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ホンダ「フリード」というクルマ
ホンダフリードは、モビリオの後継車として2008年5月に発売開始されました。 コンセプトは、モビリオ同様「コンパクトな3列シート」のクルマなのですが、フリードの路面電車のようなモビリオの顔つきを一新し、エリシオンなどホンダの上級車種同様のつり目調の顔つきにリニューアルして登場したのです。
そんなフリードは、発売開始と同時に目標を大幅に上回る販売台数を記録し、大ヒットとなったのです。
その後2010年になり、2列シートのフリードスパイクが追加されましたが、初代フリードは2代目が登場する2016年までのなんと8年間もの間売れ続けたロングセラー車となったのです。
現在販売している2代目フリードは、さらにスタイリッシュなエクステリアになり、内装の高級感や安全装備を充実させてまたまた大ヒットのクルマとなっているのです。
ホンダ「フリード」はコンパクトだけど室内が広い
ホンダフリードは、同じ車格の他メーカー車ではシエンタが競合にあたります。フリードの全長はシエンタよりも30mm長いだけなのですが、室内長はシエンタよりもなんと510mmも長いのです。
そのため3列シートの前後の余裕度はフリードが圧倒しているのです。
フリードの室内高は、シエンタよりも5mm短いのですが、ホンダ独自の低床プラットフォームにより最低地上高が低いため、視覚的にはフリードの方が室内に乗り込んだ時広く見えるのです。
フリードは、改造せずともコンパクトサイズを維持しながら室内を最大限広くなるよう設計された車なのです。
ホンダ「フリード」は2タイプある2列目シート
ホンダフリードは、全長が4.3mしかないクルマに3列のシートを巧みに配置させ、3列目の座席に座っても決して緊急用とは思わせない居住性を見事に作り出しています。
フリードの2列目のシートは、2人掛けのキャプテンシート型の座席と3人掛けのベンチシート型の座席の2つのタイプがあります。なので、フリードというクルマには、定員が6人乗りと7人乗りのという、アレンジ豊かな2つの仕様があるのです。
ホンダ「フリード」で快適な車中泊をするためには
人間は、体を伸ばせて、かつフルフラットな環境で横向きになれないとなかなか熟睡できません。
キャンプでテントの中で寝るならともかく、限られたスペースの車内で快適な車中泊をするには、足を伸ばせるだけの室内長とシートをできるだけフルフラットにしてベッドを作る必要があります。
では、アレンジ豊かなフリードなら、改造せずにそのようなフルフラットなベッド環境を作り出すことができるのでしょうか?
フリードには3列のシートがありアレンジ性は高いのですが、そもそも3列全てをフルフラットにするほどの室内長がありません。
ですので、フリードで車中泊をする場合は、2列目と3列目を使うか1列目と2列目を使うかのどちらかになりますが、どちらも厳しい場合は改造するしかありませんが(笑)
何れにしても、フリードのシートはフルフラットにはならないので、自分にとってより快適な方を選んで自分でアレンジしてみることがポイントになります。
ホンダ「フリード」車中泊編①/2列目と3列目を使った場合
フリードの2列目と3列目を使った場合、3列目のバックシートが少ししか倒れないので、足をきちんと伸ばして寝ることはほぼ不可能です。
3列目のバックシートまでの部分はそれなりなフラットになるのですが、長さが足りないため大人2人が横になって車中泊をするには少し厳しい環境と言えます。でも、子供中心の就寝と考えれば快適な環境かもしれません。
ホンダ「フリード」車中泊編②/1列目と2列目を使った場合
フリードの1列目と2列目を使った場合、2列目のバックシートは3列目の空間まで倒すことができるので、足をのばす空間は確保できます。
ところが、1列目と2列目のシートは、大人がしっかり座れるような作りになっているので、座面とバックシートのつなぎ目にどうしても段差ができてしまうので、こちらも完全なフルフラットにはならないのです。
でも、段差を埋める工夫さえすれば、なだらかな傾斜のあるフルフラットに近くなるので、大人2人くらいであれば、快適とは言えないまでも無理のない車中泊ができると考えられます。
ホンダ「フリード」で快適な車中泊はできるのか?
