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釣りでも人気のブラントラウトとは?その生態とルアーでの釣り方をご紹介!

今回は釣り人に人気のブラントラウトについて記載しました。主な釣れるポイントや時期、釣る際のルアーやルアーのアクションなどの釣りの記事ももちろん、ブラントラウトの食べ方や料理法なども記載いたしました。釣り好きの方も料理好きの方も楽しめる記事だと思います。
2020年8月27日
きたむー
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ブラントラウトとは

ブラントラウトとは主に湖や川で見られる魚の種類です。釣り好きな人は一回は聞いたことのある魚です。この魚の生息地は日本全国で基本的に全国の川で見られる魚ですが実は日本ではつい最近見られるようになった魚です。

ブラントラウトの元々の生息地

インドやヨーロッパなどアジア諸国の生き物

ブラントラウトの元々の生息地はヨーロッパやインドのアジア諸国でユーラシア大陸の生き物です。そのために日本にはいなかったのですが、マスが釣りで人気があったために明治頃、海外から色々な地域の川にカワマスの卵が輸入されるときにブラントラウトの卵も混ざっていたために日本で繁殖しました。オーストラリアや アメリカでもこのようなことが行われていたので、世界中でこの魚を見ることができます。

ブラントラウトの別の呼び名

出典: http://free-illustrations.gatag.net/tag/%E9%AD%9A-%E3%82%B5%E3%82%AB%E3%83%8A?ssort=__reaction_buttons_5________________-pm&sdir=desc

海の中に住むものと川の中に住むもので呼び名が違います。

ブラントラウトの中には川などの淡水にすむものだけではなく、海などの海水に住むブラントラウトもいます。また海に住むブラントラウトは季節によって色々な地域の海を渡っています。海に住むブラントラウトは「シートラウト」とも呼ばれています。また「シートラウト」は長い距離を移動すると言われていて、産卵のときだけ川などの淡水に戻ってきます。

ブラントラウトの生態

ブラントラウトは一生のほぼすべてを川などの淡水で過ごします。シートラウトは海を回遊して産卵の時に川などの淡水に戻ってきますが、ブラントラウトも淡水域を回遊しています。実はブラントラウトは乱獲や生息地の破壊によって絶滅危惧種には指定されていませんが、すごい勢いで数が減っています。サイズは標準的で大きいもので20㎏以上、小さいもので1㎏ぐらいのサイズの魚です。

詳しい情報

ブラントラウトは多くの地域への環境適応に優れています。個体・個体群で生態が変化します。成熟までに雄が必要とする期間は1~2年ほどで、雌は2~3年ほどかかります。寿命の長さは5~8年です。主に11月~2月の間に産卵を行い、2月~3月に孵化をすませて4~5月ほどで浮上します。ブラントラウトは1日中餌を食べ続け主に川底の無脊椎動物や小さい魚やカエルなどを餌として食べています。

ブラントラウトは主にどこで釣れるのか

ブラントラウトについて生態や詳しい情報などご紹介しました。次はブラントラウトを釣りたい方に向けてそのブラントラウトがどこで釣れるか、どのような場所に生息するかなどまとめてご紹介いたします。

ブラントランが釣れる時期・主な生息地


ブラントランが釣れる時期としては主に3月~9月の間に釣れることが多いです。ですが水温が低くなる冬の寒い時期でも泳ぎ回る強い魚なので釣りとしては1年中楽しめる魚かと思います。主な生息地としましては日本の全国の各地にある釣り場や、北海道、東北地方などの河川でもブラントランは釣れたりします。生息地としている場所は水温が低めで酸素量の多い湖沼や河川です。温度の基準としては大体20℃以下ぐらいがおすすめです。

ブラントラウトの釣り方

ブラントランの釣れる時期・主に生息地としている場所を紹介した釣り方を知りたいという方のために後は釣り方をまとめて記載いたします。

ブラントラン餌での釣り方

餌での釣り方としては、主にイクラや、ブドウ虫、コーンなどの餌があります。これらの餌は近くの販売店などでも購入できると思います。他には現場で採れる川虫なども餌としておすすめです。

ルアー・ミノーでの釣り方

次はルアー・ミノーでの釣り方やミノーでの主なアクション(動かし方)をご紹介していきます。

ルアー・ミノーアクション(動かし方)①タダ巻き

タダ巻きというアクション(動かし方)は名前の通りにただ巻くだけの動きですが実は簡単そうで難しい巻き方です。購入したミノーをやみくもに投げずに明るい場所で投げてみてミノーの動き方を想像しましょう。ルアーやミノーは投げてみないとどういう動き方をするのかわかりません。またタダ巻きというアクション(動かし方)は定番中のアクション(動かし方)です。一定のスピードを保ちながら巻き続けるのがコツとなります。

ルアー・ミノーアクション(動かし方)②ストップアンドゴー

ストップアンドゴーは先ほどご紹介したタダ巻きに動きを止めるアクションを加えて、再び巻き始めるという動作です。ミノーが動きを止めている間に魚に餌に食いつかせるタイミングを与えることでヒットを狙うという手法です。ミノーの動きを止めるのは本当に一瞬だけでその一瞬の間に魚に食いつかせるようにします。この一瞬の間が非常に大切でこのタイミングをミスしてしまうと魚に見切られてしまいます。このアクションも定番なのでぜひマスターして魚を狙ってみてください。

ルアー・ミノーアクション(動かし方)③トイッチ・トイッチング

トイッチ・トイッチングはロッドを小刻みに連続してシャクリなどのアクションを与えてルアーに不規則な動きをさせます。逃げまとう小魚の動きなどを表現させるアクションです。注意点としては上方向にしゃくってしまうとルアーが浮き上がりやすく、レンジをキープ出来なかったり、表層のほうでこのアクションを行ってしまうとルアーが海面から飛び出てきてしまいます。このアクションは動体視力のいい魚や、青物、小型回遊魚をターゲットとしたテクニックです。ぜひマスターしてみてください。

