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竿受けの選び方とは?釣りに合わせたおすすめ3選!自作もできる?

ロッドホルダーとも言われる釣り具の一種「竿受け」そんな竿受けは使用すると様々なメリットが存在し、釣りでの安定感をグンと増してくれるます。どんな竿受けを選べばいいのか?どうすれば自作できるのか?など、竿受けの全てがわかる解説をしていきます!
2020年8月27日
咲良09
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この記事で紹介しているアイテム

ダイワ(Daiwa) ロッドホルダー CPスタンド W ブルー 925945

第一精工 スーパーパイプ受太郎プラス

竿受けとは?

竿受けとは、その名の通り釣り竿を置けるホルダーのこと。釣り竿を置くだけなら床でもいいんじゃないか?と思ってしまいますが、堤防釣りや川釣りではともかく、不規則な揺れがある船上では置き方を考えるのも一苦労。竿受けはそんな磯釣りや船釣り特有の、不測の事態を防いでくれる釣り具と言えるでしょう。

用途によって形も変わる、磯釣りだけじゃない

船上や磯釣り以外では意味はないのか?と言うと、決してそうではありません。竿受けは用途に応じて様々な種類が開発され、釣り具店などで販売されており、船での磯釣り以外でも、堤防や川など、使用する場所や用途によって、その性能や姿は大きく変化します。「釣り竿を置くホルダー」と言えばそれまでですが、とても奥が深い道具と言えるでしょう。

竿受けを使用するメリット

竿受けを使用することで得られるメリットは大きく分けて3つで、どれも竿受けがあるとないとでは使い心地が激変するほどのものばかり。まだまだ釣りを始めたばかりで、出来る限り大切な釣り具を傷つけたくないと言う方にも、何度も磯釣りや堤防釣りを経験したベテランの方にも、竿受けはどちらに対しても平等に性能を発揮してくれます。

竿受けのメリット①:道具が長持ちする

竿受けを使用することで、堤防の地面や船の床などに直接竿を置き、地面のデコボコなどにより傷つくと言う事態から竿を守ってくれる効果があります。ホルダーがなくても置き釣りは出来ますが、釣り竿はともかくラインなどの繊細な釣具に不必要な傷がついてしまったら効果を発揮してくれない、何てこともあるため。同じ道具を長く使用したい方や、置き釣りを行いたい方は竿受けをホルダーとすることをおすすめします。

竿受けのメリット②:腕が疲れない

磯釣りは仕掛けを投げ込んでから釣り上げるまで結構な時間がかかり、かつ体力を使うため見た目よりかなりハード。防波堤で釣る場合も、結構な重さの竿をアタリが来るまで長時間持ち続ける必要があるため、アタリが来ることには腕が疲れ、上手くリールが巻けないなんて事態も、竿受けをホルダーとすることで、竿を持ち続ける必要がなくなり、いつでも万全の状態で挑むことが出来ます。

竿受けのメリット③:餌付け等をスムーズに行える

竿受けはホルダーとしてのみでなく仕掛けの交換の際にも効果を発揮し、竿受けを利用することで仕掛けの交換や餌付けの時間を短縮でき、スムーズに次の獲物を狙うことが出来るようになります。一回一回は短いものですが、積み重なっていくと、その差は歴然。竿受けを使用すれば貴重な時間を無駄にせず、仕掛けをスムーズに投げ込めるようになります。仕掛けの取り付けやすさと言う点で、竿受けは置き釣りにおいても効果を発揮し、仕掛けの効果を最大限に引き出してくれます。


竿受けを選ぶとき見るべきポイント

竿受けをおすすめする理由がわかったところで、どんな選び方を選べばいいのか?を覚えていきましょう。なんといっても選び方で最初に見るべきポイントはメーカーで、ホルダーの殆どは「第一精工」という会社が開発し販売している為、第一精工製のものか、或いは老舗釣り具メーカーで有名な「ダイワ」や「シマノ」の名が入っているか確認しましょう。ネームバリューを選び方に入れるのにはきちんと理由があり、多くの人に使用されるという事は、それだけ確実という事なのです。

