始める月です。今まで寒くて元気が無かった芝生が元気になって、手入れしなければならない事が増えていく月なのです。また芝生を張ったり、芝生の種を植え付けたりする事に適した月でもあります。気温が暖かく芝生が発育が進む月ですので、手入れしなければならない事が増えてきます。また草が生えやすい時期で、草刈りが重要です。寒地型の芝生の場合、雑草が生えないように手入れしていく必要が出てきます。

土の管理

3月は芝生の苗や種を植え付けるのに向いている月です。芝生の種や種を育成させるためには、庭の土にたっぷりと肥料を与えなければなりません。日本芝などの暖地型の芝生は1平米あたり40g、寒地型の芝生は1平米あたり20gの肥料を庭にまきましょう。また肥料をまいた後の芝生には水をたっぷりとあげて下さい。

水やり

3月は湿度が高い上に、寒さがまだ残る月ですので、水やりが必要になり可能性はあまりありません。土が乾燥している場合のみ芝生に水をあげましょう。ただし植え付けたばかりの芝生の場合は、発育を促すために水やりを行う必要があります。植え付けたばかりの芝生にたっぷりと水をあげれば、芝生の発育を助けてくれる効果を与えます。

芝生の手入れ・4月

暖かい季節

4月は3月からさらに気温が上昇して、とても暖かくなります。気温が上昇して暖かくなった結果、芝生の生育が盛んになりますが、芝生に悪影響を及ぼす雑草の生育も良くなってしまいます。雑草の繁殖を防ぐ為にこまめに手入れする必要が出てきます。また寒地型の芝生の場合には、芝刈り機で週ごとに芝を刈らなければならなくなってきます。

土の管理

4月は芝生が発育が盛んになる月です。芝生の発育が盛んになるという事は、芝生が大量の水分を必要とするようになるという事です。芝生にこまめに水やりをしましょう。特に寒地型の芝生は、この月は成長が盛んなので水を沢山あげて下さい。また寒地型芝生の場合は、芝生に大量の肥料をまく必要があります。1平米あたり30gの肥料をあげましょう。

芝生の手入れ・5月

芝生の成長が盛んな季節

5月になると芝生の生育が進んでいきます。特に寒地型の芝生の場合は、この月が一番元気の良い月です。日本芝などの暖地型芝生の場合も、生育が以前の月よりも進んできます。芝生の生育が盛んになる一方で、厄介な事に雑草の繁殖力も増々強くなってしまいます。寒地型の芝生だけでなく、暖地型の芝生でも雑草が生えないように、手入れしていく必要があります。

メンテナンス

5月の芝生の育て方で一番重要なのは、水やりをこまめにする事です。特に寒地型の芝生は生育のために大量の水が必要な時期ですので、忘れずに水やりをしていきましょう。また種や苗を植え付ける事が、まだ可能な月なので、この月に芝生の苗や種を庭に植え付ようと考えている人はやってみて下さい。

芝生の手入れ・6月

暑い季節

6月は5月よりも、さらに温度が高くなってきます。暑さに強い暖地型の芝生は増々生育が盛んになっていきますが、暑さが苦手な寒地型の芝生にとっては厳しい月になってきました。寒地型の芝生を暑さで枯らさないようにきちんと手入れしていきましょう。また芝生がよく伸びる月なので、芝生を芝刈り機でお手入れしていきましょう。

メンテナンス

この月の育て方で重要なのは、こまめに水をあげる事です。また肥料を与える必要がある月でもあります。暖地型の芝生の場合は1平米あたり50g、寒地型の芝生も多めに肥料を与えましょう。6月は気温が暑くて寒地型の芝生の育て方には注意が必要な月です。芝生が病気にならないように、丁寧にお手入れしていきましょう。

芝生の手入れ・7月

引き続き暑い季節


7月はかなり気温が高くなっていきます。この月の芝生の育て方は、暑さに対する抵抗力の弱い寒地型の芝生の場合は、芝生が暑さで弱らないように手入れをしましょう。暖地型の芝生の場合は、特に注意しなければならない事はありません。また芝生の種や苗を植え付けるのは、暖地型の芝生の場合は可能ですが、寒地型の芝生の場合は厳しい時期です。

メンテナンス

芝生が暑さで弱らないように、お手入れしていく必要がある時期です。お手入れする方法としては、遮光シートで芝生に降り注ぐ直射日光を遮る。キリなどで冷たい水を芝生に掛けて、芝生を冷やす方法などがあります。暑さ対策を行えば、芝生は夏の暑さを乗り越えられる可能性がかなり高くなりますので、芝生をきちんと手入れしていきましょう。

芝生の手入れ・8月

暑さがピークになる季節

8月は夏の暑さが最も厳しい月。暑さに弱い寒地型の芝生にとっては厳しい月ですが、暑さに強い暖地型の芝生は最も生育が盛んな月です。土が乾きやすい月なので、雨が降っていない日は必ず水やりをしましょう。また寒地型の芝生は種や苗の植え付けが出来ませんが、暖地型の芝生の場合はこの月でも種や苗を植え付ける事ができます。

