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初心者でもできる自作ドローンの作り方!必要なパーツや設計方法を徹底解説!

この記事では自作ドローンの作り方や、自作ドローンを作るために必要なパーツや設計方法についても解説しています。自作ドローンの作り方について、詳しく知りたいと考えておられる方やドローンについて興味のある方は是非この記事を読んで見て下さい。
2020年8月27日
マロニエ
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ドローンを自作してみよう

ドローンを自作する費用

ドローンを自作するための費用は約9万円程かかります。市販で売られているモノの場合、安い物は2万円以下の値段ですが、高い物は20万円以上します。高品質のモノを市販で購入しようとする場合、どうしても費用が掛かってしまいます。 安いドローンを購入する場合以外は、自作したほうが掛かる費用は安上がりです。

自作で高性能のドローンを作れる

自作で市販の物に負けないくらい高品質なドローンを製作する事は可能です。ドローンを製作する事はそんなに難しい事ではありません。ドローンを製作する時に大事な事は、必要な部品を用意する事と手順を間違え無いようにする事です。 ドローンは部品が用意されていて、手順を間違え無ければ、簡単に製作する事が可能なのです。

小型のドローンを自作

初心者の人がドローンを製作する場合は、小型のモノを製作する事をおすすめします。小型のドローンは大型の物よりも飛ばすのが難しく無く、簡単に飛ばせるので、初心者には小型のドローンの方が大型のドローンよりも向いています。 大型のドローンを製作するのは、ドローンを飛ばすのに慣れてきてからの方が無難です。

ドローンを自作【必要な部品】1

キット

ドローンを製作する場合、組み立てキットで組み立てていく方法と、自分で必要な部品を用意して製作する方法があります。初心者は自分で部品を用意するよりも、組み立てキットで製作する方法をおすすめします。 組み立てキットで製作する場合は、自分で必要な部品を用意するよりも簡単にドローンを製作できます。

モーター

モーターはプロペラを動かす際に必要です。プロペラを回転させるためには、プロペラにモーターを取り付ける必要があります。モーターが回転する事によってプロペラが動いて、ドローンを空に飛ばす事ができます。 モーターの出力はフレームのサイズによって決まるので、気を付けて下さい。

プロペラ

プロペラ無しで空を飛ぶ事が可能なドローンも存在しますが、市販されているモノの大部分はプロペラ無しでは空を飛べません。ドローンのプロペラは4枚で、左向きで回るプロペラが2枚、右向きで回るプロペラが2枚必要です。 ドローンのプロペラの向きは全部同じでは無いので、注意をする必要があります。モーターはプロペラを動かす際に必要です。

ドローンを自作【必要な部品】2

パーツ

組み立てキットの中には、ドローンを製作するために必要な部品全てが中に入っていないモノがあります。その場合は、自分で足りない部品を購入しましょう。 ドローンの組み立てキットは種類によって、部品の充実度に差があります。なるべく封入されている部品が充実している物を購入しましょう。

フレーム

フレームによって、モーターの出力の大きさが決まります。フレームが大きくなると重量も重くなり、フレームが大きくなり過ぎると、ドローンも重くなりすぎて飛行できなくなってしまいます。 ドローンを組み立てる場合、フレームの大きさに気を付ける必要があります。

フライトコントローラー

フライトコントローラーは、モーターの回転を調節する装置の事です。この装置のおかげで、ドローンはかなりの遠距離まで安定して飛行する事が可能になります。 性能の良いモノを自作するためには、質の高いフライトコントローラーを用意する必要があります。

ドローンの作り方1

パーツ


ドローンを完全に自作する場合は、必要なパーツを全て自分で用意をしなければなりませんが、組み立てキットで組み立てる場合は、組み立てに必要なパーツの大部分が組み立てキットの中に封入されています。 組み立てキットを使ってドローンを組み立てれば、パーツを揃える手間を省く事ができます。

パーツと設計

組み立てキットを使って作る場合は、キットの中に入っているパーツを組み立てていけば良いのですが、完全に自作する場合は設計に必要なパーツの種類を自分で考えて購入する必要があります。 ドローンを完全に自作する場合は、設計を頭の中に思い浮かべながら必要なパーツを用意しましょう。

