ベルモント| PI-1493 スノーウォーク(ゴムバンド付)
INOOK| スノーシュー E-FLEX
DOD| SW-10B レッド スノーシュー (25inch)
キャプテンスタッグ| CS リフター付スノーシュー 25inc
エムエスアール|デナリクラシックアッセント/RD 40800
ディーオーディー|トレッキングポール スノーシューセット アルミ合金 SW-10TP
ディーオーディー|スノーシュー アルミ合金 【バランスの良い25inch】 SW-15B
MSR|Women's Revo Explore
雪山登山を楽しもう!
野山の遊び方はいろいろです。春から夏には可憐な高山植物を眺めながら、秋には紅葉と四季折々に美しい風景を見せてくれる日本の山々ですが、冬の雪山登山と聞くと、冬の装備などの不安から二の足を踏んでしまうのではありませんか。でも、真っ白に輝く雪に覆われた山々の景色は心を洗われる様な荘厳な感動を与えてくれます。雪山体験がなく不慣れな初心者の方は、まずツアーに参加されてみると良いでしょう。スノーシューのような必要な装備もレンタルできますのでおすすめします。
雪山初心者の遊び方!
夏山とはまったく違った風景を楽しめる雪山。選び方としては、初心者の方の登山は比較的標高の高くない山を選ぶのがベストです。装備は登山用のものが一通りそろっていればOKですが、冬山ですので防寒着は必ず用意して下さい。忘れてならないのが”スノーシュー”と呼ぶ雪道を歩くための道具です。スノーシューとは登山靴の上に装着して歩くもので、雪山登山には必需品です。雪道は夏場の道と違って歩きづらいものです。初心者の方は特にゆっくり焦らず登るのがコツのひとつです。
雪山登山で守りたいこと!
雪山登山での遭難事故が最近もニュースになりました。登山には守りたい法則があります。山の天候は急変することがあります。登る前には気象情報に十分耳を傾け、少しでも天候が悪化する傾向にある時は登るのは断念しましょう。特に初心者の方は標高の高い山は避け、約6時間以内で下山出来る様な場所の選び方が大切です。特に単独行はNG、ガイド付きの体験ツアーに参加するのが良いでしょう。
雪山登山は自分に合った山を選ぼう!
冬山とは、夏の山とは全く趣きを異にしています。自分の体力や山登りの技術レベルにあった選び方が基本です。登山に少しブランクがある人や、雪山の体験がない初心者の方はまず無理をすることは厳禁です。まず、標高のあまり高くない山や登山の難易度が低い山から始め、徐々にステップアップしていく事が大切で、山での遭難を防ぐことにもなるのです。
雪山登山の装備とは
雪山トレッキングは当然冬用装備が基本です。選び方の基本はツアー参加の場合は講習会などで装備品についての説明がありますからそれに従って用意すると良いでしょう。冬山装備とは?選び方の参考として以下に挙げてみました。 ・雪山用アルパインウェア ・防寒着(ダウンあるいは毛織物の防寒用ジャケット) ・インナーウエア(保湿性のあるもの) ・帽子(保温性のあるニット帽) ・手袋(防水仕様のオーバーグローブ、予備も用意) ・靴下(保温性のあるウール素材のもの、予備も用意) ・サングラス、ゴーグル(雪面からの反射や紫外線防止のため) ・ダブルストック ・ザックカバー
雪山トレッキングツアー!
登山ブームによって今では多くの方達が山を楽しみ、山での遊び方もいろいろと紹介されています。また、それによって様々な登山ツアーが全国的に行われていて、雪山トレッキングツアーも盛んに開催される様になってきました。初心者の方はまずは自分の力量にあったツアーを選ぶことが大切です。また、アウトドアメーカーや各地の山岳会などにおいて雪山での遊び方など登山講習会も随時開催されていて体験ツアーもセットになっているのもありますので、参加して基本スキルを学ぶことができます。
モンペル/スノーツアーイベント
全国のモンベルスタッフや、現地に精通したモンベルフレンドエリアのガイドがよりすぐりのスノーシューフィールドをご案内。スノーシューが初めての方でも気軽に楽しめるコースや、親子で楽しめるコースなど、モンベルスタッフのおすすめのフィールドをご紹介します。 M.O.C.主催のスノーシュー・イベントでスノーシューレンタル(有料)をご利用されたモンベルクラブ会員さまを対象に、スノーシューご購入時にメンバーズポイント2,000ポイントが還元されるポイントバック・クーポン券をプレゼント!
この様に雪山トレッキングツアーイベントが各地で催されていますので、参考にしてして下さい。
スノーシューとは?
