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シマノのアルテグラR8000シリーズ特集!新型の実力はいかに!

シマノのアルテグラR8000シリーズはデュラエースに次いでセカンドグレードで今回のモデルチェンジよりシマノのコンポーネントをアルテグラのテクノロジーをより手の届きやすい価格で実現しています。そのアルテグラの実力を徹底検証しています。
更新: 2021年4月23日
sakuraryosukec34
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シマノとは

株式会社シマノは

株式会社シマノは釣具や自転車部品の製造を主にしているアウトドア用品やスポーツ用品の会社です。釣具の会社としてのイメージの知名度がありますが(TVでもよく見ます)実は自転車パーツ(コンポーネント)メーカーとしては世界最大のメーカーなのです。性能や品質も良く言われて価格も抑えながら性能は世界で高いレベルに位置してします。

シマノのコンポーネントとは

ロードバイクの世界では

ロードバイク(自転車)の世界ではブレーキ、レバー、クランクセット、カセットスプロケット、チェーン、ホイールなど自転車部品をまとめてコンポーネントと呼んでいます。世界でも自転車部品(コンポーネント)を扱っているメーカーは少なくて3社くらいしかありません。そのコンポーネントを製造・販売していて9割のシェアを占めているのがシマノなのです。

シマノのロードコンポーネントは

新型アルテグラR8000はフルモデルチェンジを行ったシマノのコンポーネントです。ダイレクトマウントブレーキ、ディスクブレーキ、電動シフト、ホイール、機械式、電動式のDi2をカバーするパーツと品揃えを実現していろいろなシーンでのサイクリングの役割を全方向から接近しています。

アルテグラとは

ロードバイク用の

シマノではロードバイク用(自転車)のコンポーネント(自転車部品)として6つのグレードがあります。主にリアの変速段数により分けられます。リア8速 クラリス、9速 ソラ、10速 ティアグラ、11速 105、アルテグラ、デュラエースと分けらます。グレードがアップするにつれて価格がアップしていきます。同時に重量が軽くなるのが特徴です。

アルテグラとは

アルテグラとはシマノのグレードで自転車のコンポーネントのことを示しています。新型アルテグラR8000シリーズのコンポーネント一式で約10万円を切る価格で発表されたことは本当にびっくりしました。この仕様の中にはホイールは入っていませんが様々なアルテグラを使って自分らしくコーディネートしたものが可能になったのです。

新型アルテグラの実力は

新型アルテグラR8000シリーズの実力は

新型アルテグラはデュラエースの次のグレードに当たります。アルテグラはセカンドグレードですが乗った瞬間にすぐに分かります。シフトチェンジもガチャガチャせずにポンと変速することが出来ます。アルテグラは「アルテグラで十分使える」と選ばれるのではなく、積極的に選びたくなるようなモデルになったのです。

新型アルテグラR8000シリーズの完成度①が

アルテグラのR8000シリーズは完成度が高いです。デュラエースと比較して形状に違いがないこと、ブラケットを握る感触や感覚もまったく同じように思えます。ブラケットフードもロゴが違いますが材質や厚みなどは同じように感じます。さらに操作フィーリングや変速時もまったく同じような感じがします。

新型アルテグラR8000シリーズの完成度②が

同じ変速モードに設定して変速スイッチの押し方が同じなら同じようなレスポンスになるだろう。かりに多段変速を同じようにスイッチを続けて打ってみてもまったく違いが分からないと思います。Di2に関わるデュアルコントロールレバーと前後ディレーラーだけの重量差を見てみるとアルテグラはデュラエースより少し重いですが違いはほとんど感じられ無いくらいです。

新型アルテグラR8000シリーズの完成度③が

両者の違いはほとんどモデルロゴと価格の違いと言ってもいいと思います。アルテグラR8000シリーズは性能面ではデュラエースにかなり迫っていて完成度が高いです。価格面でも半分以下という驚異的な価格でかなり魅力的な財布に優しいコンポーネントと言えるでしょう。

新型アルテグラ 何が変わったのか


新型アルテグラR8000シリーズは

新型アルテグラR8000シリーズは2016年にモデルチェンジされたデュラエースの技術を受け継いでプロのレースチームからのフィードバックを受けて開発されたと言われています。デュラエースはシマノで最上クラスのモデルです。そのデュラエースがレースに勝利するために研究されたものと言われるモデルでアルテグラはその性能・品質をより多くの世間の人に広める役目を果たしていると言われています。