ドローンの作り方2

パーツと設計図 【組み立て】

ドローンには設計図が無いため、パーツを自分の好きなように組み立てて作れる事が魅力ですが、設計図無しで組み立てをするというのは、慣れないうちには不安を感じてしまうものです。 しかしながら、ドローンを自作する時に重要になるのはパーツ選びです。パーツを用意できたのならば後は、慣れていけば良いだけなので、頑張ってください。

パーツの設計図 【組み立て2】

ドローンを完全に自作で作る場合、3Dプリンターでインターネットから、設計図を入手する事も可能です。 ドローンというのは、基本的に設計図が付いていないものですが、インターネットには設計図が載っているサイトもあります。ドローンを完全に自作する場合は、インターネットから設計図をダウンロードした後、組み立てに必要なパーツを用意すると便利で良いでしょう。

ドローンの作り方3

フレーム

フレームはドローンの基盤となる部分です。組み立て用のキットの中に、フレームは必ず封入されています。 ドローンには設計図が無いので、どんな風にフレームを組み立てたら良いのか考えながら、組み立てていきましょう。

フレームの組み立て方

キットの種類によっては、フレームの組み立て方が複雑なものもあります。最も複雑と言っても、フレームは組み立てが難しいパーツではありません。最初の内は戸惑っても、慣れてくれば次第に上手く組み立てるようになります。 ドローンのフレームは設計図が無く、自分で考えながら自由に組み立てられるのが魅力的です。

ドローンの作り方4

モーター

フレームが組み立て終わったら、次はモーターです。モーターはドローンの動力にあたる部分。自動車でいえばエンジンに当たる部分です。極めて重要な部品であるため、この装置が上手く回転しないと、ドローンは飛行する事ができません。 この装置の出力の大きさによって、ドローンのスピードは決まります。

モーターの取り付け

モーターはプロペラを動かすために、プロペラに取り付けるものです。ドローンには4つのプロペラがあるため、4つのモーターが必要になります。 フレームの上下左右の4つの隅に、モーターをネジで止めていきましょう。これから後に、この取り付けたモーターの上にプロペラが取り付けられる事になります。

フライトコントローラー

モーターの回転を制御するための装置である、フライトコントローラー。この装置が付いていなければ、ドローンは安定して飛行する事ができません。 フレームにモーターを取り付け終わったら、次はこの装置をフレームに取り付けていきます。

ドローンの作り方5

フライトコントローラーの取り付け

フライトコントローラーをフレームの大きさに合う長さになるように、長さを調節してからフレームに取り付けて、ハンダ付けでモーターと接続させていきます。 この装置を接続させる事によって、モーターの回転数や速度を調節する事が可能になります。


配電盤

配電盤は電気を分配してくれる機械の事です。配電盤はドローンを飛ばす際に絶対に必要なパーツです。フライトコンローラーをモーターに取り付けた後には、この配電盤をフレームに取り付けていきます。 配電盤をフレームに付けたら、フライトコントローラーを配電盤に付けていきます。

ドローンの作り方6

ESC(エレクトロニック・スピード・コントローラー)

ESCは電圧の強さを調節してモーターの回転速度を決める機械の事で、ドローンを飛行させるために必要なパーツの内の1つです。ESCは各モーターに1個必要で、ドローンには4つのモーターがあるので、4つのESCが必要になってきます。 フレームの上下左右の隅にESCを取り付けていきましょう。

配電盤

ESCは配電盤から電力を供給されないと動く事ができない設計になっています。フレームにESCを取り付け終わったら、各ESCを1つづつ配電盤に繋いでいきましょう。 フレームにフライトコントローラーとESCを取り付けたら、基盤部分は完成です。

ドローンの作り方7

プロペラ

プロペラはほとんどの場合、組み立てキットに封入されています。このプロペラはドローンが空を飛ぶために必要な物であり、左向き回るプロペラ2枚と右向きに回るプロペラが2枚の計4枚のプロペラが必要です。 組み立てキットの中に、右向きに回るプロペラと左向きに回るプロペラが2枚づつあるのかどうか確認しましょう。

プロペラの取り付け

プロペラが組み立てキットの中にあるかどうか確認したら、次はプロペラの取り付けです。設計図をしっかりと見て、プロペラを取り付ける位置を間違え無いようにしましょう。間違った位置にプロペラを取り付けた場合、ドローンが飛行出来なくなってしまいます。 プロペラを取り付けた後は、モーターを動かしてプロペラが回転するのかどうか確認しましょう。

