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アミエビとオキアミの違いは?特徴とサビキ釣りでの使い分け方をご紹介

アミエビとオキアミはよく違いが分からないと耳にすることが多い種類の釣り餌です。ですが、実は、アミエビとオキアミの違いは多く、中には驚くべき違いもありました。今回はその違いを中心として、特徴とサビキ釣り、カゴ釣りでの使い分けについて徹底解説させていただきます。
更新: 2022年4月16日
riockdododoto
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アミエビとオキアミがややこしい!

コマセに使われるアミエビ、オキアミとは?

釣りをされる際、コマセに使われるエビ餌の種類についてです。よく使われているのが、このアミエビと呼ばれる小型のエビ、アミエビよりもやや大きめのオキアミと呼ばれるエビの2種類なのですが、どうもこの2種類のエビがややこしいという話をよく耳にします。

確かに、使われ方も大体似ている2種類のエビなのですが、実は、細かく調べてみると大きく異なるのです。では、順を追って説明していきましょう。

アミエビってどんなエビなの?

アミエビの基本情報に触れていこう!

アミエビというのは、通称であり、実際の呼び名はアキアミと呼ばれています。実は先らエビの一種なので、我々が口にしていることもある種類のエビなのです。

特に生息されてるとされている地域は、日本全域から東南アジアの内湾に至るまでの幅広い地域となっています。

体長は、雄で約10から25mm、雌で15から30mmほどのかなり小型のエビになります。オキアミとは異なり、サクラエビ科の一種でれっきとしたエビとされています。

アミエビの使われ方

アミエビの釣りでの活躍とは?

皆さんご存知のように、アミエビといえば、堤防からのサビキ釣りのコマセを中心に、さまざまなシーンで使用されている餌としてしられています。

例に上がったサビキ釣りでは、アミカゴと呼ばれるアミエビを入れるための専用のカゴにアミエビを取り入れて、仕掛けの周辺にアミエビを舞わせて、集魚効果を得るという方法での釣りのコマセで使用されています。

サビキ釣りは刺しエサがないので、コマセのアミエビの存在が釣果につながっているのです。

アミエビの餌のタイプについて

売られているアミエビの餌のタイプって種類がある?

釣具店にて販売されているアミエビのタイプは、実は様々なものがあります。通常、サビキ釣りでお世話になることが多いかと思われるのは、冷凍ブロックのアミエビですね。

店舗によって解凍されたものもあります。基本的に、吸い込みバケツと呼ばれる手を汚さずカゴにアミエビを入れるアイテムに海水と共に入れることで、回答しながら使用できます。

現在では、チューブタイプのものや、常温保存タイプのアミエビも販売されていますね。

タイプによって釣果は異なるのか?

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正直、そこまで大差は出ないかと思います。ただ、実体験をもとにお話しさせていただくと、無難なのは、間違いなく冷凍タイプのものかと思います。

というのも、メーカーによっても異なるのですが、常温保存タイプの一部の商品は、アミカゴから思った以上に出てこなかったりして、なかなか釣果につながらないケースもあるのです。

なので、どれも試してみて気に入ったものがあれば、今後、そちらを中心に使用してみる流れにするのがベストですね。

アミエビのコマセ おすすめの配合餌3選

アミエビの配合餌おすすめ3種類をご紹介!

使いやすさ、集魚力などといった様々な観点から、おすすめできるアミエビのコマセのおすすめ配合エサを3種類ご紹介していきます。それぞれ製品によって特徴が異なるため、ご自身のお持ちのアイテムと照らし合わせて購入してみてください。

①マルキュー アミ姫

まずは、マルキューさんから出ているチューブタイプのアミエビをご紹介していきます。

手を汚さずに使える配慮の届いた設計で、かつ、女性にも優しい、臭いがフルーティな香りなので、臭さが残らないということで大人気の商品となっています。

2017年の4月から発売されたということもあり、新しめ商品なので、まだ手にしたことのない方は、是非一度、お試しになってください。

②マルキュー(MARUKYU) ハイパワーアミエビ


四角いパッケージとは異なり、先端が尖っているパッケージです。先端をハサミで好きな大きさに切ることで、手を汚すことなくアミエビをカゴに入れられます。また、常温タイプなので解凍せずにそのまま利用できるのもポイント。

濃縮したアミエビエキスを配合しているため、狙った魚をとらえられること間違いなしです。カゴに入れるだけでなく、まき餌にしても集魚率が高いのが人気の理由の1つとなります。

③マルキュー アジパワー(動画あり)

イワシのミンチで、アジの集魚力を格段にアップさせます。アミエビに混ぜ込ませることで、さらなる釣果アップにつなげる一品です。中には光る素材が入っているので、夜釣りなどにも有効に働きます。

また、堤防での釣りはもちろんですが、船でのサビキ釣りの集魚力アップにも役立ちます。

使い方は、アミエビと混ぜるだけの簡単なものですが、参考までに下部に使いかたの動画も合わせてご紹介させていただきます。

サビキ釣り<アミエビ&「アジパワー」編>

オキアミってどんなエビなの?