フリードはコンパクトな車体に3列シートが組み込まれています。フリードの3列目は跳ね上げることはできますが、2列目も3列目も座席を取り外したりアレンジできない仕様になっています。
かと言って、3列全てを倒してベッドのような空間を作る長さもありませんし、座席を寄せて荷室を広げることもできないのです。 ですので、フリードでは、仮眠か、ごくたまに1人か2人で車中泊をする程度と考え割り切ることで十分車中泊は可能と言えるでしょう。
フリードで大人が足を伸ばして車中泊をする場合は、1列目と2列目を使い、段差を埋めるクッションや車中泊のためのグッズを駆使すれば、改造することなくある程度ゆっくり眠る環境を作ることはできるでしょう。
ホンダ「フリードプラス」とは
フリードプラスとは、座席が3列あるフリードの3列目を取り外し2列座席の5人乗り仕様にしたフリードのことです。
座席を2列にして荷室を広くすることで、フリードがほしいけど大人数で乗車することがない人やキャンプなどで荷物をたくさん積みたい人の要望に応えたフリードなのです。ですので、キャンプに行くにはフリードプラスの方が向いていると言えるでしょう。
ちなみに、先代(初代)のフリードでは、フリードスパイクというネーミングだったのですが、これは前身のモビリオスパイクから名前を継承していました。そこで、分かりやすくするために2代目からは、フリードプラスと言う名前に変更したのです。
フリードプラスの2列目シートはソファシートと呼ばれております。 3列仕様のフリードは、3列の座席を配置して、かつ大人数を窮屈な思いをさせずに乗せるためにシートの厚みなどを薄くして少し簡素化されています。
でも、フリードプラスの2列目仕様(一般的に言う後部座席)は、大人でもゆったり座れるような仕様になっているのです。要するにフリードの3列仕様の2列目シートに比べて、フリードプラス2列仕様の2列目シートはよりしっかりした作りになっているのです。
ホンダ「フリードプラス」は荷物をたくさん載せられる
フリードの座席が3列仕様であるのに対して、フリードプラスの座席は2列仕様です。なので、フリードプラスの当然後部の荷室スペースは、フリードに比べて当然広大なスペースが確保されています。
フリードプラスは、「コンパクトなフリードは欲しいけどたくさん人が乗ることはない」「荷物をたくさん積んでキャンプに出掛けたい」という人のために向けて作られたのです。
ホンダ「フリードプラス」の荷室はなんと2階建て
そんなフリードプラスの荷室は、なんと2階建て仕様なのです。2階建て仕様と言っても、荷室の途中で仕切板で蓋がされていてその蓋の下部と上部で分かれているので、まるで2階建のように見えるのです。
フリードプラスは、テールゲートを開けるとわかるのですが、テールゲートの端がなんと車体の床部分くらいまであり、とても長いのです。
なので、開けた時に少し後ずさりしないと開けられないこともあるのです。 でも、そのかわり、開けた時には広大な開口部が現れるので、大きなキャンプ道具や高さのある荷物の積み込みがとても楽にできるのです。
さらに、フリードプラスの荷室は地上80cmくらいのところに着脱式の仕切り板があり、上と下で区切られています。フリードプラスは、この2階建て構造をアレンジして活用することにより、キャンプ道具などの荷物を見えなくしたりできるので、車内泊の時には特に荷物収納場所としてとても役に立つのです。
ホンダ「フリードプラス」の快適な使い方
フリードプラスの最大の特徴は、コンパクトカーなのに荷室がとても広いことです。 特に開口部は、高さも幅も1m以上あるのでキャンプの荷物の積み込みや積み出しがとても楽ちんなのです。
また、下部を仕切る板があり後部座席をダブルフォールディングでアレンジ収納することで、改造することなくその仕切りボードと同じ高さのフラット空間が生まれるのです。
ホンダ「フリードプラス」が車中泊に適している理由
フリードプラスの荷室は仕切り版で上下が仕切られ、2階建ての仕様になっています。 キャンプなどの荷物は、仕切りの下に荷物を入れておけば、上部スペースはあたかも何も荷物がない広大な荷室のように見えます。
そして、後部座席をたたむことで、改造することもなくもっと広大な荷室にアレンジできるのです。
その広大な荷室はほぼフルフラットなスペースとして確保でき、しかも、長さは普通の大人の身長くらいあるので車中泊時のリビングやベッドスペースとして充分活用できるのです。 さらに、その際に不要な荷物は仕切りの下部にあたる「1階部分」に収納することができるのです。
そもそもこの仕切りは、フリードプラスを改造してできたものではなくフリードプラスの標準機能として備わっているので、フリードプラスを普通仕様として購入するだけでこのようなアレンジ活用が可能となるのです。
ホンダ「フリードプラス」はグッズ活用で車中泊を快適に