ポイントその①:サイズで選ぶ、大きさは2種類

メーカーの次に竿受けの選び方で重要なのが、サイズを見る事。ホルダーには大きく分けて2種類のサイズが存在し、1つはロッドホルダー自体のサイズで選ぶこと、当然ホルダーは大きければ大きいほど、狙える魚や竿のサイズも大きくなります。では大きいものを購入すればいいのか?と思いがちですが、そう単純ではありません。ロッドホルダーにも大物用と小物用が存在し、全ての魚種を1つの竿受けで狙うのは厳しいでしょう。

もう1つの見るべきサイズは、ロッドホルダーが挟むことが出来るサイズ。ちょっとわかりにくいですが、ロッドホルダーは船に挟み使用するため、船の大きさに合わせたホルダーを使用しなければなりません。たまにですが、船の取り付ける部分が分厚過ぎてホルダーが取り付けられない、何てこともありえます。種類によって挟む部分の幅が大きいタイプもあるため、どんな船にも対応できるようにしておきましょう。

ポイントその②:用途で選ぶ、船か堤防か

竿受けには堤防釣り向けのものと船釣り向けのものが存在し、同じ竿受けでも、置き釣りか仕掛け釣りかで、その性能は大きく変化します。船や磯は不規則な波の揺れにも対応できるものでなければならず、堤防釣りでは釣り竿を直接地面に置く「置き釣り」を行う方も少なくないため、仕掛け釣り向きか、置き釣り向きを選び方に入れる事はかなり重要と言えるでしょう。

ポイントその③:購入する前に確認を!

船釣り向けのものと堤防釣り向けのものはどう区別すればいいのか?何といっても購入する前に商品名をしっかりと確認し、どちらでの釣りに向いているか、入念に確認することが選び方のポイントです。間違って堤防向けのものを買ってしまった!と言う場合でも、逆の場合でも基本は同じ為、効果はちゃんと発揮してくれますが、やはり用途にあった竿受けを使用することをおすすめします。

ポイントその④:無理に購入はしない!

選び方のポイントとして、他に把握しておくべきなのが、竿受けはあったら何かと便利だし、使用することをおすすめする道具ですが「絶対に使わなければならない」道具ではないという事。釣り竿の様に必ず必要と言う訳ではなく「購入しないといけない/使用しないといけない」と考えると用途にあった竿受けが購入できず、タンスのこやしに…なんて事もあるかもしれません。安いものでも1万以上はするのも、中々痛い出費です。

竿受けはあったほうが便利だし、とりあえず購入さえしておけば必ず役立ってくれると言っても過言ではない強力な道具です。ですが、それは「ちゃんと釣りの場面で使用する事」で初めて性能を引き出すもの、購入してもサイズに竿のサイズに合わなかったら意味がありません。どんな竿受けがいいのかわかったところで、用途に合わせた、初めて竿受けを使用する方にもおすすめな竿受けを3つ紹介していきます。


おすすめ竿受け①:船釣りにおすすめ

第一精工 受太郎

出典:Amazon
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竿受けと言ったらコレ!と言われるほどの定番中の定番の竿受けが「第一精工」が販売する竿受け「受太郎」です。第一精工は「竿受けと言ったらこのメーカー」と言われるほどの知名度と実績を誇り、竿受け選びで困ったら、とりあえず第一精工製のものを選べばいいと言っても過言ではありません。

船釣り用竿受けを選ぶ際のポイント

船釣りで最も気を付けるべきなのが、磯は堤防や管理釣り場や川の様に足場が固定されておらず、絶えず不規則な揺れに気を付けなければならないという事。しっかりを竿を固定してくれ、余程の事がない限りはすっぽ抜けない、頑丈な竿受けが必要です。

また、竿受けを取り付ける船の縁にも注意が必要で、船によっては取り付けられなかったり、穴がなかったりする場合があります。そんな時にも備え、サイズ別に複数個用意しておいたり、事前に竿受けが取り付けられる船か確認しておくようにしましょう。揺れに強く、頑丈な物であれば銘柄にこだわる必要はありません。

