シマノ(SHIMANO) ロッド チヌ 磯竿 鱗海 マスターチューン 0号-530
シマノ(SHIMANO) ロッド チヌ 磯竿 鱗海 マスターチューン 06号-530
シマノ(SHIMANO) ロッド チヌ 磯竿 鱗海 マスターチューン 1号-500
シマノ(SHIMANO) ロッド チヌ 磯竿 鱗海 マスターチューン 1.2号-530
シマノ(SHIMANO) ロッド チヌ 磯竿 鱗海 マスターチューン 1.5号-530
「シマノ - 鱗海 マスターチューン」とは?
「シマノ - 鱗海 マスターチューン」は、大手釣り具メーカーである「シマノ」が製造する チヌのウキフカセ釣り用磯竿 で、2018年3月に発売された新作磯竿です。「鱗海」は、2001年に発売された「シマノ - 01鱗海 SPECIAL」からスタートした、シマノの チヌのウキフカセ釣り用磯竿 の製品シリーズ群であり、従来の 鱗海シリーズの顔触れ である、「シマノ - 16鱗海 SPECIAL」と「シマノ - 13鱗海 ARTLETA」との 2種類の磯竿 に加え、新たにシマノ - 鱗海 マスターチューンが仲間入りした形となっています。
価格による製品グレードの序列では、シマノ - 鱗海 マスターチューンが最も下位に位置していますが、シマノ - 鱗海 マスターチューンは、鱗海シリーズに属する他の 2種類の磯竿 とは異なるコンセプトで設計されており (詳細は後述)、製品の品質自体は、他の2種類と十分渡り合えるレベルです。また、シマノ - 鱗海 マスターチューンが登場したことで、シマノの 同クラスの磯竿 の選択肢が増え、より柔軟な製品チョイスが可能になった点からも、「シマノ - 鱗海 マスターチューンの存在意義は非常に大きい」と言えるでしょう。
シマノ - 鱗海 マスターチューンの特徴を解説!
シマノ - 鱗海 マスターチューンは、鱗海シリーズに属する磯竿の中では最も後発の磯竿ですが、その分、シマノ - 16鱗海 SPECIALやシマノ - 13鱗海 ARTLETAの苦手分野を研究し、それらを補完する特性を持つ磯竿としての確かな性能が光っています。ここでは、特に注目に値する、シマノ - 鱗海 マスターチューンの「3つの特徴」を徹底的に解説します。
シマノ - 鱗海 マスターチューンの特徴①: 新しいコンセプト
従来の2種類は 全体的な特徴が両極端
前述した通り、鱗海シリーズには、シマノ - 16鱗海 SPECIALとシマノ - 13鱗海 ARTLETAとの 2種類の磯竿 が従来から属していますが、シマノ - 16鱗海 SPECIAL はくい込みの良さを重視し、全体的にしなやかで繊細な味付けが特徴であるのに対して、シマノ - 16鱗海 ARTLETAは全体的にパワーがあり、競技会にも最適な磯竿です。従来の2種類はいずれも高性能で、実際に使用した釣り人からのインプレッションも良好ですが、全体的な特徴が両極端であるため、従来の2種類それぞれの長所が適度にいかされた中間特性の磯竿を選択したい釣り人のニーズに十分対応し切れていませんでした。
シマノ - 鱗海 マスターチューンは 中間特性を提唱する
シマノ - 鱗海 マスターチューンは、シマノ - 16鱗海 SPECIALとシマノ - 13鱗海 ARTLETAとの中間に位置する特性を持った磯竿として作られており、適度なしなやかさと適度なパワーとを併せ持っています。シマノ - 鱗海 マスターチューンが提唱する中間特性は、「無難ながらも実用性をとことん追求した末にシマノが出した答え」と評価できるでしょう。
シマノ - 鱗海 マスターチューンの特徴②: 各種テクノロジーの踏襲
