スイムベイト「ステルススイマー」とは
「ステルススイマー」とは今江克隆さんのメーカー、イマカツが独自に開発したスイムベイトです。「ステルススイマー」の特徴として、フックが「ステルススイマー」の中に完全に隠れていることで根がかる確率を激減させた画期的なスイムベイトです。フックがボディ内部に隠れていることによって、バスに与えるプレッシャーを減らすことが出来ます。オリジナルサイズの他に、『ステルススイマー琵琶湖スペシャル』と『ベビーステルススイマー』もあります。
スペック①：スイムベイト「ステルススイマー」
・ステルススイマー（２本入り） (ノーシンカージグヘッド、ヘビーウェイトジグヘッド各1個入り) ・Size:160mm
スペック②：スイムベイト「ステルススイマー琵琶湖スペシャル」
・ミディアムウェイト Size：160mm （ワーム2本&3/16ozジグヘッド2コ入り） ・スーパーヘビーウェイト Size：160mm （ワーム2本&12gジグヘッド2コ入り） オリジナルの「ステルススイマー」からボディ素材を張りのある弾性の高い樹脂に変更し、大きなロールパワーを発揮し、琵琶湖のビッグバスのラフファイトでも壊れにくいボディ強度に仕上げてあります。
スペック③：スイムベイト「ベビーステルススイマー」
Size:130mm （ワーム2本） (ライトウェイトジグヘッド、ヘビーウェイトジグヘッド各1個入り) オリジナルの「ステルススイマー」と比べると、『ベビーステルススイマー130』は、新たにフッ素コート仕様のディープゲイブ特注フックが採用されていることでさらにフッキング性能がUPしています。 ノーズ・コイルスプリングも追加されバスのファイトにもガッチリ耐えることが可能です。
「イマカツ」とは
「イマカツ」とは、バスプロ今江克隆さんがプロデュースしたバス釣り専門メーカーです。今までにない斬新なルアから、オーソドックスなルアーまで実績十分なルアーたちがそろっています。
今江克隆とは
同志社大学法学部法律学科卒業後はタイヤメーカーに就職し、その後トーナメント参戦の夢を断ち切れず総合商社へ転職し、仕事とバスプロを両立する日々を始めます。数々のタイトルも獲得しています。 2000年以降のみだけで、この数です。 2001年 JBワールドチャンピオン 2001年 JBワールド第1戦遠賀川 優勝 2001年 JBワールド第4戦早明浦ダム 優勝 2003年 JBワールド第1戦琵琶湖 優勝 2003年 JBワールド第5戦桧原湖 優勝 2004年 JBワールドチャンピオン 2004年 JBワールド第1戦東条湖 優勝 2004年 JBワールド第3戦高滝ダム 優勝 2011年 JBトップ50第1戦早明浦ダム 優勝
使用するタックル①：スイムベイト「ステルススイマー」
＜適合タックル＞ ロッド：7ft前後のMH～XHアクションベイトロッド ライン：13～16lb フロロカーボンライン タックルですが、「ステルススイマー」自体がそれなりに重さがあるので、ラインは太めのラインで、ロッドはMHからXHと推奨されています。イメージとしては、大きめのクランクベイトなどの巻物で使用するようなタックルで良いと思います。
使用するタックル②：スイムベイト「ステルススイマー琵琶湖スペシャル」
＜適合タックル＞ ロッド：MH～Hアクションベイトロッド（小南はカレイドスーパースタリオン使用） ライン：14～16lb フロロカーボンライン（小南は東レ・バウオ:registered:エクスレッド:registered:使用）
使用するタックル③：スイムベイト「ベビーステルススイマー」
＜適合タックル＞ ロッド：7ft前後のMH～XHアクションベイトロッド ライン：13～16lb フロロカーボンライン 「ステルススイマー」「ステルススイマー琵琶湖スペシャル」「ベビーステルススイマー」と三種類ありますが、どれも同じタックルで大丈夫なようですね。
スイムベイト「ステルススイマー」のアクション
「ステルススイマー」のアクションは動画を見てもらうと分かりますが、かなりなまめかしく動いているのが分かりますね。フックがボディに隠れているので、ストラクチャーなどに当たってもしっかりとアクションしてくれますし、また、ストラクチャーに当たってひっくり返ってもしっかりとアクションしているのが分かります。ゆっくり動かしても早巻きで使用しても、テールが止まらずアクションしているのも見てわかります。
使い方①：スイムベイト「ステルススイマー」
「ステルススイマー」の使い方は、狙いたい水深に合わせて、付属のノーシンカージグヘッドとヘビーウェイトジグヘッドを使い分けましょう。使い方は難しくなく、ストラクチャーやウィード、ボトムに当たるか当たらないかの状態でゆっくりと一定の速度で巻いてくるのが基本となります。バイトが合ったときにはしっかりとフッキングをしましょう。
使い方②：スイムベイト「ステルススイマー琵琶湖スペシャル」
『ステルススイマー琵琶湖スペシャル』は、オリジナルのものよりも重さがあるので琵琶湖のウィードフラットなどを想定した、２ｍ前後の攻略に最適な重さのミディアムウエイトと、４ｍまでの深さにあるチャンネルなどを攻略するための重さのスーパーヘビーウエイトがあります。 この重さを活かした飛距離はもちろんのこと、ビックレイク攻略に最適化されたステルススイマーが『ステルススイマー琵琶湖スペシャル』です。
使い方③：スイムベイト「ベビーステルススイマー」
「ベビーステルススイマー」は軟質樹脂製品のためバランスが崩れやすいため、上を向いた側の胸ビレにネイルシンカーを差すことでバランスを調整することが簡単に出来ます。オリジナルのステルススイマーではアピールが強すぎてしまう場面などで使用して見てください。
