【FUJI-TOKI/冨士灯器】こだわり太刀魚仕掛セット TYPE C3
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メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ ショート 20g
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太刀魚ってどんな魚なの?
太刀魚の生態と豆知識
北海道から九州に至るまで場所の海、日本海、太平洋、東シナ海、瀬戸内海と全国的に生息している魚です。小型の頃は、主にエビなどの甲殻類を主食とし、成長するとアジやイワシなどの小魚、時にはイカなども食べて生活しています。産卵期は春から秋にかけての海水が暖かい時期で、旬の時期もこの産卵期と重なっています。ちょっとした豆知識ですが、オスの個体よりもメスの個体の方がサイズが大きいという研究結果が出ています。
太刀魚釣りのメインシーズンとは?
太刀魚は秋をメインに狙おう!
季節によって、太刀魚釣りのスタートと終わりは異なりますが、基本的に、メインシーズンとなるのは秋です。サビキなどで小アジ、イワシなどが回遊してくるのも夏から秋にかけてなので、太刀魚はその小アジやイワシを追いかけて入ってきます。水温に影響されやすい魚なので、晩夏から釣れ始めたり、冬まで釣れることも季節によってはありますね。この辺りは、最新の釣り場の釣果などで、いつから、また、いつまで釣れているかを確認することをお勧めします。
太刀魚を釣る場所選びのススメ!
場所は堤防からで大丈夫!太刀魚は湾内で釣れる!
太刀魚釣りの場所選びですが、船で沖に行かなきゃいけないなんてことはありません。場所は堤防で問題なく釣れますし、正直、そこまで場所選びも難しく考える必要はありません。というのも、イカ釣りのスミ跡がある場所を探すのと同じように、サビキ釣りでアジやイワシが数釣れている周辺の場所に構えるのがベストです。とはいえ、港内には場所によっては入ってくるケースは少ないので、外向き(沖向き)の防波堤などの場所をお勧めします。大型、数を狙いたいという場合は、釣り場を防波堤でなく、渡船で一文字に渡ったり、船から狙うのも1つですね。
太刀魚を釣ろう!さまざまな釣り方、仕掛けとは?
釣り方、仕掛けは様々!自分に合った釣り方を見つけよう!
太刀魚の釣り方は様々です。シンプルかつかけるのが難しいウキ釣り、ドジョウなどを仕掛けに巻き付け投げて引いてくるというテンヤを使った引き釣り、メタルジグ、バイブレーション等、中にはWIND釣法と呼ばれる釣り方まであるルアー釣りなどがあります。基本的に、どの釣り方も活性の上がる夕方から夜中にかけてまでの釣りとなります。コツさえつかめれば、どれも難しい釣りではありません。
太刀魚釣りのエサ選び。何を準備すればいいの?
太刀魚は肉食魚!準備がない場合は現地調達!
太刀魚釣りのエサですが、主に使用されるのは、キビナゴ、さんまの切り身などといったものが基本ですね。引き釣りに関しては上記以外にドジョウをお勧めします。活性のいい時のあたりが格段と違います。どのエサもそうですが、釣具店のエサとして売られているものよりも、鮮度がいいスーパーなどで売られているものが良いです。または、日中に釣りあげたアジやイワシをそのまま使用するのもかなりいい選択かと思われます。
なぜ、ドジョウがいいのか?
ドジョウは、太刀魚釣りの有効なエサとして知られていますが、なぜかご存知でしょうか。まずは、異常なほどのにおいですね。これが集魚性をあげ、魚を引き寄せるくれます。次に、海中にてやや光るということが言われています。夜釣りには、この発光が助けになりますね。さらには、太刀魚はドジョウのヒレのかたちが好みなんて話も出ていますね。これは信憑性があるのかわかりませんが、ともかくドジョウは太刀魚にとってかなり有効なエサと考えて間違いありません。
太刀魚をウキ釣りで狙おう!
