ソロキャンプの魅力とは?
キャンプ人気が高まると共にジワジワと人気が高まっているのが「ソロキャンプ」です。「ソロ」とは「一人」、つまり一人でキャンプをすることをソロキャンプと呼びます。一人で寂しくならないの?と思うかもしれませんが、そんなことはありません!ソロキャンプでしか味わえない魅力をご紹介していきます。
ソロキャンプの魅力その1-自由に時間を使える
ソロキャンプの一番の醍醐味、そして魅力は、キャンプの間はずっと自由に時間を使えることなんです。コーヒーを飲みながら読書を楽しんだり、散歩で自然の空気を吸ったり、ゴロゴロリラックスも出来るし、今が何時かを気にせず寝て起きてご飯を食べられることも、この現代貴重な機会だと思いませんか?ソロキャンプはキャンプに慣れている人や、全くの初心者でも楽しめる、このご時世だからこそおすすめのアクティビティなんです!
ソロキャンプの魅力その2-気の向くまま色んなことに挑戦出来る
通常のキャンプでは周りと時間を合わせたり、初心者の人はやってみたいことがあっても経験者に遠慮してしまうなんてことも…ソロだったら全てが自由です!近くに山があればハイキングに挑戦したり、失敗を気にせず好きな材料でキャンプ飯に挑戦もできます。誰にも気を使う必要はありません。普段の自分からは想像できないような体験にチャレンジしてみるのもソロキャンプの醍醐味です。
ソロキャンプの魅力その3-1人で全てをこなす達成感が気持ちいい
ソロキャンプをするならば、キャンプ場自体の選び方から、現地でテントを張る際ににどこを選ぶか、場所の選び方も自分で決めなくてはいけません。それだけではなく、調理、撤収、急な天候不良に見舞われた際の対処など、すべて自分でこなさなければなりません。ですが、無事にソロキャンプを終えた後は全部自分でやり遂げたという達成感は特別な思い出と自信になるはずです。
バックパック1つで行く時のおすすめソロキャンプ装備10選
ソロキャンプに挑戦しようと思った時に、そもそもキャンプ初心者だった場合、どんな装備や道具を揃えれば良いのか疑問に思いますよね。そんな初心者のために、まずはバックパック1つに収まり、かつ、これさえあれば大丈夫!と自信を持っておすすめできる、初心者向けソロキャンプ装備の選び方をご紹介していきます。
装備リスト①:ソロ用テント
テントの選び方として、初心者ならば設営が簡単なクロスポール型ドームテントがおすすめです。ポールを2本クロスさせ、テントに付いているスリープ(輪っか)にポールを通すだけで設営が出来ます。最近はホームセンターなどでお得に買うことが出来るので、まずは設営が簡単なテントから慣れていくことをおすすめします。ポールはジョイント式になっていて非常にコンパクトにまとまるのでバックパックに収めたり、外側にバンドなどで固定すれば持ち運びも楽チンです。
装備リスト②:寝袋
寝袋の選び方は使用するシーズンと使用する人の身長で決めれば大丈夫です。それでも選び方で迷ってしまった場合はダウンの寝袋がおすすめです。春〜秋位まで使うこともでき、小さくまとめることも出来ます。身長が高い人ならば伸縮性のあるストレッチ機能の付いた寝袋ならば窮屈になることもなく快適に寝ることができるでしょう。ただし濡れてしまうと使え無いのでバックパックに吊るさず必ず中にしまうようにしましょう。
装備リスト③:コンパクトエアマット
寝袋だけだと地面が思ったより硬くて寝辛かったり、冷気が伝わって寒くて寝れない…なんてことも。夜もグッスリ眠るためにはエアマットも忘れず用意しましょう。バックパックに入るマットの選び方は、エアタイプならば持ち運びも軽く、使わないときは小さくまとめられるのでおすすめです。
装備リスト④:折り畳み式のテーブル
食事をするときはもちろん、その準備や、バックパックを置いて荷物を出したいけど地面が濡れてる…なんて時に便利なのがテーブルです。折りたたみ式ならば場所も取らないので1つ持っていると便利な道具です。簡単な机ならば100均にあるもので自作することも出来ます。選び方に迷ってしまった時はDIYに挑戦してみるのもいかがでしょうか?
キャンプ道具を自作するならこちらも参考に!