新型アルテグラ 何が変わったのか

シマノのコンポーネントの性能が飛躍的にレベルアップしていることが分かります。デュラエースはレースで勝利するために研究されています。それに対してアルテグラはレースの経験から得た性能をより多くのライダーに提供することを目的に設計・開発されています。だから変速機は機械式とDi2が設定されていてリヤのワイドレシオについてはアルテグラが先に販売されています。デュラエースが一歩も二歩も遅れているような感じになっています。

新型アルテグラ モデルチェンジ①

クランクセット

クランクセットとはペダル近くの大きなギアの部分を言います。4アームクランクは見た感じで分かりますが軸からチェーンリングに向かって広がっているアームの本数が4本あることが分かると思います。中空のほうが剛性が高く性能面で優れていると言われています。つまり、5アームよりも4アームがより剛性面で優れていて丈夫であることを示しているということになります。

新型アルテグラ モデルチェンジ②

カセットスプロケット

スプロケットには区分で分けるとクロウスレシオとワイドレシオに分けることが出来ます。クロウスレシオは個々のギア比が近くにあるのでギア比の変化が小さく細かなスピードのコントロールに最適なモデルになっています。一方、ワイドレシオは個々のギア比が大きく離れているのでギア比の変化が大きいのでアップダウンの大きい激しいコースに向いていると言えるでしょう。

新型アルテグラ モデルチェンジ③

ブレーキ

デュアルピボットタイプは両側のブレーキのてこの軸が自立していて両側のてこの軸が自立してないシングルピボットタイプに比べて片側だけ効くこともなくそれに加えて利きもいいです。ブレーキは止まることだけではなくスピードを落とす目的でありますからや高すぎる制動力ではホイールがロックして操縦不能になることもあるのでデュアルピボットタイプが一概に優れているとは言えません。

ブレーキのオプション

新型アルテグラにはリムブレーキのノーマルキャリパーやダイレクトマウントの設定があります。本来はフレーム自体にボルト1か所で固定していましたがこのダイレクトマウントはフレーム自体にボルトを2か所に増やすことでブレーキキャリパーの剛性を上げて制動性能を向上させることができます。

油圧ディスクブレーキ

ロードバイクは基本が0㎞にすることを想定していないためスピードコントロール重視の考え方です。上位グレードにするほどの予算がない人がブレーキだけを交換するということも少なくありません。優れた油圧式ディスクブレーキも今回の設定で用意されています。ディスクは熱を冷却することがポイントになっていてそこに重点をおいた設計を受け継いでいてキャリパー、ローターともにより優れた熱の発散を提供しています。

新型アルテグラ モデルチェンジ④

フロントディレイラ―

フロントディレイラ―自体がコンパクトなサイズになったことでタイヤのクリアランスが広がりました。太いタイヤを使用しても十分なクリアランスを確保できるようになり電動モデルもモーター部分がコンパクトになりました。ケーブルの調整機能が本体に組み込まれたので調整が簡単になったのでケーブル途中のアジャスターがいらなくなりました。

新型アルテグラ モデルチェンジ⑤

リアディレイラ―


新型アルテグラのリアディレイラ―はシャドータイプに変更されました。側方への張り出しが少ない設計は空気抵抗を少なくすることや転倒した時にディレーラーが飛び出していると破損することを防いでくれます。ディスクブレーキロードのようにエンドの幅広いバイクでも同じようなことが言えるだろう。

新型アルテグラ モデルチェンジ⑥

デュアルコントロールレバー①

変速動作を簡単に操作できるようにブラケットやレバーのデザインも一新して内部の変速ユニットもばっちり適合するチューニングになっています。機械式のSTIに加え電動式のDi2も設定されています。特に油圧モデルはコンパクトに設計されているのは大きな魅力です。

デュアルコントロールレバー②

機械式変速タイプはリザーバータンクがレバーヘッド部分に収まるようにレバーが少し大きくなっています。反対側はリムブレーキ用と同じ寸法になっているので居心地の悪さを感じにくく使い続けられるように工夫されています。Di2のリザーバータンクはレバーの反対側に位置しているので違和感はほぼ感じられないと思います。

デュアルコントロールレバー③

新型アルテグラR8000シリーズになりレバーの形が少しですが変更されました。前方から見ると「ハの字」になるよう外側にレバーが開いた状態になっています。レバー自体の形も少しエッジの効いたデザインになっています。これは操作する時に指がしっかりと握る感覚を実現していて操作性をかなり向上させるためです。