フリードプラスは、標準機能そのままでフルフラットになり広大なベッドスペースができます。 でも、それは、あくまで就寝するベッドスペースができただけであり、しかも硬い床なのでそのまま寝るには少しキツいものがあります。
ですので、フリードプラスで快適に過ごして車中泊するには、キャンプでのテント同様、マットなど最適な車中泊グッズを用いアレンジして快適なベッドを作ることが必要なのです。
ホンダ「フリードプラス」車中泊おすすめグッズ① マット
フリードプラスには荷室の仕切板があり、後部座席を収納することで大人が足を伸ばして横になれる広大なベッドスペースができます。ですので、あとは、車中泊グッズをアレンジ活用してベッドを作れば快適な車中泊が可能となるのです。
今どき、ネットでは様々な車中泊グッズが販売してされており、車中泊ベッドを作るためのマットもいろんなサイズが売っています。また人気車種であれば、専用サイズの車中泊仕様のベッドマットも売っています。
でも、フリードプラスくらいのコンパクトミニバンであれば、汎用的なマットを使い自己流の改造で充分快適なベッドスペースを作ることができるのです。
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ホンダ「フリードプラス」車中泊おすすめグッズ② カーテン
キャンプ地でテント内で寝るのとは違い、道の駅などで車中泊をする場合は外の目にさらされます。また、朝になるとかなり強い外の光が車内に入ってきます。そのようなプライバシーを守り外の光を遮るために車中泊グッズのカーテンが市販されています。
このような車内泊カーテングッズをアレンジして使えば、眩しい朝の光も入ることがなく外の目を気にすることもないので、ぐっすり眠れる車中泊が可能となるのです。
狭い車内で長時間過ごしていると、カーテンが大きすぎたりヒラヒラしているととても邪魔に思えて鬱陶しくなることがあります。ですので、車内泊用のカーテンは、できるだけ窓との隙間がないよう隙間なく設置できる仕様のものがベストです。
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フリードのような人気車種であれば、フリードの窓にぴったりサイズが合う専用仕様のカーテンも売っていますがどちらかというと高価です。 でも、ミニバン用のカーテンであれば、大概しっくりくるよう仕様のものが多いので、このような市販品の中から合いそうな仕様のカーテンを選べばコスパの高い買い物ができるでしょう。
ホンダ「フリードプラス」車中泊おすすめグッズ③ テーブル
車中泊をする場合は、車の中で飲食をすることが少なからずあります。飲み物だけであれば、ほとんどの車にドリンクホルダーが付いているのでそれを使えば良いのですが、そこに加えて食べ物を置く必要が出てくると、途端に置き場所に困ってしまいます。
ましてや、フルフラットのベッドスペースを作ってしまったあとは、クッション性の高い床になってしまうので、食べ物や飲み物を安定して置くことはできなくなるのです。
そんな時には、車の座席ハンドルに掛けて使えるテーブルを活用することで、飲み物や食べ物を安心して置くことができるのです。あとは、キャンプ用の低いテーブルも意外と役に立つので試してみるかちはあると思います。
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ホンダ「フリードプラス」車中泊おすすめグッズ④ 電源
フリードプラスに限らず車中泊をする時には、エンジンは必ず切る事になります。
でも、快適な車中泊にするためには、ライトや電気毛布、またポータブルテレビやスマホなど、どうしても電気製品を使わないといけなくなりますし、ある程度大容量の電機製品を使う時には、電機系統の改造が必要になります。 でも、そんな時にポータブル電源が一つあるととても役に立ちます。
ポータブル電源は、小型のものであれば1〜2万円くらいで購入でき、フル充電状態で10時間以上使えるものがたくさんあります。
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ホンダ「フリードプラス」車中泊おすすめグッズ⑤ 寝袋
最後に車中泊に役立つグッズとしておすすめしたいのは、シュラフです。車中泊をするために改造せずにフルフラットなベッドスペースができるフリードプラスですが、もう一つシュラフがあればさらに必ず快適な就寝が約束されることでしょう。
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ホンダ「フリードプラス」車中泊まとめ
フリードは、たくさんの人をキャンプなどの目的地まで快適に運ぶことができます。 フリードプラスは、たくさんの人を運ぶことはできませんが、改造せずともたくさんの荷物を積むことができます。
また、特に改造しないで荷物を床下に積載しながらフルフラットなベッドスペースを作ることができることが最大の特徴です。フリードプラスが1台あれば、いつでもどこでも快適な車中泊ができることでしょう。