日本では昔、漁師たちが雪山での猟に出かける時にワラ沓の下につけたものが”和かんじき(輪かん)”という深い雪のなかでも足を沈めずに歩くことの出来る道具でした。タモやクロモジの枝をU字にしたものを2つ組み合わせて造られたものです。スノーシューとは、「西洋かんじき」とも呼ばれ、素材はジュラルミン製で軽くラッセルする力も強いのが特徴です。雪山登山に欠かせない”アイゼン”と似ていますが、爪がなく雪道を歩くためだけの道具です。
”スノーシュー”と”和かんじき”の違い!
少し昔には雪国の子ども達が雪の上での遊び方のひとつの道具でした。スノーシューとは和かんじきの金属版といっても良いのですが、”和かんじき”は紐で締めるため着脱が少々不便ですが、スノーシューとは違いグリップ力がありますので、坂道やトラバースに強いのが特徴です。ただ接地面が小さいので浮力が弱いのが弱点です。反面”スノーシュー”は接地面が大きいため浮力が高くパウダースノーや深雪でも沈むことが少なく、平坦な雪道を歩くのに適しています。ただし、グリップ力が弱いので傾斜のある坂道やトラバースには少し難点となっています。
スノーシューを履いて歩く!
登山靴の靴裏に付着している雪を良く取り除いてからスノーシューを装着します。歩く時はスノーシューどうしがぶつからない様に足幅を広げる様にして歩きます。ストックをバランス良く上手に使い、かかとを浮かして雪面の上を滑らす具合に歩きます。斜面を歩く際には足を水平に保つ機能の「ヒールリフター」がついていると、足を下ろした時にかかとがつかずにつま先立って立つことができ、斜面に対してつま先立ちで歩けるので足への負担を軽減できます。
スノーシューの選び方!
選び方にはスノーシューには比較的平坦な雪道を歩くトレッキング向け用と、主に傾斜地を歩く登山用との2種類があります。平坦地用は大きめで浮力が大きいのが特徴で、登山用は接地面が小さくアイゼンの様に金属の刃がついていて、小回りの効くのが特徴です。ですので、選び方としてはあまり標高が高くない所で比較的平坦地を歩くのが多いトレッキングには設置面積の大きいものを選ぶのが良いでしょう。
おすすめスノーシュー10選!
雪山トレッキングに欠かせない厳選したおすすめのスノーシューをご紹介します。装着して雪の上の楽な歩き方を体験してみてください。
おすすめスノーシュー①
ベルモント(Belmont) PI-1493 スノーウォーク(ゴムバンド付)
ベルモント| PI-1493 スノーウォーク(ゴムバンド付)
材質:本体/ポリエチレン、バンド/エラストマー、フック/ポリカーボネイト • サイズ:長径/360×短径/190mm •重量:560g
軽いプラスティック製のスノーシューです。簡単山歩き用におすすめです。
おすすめスノーシュー②
INOOK スノーシュー E-FLEX 【日本正規代理店品】
INOOK| スノーシュー E-FLEX
原産国:フランス • サイズ:20cm x 65cm •適合荷重:45kg~120kg •重量(ペア):2.0kg •専用ケース付属
プレート部分には高品質のポリマー素材を使用しているので耐久性に優れています。また、ストックでレバーを操作し、歩行モード、登行モードの切り替えも簡単に行えます。
おすすめスノーシュー③
enkeeo スノーシュー アルミ製 軽量 着脱簡単 氷上でも雪山でも利用可能 キャリングバッグ付属
アルミ製ですので非常に軽く履いている感覚を忘れてしまいそうです。また氷上でも大丈夫ですので、凍った湖でのワカサギ釣りのお出掛けにも使えたりと、色々な遊び方を体験できますよ。
おすすめスノーシュー④
DOD SW-10B レッド [スノーシュー (25inch)]
DOD| SW-10B レッド スノーシュー (25inch)
* カラー:レッド * サイズ:25inch * (635×213mm) * 適合荷重 :54.0~90.0Kg * デッキサイズ:600mm * 製品内容:スノーシュー1ペア/キャリーバッグ1個 * 重量:1.89Kg【ペア】 * 材質 フレーム、クランポン:アルミニウム デッキ:高密度ポリエチレン
アルミ合金製で軽い上に丈夫に使用できます。キャリーバッグが付属でついていますのでコンパクトに収納でき持ち運びに便利です。着脱も簡単で快適な雪上歩行を体験できます。
おすすめスノーシュー⑤
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) スノーシュー リフター付 スノーシュー 25inc キャリーバッグ付 UX-892