ルアー・ミノーアクション(動かし方)④ジャーク・ジャーキング

ジャーク・ジャーキングは先ほどご紹介したトイッチの延長線上にあたるアクションの1つで違いとしては竿のふりをより大きくそして強くしてより広範囲の魚に見せつけるためのアクションです。朝や夕方に有効で糸ふけをだしてルアーのスライド幅を大きくしましょう。

ルアー・ミノーアクション(動かし方)⑤デットスティッキング・デットスロー


デットスティッキング・デットスローは瀕死状態の魚のような様子を表現するアクションです。表層をルアーが動くギリギリのスピードで巻いていきます。サスペンドミノーを目的の表層まで潜らせてからひたすら待つだけの上級者むけのテクニックです。天候の変化で弱った魚演じます。弱った魚は頭を上に向けるのでルアーは姿勢がやや上を向くルアーを使いましょう。

ブラントラウトを釣る際のルアー選び・種類

色々な動かし方を記載した後は種類や選び方について記載していきます。

種類・スプーン

こちらのスプーンと呼ばれるものは1つ持っているだけで色々な攻め方や、泳層を変えることができます。ゆっくり動かしたいときなどに有効で、またアピール効果もあるので春先の動きの鈍い魚には有効的です。さらに値段も安くて、入手しやすいので初心者にはおすすめの種類でもあります。

種類・ミノー

先ほどご紹介したスプーンより釣れるという声やあまり変わらないという声もあり意見は様々です。場所によっては有利な場所もあります。種類によっては止めた時に浮く具合も違うので適切なものを選べると色々な場所が攻められます。価格が少し高いので初心者は勝負場所で使うのがいいかもしれません。盛期の時のヤマメなどはこちらのミノーの方が有効かもしれません。

選び方

トラウト釣りの際のルアーの選び方としては、スプーンの方が有効的かもしれません。ルアー釣りの初めはスプーンと言われているぐらい釣れるので釣れる確率は多くなります。カラーは膨張色と呼ばれる主に黄色やオレンジなどといった蛍光色を使ったほうがいいと思います。食い気のある魚に興味を持たせるような色を選びましょう。大きさは小さいものを選ぶ必要はなく食い気の強い魚は少し早く巻いても食いついてきます。早く巻いたルアーに対してのアタックは強く針も深くかかりバラシづらいです。

ブラントラウトがなぜ釣りで人気なのか

ブラントラウトが人気な理由はほかの魚に比べて非常に感情的で、縄張りに入ると興味を持ちすぐに見に来たり、なんどもルアーを縄張りの中に入れると怒って追いかけてきて急食いついたりもします。捕食する際には今ってところで襲い掛かってきたりもします。何もない所に投げても釣れないのでポイントを1つ1つ探さないと釣れず、みんなが適当に投げても釣れないというところも人気の理由です。

ブラントラウトの食べ方・料理法

最後にブラントラウトの食べ方や料理法をご紹介していきます。

ブラントラウトの食べ方・料理法①甘露煮

まずはブラントラウトを灰汁を丁寧に取りながらブラントラウトの骨が柔らかくなるまで番茶でしっかり下煮します。下煮が終わると番茶を捨ててからしょうゆ、みりん、黒砂糖、酒で味付けをして完成です。


ブラントラウトの食べ方・料理法②イクラ丼

ブラントラウトのイクラは小さいですがしっかりイクラの味がします。ブラントラウトのおなかをさばく時たまごがあれば傷つけずに丁寧に取り出しましょう。最初にスジコを取り出しぬるま湯につけておきますお湯の温度は熱すぎるとダメなので注意してください。次に付けた後たまごを手でほぐしてとります。そして、酒、しょうゆにつけて最後につけておいたたまごをご飯の上にのせて完成です。

ブラントラウトも食べ方・料理法③ムニエル

まずタマネギをみじん切りにして塩コショウをふって、しっかりと炒めます。そのあと粗熱を取っておきます。そのタマネギを塩コショウをふったブラントラウトのおなかの中に詰めて小麦粉をふり両側がきつね色になるまで焼いて完成です。タマネギが甘くおいしいです。

ブラントラウトの食べ方・料理法④ディル・ムニエル

最初に30cmほどのブラントラウトを三枚におろして塩コショウをふります。そしてディルのみじん切りを皮の面にのせます。小麦粉をふるいを使って皮の面にふりオリーブオイルを熱したフライパンに皮の面から先に焼いて両側がきつね色になるまで焼いて完成です。

ブラントラウトの食べ方・料理法⑤エッグベネディクト

最初にブラントラウトを三枚におろしてムニエルを作ります。ポーチドエッグとオランデーズソースを共にエッグベネディクトにして完成です。

ブラントラウトの食べ方・料理法⑥塩焼き

一番シンプルでおいしい食べ方と思います作り方も非常に簡単でだれでもできます。魚を下処理した後に塩をふり焼くだけです。最初に五分ほどグリルの中を予熱で温めておくと網に皮が引っ付かずに焼けます。魚を入れるときに弱火に戻してそれ以降は火を強くして焼くとすぐに焦げてしまうので弱火で焼き続けます。魚を焼くときも盛り付ける時の裏側から焼くと表面の皮がパリパリと焼けます

まとめ

色々なブラントラウトの釣り方やミノーの動かし方、また生息地などをまとめて思ったのは奥深いなと思いました。料理法も定番の物から少しおしゃれな料理もあり色んな方が楽しめる魚だと思います。ぜひ釣って、料理してみてください。