無印良品の鳩時計を使いやすくする方法や設定まとめ！音量調整はできる？

無印良品の鳩時計

無印良品の鳩時計は、鞴（ふいご）と呼ばれる、空気の流れを利用した器具を用いて鳴く、やさしく温かみのある小鳥の声が印象的な鳩時計です。鞴は、どれも１つ１つ手作りされており、電子音とは異なる、癒しの音を奏でます。

無印良品の鳩時計はどんな鳴き声？

無印良品の鳩時計は、鞴を使用しているため、耳に優しい、ほっとするような声で鳴きます。実際の鳩時計の鳴き声を紹介した動画があるので、ぜひ聞いてみてくださいね。

無印良品の鳩時計はうるさい？

無印良品の鳩時計は、おしゃれなデザインと、鞴（ふいご）を使用した優しい鳴き声で人気があるのですが、一部のユーザーからは「うるさい！」という声も出ています。その理由は、その音量の設定ができないことにあるようなのです。

無印良品の鳩時計が鳴く仕組みは、電子制御ではないので、音量を設定する機能がありません。そのため、静かにしたいときにも、しっかりと鳴いてしまうのです。

夜、電気を消すと鳴かないように設定されていますが、電気をつけている限り「ポッポー、ポッポー」と鳴き続けます。それも、３０分おき・・・。そのため、SNS上で「うるさい！」という声が上がっているのです。

しかし、そんな鳩時計も、少し手を加えることで、より使いやすくすることができるのです。その、具体的な方法をまとめたので、ぜひ試してみてくださいね。

無印良品の鳩時計の仕組みを知ろう

無印良品の鳩時計には、「鳩時計」の場合は鳩の下に、「鳩時計・大」の場合は一番下に、センサーがついています。そのセンサーで、部屋の明るさを感知しており、暗くなると鳴かないように設定されています。

また、鳩は電子制御ではなく、鞴という器具で、空気の流れを使用しながら鳴いています。その２つの仕組みを理解すれば、自分流に改造して、鳩時計との暮らしをより快適なものにすることができますよ！

日が暮れたら鳴かないようする方法

センサーの感度を下げる

無印良品の鳩時計に内蔵されているセンサーは、とても優秀で感度がかなり高いです。そのため、鳩時計を設置している隣の部屋に明かりがついているだけで感知し、鳩が鳴くこともよくあります。

棚やテーブルに置いている場合は、夜にスイッチをOFFに設定すればよいですが、壁掛けの場合は、毎晩外して設定して…。を繰り返すのは大変ですよね。

そういった場合は、マスキングテープやシール使用したり、置き場所を工夫して、センサーの感度を下げるという方法がおすすめです。身近なアイテムを利用して、夜の「うるさい！」から解放されてみませんか？

マスキングテープやシールでセンサーを覆う

マスキングテープやシールなど、鳩時計のセンサーを覆うものを用意するだけで、鳩時計のセンサーの感度を下げることが可能です。センサー周辺を少し暗くするだけで、多少の明かりには反応しなくなり、夜中の鳩の鳴き声を「うるさい！」と感じなくなりますよ。

マスキングテープやシールは、多少光を通すものを選びましょう。全く光を通さないものを貼ると、昼間も鳴かない…ということになりかねません。 部屋の照明が蛍光色の場合は、光を通しやすいですが、暖色系の照明の場合は、光を通しにくいです。

数種類のマスキングテープやシールを用意して、感度がどの程度まで下がればちょうどよいか、いろいろと試してみるのもおすすめですよ。

また、マスキングテープやシールをただ貼ると、どうしても違和感がある場合があります。その場合は、鳩時計をデコレーションする感覚で貼ると、違和感もなくなり、世界に１つだけの、オリジナル鳩時計をつくることもできますよ。

置き場所を工夫する

鳩時計の置く場所を変えるだけでも、夜の「うるさい！」を止めることができますよ。例えば、棚や収納の横など、照明の影になる場所に置けば、部屋の明るさを感知しにくくなり、夜、鳴かないようにすることができます。この場合も、どの程度の暗さを確保すればよいか、いろいろな場所に置いて試してみるのがおすすめです。