キャプテンスタッグ| CS リフター付スノーシュー 25inc
製品サイズ:(約)20.5×62cm 製品重量:(約)1000g 材質:ラチェットバックル/ポリアセタール、ラチェットベルト(前)/ナイロン、ラチェットベルト(後)/エラストマー、ビンディングベース/ナイロン、ベース/ポリプロピレン・エラストマー、リフター・クランポン/鉄(紛体塗装)、リベット/ステンレス鋼 原産国:中国
リフター付きスノーシューで雪山を歩いてみよう! スノーシューがあれば手軽に雪の中を、自由に雪の上をあるくことが出来ます。 キャリーバッグ付きなので、持ち運びに便利。 【ヒールリフター】 アイスバーン・トラバースにも強いヒールリフターを装備。 【サイドクランポン】 山側の足は進行方向、谷側の足は開くことにより全体に爪を効かせられます。
おすすめスノーシュー⑥
MSR(エムエスアール) デナリクラシックアッセント/RD 40800
エムエスアール|デナリクラシックアッセント/RD 40800
カラー:レッド サイズ:20×56cm 重量(ペア):1.79kg 生産国:アメリカ
プラスティック製のボディーは耐久性がより高く、グリップ力もありトラバースの際の横ズレなどを防止する優れものです。
おすすめスノーシュー⑦
DOD(ディーオーディー) トレッキングポール スノーシューセット アルミ合金 【バランスの良い25inch】 SW-10TP
ディーオーディー|トレッキングポール スノーシューセット アルミ合金 SW-10TP
製品型番:SW-10TP •サイズ:トレッキングポール:675 - 1350mm(ラバーパッド含む)/スノーシュー:25inch(635×213mm) •適応靴サイズ:上部画像をご確認ください •適合荷重:54.0~90.0Kg •デッキサイズ:600mm •製品内容:マルチトレッキングポール 左右1セット、スノーシュー左右 1ペア、キャリーバッグ 1個 • 重量:トレッキングポール 300g/1本 ( ラバーパッド、ストラップ含む)/スノーシュー 1.89kg(ペア) •材質:トレッキングポール:ジュラルミン / スノーシュー: フレーム、クランポン アルミニウム、デッキ 高密度ポリエチレン
小さな子ども用から大人用までサイズが揃っていることと、カラーバリーションも豊富なのも嬉しいですね。
おすすめスノーシュー⑧
DOD(ディーオーディー) スノーシュー アルミ合金 【バランスの良い25inch】 SW-15B
ディーオーディー|スノーシュー アルミ合金 【バランスの良い25inch】 SW-15B
TYPE 635 •商品名 SW-15 •カラー ブラック、シルバー •商品サイズ 635×210mm •デッキサイズ 600mm •商品重量 1.89kg【ペア】※キャリングバッグは除く •適正靴サイズ 画像もしくはメーカーHPにてご確認ください。
おすすめスノーシュー⑨
MSR(エムエスアール) ライトニングアッセント/22インチ/ブラック 40203
■デッキを囲むフレームには鋸歯があり、フレーム自体でもグリップするため、全方位に優れたトラクションを発揮。■横方向の2本のクロスメンバーにより、軽さと剛性を両立しています。■丈夫でしなやかなデッキが地形に追従し、急斜面の登りやスノーシューが苦手とするトラバース時にもしっかりと地面を捉えます。■登攀時にかかとを持ち上げ、つま先側に荷重をかけやすくすると同時にふくらはぎにかかる負担を軽減するテレベーターも装備しています。■ポジロックATバインディングは、中足部を締めるベルトを独立させたツーピース構造でブーツの種類を選ばず確実にフィットします。■シンプルな構造でメンテナンス性が高く、グローブをした手でもストレスなく操作可能。■-30°でも柔軟性を保つウレタン製で、寒冷下でも安心して使用できます。
体型に合わせた4つのバリエーションサイズがあります。グローブをつけたままでも装着可能なのが嬉しいですね。
おすすめスノーシュー⑩
MSR REVO EXPLORE
MSR|Women's Revo Explore
サイズ:22インチ(20.5cm×56cm) •重量:1.76kg •機能:エクストラクトデッキ、テレベーター、ハイパーリンクバインディング •追加対応:フローテーションテイル(REVOテイル 品番40649)
歩く地形にフィットするデッキとトラバース時にも威力を発揮するテレベータも装備。このスノーシューもグローブをつけたままで装着可能です。
雪山登山におすすめの山!