メンテナンス

寒地型の芝生は7月に続き暑くならないように手入れしていく必要があります。芝生が暑さでやられないように手入れしていきましょう。暖地型の芝生、寒地型の芝生ともに芝刈り機で芝生を刈らなければならない月です。特に暖地型の芝生は、こまめに芝を刈っていく必要があります。また肥料も必要な時期で、暖地型の芝生で1平米あたり20g、寒地型の芝生で1平米あたり10g肥料をまく必要があります。

芝生の手入れ・9月

涼しくなり始める季節

9月は涼しくなり始める月で、暖地型の芝生の育成するスピードは落ちてきます。この月の芝生のお手入れでメインになってくるのは肥料の散布です。暖地型の芝生も寒地型の芝生も、大量の肥料が必要になってきます。また種や苗の植え付けが、暖地型と寒地型の双方の芝生で可能です。この月で種や苗の植え付けを行いたい人は、是非やってみて下さい。

メンテナンス

暖地型の芝生は1平米あたり50g、寒地型の芝生は1平米あたり30gの肥料を散布する必要があります。また芝をこまめに刈らないといけない時期なので、芝生の手入れをきちんと行っていきましょう。暖地型の芝生は病気に掛かる可能性があるので、育て方に注意が必要です。芝生に元気が無くなっていたら、エアローションなどで芝生を元気にするためのお手入れを行いましょう。

芝生の手入れ・10月

気温が下がっていく季節

気温が徐々に下がっていく10月。この月は暖地型の芝生の元気は無くなっていくものの、寒地型の芝生の活力は増していく月です。暖地型の芝生は育成のスピードが落ちるので、手入れを行う必要は薄れますが、寒地型の芝生は良く育つため、こまめにお手入れをしましょう。

メンテナンス

寒地型の芝生の場合、芝生の種や苗を植え付ける事が可能な月です。寒地型の芝生の種や苗を植え付けたい人は、植え付けてみると良いでしょう。また前月に引き続き、大量の肥料を散布する作業が必要な月です。肥料の散布は暖地型で1平米あたり50g、寒地型で30g散布します。気温が下がって、土が乾燥しにくくなりますので、水やりは土の乾燥が酷くなった場合のみで充分です。

芝生の手入れ・11月

寒くなり始める

冬の始まりである11月。暖地型の芝生の場合、寒さでほとんど成長しなくなるため、芝生をお手入れする手間が減っていきます。雑草取りと肥料の散布以外には、お手入れしなければならない事はあまりまりません。対する寒地型の芝生は生育がとても盛んですので、水やりをしたり、芝刈り機で芝を刈ったりするなどお手入れしなければならない事が沢山あります。


メンテナンス

雑草が繁殖やすい月ですので、芝生を雑草で荒らさないためにこまめに手入れをしていきましょう。また、この月は大量の肥料の散布を必要な月です。暖地型の芝生の場合は1平米あたり40g、寒地型の芝生の場合は1平米あたり20gの肥料を散布しましょう。暖地型の芝生が育たなくなる一方、寒地型の芝生の育成は盛んなので、芝刈り機で芝生を綺麗に刈っていきましょう。

芝生の手入れ・12月

寒い季節

12月は非常に寒い月です。気温が著しく低いため、寒さに強いはずの寒地型の芝生も成長がストップしてしまいます。芝生に活力が無い、この月でお手入れしなければならない事は水やりです。芝生の土が乾燥してきたら、芝生に向かって水を散布しましょう。

メンテナンス

これだけ寒さが厳しい月でも雑草には元気があります。雑草が繁殖して芝生に悪影響を与えないように、きちんと手入れしていきましょう。また芝生に対する寒さ対策が必要な月です。芝生の保温ために、保温シートを芝生の上に敷いて、芝生が厳しい寒さを乗り越えられるようにお手入れしていきましょう。

芝生の手入れは難しくない

芝生は管理しやすい

芝生の管理はそんなに難しいものではありません。芝生の育て方の知識を頭の中に入れて、毎月こまめに手入れさえすれば、立派な芝生を生やせます。芝生は庭を美しくしてくれる効果がある上、管理する方法も難しくないので、是非ともご自分の庭で芝生を生やしてみて下さい。

芝生と季節

芝生を手入れする方法は毎月変わってきます。手入れする事が多い季節もあれば、手入れする事がほとんどない季節もあります。また暖地型の芝生と寒地型の芝生で、毎月ごとの育て方は異なります。寒地型の芝生は夏の暑さ、暖地型の芝生は冬の寒さに特に気を付けてお手入れしていく必要があります。芝生を育てる時には、芝生の種類にあった育て方で育てていきましょう。

芝生の手入れ・まとめ

これまで芝生を手入れする方法や、毎月管理する方法について解説していきました。いかがでしたでしょうか?この記事を読んで頂ければ、芝生の毎月の手入れがそんなに難しくないという事に気付かれたと思います。芝生は手入れが難しくなく、庭を魅力的に飾ってくるので、皆様も是非とも芝生を育てて見て下さい。

日本芝の育て方

日本芝は暖地型の芝生です。毎月の育て方では冬の寒さに気を付けなくてなりません。また日本芝の方が西洋芝よりも、日本の気候に合ってそうなイメージがありますが、同じ日本でも北海道など気候が冷涼な地域では寒地型の西洋芝の方が日本芝よりも気候に適しているのです。

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