前述の通り、シマノ - 鱗海 マスターチューンは後発製品であるため、従来の磯竿で有効性が認められた各種テクノロジーの採用を踏襲しており、従来の磯竿 の開発で得られた研究成果がいかされています。ここでは、シマノ - 鱗海 マスターチューンの各種踏襲テクノロジーの中で、全体的な性能の向上に大きく貢献している「4つのテクノロジー」を見ていきます。
踏襲テクノロジー①: スパイラルX
シマノ - 鱗海 マスターチューンが踏襲している「スパイラルX」テクノロジーは、シマノが独自で開発した伝統のXカーボンテクノロジーです。Xカーボンテクノロジーは、ブランクスを構成するカーボンテープをX状に巻きあげることで、ねじれや潰れに対する強度を高め、ブランクスに大きな負荷が掛かっている状態におけるパワーロスを大幅に低減するテクノロジーであり、シマノ - 鱗海 マスターチューンが持つ ブランクスの粘り強さ を生み出しています。
踏襲テクノロジー②: Xガイド
シマノ - 鱗海 マスターチューンは、ガイドリングに強度の高いセラミック素材を用いることで、ガイドリングの直径をそのままに、口径の拡張と自重の軽量化とを図る「Xガイド」テクノロジーも踏襲しています。Xガイドテクノロジーはガイドリングだけでなく、ガイドフレームについても工夫が施されており、傾斜角を先代よりも寝かせ気味に調整することで、ガイドフレームとブランクスとの位置関係を最適化し、糸通りの向上を実現しています。
踏襲テクノロジー③: タフテックアルファ
現在市販されている 大手釣り具メーカーの磯竿 のほとんどは、しなやかさと強度とを併せ持つ穂先として、しなやかさが特徴の カーボンソリッド穂先 が搭載されています。シマノ - 鱗海 マスターチューンについても、シマノが従来から上位磯竿を中心に搭載してきた高性能カーボンソリッド穂先である、「タフテックアルファ」テクノロジー採用カーボンソリッド穂先が搭載されているため、ウキを巻き込んでしまった場合でも折損の心配は無用で、チヌの引きを柔軟に受け止めてくれます。
踏襲テクノロジー④: パラボラチューン
振り出し竿は、節の継ぎ目の構造に特有の問題点があり、自然な形で曲がってくれない点や、節の継ぎ目でパワーロスが起きてしまう点などが課題で、節の継ぎ目 の設計によっては、ハリスに掛かる負担が増大したり、釣り人が意図した通りにチヌをコントロールできなくなったりするなど、実際の釣りにおいて致命的な問題が発生してしまいます。シマノ - 鱗海 マスターチューンでは従来の上位磯竿同様、ワンピースロッドのような自然な曲がり方を実現する「パラボラチューン」テクノロジーの採用を踏襲していますので、細いハリスを使う場合や、じわじわとチヌを浮かせていきたい場合に強力な武器となります。
シマノ - 鱗海 マスターチューンの特徴③: 豊富なモデルラインナップ
磯竿は全般的に、竿が本来持っているポテンシャルを遺憾なく発揮するためには、適合オモリ負荷や適合ハリスクラスの設定値の 中間値のオモリやハリス を使用するのが理想的とされていますが、モデルラインナップが限られていると、理想的な適合オモリ負荷や適合ハリスクラスが設定されているモデルをチョイスすることができません。シマノ - 鱗海 マスターチューンでは、長さや号数の異なる8種類のモデルがラインナップされていますので、釣り場の状況やタックルセッティングにマッチしたモデル選択が可能になっており、いかなるシーンでも最高のパフォーマンスで釣りを展開することができます。
シマノ - 鱗海 マスターチューンのおすすめモデルをご紹介!
