川釣りの魅力とは?
始めたてでも飲み込まれる!川釣りの魅力!
川釣りと一言で言っても、さまざまな釣りがあります。コイやフナのウキ釣り、吸い込み釣り、アユの友釣り、ブラックバスやブルーギルのルアー釣り、ハゼのウキ釣り、片テンビンのちょい投げ釣り、小物のウキ、印釣りなどなど、かなりの種類があります。そんな川釣りの魅力は、間違いなく、近くの川や用水路などでのんびりしながら釣りを楽しめるという点でしょう。ある程度綺麗な川であれば、魚も多く住んでますし、空気もよく最高です。そんな川釣りを詳しくお話ししましょう。
川釣りのバリエーションは環境や魚種が関係!?
川は流域によって魚種が変わる!?
川釣りをする上で、まず、流域が関係してくることは頭に入れておきましょう。流域というのは、上流、中流、下流と大きく分かれる川の区分分けみたいなものです。それぞれ生息する魚が変わり環境も変わってしまいます。例えば、上流では、大きな岩が多く、水が澄んでいます。それに対し下流では、石はかなり小さくなっていますが、澄み切った水ではない場所が多いですね。それぞれ、環境が違いますので、その環境に適した魚や水生生物が全く異なるのです。では、そんな川釣りの対象魚のお話をしていきましょう。
川釣りの対象魚をピックアップ!
川釣りの対象魚を大きく分けて5種類ご紹介!
川釣りでポピュラーかつ、初心者でもわかりやすいように、大きく分けて5種類の基本的な川釣りでおなじみの魚たちをご紹介させていただきます。
①タナゴ、オイカワ、モツゴなど
主に用水路や川の排水口、水草周辺やブロック塀などの障害物に潜んでいる小魚たちです。かなり入門難易度も低く、初心者も簡単に始められる小物釣りの対象魚ですね。どれも小さくかわいい魚たちなので、釣って楽しい、見て癒される釣りができます。仕掛けや道具も安上がりで済む対象魚ですね。
②ハゼ
海釣りでもおなじみの対象魚ではありますが、下流域での釣りで、ひそかに人気を集めるターゲットにもなっています。かなり小型で数釣りが楽しめるので、初心者やファミリー連れにもおすすめの対象魚となっています。釣り方もウキ釣り、ちょい投げなどの餌釣りのほかに、ルアーでも狙えるので、自分に合ったスタイルで狙いたいですね。
③アマゴ、イワナ、ニジマスなど
主に上流や管理釣り場での釣りになりますが、小型のマスが楽しませてくれます。イクラや川虫などの餌を使ったウキ釣り、スプーンやプラグで狙うルアー、マス特有のフライフィッシングでも楽しませてくれる対象魚です。特に初心者には、管理釣り場にてデビューを果たしてほしい対象魚ですね。
④ブラックバス、カムルチーなど
ブラックバスやブルーギル、カムルチー(ライギョ)などを狙うルアーフィッシングも捨てられませんね。豪快な引きで我々アングラーを楽しませてくれます。特に初心者に注意したいのは、これらの魚は、特定外来生物に指定されている関係で、リリース不可の釣り場がどんどん増えてきています。在来の魚たちがどんどん数を減らいしてきている関係もあるので、釣り場の指示に従うようにしましょう。
⑤コイ、フナ
様々な種類がいますが、コイやヘラブナなどの釣りは、玄人好みのこれぞ待ちの釣りという感じですね。実際、アタリも細かく、合わせがかなり難しい釣りとしても有名です。初心者には、やや荷が重い釣りになるかもしれませんが、コツをつかみ、釣れるようになると面白くなってくる深い釣りです。是非、1度は体験してほしい釣りの対象魚ですね。
川の小物釣りの始め方!お勧め度(★★★)
川釣り初心者でも簡単!小物釣りを楽しもう!
まず、最も初心者にお勧めしたい小物釣りからご紹介していきましょう。川の小物釣りのターゲットとなるのは、タナゴやモツゴなどの小型の魚たちです。始め方も簡単です。道具もしっかりしたものでなく、安いものから始めましょう。細かなテクニックやコツなどは慣れれば分かってきますし、大物が釣れるわけでもないので、ちょっとした遊びのような感覚で楽しめます。
どんな餌を使えばいいのか?
小物釣りで使う餌は、基本的には、グルテンと呼ばれるもの、あるいは練り餌さで問題ありません。勿論、アカムシなどの活きエサもありですが、苦手な方も多いかと思いますし、余っても無駄にならないようなグルテンや練り餌さの方がおすすめできます。そんな餌も釣り具屋さんや通販などでも売られていますので、お買い求めの上、釣りに臨んでください。
川の小物釣り!タックルをご紹介!
初心者でも簡単!小物釣りのタックル!