オキアミの基本情報に触れていこう!

オキアミの基本情報ですが、まず、アミエビと大きく違うところがあります。実はこのオキアミと呼ばれる生物は、形態こそエビに似ていますが、実はプランクトンとして分類されています。

体長は3センチから6センチとアミエビと比べて大きめのサイズですね。主に日本で生息しているのは、三陸沖などに生息するツノナシオキアミになります。

他にも南極海に生息するナンキョクオキアミも目にする機会は多いかと思われる種類ですね。

食品としてもアミエビと間違えられることがある

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オキアミといえば、よく水族館の魚やジンベイザメなどの餌やりでも、よく目にするエサの一種ですが、基本的には、そういった観賞用の魚の餌や釣り餌、養殖された魚たちの飼料として使われることがほとんどです。

よく、食用として販売られているオキアミらしきものこそが、アミエビなのです。

よくこの違いについては誤解されがちなのですが、食用としてオキアミが出回ることは、そうそうあることではないので、誤解のないようお願いします。

オキアミの使われ方

オキアミの釣りでの活躍とは?

オキアミのアミエビとの大きな違いにもなるのですが、使われ方が2種類あります。まずは、アミエビと同じようにコマセとしての使われ方です。

特に玄人好みの釣り方、船釣りなどの大型の魚のコマセとして使用されることが多いです。そして、アミエビとの大きな違い、刺し餌としての使われ方ですね。

このオキアミは、ある程度の大きさがあるので、刺し餌としても有効です。万能の刺し餌としても今となっては有名ですね。

オキアミの餌のタイプについて

売られているオキアミの餌のタイプって種類がある?

先ほども触れた2種類の使い方を詳しくお話していきましょう。まず、コマセとして使われるのは、冷凍タイプのオキアミになります。主に堤防や磯などで狙うチヌ、グレなどのフカセ釣りや船でのカゴ釣りなどで使用されます。

特にフカセ釣りでは、オキアミにさまざまな配合エサを細かい割合で細かな配合が行われます。かなり釣果、集魚性に影響を及ぼすようです。

刺し餌タイプのオキアミは別物?

実は、刺し餌として使われるオキアミは、冷凍タイプとはまた別に販売されています。パッケージにボイルなどと書かれているのが、冷凍、冷蔵で販売されているものは、基本的に刺し餌のタイプになります。

特徴としては、冷凍のコマセ用の物よりも、身が柔らかく、水っぽくなく、針が通しやすくなっているという点などがあげられますね。後ほどいくつかご紹介させていただきます。

オキアミのコマセ おすすめの配合or刺し餌3選

オキアミの配合餌おすすめ3種類をご紹介!

オキアミのコマセに使われる配合餌と刺し餌としてつかわれるものの、おすすめできる3種類をご紹介させていただきます。大容量のもの、小分けになっているもの、団子状になっているものなど、それぞれ特徴が異なるので、ご自身の釣りスタイルに合ったものを探してみてください。

①マルキュー ヨセアミ


オキアミの粉末が入っているこの商品をまずご紹介しましょう。臭いは、オキアミの強力なにおいがし、配合餌として効果を示してくれそうです。

海のみならず、川にも対応してくれる対応環境の広さも魅力の1つです。集魚剤と合わせることで、さらなる釣果アップにつなげてくれる商品です。

②ヒロキュー 生イキくん

オキアミの刺し餌として売られているのが、こちらの生イキくんです。ツインパックとなっているため、少量ずつ使いたいという人にもおすすめ。極小粒のオキアミではありますが、サヨリやアジ、メジナといった魚を寄せ付けます。

冷凍しないことによって、鮮度を保つという製法が使われているのがポイントです。容器は使用後しっかりと洗うことで、再度エサ入れとして利用することができます。

③マルキュー 配合エサ  オキアミだんご

チヌ釣り、アイゴ釣り、海上釣り堀などで実績を残しているのが、このオキアミダンゴです。すでに練りこまれているオキアミは、アミノ酸などを豊富に含んだ加工が加えられ、集魚力が上がったものになります。

すでに練りこまれているため、あとは付けるだけでオッケーというシンプルなものです。初心者の助けにもなる商品なので、是非、おためしください。

堤防のサビキ釣りについて

アミエビといえばサビキ釣り!釣り方のお話

サビキ釣りは、初心者から上級者までが手軽に始めることができる最もシンプルで釣果を得やすい釣り方の一つです。主に、アジやイワシ、サバなどの小魚をターゲットとして狙います。

釣り方は、大きく分けて2種類になり、1つは、足元に仕掛けを落として狙う最もシンプルなサビキ仕掛け、もう一つは、仕掛けの上部に飛ばし浮きと呼ばれるウキを付けた飛ばしサビキの2種類になります。

初めての方は、ウキ釣りの方がわかりやすいかもしれませんね。

堤防のサビキ釣りのタックルと餌について

餌のアミエビと堤防のサビキ釣りのタックルについて

では、基本的なタックルについて説明しましょう。竿は自由度が高く、万能竿や磯竿、シーバスロッドなどなど不可に耐えられる竿であれば代用可能です。リールは、小型スピニングリールに道糸2~3号をまきましょう。