最もシンプルでポピュラーな太刀魚のウキ釣り!
太刀魚の最もシンプルでポピュラーな釣り方は、このウキ釣りで間違いないでしょう。秋になると、堤防に夜釣りを楽しむため竿を出すアングラーが押し寄せてきます。ある程度コツがあるので、慣れが必要ですが、入り込みやすい太刀魚の釣り方かと思われます。初心者が、太刀魚釣りを始めるのに最もここから始めていただきたい釣りでもあります。アタリをとるのが難しくコツが必要とされます。
太刀魚のウキ釣りのタックルをご紹介!
【FUJI-TOKI/冨士灯器】こだわり太刀魚仕掛セット TYPE C3
では、ウキ釣りのタックルをご紹介していきましょう。竿は、磯竿、投げ竿、万能竿などの竿で対応できます。勿論、シーバスロッドなどで代用可能です。リールは中型のスピニングリールに道糸4号を採用します。ここから浮き止め、電気ウキ、ケミホタル、オモリ、仕掛けという形で取り付けていきます。仕掛けは、ワイヤーのものが多いですが、ナイロンなどの仕掛けをお勧めします。切れやすい欠点の代わりにアタリが格段に多くなります。
太刀魚のウキ釣りのアタリをとるコツとは?
ウキ釣りで難しいのは、タナ探りとアタリをとるという2点かと思います。この2つは、初心者が最も最初に差し掛かる鬼門となるでしょう。まず、タナ探りというのは、太刀魚がいる深さ(層)を探ります。これに関しては、釣り場によって異なります。よく釣果報告にその日のタナが何ヒロなどと書かれているので、参考にしましょう。アタリに関しては、コツを覚えておきましょう。ウキが沈んですぐに合わせず、10秒ほど数えて合わせて引き揚げます。ウキが沈んですぐだと高確率で外れてしまうので、しっかり食うのを待って合わせましょう。
太刀魚のウキ釣りを動画で学ぼう!
太刀魚のウキ釣り動画を2本ご紹介!
ウキ釣りでの動画2選をご紹介します。
タチウオが波止に来た!秋の夜長にのんびりウキ釣り/四季の釣り/2014年9月26日OA
一文字での太刀魚の浮き釣り動画です。四季の釣りの動画なので、インストラクターさんがしっかりと解説してくださっていますね。初心者にもお勧めです。
サビキ釣りでイワシ&ウキ釣りでタチウオ!/四季の釣り/2015年10月9日OA
こちらは汐見埠頭でのサビキ+太刀魚釣りの動画です。一文字よりも車で行ける堤防なので、こちらの方が初心者の方にも参考になるかもしれませんね。
太刀魚を引き釣りで狙おう!
必須アイテムテンヤは?その釣り方は?
分かりやすく言うと、エサ釣りとルアー釣りの融合させたような釣り方が引き釣りです。ルアーと異なり、テンヤはドジョウやキビナゴなどをテンヤと呼ばれるオモリ付きの鈎(ルアーのシグヘッドに近い)にセットし、ワイヤーで巻き付けけるような仕掛けです。後は、その仕掛けを遠投して引いてくるというものです。活性の高いときなんかには、手返しの良さもあり、人気のある釣り方ですね。なにより、ドジョウの集魚性がすさまじいものはあります。
太刀魚の引き釣りのタックルをご紹介!
では、太刀魚の引き釣りのタックルをご紹介していきましょう。まず、竿ですが、投げ竿かシーバスロッドをお勧めします。釣り方が遠投する釣り方なので、このあたりの竿がベストですね。リールは中型にスピニングリールにPEラインの0.8から1号を採用しましょう。ナイロンなどより感度が良くお勧めです。リーダーは、ナイロンの30ポンド、またはワイヤーリーダーを選択しましょう。そこに引き釣りの点や仕掛けを装着すれば完成です。
引き釣りのテンヤってどのようなものがいいのか?
