45473-4-4-07
堤防ヒラメ 青物でも大丈夫 6-6
熱砂 ヒラメミノーIII 125F
底物も狙おう! HA180 4/10-4
ヒラメの生態について
ヒラメの基本情報をご紹介!
ヒラメという魚は、近頃はスーパーなどの魚コーナーでもよく目にする魚種となっていますね。まず基本的な情報から紹介していきましょう。ヒラメは、分類でいうところのカレイ目カレイ亜目ヒラメ科、ダルマガレイ科に属している魚のことをヒラメと呼んでおります。左ヒラメに右カレイと一般的にも言われているように、カレイとヒラメの大きく違うのは、顔の向きでの判断ができるようになっています。
ヒラメの特徴、サイズなどについて
ヒラメは、主に体長1メートルほどといわれています。詳しく話しますと、性別も大きくサイズに関係し、雌の方が大きくなるという種類の魚になります。雌のサイズは1メートルを超え、雄は60センチほどになります。
ヒラメは、虫餌などを捕食するカレイと異なり、魚も捕食するフィッシュイーターです。口を見ても、カレイは、餌を吸い込むような口に比べ、ヒラメは鋭い牙をもち、素手で触るのは非常に危険な魚ですね。気を付けましょう。
ヒラメの釣れる場所ってどこ?
ヒラメの生息地域はどのあたり?
ヒラメの生息地域についてお話ししていきましょう。基本的に、日本列島で言うところの北海道から九州の南岸(屋久島周辺に至るまで)の太平洋、日本海、東シナ海、瀬戸内海の各海域に生息が確認されています。大きく言うと、樺太、朝鮮半島、南シナ海まで分布が確認されています。日本では、漁業としても青森県、北海道、福島県、長崎県、茨城県などがヒラメの産地として有名ですね。
ヒラメの生息ポイントはどのあたり?
ヒラメの生息ポイントは、釣るポイントとしても大きくかかわってきますので、ご紹介しておきましょう。基本的にヒラメは、沿岸の砂泥地に隠れ潜んでいます。砂に潜って砂泥地に身を潜めていたり、砂に潜らない場合は、体色を海底の色と同じようになるように変色することができます。隠れながら、餌を捕食することも可能ですね。
砂泥地の多い漁港、湾内や防波堤、サーフから狙うのが基本ですね。サーフでの釣りがヒラメ釣りのメインの釣り場になります。
サーフ釣り場の穴場は海水浴場!?
ヒラメ釣りにおすすめの釣り場の1つとして、サーフがあげられますが、夏場に海水浴場として解剖されている場所も絶好のポイントとして利用できます。秋や夏前であれば、海水浴場として解剖されていいないシーズンであれば、特に問題なく使用できます。
その上、もちろん、足場の状況の良さ、安全面もある程度、保証されているといいっていい絶好のポイントです。本当にヒラメがいるのか疑問に思う方はいるかもしれませんが、いるところにはいます。だまされたと思って狙ってみてください。
ヒラメの釣れる時期っていつ?
ヒラメが釣れやすい時期について
ヒラメの釣れやすい時期を探るには、まず、ヒラメの動きやすいとされている時期の水温を把握しておくことでしょう。ヒラメの適正水温となっているのは、主に10℃から25℃ほどの暖かさになります。
時期としては、秋から冬にかけての9月から11月ごろ、春から夏にかけての4月から6月の2つの時期がヒラメのメインシーズンですね。その時期の状況は、年によっても変わるので、細かく釣り場の状況を確認しておきましょう。
ヒラメを狙う時間帯っていつ頃がベスト?
ヒラメのメインに狙う時期ってどの時期なの?
ヒラメの釣れやすい時間帯ですが、基本的には、他の魚と同じように、朝マズメと夕マズメの2つの時間帯を狙うのが最も効率的ですね。もちろん、サーフであろうと、防波堤からであろうと、釣り場によって変わることはありません。
時間帯によって、水温の変化もあるので、既定の水温達しているときの方が、ヒラメは釣れやすいといわれています。また、ヒラメは夜間も活発に動き回る魚種なので、夜釣りもワンチャンスありますよ。
ヒラメの釣り方ってどんな釣り方があるの?
ヒラメ釣りは大きく分けて2種類の釣り方がある!