おすすめ竿受け②:堤防釣りにおすすめ

ダイワ(Daiwa) ロッドホルダー CPスタンド W ブルー 925945

出典:Amazon
出典:Amazon
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出典:Amazon
出典:Amazon
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堤防やサーフに出向き、本格的な釣りを楽しみたいと言う方や、置き釣りを主体としたい方におすすめなのがダイワの「ロッドホルダー CPスタンドW」です。色は2種類で、海や青空に似合う爽やかなブルーと、遠くからでも目を引くレッドを選ぶことが出来ます。

堤防釣り用竿受けを選ぶ際のポイント

堤防釣りは竿受けが活躍する場面として定番中の定番、波型の腕が広がる三脚タイプト、クーラーボックスに取り付け使用する外付けタイプが存在し、竿を立てかける場所がない堤防やサーフではこの形が大いに役立ってくれます。なんといっても選び方でも見るべきポイントは「立てかける場所がなくても自立できるか」でしょう。

クーラーボックスに取り付けるタイプは、簡単に取り付けられ、強力かつ簡単なのがメリット。ただ、これだと僅かとは言えクーラーボックスを傷つけてしまうのがネックです。三脚タイプのものは高強度を誇り、他の釣り具を傷つけることもありませんが、ややスペースを取るのが難点。用途やスタイルに合わせて、2種を使い分けるようにしましょう。

おすすめ竿受け③:海釣りにおすすめ

第一精工 スーパーパイプ受太郎プラス

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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管理釣り場や海釣り公園など、身近な場所で本格的な海釣りを楽しみたいと言う方におすすめするのが、第一精工の「スーパーパイプ受太郎」です。船釣り向けの「受太郎」に対しこの「受太郎プラス」は海釣り全般に対応し、性能は勿論ネームバリューも十分で、amazonで購入すれば出費もグンと抑えられます。


海釣り用竿受けを選ぶ際のポイント

管理釣り場や海釣り公園のほとんどは、小さなお子様が誤って海に転落しないよう、高めの手すりや柵が設けられており、竿受けもその手すりに取り付けるように使用します。そのため竿を置く部分はある程度の深さがあったほうがよく、浅いものを選ぶと、大物がかかったときに魚の重みで竿受けが外れてしまう場合があります。

更に困ってしまうのが、隣で釣りをしている人と竿の仕掛けや道糸と自分の仕掛けが絡まってしまう「オマツリ」になってしまう可能性がある事、どんな趣味であっても、出来る限り周りに迷惑はかけたくないものですよね。海釣り用の竿受けは大きさやメーカーを見ることは勿論、浅すぎないものを選ぶことがポイントです。

竿受けは自作も出来る!材料を揃え簡単DIY

竿受けは釣り具店などで購入するほかにも作り方を把握しておけば、材料を揃え自作してしまう事も出来ます。竿受けを自作と言うと、なんだかとても敷居が高く感じてしまいますが、その作り方はとても簡単で、DIYや自作釣り具は初めてという方にもおすすめです。

竿受けを自作するメリットは何といっても安上がりなこと、メーカーが販売する竿受けは作り方に凝っていて、強力な分どうしても根が張り、最低でも5000から1万以上の出費になる事も少なくありません。竿受けを自作すれば1000円以内で済むうえ、原理もシンプルな為、作り方さえ覚えればいくらでも量産することが出来ます。

100均で材料を揃えるだけ!安価且つ簡単

自作竿受けの作り方は人それぞれですが、その中でも特に安上がりで済むのがダイソーとで材料を揃える作り方。ダイソーで売っている、クーラーボックスに取り付ける用のスタンドを購入したら、クーラーボックスに取り付けるための取っ手とビスを購入し、あとは取り付けるだけ。300円弱であっと言う間に竿受けが完成します。取っ手がないと言う場合は、ホームセンターで探してみるとよいでしょう。

自分だけの竿受けを選ぼう

竿受けは使う用途によって形を変えたり、自作する方法があったり、作り方次第では100均の材料で作れてしまったりと「竿を置く台」だけには留まらない、便利かつ強力な道具です。強力な竿受けが欲しいと言う方は選び方を参考に、竿受けが欲しいけど出費を抑えたいと言う方は、作り方の項を参考し、自作してみてはいかがでしょうか。