では、基本的な小物釣りに使われるタックル、仕掛けについてお話していきましょう。簡単に言うと、小物釣りの万能竿にライン、ウキ、仕掛けを付けるというシンプルなものです。初心者の方は、高めの道具をそろえる必要もありませんし、小物釣りの道具一式がセットになっているものもあります。また、仕掛けも同じで、竿先に直接つけることのできる仕掛けセットが販売されています。しっかり釣れる実績も残しています。
釣り方の基本について
仕掛けのとおり、基本はウキ釣り、印釣りになります。始め方は、前方のポイントになりそうな場所にキャストして待つというだけです。通常の浮き釣りと比べて、ターゲットがかなり小ぶりなので、あたりが小さく、最初は針にかけるのが難しく感じますが、女児になれるはずです。コツとしては、大きい合わせをせず、合わせも軽いもので大丈夫です。基本とちょっとしたコツがわかれば問題ないでしょう。
川のハゼ釣りの始め方!お勧め度(★★★)
ファミリー釣りでも安心!ハゼ釣りを楽しもう!
基本的に、6月ごろから楽しむことができ、秋になるとピークを迎える川のハゼ釣りですが、初心者、ファミリー連れの方からひそかに人気を集めている釣り方です。主に砂地などに生息しますが、やや泥っぽくなった場所の方を好む魚でもあります。仕掛けは、基本的にはウキ釣りか小さめのワームで狙うことが多いでしょう。底にハゼがいれば、釣れるはずの簡単な川釣りです。
どんな餌を使えばいいのか?
主に使用されるのは、虫餌になります。川釣りの代表的な餌、ミミズや海釣りでおなじみのイシゴカイ(ジャリメ)などが基本的によく使われます。虫餌が苦手という方にも、今はお勧めできるものがあります。それは、サンドワームなどと呼ばれる虫餌そっくりのワームです。ちょっとしたアクションを加える必要がありますが、これでも問題なく釣れる餌の代用として使えます。
川のハゼ釣り!タックルをご紹介
ファミリーでも安心!ハゼ釣りのタックル!
では、ハゼ釣りのタックルをご紹介しましょう。まず竿ですが、万能の延べ竿を用意します。ここに道糸(ナイロン2号ほど)を結び、小型の玉ウキ、ウキを調整するガン玉、そして先に袖鈎などの針を先に用意しましょう。いたってシンプルなウキ釣り仕掛けになります。ハゼの浮き釣り仕掛けも、セット販売されているものがあるので、初心者の方は特に、そちらをご活用ください。
釣り方の基本について
始め方としては、他の浮き釣り同様、少し前方への静かなキャストをして待ちのスタイルですね。イメージとしては、仕掛け(鈎)が底を擦るような感じですね。ハゼという魚は、底の方に生息する魚なので、エサが底で動いていると反応してくるはずです。コツコツという小さなアタリがあってもすぐに合わせず、少し待ってから軽く合わせましょう。小型故、なかなかかからないですが、何度もチャレンジしてみるのがこの釣りのコツの1つですね。
川のマス釣りの始め方!お勧め度(★★☆)
管理釣り場で初心者も安心!!マス釣りを楽しもう!
川のマス釣りは、初心者には特に可能な限り管理釣り場をお勧めしたいですね。渓流釣りに比べて、管理釣り場であれば、ある程度の安全は保障されていますし、釣った魚を食べることができるようになっている場所があるところもかなり多いですね。シーズンとしては春先の3月ごろから6月、9月から11月の秋ごろあたりがおすすめですね。とはいえ、管理釣り場なら年中釣れないわけではありませんので、ご心配なく。
どんな餌を使えばいいのか?
かなり様々な釣り餌が選択できます。ブドウムシやヒラタカゲロウ、トビケラなどの虫餌をはじめ、イクラ、練り餌さなどがおすすめです。管理釣り場では、基本的に練り餌さかイクラなどが使われていますね。使用できるエサの制限などもあるので、注意しましょう。難しく考えず、現地の売店で購入すれば大丈夫でしょう。
川のマス釣り!タックルをご紹介!
管理釣り場で安心!マス釣りのタックル!
初心者でも簡単でお勧めの管理釣り場のウキ釣りタックルをご紹介しましょう。まず、竿ですが、渓流竿か万能竿を用意しましょう。道糸ナイロン0.6号~1号に玉ウキ、浮力調整のガン玉、渓流鈎6号~8号を用意しましょう。また、管理釣り場には、仕掛けがセットされたレンタル竿も置かれている場所も多いので、是非、釣り場にて確認してみてください。
釣り方の基本について
そんなマス釣りの始め方ですが、こちらもウキ釣りなので、他と同様ですが、コツとして、キャストするポイント、水深がかなり重要になります。ウキ釣りの重要なポイントの1つがタナと呼ばれる、魚がいる水深に合わせることです。魚がいない深さを探っても意味がありませんからね。近場で釣れた場合、どれくらいのタナだったのか教えてもらうのが良いでしょう。
川でルアー釣りの始め方!お勧め度(★★☆)
慣れれば初心者でも簡単!ルアー釣りを楽しもう!