2018年4月2日現在、シマノ - 鱗海 マスターチューンには8種類のモデルがラインナップされており、それぞれ特徴に差異があります。ここでは、ぜひともおすすめしたい、シマノ - 鱗海 マスターチューンの「5種類のモデル」をご紹介します。
シマノ - 鱗海 マスターチューンのモデル: おすすめ①
シマノ - 鱗海 マスターチューン [FLEX TUNE 0-530]
シマノ(SHIMANO) ロッド チヌ 磯竿 鱗海 マスターチューン 0号-530
◆ 長さ: 530cm ◆ 自重: 150g ◆ 適合オモリ負荷: 0.5 - 1.5号 ◆ 適合ハリスクラス: 0.4 - 1.5号
《このモデルの特徴》
シマノ - 鱗海 マスターチューン [FLEX TUNE 0-530]は、シマノ - 鱗海 マスターチューンのモデルラインナップ の中では、唯一の0号モデルです。シビアコンディションで威力を発揮する繊細さが持ち味で、チヌのわずかなアタリでも確実に捉えることができ、ブランクスの粘りでチヌを暴れさせることなく素早く浮かせます。
シマノ - 鱗海 マスターチューンのモデル: おすすめ②
シマノ - 鱗海 マスターチューン [LIGHT TUNE 06-530]
シマノ(SHIMANO) ロッド チヌ 磯竿 鱗海 マスターチューン 06号-530
◆ 長さ: 530cm ◆ 自重: 155g ◆ 適合オモリ負荷: 1 - 2号 ◆ 適合ハリスクラス: 0.6 - 1.5号
《このモデルの特徴》
シマノ - 鱗海 マスターチューン [FLEX TUNE 0-530]は、シマノ - 鱗海 マスターチューンの 0.6号モデルのモデルラインナップ の中では、長さが長いモデルです。繊細な穂先としなやかなブランクスとを持ちながらも、シャープネスな使い心地が追求されているモデルであり、細いハリスを使用している場合でも、安心して大型のチヌとのやり取りを楽しむことできます。
シマノ - 鱗海 マスターチューンのモデル: おすすめ③
シマノ - 鱗海 マスターチューン [AXIS TUNE 1-500]
シマノ(SHIMANO) ロッド チヌ 磯竿 鱗海 マスターチューン 1号-500
◆ 長さ: 500cm ◆ 自重: 152g ◆ 適合オモリ負荷: 1 - 3号 ◆ 適合ハリスクラス: 0.8 - 2号
《このモデルの特徴》
シマノ - 鱗海 マスターチューン [FLEX TUNE 0-530]は、シマノ - 鱗海 マスターチューンの 1号モデルのモデルラインナップ の中では、長さが短いモデルです。オールマイティーに使える無難なモデルで、適合オモリ負荷や適合ハリスクラスなどの各種公称スペック以上のポテンシャルを秘めており、上位磯竿を初めて購入する方にもおすすめしたいモデルです。
シマノ - 鱗海 マスターチューンのモデル: おすすめ④
シマノ - 鱗海 マスターチューン [FORCE TUNE 1.2-530]
シマノ(SHIMANO) ロッド チヌ 磯竿 鱗海 マスターチューン 1.2号-530
◆ 長さ: 530cm ◆ 自重: 162g ◆ 適合オモリ負荷: 1 - 3号 ◆ 適合ハリスクラス: 0.8 - 2号
《このモデルの特徴》
シマノ - 鱗海 マスターチューン [FLEX TUNE 0-530]は、シマノ - 鱗海 マスターチューンの 1.2号モデルのモデルラインナップ の中では、長さが長いモデルです。ブランクスのパワーが強めに設定されているため、良型のチヌ の動きを効果的に制御することができますし、タフテックアルファテクノロジーの採用によって、穂先のしなやかなさも失われていません。
シマノ - 鱗海 マスターチューンのモデル: おすすめ⑤
シマノ - 鱗海 マスターチューン [WILD TUNE 1.5-530]
シマノ(SHIMANO) ロッド チヌ 磯竿 鱗海 マスターチューン 1.5号-530
◆ 長さ: 530cm ◆ 自重: 165g ◆ 適合オモリ負荷: 1 - 4号 ◆ 適合ハリスクラス: 0.8 - 3号
《このモデルの特徴》
シマノ - 鱗海 マスターチューン [FLEX TUNE 0-530]は、シマノ - 鱗海 マスターチューンのモデルラインナップ の中では、唯一の1.5号モデルです。ロクマルクラスのチヌを相手にする場合に一押しのモデルで、周囲に障害物が多数点在するポイントでのやり取りにおいては特に、強靭で粘りのあるブランクスが抜群の威力を発揮してくれることでしょう。
シマノ - 鱗海 マスターチューンでチヌを仕留めよう!
磨き上げられた品質で ベテランチヌ師も納得の仕上がり!
シマノ - 鱗海 マスターチューンの磨き上げられた品質は、数々の磯竿に触れてきた 辛口評価のベテランチヌ師 をも納得させる仕上がりです。この記事をお読みの皆さんも、シマノ - 鱗海 マスターチューンを手に取り、効果的にチヌを仕留めていきましょう。
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