ヒラメ釣りは、難しいと思われがちな釣りですが、そうでもありません。ヒラメの釣り方には、大きく分けて2つほどの釣り方があります。どちらもさほど難しいわけでもなく、基本的なテクニックを持っていれば、難しい誘い方なども覚える必要もありません。
ヒラメのフィッシュイーターであるという点を徹底的に狙った2つの釣り方をご紹介しましょう。
①泳がせ釣りによるヒラメ釣り
まず、餌釣りでヒラメを狙うのは、間違いなく泳がせ釣りでしょう。この泳がせ釣りにも様々なパターンがあります。まず、1つ目は、サビキ釣りからの泳がせ釣りです。簡単に言うとサビキに掛かった味を放置したまま狙うという釣り方ですね。メインをサビキと考えて狙う際有効ですね。2つ目は、基本的な泳がせ釣りです。
釣った味や餌屋さんで買ったアジを針にかけて、ヒラメのいる地点にて泳がせて狙うもの。やることは意外とシンプルですし、秋のサビキと合わせての釣りも面白いです。こちらはサーフより防波堤がベストかと。
②ルアー釣りによるヒラメ釣り
ヒラメ釣りは、ルアーでの釣り方ももちろん、有効に働きます。ミノー系、バイブレーション、メタルジグなど、かなり幅広いルアーで狙うことができる魚種になります。誘い方にテクニックがいりそうだし、そもそもサーフでのルアーは難しいと考える方は非常に多いでしょう。
確かに慣れは必要なので、難しいといえば難しいですが、そこまで難しく考えず、気楽にやれるルアーゲームなので、初心者でもすぐになれます。サーフに抵抗があれば、堤防からでも問題なしですよ。
ヒラメ釣りの餌について
活き餌の魚は、どのようなものまでイケる?
基本的にアジやイワシ、サバなどが泳がせ釣りに使用される餌です。この辺りは、サビキ釣りで現地調達できる泳がせ釣りに使用できる餌としてよく知られていますが、ほかに泳がせ釣りに代用できる釣り餌はどのようなものがあるのでしょう。
主にヒラメと同じようなポイントに生息している投げ釣りなどでのターゲット、ハゼやシロギス、ベラなども活き餌として使うことができます。連動して投げ釣りをする場合などには、餌として試してみてくださいませ。
活きアジは餌としておいくらぐらい?
現地で調達するに越したことはありませんが、もちろん、全ての釣り人が現地調達するかというと、そんなわけはありませんよね。では、基本的に、釣具店や餌屋さんで活きアジを購入する場合、どれぐらいの値段で取引されているのでしょう。
いくつかの釣り具店、餌屋さんの値段を平均してみたところ、基本的に100円から200円、150円程度で販売されているところが多いとの情報が出ました。特にチェーン店は値段が一律ですので、その部分が大きいでしょうね。
ヒラメを釣ろう!泳がせ釣り編
ヒラメの泳がせ釣りを詳しく解説。
そもそも、この泳がせ釣りと呼ばれる釣り方は、釣り人たちには飲ませ釣りとよばれ、青物やシイラ、ヒラメなどのフィッシュイーターに対する釣り方として使われているものです。ヒラメの場合、底に潜んでいる魚故に、表層よりも、むしろ仮想で狙えるような仕掛けが必要となるでしょう。キーになるのは、餌となる味の活きの良さです。
イカやタコのように、死んでいるアジなどはもってのほかです。できるだけ現地調達、近場の餌やで買った鮮度のいい味を使用しましょう。
ヒラメを泳がせ釣りで狙う!タックル編
ヒラメの泳がせ釣りのタックルをご紹介!
では、ヒラメの泳がせ釣りに使用するタックルをご紹介しましょう。まず、竿ですが、投げ竿、シーバスロッド、万能竿などで問題ないでしょう。リールは、中型のスピニングリールに、3号から6号のナイロンかフロロカーボンのラインを道糸として巻きましょう。
そして先に2つまたサルカンを道糸に通して、下側にはナイロン3号を垂らし、底にナス型(六角等でも可)オモリの3~8号、横からは、ナイロン3号から6号から先にはチヌ針4号程度を良いいしましょう。
ヒラメを泳がせ釣りで狙う!釣り方のコツとは?
ヒラメの泳がせ釣りの重要なコツとは!?
ヒラメの泳がせ釣りの重要になるコツですが、最も覚えておきたいのは、間違いなく合わせについてです。ヒラメは、呑み込みが遅い魚といわれておりますので、即座に合わせても、かけるのを失敗することが多いです。
なので、コツとしては、アタリがあっても少し余裕を持って合わせるようにしましょう。大きくグググッとしなることがあれば、食い込んでいることが多いため、引きはがすように合わせます。違いが難しいですが、テクニックとして覚えておきましょう。
ヒラメで狙う!お勧めの泳がせ釣り仕掛け3選!