夏山登山体験のある場所を選ぶのが一番ベストと思われます。一度コースを歩いた場所を冬の景色はどの様な景観を見せてくれるのか興味を抱きませんか。初心者の方の選び方としては、あまり標高の高くない山から始めるのが良いでしょう。慣れてきたら、随筆家の深田久弥氏が選んで歩いた百名山を参考にするのも良いでしょう。ここでは、初級向けのおすすめの雪山トレッキングコースをアトランダムでご紹介します。
赤城山(あかぎやま)
日本百名山のひとつで、榛名山、妙義山と共に上毛三山の一つとされています。アクセスの良さから通年トレッキングの代表的な山です。雪山では夏のコースタイムより1.5倍程度を目安としてプランニングすると良いでしょう。スノーシューの選び方としては初心者向きといえます。 名称:赤城山は黒檜山、駒ヶ岳、地蔵岳からなる一体の火山帯の総称です。 所在地:群馬県 標高:黒檜山(1,828m)、駒ヶ岳(1,685m)、地蔵岳(1,685m) 一般的コース:黒檜山→駒ケ岳 コースタイム:約4時間 アクセス:前橋駅からバス運行→赤城山ビジターセンター
入笠山(にゅうかさやま)
夏山シーズンでは山野草が一面に咲く湿原がありますが、積雪期には広大で真っ白な雪原となり、開放的な大パノラマを肌で感じながらスノーシューでの遊び方を体験できます。山頂からは、南北・中央アルプス、八ヶ岳連峰、富士山など雄大な景観を楽しむことができる初心者向けのトレッキングコースです。 名称:入笠山 所在地:長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703 標高:1,955m 一般的コース:ゴンドラ山頂駅から入笠山山頂(往復) コースタイム:約3時間 アクセス:中央線富士見駅からシャトルバス10分(富士パノラマリゾート)
蔵王坊平高原
日本百名山のひとつで宮城県と山形県のまたがる奥羽山脈の連山のなかに位置し、蔵王とはこの地域の山並みの総称です。坊平高原は蔵王の西側裾野に広がる高原で、ライザワールドスキー場から蔵王のお釜に至るコースにはあの有名な樹氷原があります。スノーシュートレッキングにはおすすめです。四季を通じてのさまざまな遊び方が体験できるのが嬉しいですね。 名称 :蔵王坊平高原 所在地:山形県上山市蔵王坊平高原 標高:1,000m~1,200m 一般的コース:ライザワールドスキー場~お釜 コースタイム:(片道)約1時間30分 アクセス:JRかみのやま温泉駅から車で約40分
美ヶ原(うつくしがはら)
八ヶ岳中信高原国定公園北西部に位置する日本百名山のひとつです。標高2,000mの広々とした高原には夏には高山植物が咲き、牛の放牧もされているのどかな風景と南北アルプスや富士山など360度の絶景も見渡せます。野外に彫刻が展示してある彫刻の森美術館もあり、シーズンには多くのツアー客で賑わっています。冬になれば、そんな広大な高原が真っ白な雪原となり、スノーシューの絶好のフィールドとなり、雪の上に大の字になってみたり、転がってみたりと遊び方を体験してみると良いでしょう。 名称 :美ヶ原高原 所在地:長野県松本市、上田市、小県郡長和町にまたがる 標高:王ヶ頭頂上 2034.34m 一般的コース:山本小屋から美しの塔、王ヶ鼻を経て山本小屋 コースタイム:約6時間 アクセス:JR松本駅から美ヶ原高原美術館前→(徒歩)山本小屋(送迎有:要予約)、(車)長野自動車道岡谷IC→R142(和田峠・ビーナスライン経由)美ヶ原高原(約1時間)
黒斑山(くろふやま)
花の百名山と称される黒斑山は高山植物の宝庫で、田中澄江さんの著書で紹介された「ヒメシャジン」が有名です。冬はスノートレッキングのメッカとしても知られていて、樹氷やダイヤモンドダストが見られます。また目の前に雪に覆われた浅間山の”浅間プリン”と呼ばれる美しい姿が一際見事な景観もポイントのひとつです。 名称:黒斑山 所在地:長野県小諸市高峰高原 標高:2404m 一般的コース:車坂峠~槍ヶ鞘~トーミの頭~黒斑山頂~車坂峠 コースタイム:約4時間 アクセス 上信越自動車道「小諸IC]より約30分 北陸新幹線佐久平駅より高峰高原ホテル前約60分
スノーシューのまとめ
雪山トレッキングのスノーシューの選び方や、スキーだけではなく雪山での遊び方が楽しめる比較的初心者向けのスノーシューコースを挙げてみました。夏山シーズンと違い、冬の山行は思わぬリスクが伴うものです。スノーシューの選び方としては、付けてみて自分にしっくり合うものを選ぶことも大切です。山行のプランが整ったら、その山の地形、トレッキングツアーコース、登山日の気象情報を初心者の方もベテランの方もしっかりと把握して出発しましょう。
フレーム:アルミ製 バインディング:金属シャフト付きのデュポン製 デッキ:PE製 ヒールストラップ:TPE製