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装備リスト⑤:コンパクトチェア
テーブルとセットで椅子も用意すると便利です。地面に直座りも出来ますが、ゆっくりコーヒーを飲んで読書にふけったり、お酒を飲みながらまったり過ごすためには椅子があったほうがリラックスできます。選び方は簡単、コンパクトに収納出来るものの中から実際に座って座り心地を確かめてみるだけです。
装備リスト⑥:ソロキャンプに丁度良い調理道具
ソロで料理をするならばコッヘルという、小型調理器具がおすすめです。持ち運びのし易さを前提に考えられている上に、メーカー毎にマトリョーシカのように重ねてコンパクトにしまえるようになっていることが多いです。調理以外にもそのままお皿代わりとして使うことも出来るので1セット持っていれば大抵のことが出来ます。選び方で気をつけて欲しいのが、メーカー違いで揃えるとサイズが合わないことがあるので、同一メーカーで統一するのがおすすめです。
装備リスト⑦:シングルバーナー&ガス管
バーナー部分が折りたたみ出来て、ガス管に直結できるタイプのバーナーをシングルバーナーと呼びます。コンパクトでも火力は十分、お湯を沸かすのは勿論、フライパンでお肉も焼けます。せっかくのお一人様、この期にちょっと挑戦してみたかったキャンプ飯に挑戦してみませんか?折りたたんだバーナーは非常にコンパクトで、バックパックの隙間に放り込んで置ける分、どこにしまったかわからなくならないように注意しましょう(笑)
装備リスト⑧:ライト&ランタン
キャンプ場の夜は基本真っ暗なので、明かりを灯す道具は必須です。首からかける小型ライトや、ハンズフリーのヘッドライト、LEDの小型ランタンなどたくさんの照明グッズがありますが、選び方としてはテントに吊るしておける小型のLEDライトと、夜間にトイレに行きたい時用などのハンズフリーライトの2種類があると安心です。
装備リスト⑨:カッパ
急な雨の時など、カッパを着れば両手が空くので身動きがとりやすいです。それに、雨以外でも防寒具として使えるので、ちょっと寒い時にさっと羽織ることも出来ます。もし防水性に自信がない場合、事前に防水スプレーをかけておくことで防水効果を強化しておきましょう。
装備リスト⑩:コンパクトに畳める軽量焚火台
最近は直火をNGにしているキャンプ場が多いので、焚き火でまったり過ごしたい人は焚き火台の持参をオススメします。焚き火で温まりながらマシュマロを焼いて沸かしたお湯でコーヒーを飲んでみる、なんて普段では味わえない時間の過ごし方も出来ます。
車で行く時のおすすめソロキャンプ装備4選
ソロキャンプをする時に車を使える人もいると思います。車の最大のメリットは積載力です。バックパックに詰める必要がないのでコンパクト性にこだわる必要がありません。それに、テントを張らずに車中泊が出来ることも車ならではです。基本的な道具はバックパック1つにまとまるおすすめソロキャンプ装備と同じですが、それに加えて用意したい車ならではの道具をご紹介します。
装備リスト①:タープ
少々ガサになるタープも車なら楽々積載出来ます。雨が降った日はもちろん、日よけにも使えます。車と連結して使えるカーサイドタープならば、安定感も抜群。設置も簡単なものが多いので車でソロキャンプをする際には1つあると大変便利な道具で、これがあれば天気を気にせずまったりソロキャンプを楽しめます。
装備リスト②:カーテン
車中泊をする場合、カーテンが無いと朝の日差しが直接差し込んで眩しすぎたり、街灯が明るくて寝られない…なんてことも。それに覗き込み防止や防犯の為にも目隠しとなるカーテンの準備をおすすめします。カーテンが無い場合はダンボールを窓に貼ると防寒対策にもなるので、家にあるダンボールをバラして持っていくことをおすすめします。
装備リスト③:カセットコンロ
バックパックの場合はコンパクト性に優れたシングルバーナーがおすすめですが、車ならばいっそカセットコンロを持っていくと安定感も抜群で楽チンです。雰囲気を楽しみたい場合はシングルバーナーがおすすめですが、念のために積んでおけるのも車ならではです。
装備リスト④:ちょっとリッチな調理器具
こだわりのキャンプ飯を作ろうと思っても、バックパックにスキレットやダッチオーブン、スモーカーなどの調理器具は入りませんが車ならばその心配がありません。もし料理にこだわったソロキャンプをしたいならば車を使うことを前提にしてちょっとリッチな調理器具を持っていくのはいかがでしょうか?
思い切って車内を改造しちゃう手段もあり!
いっそのことソロキャンプ用に車を改造してしまえば、最高のソロキャンプ装備の完成です。ポールを這わせて荷物かけを作ったり、床を作って上に寝床、下に荷物収納のスペースを作れば空間を余すことなく利用することができます。もしもソロキャンプにハマりすぎてしまったら、車のカスタマイズに挑戦してみるのも面白いかもしれません。
ソロキャンプは女子にもおすすめ!