①がまかつ うきまろ 堤防のませ仕掛
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がまかつから販売されているうきまろシリーズの堤防飲ませ仕掛けです。仕掛けが出来上がっている状態なので、道糸から直接つなげることができ、初心者でも難しいと思わせません。アクションも誘い方もいたってシンプル。ヒラメのいそうなポイントにできるだけ近づけて、時々底をたたくようにするのが良いでしょう。
②ハヤブサ HA181 6ー6号 釣り場直行便 堤防ヒラメ 青物でも大丈夫!
堤防ヒラメ 青物でも大丈夫 6-6
こちらのハヤブサから販売されている仕掛けの方も出来上がっている仕掛けなので、初心者の方でも簡単に始めることができます。大きく違うのは、小さいウキがついていないというところでしょう。逆に言えば、底の取りやすさがあるため、青物よりも、ヒラメやマゴチなどの底物専用に近い仕掛けと考えてよいでしょう。誘い方もあまり変わらず、投げ銅付きに近い感覚でアクションしましょう。
③ハヤブサ 堤防ヒラメ 底物も狙おう! HA180 (仕掛け) 4/10-4
底物も狙おう! HA180 4/10-4
仕掛けとしては、先ほどの仕掛けと比べるとトレブルフックとなっている点ですね。こちらでは、ヒラメやマゴチなどに合わせて、ガシラやアコウ、アイナメなどの根魚に対しても狙いやすい仕掛けとなっています。合わせて狙ってみたい方は、是非、この堤防ヒラメ仕掛けをご使用ください。
ヒラメを釣ろう!ルアー編
ヒラメのルアー釣りを詳しく解説。
ヒラメのルアー釣りについての基本をお話ししましょう。まずは、とにかく足を動かす。そして、広い範囲を狙っていくことが重要です。ルアー釣りにおいては、ほとんどの釣りでの基本でもありますね。合わせて、できるだけボトムをとっての釣り方が基本となります。が、全てが全てそうでもないです。
時期なども関わりますが、活性がかなり高いケースにおいての釣り方は、表層を狙うフローティングタイプのプラグで狙うのもよさそうでしょう。意外と難しいことは必要としないのです。
ヒラメをルアー釣りで狙う!タックル編
ヒラメのルアー釣りのタックルをご紹介!
では、ヒラメ釣りの基本的なタックルをご紹介しましょう。まず、ロッドですが、主にシーバスロッドを使用します。リールは、中型のスピニングリールに道糸にナイロン、フロロカーボンの5号から6号を用意しましょう。PEラインの場合は、0.8号を用意し、リーダーとしてフロロカーボンの5号から6号をつなげます。(場合によってはワイヤーリーダーを使用することもあります)
そして最後に、ミノー、バイブレーション、メタルジグなどのルアーを取り付ければ完成ですね。
ヒラメをルアー釣りで狙う!釣り方のコツとは?
ヒラメのルアー釣りの重要なコツとは!?
基本的には、難しい誘い方、テクニックは必要とせず、ただ巻きのというシンプルな誘い方で問題ありません。時々、トゥイッチ、ジャークなどの基本的なテクニックを使用した誘い方で気を引きましょう。コツとして重要になるのは、こういうテクニックなどではありません。
もっと重要になるこのルアー釣りのコツは、ポイント把握力が重要です。狙うべき層、周辺のベイトのつきやすいポイントなどを把握する方が、このルアー釣りには重要なコツなのです。
ヒラメを狙う!お勧めのルアー3選!
①シマノ/SHIMANO 熱砂ヒラメミノー3 125S AR-C
熱砂 ヒラメミノーIII 125F
ミノーでのヒラメ攻略といえば、このシマノの熱砂ヒラメミノー3で間違いありません。各釣り場からの実績があると評判のルアーで、ヒラメの食わせ能力、レンジの攻略力、テクニック、誘いからの対応力が抜群です。高い浮力を持ち合わせたミノーなので、活性の高いヒラメを次々にかけてくれます。
カラーは、周辺ベイトに合わせて変えてみるのがよさそうですね。細かなカラーチェンジも釣果につなげるコツです。
②匠魚+ZZヘッド(オンスタックルデザイン)動画あり
WIND釣法で有名なオンスタックルデザインの匠魚+ZZヘッドもヒラメ釣りでは、かなりおすすめの組み合わせですね。実際は、マナティー+ZZヘッドでも問題ないのですが、サーフから狙う場合、アクション、誘い方の難しさ、テクニックの必要性からやや避けられがちなのですが、そのマナティーに代わって活躍してくれるのが、匠魚なのです。
こちらは、余計なテクニックが必要ではない誘い方、ただ巻きで問題なし。テール部分がヒラメを引き付けてくれます。特にレッドゴールドラメがおすすめです。
(動画)ワインドマスターへの道 「匠魚(タクミノー)のセッティング&使い方
合わせて匠魚でのワインドとしての使い方とセッティング方法についての動画を紹介させていただきます。基本は、マナティーと同じセット方法になるので、ワインド経験者にはわかりやすいでしょう。是非、参考にしてください。
ヒラメはサビキでも狙える?