今となっては、当たり前の後継ともなった、川や湖でのバスフィッシングですが、ルアー入門にはうってつけですね。他の釣りに比べて、全く異なる釣り方なので、道具もどんなものをそろえればいいのかなど、難しいかなと思います。アクションなんかもルアーのタイプによっても異なりますし、そういうものも慣れで克服していくしかありません。徐々にスキルを身に着けて、いずれは大型バスを狙えるようになろうと心がけると益々深みにはまるでしょう。
初心者向きのルアーとは?
時期や天候や気候、フィールドによって異なるので、一概にあれがいいとは言えないですが、初心者には、バイブレーションやミノーといったスタンダードなプラグからおすすめしたいですね。難しいアクションを必要とせず、ただ巻きでもヒットが来るプラグです。アクションは徐々に身に着けるようにすればいいでしょう。また、ワーム系も資金的にも助けになりますし、おすすめできますね。
川のルアー釣り!タックルをご紹介!
初めてのバス釣りも大丈夫!バス釣りのタックル!
では、初心者も安心のバス釣りタックルをご紹介していきましょう。まず、最初に選択する点である、リールですが、最初はスピニングリールで問題ないでしょう。後々ベイトに切り替えることをお勧めしますが、キャストティングの基礎なども初心者には学んでおく必要があります。ロッドは、5フィートほどのバスロッドを用意しましょう。ラインはフロロorナイロンの3~6ポンド、先にルアーを直、またはスイベルにつけて使用しましょう。
釣り方の基本について
始め方として、特に重要なのはキャスティングになります。狙ったポイントのできるだけ近くに、ルアーを投入できるようにしましょう。これは慣れが必要になります。初心者の方は、ルアーに合ったアクションを覚えるのも必要になります。たいていは、簡単なアクションから入ればいいので、徐々にいろいろなアクションを身に着けていきましょう。
川のコイ、フナ釣りの始め方!お勧め度(★★☆)
玄人好みの釣り!コイ、フナ釣りを楽しもう!
コイ、ヘラブナは、川や野池、管理釣り堀で狙うことができます。コイに至っては、吸い込み釣り、ぶっこみ釣りなどで、かなり大物(1メータークラス)を狙うことができる豪快な釣り方もありますし、細かなあたりを見逃さない繊細な浮き釣りも玄人好みの我慢がいる釣り方もあります。
どんな餌を使えばいいのか?
ミミズなどの虫餌もありですが、基本的には練り餌をお勧めします。練り餌の素は、各釣り具メーカーが取り揃えておりますので、分からない方は、是非店内スタッフに聞いてみるのがベストでしょう。また、フナには、ワラビ餅なども有効なので、いろいろ試してみるのがよさそうですね。また、あまり使われませんが、パンやコーンなども釣れるという声を耳にします。
川のコイ、フナ釣り!タックルをご紹介!
意外とシンプル!フナ、コイ釣りのタックル!
では、ヘラブナ、コイ釣りに使われるタックルをご紹介しましょう。まず、竿ですが、ヘラ竿、延べ竿を用意しましょう。道糸は、ヘラブナ釣りでは0.6~1号ほど、コイには2~3号あたりを用意しましょう。先に棒ウキをセットし、ガン玉か板オモリなどで浮力を調整、最後に針を用意すれば完了です。
釣り方の基本について
この釣りの始め方としては、とにかく静かなキャスティングが重要になり、釣れるコツでもあります。かなり注意深く慎重なので、できるだけ静かにアタリを待つのがこの釣りのコツですね。無駄に竿先を動かさず、じっと構えて待ちます。コイ、フナは割と大型のものも多いので、できるだけタモは用意するようにしないと持ち上がらないので注意しましょう。
川の釣り道具 初心者にお勧めのものをご紹介!
釣り方によって、用意する道具がある!
先ほど触れたコイ、フナ釣りのタモのみたいな道具のように川釣りでは必要になってくる道具は存在します。例えば、小物釣りで用意したい道具としては、タモなどはいらないものの、釣った後、バケツや水槽の様なものに泳がせておくようにする方も多いです。また、これは大体の釣りに共通しますが、ルアー以外のたいていの釣りがウキ釣りや待ちの釣りになるので、竿掛けなどを用意しておくのが良いでしょう。常時持っておくのも疲れますからね。
川釣りをのんびり楽しもう!
初心者でも釣れる!コツをつかめば爆釣だ!
いかがでしたでしょうか。川釣りは、さまざまな釣りがあります。どれも初心者でも釣れる道が必ずあります。少しずつ慣れ、ちょっとしたことを身に着けるだけで、初心者という肩書ともおさらばできます。もう一度言いますが、釣れないわけがありません。釣れるんです。なかなかつれない場合は、周りの釣り人のお話を聞いたり、自分の仕掛けのタナを疑ったり、ポイントを変更するなどして釣れるようにアクションを起こしましょう。川釣り初心者の爆釣を期待しています。