一人でキャンプと聞くと男性ならではの趣味に思えてしまうかもしれませんが、仕事に疲れて自然の中でリフレッシュしたい女子や、普段は何かとグループ行動が多い女子だからこそ、自分をゆっくり見つめ直す時間を過ごすせるソロキャンプはおすすめです。実際にインスタでもソロキャンプを楽しむ女子の投稿がたくさんアップされていて、皆ソロキャンプを楽しんでいます。あなたも思い切ってソロキャンプ女子になってみませんか?
ソロキャンプって危なくないの?
性別関係なくソロキャンプには野生動物の危険や、急な天候不良、それに自分自身の体調不良など少なからず危険がつきものです。ただ、女性のソロキャンパーはまだまだ珍しい分どうしても目立ってしまうので、人一倍、事前準備や防犯対策をしっかり整えてソロキャンプに臨みましょう!
女子のソロキャンプで押さえておきたいポイント
でも、実際に何を準備すれば良いの?どこに注意すれば安全なの?と疑問に思う女子も多いと思います。そんな女子にまずは安全なキャンプ場の選び方から、テントを張る位置など基本的に押さえておいて欲しいチェックポイントをご紹介します。
ソロだからこそオートキャンプ場を選ぼう
オートキャンプ場というのは基本管理人が在中して、入り口も夜間は施錠したりすることもある、安全性に配慮されたキャンプ上のことをさします。キャンプ場内も整地されていて、家族連れも多いので、山の中の人気の少ない玄人向けのキャンプ場より安心して過ごすことが出来ます。まずはこのように開かれたキャンプ場からソロキャンプを始めるとハードルが低くておすすめです。
ソロだからこそテントを張る場所選びは慎重に
出来るだけ家族連れや親子の団体のテントの横に自分のテントを設置すれば随時人目があるので女性一人でも安心です。他にも犬を連れている家族の近くも、万が一野生動物の侵入があった際いち早く吠えて知らせてくれます。他に街灯があるならばその近くもおすすめです。その場合、明かりがテントを通り越してきて眩しい可能性もあるのでアイマスク等を事前に準備しておきましょう。
ソロキャンプの命綱=携帯電話がつながる場所を選ぶ
最近は携帯の電波が入るキャンプ場も増えてきました。女子だけでなく、ソロキャンプ初心者ならば携帯電話の電波が入るキャンプ場がおすすめです。本当に困った時に外部とすぐ連絡が出来るという安心感はソロキャンパーの心強い味方になってくれます。電波が入っても充電が切れてしまっては使え無いので、モバイルバッテリーの準備も忘れ無いようにしましょう。
女子なら追加で持っていきたいキャンプ装備3選
ソロキャンプ初心者におすすめの装備と道具があれば、女子も快適にソロキャンプが出来ますが、さらに快適、安全にキャンプ場で過ごすためのちょっとしたアイテムがあるのでご紹介します。どれも場所を取らない上に簡単に用意出来るので荷物の中に忍び込ませることをおすすめします。
装備リスト①:軽量ダウンジャケット
キャンプ場の場所によっては夏でも朝晩は冷え込むことが多いです。それに女子に冷えは大敵!冷え対策は念入りに行いましょう。軽量ダウンジャケットならば必要な時にさっと取り出せて、使わ無い時は小さくまとまるので、持ち運びの重さも気になりません。防寒対策は思っているよりもプラス1枚念入りに多めに持って行きましょう。
装備リスト②:ホッカイロ
冷え性の女子にとってキャンプの悩みで多いものが「寝ている間に足先が冷えて目がさめる、足先が冷たくてよく眠れない」です。そんな時はホッカイロを靴下を履いた足裏に貼ったり、足元にホッカイロを入れておけば、寝袋の保温性でまるで湯たんぽを入れたようにヌクヌクと足元が温まりますよ。日中寒い時も腰に1枚貼っているだけでも暖かさが断然違うので数枚バックパックの外ポケットに忍ばせておけば安心です。
装備リスト③:防犯ブザー
女子ならでは用意して欲しいものが「防犯ブザー」です。急な危機に直面した際、大声で助けを呼ぶことは案外難しく、それに場合によっては誰かが騒いでいるなと勘違いされて気づいてもらえない可能性もあります。そんな時に防犯ブザーがあれば周りにいち早く自分がピンチであることを伝えられます。ただし、くれぐれも誤作動には気をつけましょう。
ソロキャンプの装備リストまとめ
いかがでしたでしょうか?一見ハードルが高くみえるソロキャンプも、事前に気をつけることや準備するものが分かればぐっとハードルが下がったと思います。キャンプ慣れした人も、全くの初心者やソロキャンプに興味のある女子も今年は思い切ってソロキャンプデビューをして自分に自信をつけてみてください!