テンヤには、ヘッドの部分が、鉄素材のものや発光素材が入っているもの、タコジグやドジョウのワームなどついたものもあります。どれがいいということはそこまで気にする必要はないかと思いますが、やや工夫をすると釣果につながるでしょう。最も気にするべき点は、おそらくフック周辺の場所ですね。勿論、夜釣りなので、発光も重要かもしれませんが、アシストフックを採用することで、バラシの軽減をしてくれます。是非、参考にしてください。
太刀魚をルアーで狙おう!
太刀魚釣りにはどんなルアーが有効?
主に堤防での太刀魚釣りで使用されるルアーは、バイブレーション、メタルジグ、ワームを使用した釣り方が主流です。バイブレーションでのルアー釣りは、レンジ(層)さえわかれば、ただ巻きでいいので、場所問わず準備しておきたいルアーですね。日中にも狙いたいという人には、メタルジグの準備をお忘れなく。このメタルジグでの太刀魚釣りは、船釣りでも主流ですね。
太刀魚のルアー釣りのタックルをご紹介!
堤防から狙うルアーゲームの基本的なタックルはどれも変わらないですね。まず竿からですが、竿はシーバスロッドやエギングロッド、ショアジギングロッドなどで対応します。長さは2.5メートルほどがちょうどいいでしょう。リールは中型スピニングリールにPE0.8号をセットします。間にフロロカーボンの30ポンド、またはワイヤーのリーダーを用意します。風呂路だと着られる可能性がありますが、ワイヤーにしてしまうとアタリが格段に減ってしまう難点があります。そして、ルアーの取り付けですね。
太刀魚のルアーゲーム、WIND釣法を解説!
後ほど紹介する動画でも解説がありますが、WIND釣法と呼ばれる専用のシグヘッドと専用のワームを準備し、組み合わせたものをキャストし、ダートで魚を誘う釣り方です。今回は太刀魚を狙いますが、同じようにサゴシも狙えますし、ややアクションを変えることで、シーバスをはじめ、さまざまな魚を狙うことが可能です。ワームは、ケミホタルと呼ばれる発行道具を内部に埋め込めるようになっているため、夜間も狙うことができるのもこの釣り方の強みですね。
太刀魚釣りのおすすめのルアー3選をご紹介!
①レンジバイブ/バスデイ
バスデイORCレンジバイブ70ES FL-315 クリアーレモンストライプグロー
シーバス、ヒラメなどのルアーゲームで実績の高いバイブレーションです。太刀魚やサゴシといった魚にもかなり相性がいいバイブレーションで、ベイトに合わせたカラー選びが自由自在です。コツとしては、太刀魚のいる層を探し当てることぐらいで、アクションについてはただ巻きで問題なくアタリをとることができます。かなりお勧めのバイブレーションです。
②メジャークラフト ルアー ジグパラ ショート JPS
メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ ショート 20g
メタルジグの名ブランド、ジグパラです。太刀魚専用カラーもあり、かなり実績の高いルアーとしても知られています。メタルジグであれば、うまくいけば日中から太刀魚を狙うことも可能なので、丸一日太刀魚のルアーゲームを楽しむことが可能です。
③オンスタックルデザイン マナティー 90
オンスタックルデザイン マナティー 90 MT−K2(ケイムラ ブルーファントム)【ゆうパケット】
先ほどお話ししたWIND釣法と呼ばれる釣り方でおなじみのマナティー90シリーズです。シグヘッドのZZヘッドに装着して使用します。ダート釣法なので、初心者に難しく思われがちですが、案外簡単に始めることが可能です。プラグと比べると、コストも安く済みますし、初心者の入門基準は低めかとも割れます。かなり楽しい釣り方ですし、おすすめです。
太刀魚のルアーゲームを動画で学ぼう!
太刀魚のルアー釣り動画を3本ご紹介!