新型アルテグラ コンポーネント以外①

ホイール:WH-RS500

WH-RS500はチューブレス対応オフセットリムとなっており、トレーニングからレース、シクロクロスなど、オールマイティにこなせる万能ホイールです。オーソドックスなスタイルでユニバーサルなデザインのホイールに生まれ変わりました。アルテグラのホイールの後継モデルでコスパもよくも優れたロードホイールに仕上がっています。

ホイール:WH-RS700

WH-RS700はカーボンラミネートリム、オフセットリム、チューブレスを採用して性能面、スペック的にも注目するところです。特にリム高がフロント24mm、リア28mmのコンビネーションリムになるなど従来はハイエンドモデルにだけしか採用されていなかったオプトバルテクノロジーを採用していて高いレスポンスを持つホイールに仕上がっています。

新型アルテグラ コンポーネント以外②

ビィンディングペダル

ビィンディングペダルはカーボンコンポジットボディーのペダルのことです。非常にワイドなステップ面がペダルを踏み込み時にしっかりと踏み込めます。アルミプレートも最小限の面積に抑えられていて軽量化にも積極的に取り組んでいますと言えると思います。

新型アルテグラ 価格は

クランクセット

クランクセットのデザインはデュラエースを受け継いでいます。設計段階から全く新しくうなれ変わった前後ディレーラーに合わせてベストな変速性能を実現しています。 歯数構成 53×39T(重量/690g、価格/約3万円) 52×36T(重量/681g、価格/約3万円) 50×34T(重量/674g、価格/約3万円) 46×36T(重量/668g、価格/約3万円)

デュアルコントロールレバー

ST-R8000 価格/約3万円弱(機械式) ST-R8020 価格/約5万円弱(機械式) ​ST-R8050 価格/約3万円弱 ​ST-R8070 価格/約5万円弱 ​

フロントディレーラー


FD-R8000 重量/92g(直付)、価格/約5千円(機械式) FD-R8000 重量/106g(バンドタイプLサイズ)、価格/約5千円弱(バンド径34.9mm)(機械式)、約5千円弱(バンド径31.8mm)(機械式) FD-R8050 価格/約2万円弱

リヤディレーラー

RD-R8000-SS 重量/200g、価格/約1万円弱(機械式) RD-R8000-GS 重量/210g、価格/約1万円弱(機械式) RD-R8050-SS 価格/約3万円弱 RD-R8050-GS 価格/約3万円弱

ブレーキ

BR-R8000  重量360g(前後セット)、価格/約1万円弱 BR-R8010-F 重量174g、価格/約1万円弱 BR-R8010-R 重量160g、価格/約1万円弱 BR-R8010-F 重量172g、価格/約1万円弱 BR-R8070 重量280g(前後セット)、価格/約1万円弱(フロント)、価格/約1万円弱(リヤ) SM-RT800   重量127g(160mm)106g(140mm)、価格/約5千円(160mm、140mm)

カセットスプロケット

CS-R8000 価格/約8千円(11-25T、11-28T、11-30T、11-32T、12-25T、14-28T) CS-HG800-11 価格/約9千円(11-34T)

ビンディングペダル

PD-R8000 重量/248g、価格/約1万5千円

タイムトライアルバイク用パーツ

ST-R8060 価格/約3万円弱(デュアルコントロールレバー)、約1万5千円(DHバー先端用スイッチ片側)

ホイール

WH-RS500:前後セット価格:約5万円 WH-RS700:前後セット価格:約8万円弱

まとめ

感想

変速するのがスムーズで動きが変わりました。シフト操作で前後のディレイラーの動作がスムーズで特にフロントの変速がとても良くなったと感じました。さらに、STIレバー(機械式)も動きが良くなりました。レバーのストロークがさらに軽くなり形状のおかげでで指の握り具合が良くなりブレーキや変速がしやすくなりました。これは手の小さな人でもとても握りやすくなっています。

これからの新型アルテグラ

新型アルテグラR8000シリーズはさすが世界のシマノの名に恥じないモデルになっています。今現在アルテグラに乗っている人はコンポーネントを部分的に取り換えることで性能アップが期待できるでしょう。ダイレクトな操作性とスムーズな動きが素晴らしい新型アルテグラです。またお手頃に部品の交換できるのでお財布に優しいのも魅力です。