ドローンの作り方8

プロポコントローラー

プロポコントローラーは、ドローンを動かす機械の事です。この機械はラジコンのように操縦が簡単なものが主流ですが、中にはアプリを使う必要があるなど、操縦の仕方が複雑なものもあります。 ドローンを操縦する機械であるプロポコントローラは、やや操作の難易度が高くて、上手く操縦できるためにはある程度の練習が必要なものもあれば、非常に簡単に操縦できるものもあります。

プロポコントローラーの組み立て

プロポコントローラは改造したり、組み立てしたりするのが難しいパーツです。初心者のうちは、キットの中にあるこの機械を改造したり、組み立てしたりする事はやらない方が賢明です。 この機械を改造したり組み立てたりするのは、ドローンに対する知識や経験が増えてきてからにしましょう。

ドローンの作り方9

コントローラーの設定

ドローンの組み立てが終わったら、次はプロポコントローラーの設定をしましょう。小型のドローンを操縦するモノの場合は、設定も簡単で済みますが、反対に大型のドローンを操縦するモノの場合は設定が複雑になります。 小型のドローンのプロポコントローラーの場合、初心者でも簡単に設定できるものが数多くあります。

コントローラ-の動作確認


プロポコントローラの設定が終わったら、実際にこの機械を使ってドローンを動かしてみましょう。問題無くきちんと動くようならば、設定が上手くいった事になった事になります。 反対に上手く動かなかった場合は、設定に失敗してしまった事になるので、プロポコントローラーの設定をもう1度やり直してみましょう。

ドローンの作り方10

自作したドローン 【飛行確認】

プロポコントローラーの設定と動作確認が終わったら、実際に飛ばしてドローンがきちんと飛行するのか確認しましょう。飛行確認は自作したドローンの性能を調べるために重要なため、手を抜かずに時間を掛けて行いましょう。 飛ばしてみて何か問題があればドローンに問題があるという事なので、ドローンのどこに不具合があるのか、きちんと確認しましょう。

自作したドローンで遊んでみよう

飛行確認のテストが終了したら、ドローンを一度飛ばして遊んでみましょう。ドローンで遊んでいる場合に、何か不具合が見つかるかも知れません。もし不具合が見つかったら、ドローンがきちんと飛行できるように調節を行いましょう。 また大型のドローンの場合、小型のドローンよりも、ドローンを空に飛ばすための条件が厳しいので、法律や飛行させれる場所をきちんと確認しましょう。

ドローンを自作するメリット

自作したドローンは費用が安い

ドローンは自作した場合は費用は掛からず、9万円程の費用で作る事ができます。また小型のドローンよりも、大型のドローンの方が安く作れます。 小型のモノよりは大型のモノよりも費用が安くて済むだけでなく、製作するのも簡単になるので、ドローンを自作する場合は、大型のドローンよりも、小型のドローンの方がおすすめです。

ドローンを自作

ドローンを自作した場合、購入した場合よりもドローンを安い費用で作る事ができる様になります。自作すれば高品質のドローンを安い費用で作る事が可能になるのです。 また大型のドローンは費用が掛かるだけでなく、性能面でも初心者には過剰性能になってしまうので、初心者には小型のドローンの方が自作する上でメリットが大きくなります。

ドローンの作り方は難しくない

ドローンを自作する

ドローンを自作した場合、購入した場合よりも費用は安く済むだけでなく、自分で好みのモノを作れるというメリットもあります。 市販のドローンを購入した場合、購入したモノに物足りなさを感じてしまう事もありますが、自作したドローンの場合ならば、自分の好みに合う様にドローンを作っているので、物足りなさを感じる心配は無くて済みます。

ドローンの作り方は難しくない

これまでドローンを作るために必要なパーツや、設計方法について解説してきました。ドローンを作るのは慣れさえすれば、それ程に難しいものではありません。特に小型のモノは簡単に作れる上に、飛行させるのも簡単です。 そして何よりも、ドローン作りは楽しくて大変やりがいがあるものです。また作ったドローンは、さまざまな用途に使う事ができるため、大変に便利です。皆様も是非、ドローンを作ってみて下さい。

ドローンが気になる方はこちらもチェック

当サイト「暮らし~の」では、今回の記事以外にもドローンについて扱っている記事があります。ドローンに興味がある方は、是非読んで見て下さい。