ウキ釣りの場合はこの下に浮き止めと飛ばしウキをセットします。その下にサビキ専用仕掛けとアミカゴを付けて完成です。刺し餌は不要なので、アミカゴにアミエビを入れて、海の中で舞わせることで、針を誤飲させます。

船でのカゴ釣りについて

オキアミで集魚性向上!カゴ釣りの釣り方のお話

船でもコマセを使われることは多いですが、狙うターゲットが大きくなるにつれ、アミエビではなく、オキアミが選ばれることが多くなってきます。

例えば、真鯛や青物などを狙うカゴ釣りでは、コマセカゴの中に、ずっしりとオキアミを入れた後に、さらに針にもオキアミを装着して狙います。

考え方は、サビキ釣りと同じく、水中を舞うオキアミに寄せられた魚たちが、刺し餌のオキアミを食って釣り上げるというシンプルな釣り方です。とはいえ、奥が深いんですよね。

船のカゴ釣りのタックルと餌について

餌のオキアミと船でのサビキ釣りのタックルについて

では、船でのカゴ釣りのタックルをご紹介していきましょう。竿は、船釣り専用竿に両軸リールを装着します。道糸は、PE3号ほどを用意します。先にカゴ付き天秤+オモリを20号を用意し、下部にハリス3~6号にマダイ針を付けて完成です。

この上部に装着されたカゴに、オキアミを詰め込んで狙う釣りになります。船が主流ですが、ウキを装着して堤防からも似たような釣り方ができるので、そちらもおすすめしておきましょう。

コマセづくりの必須道具をご紹介!

コマセづくりの必須道具!5つご紹介!

コマセを作るにしても、作る場所や作ったコマセを飛ばせるものなど、必要なものは実はたくさんあります。そんな必須となるコマセと関係する道具を5種類ご紹介していきましょう。

①バッカン


バッカンと呼ばれる専用のボックスは、コマセ釣りには必須となるでしょう。主にフカセ釣りなどの自分で配合した餌を使用する場合には、このバッカンで配合を行うのが通例です。

メーカーや種類によってもできることは様々で、活きエサを活かすための物、収納力が自慢の物、クーラーの代用としても使えるものなどもあります。丈夫なものであれば、座椅子の代用としても使えるので、選び基準を明確にして選びたいところですね。

②サビキ専用バケツ(吸い込みバケツ)

サビキ釣りの最も重要になるであろうサビキ専用バケツです。

別名、吸い込みバケツと呼ばれるのは、中央部にいびつな隙間ができており、そこにアミカゴを落とし込むことで、手を汚さずにアミエビを入れられるところからです。

このサビキ専用のバケツは、必須とは言いませんが、サビキという釣り自体が、子供連れのファミリーの方、女性の方も多いので、特にそういう方に向けられたグッズでもあり、楽にエサを入れられる便利グッズでもあるので、持っておきたいですね。

③コマセミキサー

オキアミやアミエビをベースとして、さまざまな配合エサを加えて配合する際の混ぜるためのミキサーの様に使われるコマセミキサーと呼ばれるものがあります。

主に、チヌやグレなどのフカセ釣りなどの配合エサは、かなり細かく配合エサの調整がなされるので、こういうグッズは必要になってきます。釣り方に合う方は、是非、コマセミキサーの購入をおすすめします。

④撒き餌ひしゃく

仕掛けへの撒き餌の追加投入など行うのが、この撒き餌ひしゃくと呼ばれるグッズです。サビキなどの撒き餌を上部からもコマセを聞かせるグッズとしても使われますが、主に、先ほど同様、チヌやグレのコマセ撒きに使われます。

堤防、磯でのコマセ釣りでは、この撒き餌ひしゃくを使ってのコマセワークもかなり釣果に影響する重要な部分なのです。

こちらは、用意しておくべき必須アイテムとしてご紹介させていただきました。

⑤水汲みバケツ(ロープ付き)

こちらは、誰もが使う必須アイテム、水汲みバケツです。

用途としては、釣った魚を泳がせておく、手洗い用の水など多々ありますが、ことサビキ釣りやカゴ釣りなどにおいて、冷凍のアミエビ、オキアミのブロックを購入した場合、海水での解凍が必須となります。

そういった状況下で、この水汲みバケツで、海水を取り入れて、混ぜ合わせることで、その状況を回避することにつながります。ロープがついていないものもあるので、確認して購入しましょう。

アミエビ、オキアミは釣り方によって使い分けを!

様々な観点での使い分けが必要!

いかがでしたでしょうか。生物的な観点からの違い、食料、餌などの観点からの違い、釣り方、仕掛けなどからの使われ方の違いなどなど、アミエビとオキアミの違いは、いくつかありました。

今回、紹介させていただいた2種類の違いももしかしたら立った一部に過ぎないのかもしれません。

今後、どういった違いがあり、どういったメリット、デメリットがあるのかを釣りの中で導き出すのも、今後の釣りの楽しみ方の1つかもしれませんね。