スイムベイト「ステルススイマー」のチューニング方法
【着脱可能メインフック】
画像は付属のノーシンカージグヘッドです。このノーシンカーヘッドの樹脂部分の可動式フックの固定されている部分を硬い金属で押すことで取り外しが可能です。 これによって、腹部にトリプルフックを装着したノーシンカーモデルにチューニング可能です。
【シークレットチューン】
ステルススイマーは顎の下にアイがあります。ここにクイックチェンジャーなどシンカーを装着することで、簡単に重さのをチューニングすることが可能です。ノーシンカー樹脂ヘッドにはウェイトホールが設計されていて、ここにスプリットショットなどのラウンドタイプのシンカーを押し込むことで、１．２ｍ前後を攻略するのに最適な重さにすることができます。
【フローティング＆サスペンドチューン】
ステルススイマーは、中空構造のになっているので、簡単に様々なチューニングが可能です。 トリプルフック仕様にしたステルススイマーの背中に硬質スポンジを任意の大きさにカットして挿入し、接着剤などで閉じ込めれば、簡単にフローティングチューニング完了です。 硬質スポンジは、トリプルフックなどに入っているスポンジです。 さらに、任意の重さのネイルシンカーを差し込むことで、サスペンドにチューニングすることも可能です。
【ノーシンカー・トリプルフックチューン】
ステルススイマーは、【ノーシンカー・トリプルフックチューン】に仕様すると、超デッドスローでも動くスイムベイトになります。 チューニング方法は付属のノーシンカー樹脂ヘッドのピンを抜いたら、メインフックを外してボディーにセットします。ノーシンカー樹脂ヘッドの下側にアイが付いているので、そこにスプリットリングとスイベルを装着します。スプリットリングには、トリプルフックの#2～#1を取り付けます。 腹側の磁石部分にトリプルフックの１本を刺し、腹部内部の磁石面に磁着させ完成です。
【トゥルーチューン】
ステルススイマーが傾いてしまう場合には、【トゥルーチューン】が必要になります。直し方は、ボディーが傾く方向と同じ方向にアイを曲げる必要があります。右の傾く場合には右に曲げ、左に傾く場合には左に曲げましょう。少しずつアイを曲げてください。
スイムベイト「ステルススイマー」のカラーラインナップ
「ステルススイマー」のカラーラインナップは、２０１８／４／３現在で『１９色』あります。 #S-14グリーンパンプキンペッパー #S-22イチゴミルク #S-187レイククリアマジック #S-244リアル霞ワカサギ #S-309ウォーターメロンペッパー／ホワイトベリー #S-338リアルアユ #S-371ヒウオ #S-376クリアアユ #S-378スポーニングハス #S-381東条ハス #S-382オイカワ #S-377クリアチャート #S-383オチアユ #S-384ウィードレイクマジック #S-410イマエパープルワカサギ #S-431サイトマジック #S-438ライムスライム #S-439ピンクシャイナー #S-440クリアチャートホログラム となっています。
スイムベイト「ステルススイマー」のおすすめカラー
ここでは、２０１８／４／３現在で『１９色』ある「ステルススイマー」のカラーラインナップからおすすめのカラーをいくつか紹介します。
#S-338 リアルアユ
「ステルススイマー」のなかでもナチュラルなカラーに分類される『#S-338 リアルアユ』の使い方は、クリアレイクやステインウォーターなどでナチュラルに誘うのに適していそうですね。スイムベイトで波動が強いので、マッディで使っても面白そうですね。
#S-383 オチアユ
『#S-383 オチアユ』もナチュラルなカラーです。使い方は、『#S-338 リアルアユ』と同じようなシチュエーションがいいと思います。季節ごとにカラーを使い分けることで釣果がUPしそうです。アユの行動に合わせて、重さも変えるとより効果がありそうですね。
#S-381 東条ハス
『#S-381 東条ハス』は、その名の通りハスがたくさんいるフィールドやハスを捕食しているときなどに使うとより一層効果がありそうなカラーです。リアルカラーは自分の好みで選んでもいいかもしれませんね。
#S-431 サイトマジック
『#S-431 サイトマジック』は、「ステルススイマー」でサイトフィッシングを行うときに見やすくおすすめのカラーです。遠くからでも視認性がよく、バスがバイトするのが見えることがアドバンテージになりますね。
#S-438 ライムスライム
『#S-438 ライムスライム』は、独特の色合いですね。ナチュラルなようにも見えますし、目立つようにも見えるので、色々なフィールドで使ってみてはいかがでしょうか。人とは違うカラーが爆発的に効くかもしれませんね。
スイムベイト「ステルススイマー」のインプレ
インプレにあった感想を紹介します。 ・飛距離がバツグン ・スキッピングがしやすい ・根掛かりしない ・安い（二個入り）など 評価の高いインプレが多くみられました。
スイムベイト「ベビーステルススイマー」のインプレ
「ベビーステルススイマー」のインプレもありましたので、紹介します。 オリジナルのステルススイマーより小さく使いやすいとのインプレが多かったです。 また、ノーマルウェイトよりもヘビーウエイトのほうが、流れの中でも動きやすくボトムでもしっかりと泳いでくるとのインプレでした。
まとめ
「ステルススイマー」はほぼ完ぺきなスナッグレス性能を持ったスイムベイトでしたね。チューニング方法もたくさんあり、自分だけのオリジナルチューンで、たくさんの釣果をあげてくださいね。
出身地：大阪府 生年月日：1964年7月4日 血液型：B型