サビキ釣りで副産物!?ヒラメが狙える!?
少し触れさせていただきましたが、サビキ釣りからヒラメを狙うことができます。サビキで釣れるアジやイワシというのは、ヒラメの餌筆頭です。そんなサビキ釣りに群れるアジやイワシに良さられ、フィッシュイーターはやってきます。
ヒラメも同じで、サビキを放置しておくと釣れることもあります。が、針が小さいとかかりが悪い、ラインが細いと着られるなんてことも多いですね。せっかくかかっても、仕掛けが持っていかれると残念です。
中にはそんな状況に対応できる仕掛けも?
最近では、1つの仕掛けで2つの釣りができる仕掛けが多数販売されています。中でも、ボウズ逃れ仕掛けと呼ばれるものが有名ですね。例を挙げると上部分でサビキ仕掛け、下部分で投げ釣りのような仕掛けです。
もちろん、上でサビキ、下で泳がせ釣りなんて釣り方も可能です。正直、もともとヒラメ釣りとサビキ釣りがつながるのは理にかなっていますし、合わせて狙うという選択肢があるというのはありです。
ヒラメを船から狙う!大型ヒラメとその魅力!
船釣りでヒラメを狙う魅力とは?
船でのヒラメ釣りというのは、サーフや防波堤でねらう釣りと比べて船釣りの魅力とは何でしょう。間違いなく手ごろさは、サーフや防波堤で狙う方に分がありまが、それに余りあるように船から狙うメリットがあります。船釣りのメリットは、やはりサイズアップ、数釣りの部分でしょう。また、ポイントの把握力や釣りのしやすさも間違いないでしょう。
船釣りの仕掛けもあまり変わらない?船のヒラメ釣り
船でのヒラメ釣りの仕掛けは、泳がせ釣り、ルアー釣りの2つの釣り方は、防波堤やサーフでの釣りと基本的にはそう変わりません。もちろん、船釣りではやや応用はありますが、船釣りではサーフ、防波堤でのヒラメ釣りから入った方は、船でのヒラメ釣りにはすぐになじむことができるでしょうね。
ヒラメの歯には気を付けよう!
鋭い歯で流血!?危険なヒラメの歯に警戒を!
フィッシュイーターとしてヒラメですが、食べる時はがぶりと噛みつくようにして食べます。例えば、シーバスなどもフィッシュイーターに含まれますが、あれは、どちらかというと噛みつくのではなく、吸い込んで捕食するタイプです。
極論を言えば、太刀魚やサゴシのように刃が鋭い魚なので、直接触れるのは危険な魚です。カレイの感覚で触ると大けがの素になるので、釣った際は、怪我のないよう、ご注意の上扱うようにしてください。
道具を使用して、怪我のないように対処しよう!
釣った後、針を外したりつかむ際は、できるだけフィッシングアイテムを使用して行うようにしましょう。例えば、ヒラメを持ち上げるだけでも、フィッシュグリップを使用するのがベストです。最悪でも、タオルを背面からかぶせて、顔周辺には触れないようにつかむ必要があります。かなり力強く動くため、注意が必要ですね。
針を外す際は、素手ではかなり危険です。専用の鈎外しであったり、ペンチなどを使用して、ヒラメの口から外してあげるようにしてください。
ヒラメ釣りの魅力にどっぷりつかろう!
ヒラメ釣りは難しい以上に楽しさがいっぱい!
いかがでしたでしょうか。時期や水温などの状況によって、ヒラメは活性化しやすい魚です。泳がせ釣り、ルアー釣りともに狙うポイントを把握し、アタリの取り方など最低限のコツを覚えておけば、初心者でも問題なく楽しめる釣りとなっています。
テクニック、誘い方なども覚えずとも、意外と簡単のできます。さらに言うと、個のヒラメは非常に高級な食材でもあります。慣れは必要ですが、今までした釣りとはまた違う大物狙いの釣り、皆さん是非、一度やってみてください。