太刀魚のルアー釣りのおすすめの動画を3本ご紹介します。
①ヒロセマンのジグパラで太刀魚ゲーム【メジャークラフト】
ヒロセ氏によるジグパラでの太刀魚ゲームの動画です。日中でのメタルジグ、夕方からのジグパラWINDという1本で2つの釣り方が学べるお得な動画となっています。細かく解説しながら実釣してくれるので、初心者のためになるかな思います。是非、参考にしてください。
②じょーじ山本がオカッパリ太刀魚ゲームで日中の時間帯に多用するメタルジグの使い方を現場で生レクチャー【サンダージグ-スーパー五目ジグ スリムモデル-スーパー五目スプーンジグ 】
メタルジグでの日中実釣動画です。主に、メインとなる夜ではなく、日中の底周辺からメタルジグでのルアーゲームを徹底的に解説してくれています。堤防からの太刀魚ゲームの参考にしてください。
③ワインドマスターへの道「ワインド釣法 シャクり&キャストの基本」
WIND釣法を生んだオンスタックルデザインの小林大将氏の堤防からのWIND釣法の解説動画です。基本となるキャストとしゃくりについての技術解説を明かりやすくしてくれています。コツをつかんでいただけると思います。
太刀魚を船から狙おう!
ドラゴン級が連発!?船からの太刀魚釣り!
船での太刀魚釣りは、堤防から狙うより格段とサイズアップ、数釣りが狙えます。中には、ドラゴン級と呼ばれる指5本レベルの太さを誇った太刀魚を船ではお目にかかることもできることもあります。船での釣り方は、沖に向けてキャストする必要はないので、堤防で使用したウキ釣りの様なものではなく、足元に仕掛けを落とし込む釣り方になります。
太刀魚の船釣りの仕掛けとは?
基本的に、船で太刀魚を狙う際に使用されるのは、テンヤ釣りかメタルジグを使用したルアー釣りの2つの釣り方になるでしょう。堤防からに引き釣りよりも鈎、重さとものサイズアップしたテンヤを使用して太刀魚を狙います。勿論、メタルジグも同じですね。初心者というよりは、中級車以上向けの釣り方かなと思います。初心者には、まず堤防から初めて、船デビューを目指してほしいですね。
太刀魚は危険!必須道具をご紹介!
釣りあげても油断大敵!道具を準備して安全に!
太刀魚の最も危険なのは、小魚を噛みちぎってしまうこの鋭い歯です。初心者が初めて釣り上げた際、何の準備もなく素手で触り、怪我をしてしまうという話はよく聞いています。もし太刀魚を釣り上げた場合、いくつかの道具を準備して、歯に触れて怪我をしないよう対処しましょう。とはいえ、どんな道具を準備すればいいかいいのかがわかりにくいでしょう。では、準備しておきたい道具をご紹介します。
針を外す際はこの道具を使おう!
太刀魚をつかむ際には、まずメゴチばさみやフィッシンググリップなどの道具、少なくともフィッシンググローブを装着しておくことが必須です。とりあえず、素手で触らず、道具を使いましょう。さらに針を外す際に怪我をする初心者が多いので、プライヤーや鈎外しなどの道具を使って安全に針を取り外しましょう。慣れたからと言って油断すると大けがにつながります。それほど太刀魚の歯と噛む力はすさまじいものがあります。慢心せず、道具に頼ってけが防止に努めましょう。
太刀魚の引きをたのしもう
コツをつかむと楽しい!太刀魚との勝負はまた一興!
いかがでしたでしょうか。小魚をぐっと噛み千切るほどの魚のあたりを堪能してみたいと思った方も少なくないかと思います。正直、太刀魚釣りは、ちょっとしたコツさえつかめれば、数釣りも難しくない釣りなので、初心者にも是非、一度やっていただきたい釣りの1つです。サビキの様なコツコツとした小さな当たりではなく、グッと竿がしなる感覚を是非、味わっていただきたいです。秋が近づいたら準備していきましょう。