大きな声で鳴かないようにする方法

鳩時計の吸気口を塞ぐ

無印良品の鳩時計の裏側には、丸い穴が開いています。ここは吸気口も兼ねており、ふたを開けると、その穴の下になる部分に、四角い穴が開いているのがわかるかと思います。そこから空気を吸い込むことで、鳩が鳴く仕組みになっています。

出典: https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738890980?searchno=52#&gid=1&pid=2

つまり、その穴を塞げば、鳩は出てきても、鳴かないようにすることができるのです。穴は、テープなどで塞いでもよいですが、そうすると全く鳴かなくなりますし、故障してしまう可能性もあります。

そこで、おすすめなのが、手芸用の綿を詰めるという方法です。綿を使用すると、詰める量によって、音量も調節することができます。鳩の声がうるさいけれど、ちゃんと時間を知らせてほしいという人は、許せる音量になるまで、綿を詰めてみてくださいね。

無印良品の鳩時計のサイズ

無印良品の鳩時計には「大・小」２つのサイズ展開があり、同じ「鳩時計」という名前で販売されています。基本的な機能は同じで、いずれも音量の設定等はできません。ただ、見た目の印象は大きく異なります。

鳩時計（小）

「小」は「鳩時計」という名前で販売されています。サイズは、幅９５ｍｍ×奥行１０８ｍｍ×高さ２０４ｍｍで、屋根のひさし部分がなく、すっきりとしたデザインになっています。小さなサイズですが、壁掛け用の穴も開いているので、お好みの飾り方が楽しめますよ。

鳩時計・大

「鳩時計・大」は、幅２５５ｍｍ×奥行１２５ｍｍ×高さ２６７ｍｍと、壁掛けに適した大きさになっています。奥行きもしっかりあるため、壁掛けのほか、棚に置いて利用しても、安定感がありますよ。

「鳩時計・大」は「鳩時計」とは異なり、屋根のひさし部分があるため、より存在感があります。いろいろとデコレーションしたり、ペイントしてもかわいいですよ。

無印良品の鳩時計のカラー展開

カラーバリエーションが豊富なのも人気の理由

無印良品の鳩時計は、カラーバリエーションが豊富な点も、人気の理由の１つです。カラーバリエーションは、ホワイト以外のものは、ネット限定や数量限定のものがほとんどなので、お気に入りのカラーがある場合は、ぜひ問い合わせてみてくださいね。

ホワイト

無印良品の鳩時計の中で、一番人気がある色は、ベーシックなホワイトです。どんなタイプのインテリアにも馴染みやすく、シンプルなデザインは、飽きがこないので、毎日何度も見ても心をほっとさせる力があります。

グリーン

無印良品の鳩時計で、ホワイトの次に人気があるのが、グリーンです。「鳩時計・大」のグリーンは、本体はホワイトで、屋根だけグリーンになっており、落ち着いたかわいらしさがあります。一方で、「鳩時計」のグリーンは、全体がグリーン１色で仕上がっているため、ポップでかわいい印象です。

クルミ材

無印良品の鳩時計には、クルミ材を使用し、木目を楽しめるナチュラルな商品もラインナップされています。木のぬくもりと、優しい小鳥の声がマッチして、工芸品のような美しさが魅力の鳩時計です。

テラコッタ

テラコッタの鳩時計は、本体の青みがかったパステルカラーと、あたたかみのあるテラコッタの組み合わせが絶妙で、他のカラーとはまた違った存在感を放っています。

レッド

鳩時計のレッドは、鮮やかな赤が目を引く、ポップな仕上がりです。まるでおもちゃのようなかわいらしさがあり、お部屋のインテリアのワンポイントにおすすめですよ。

イエロー

鳩時計のイエローは、山吹色のような、少しオレンジ寄りの黄色です。黄色は、見るだけでも元気が出る色としてもおなじみですよね。毎日何度も目を向ける時計が黄色だと、見るたびに気持ちもきっと盛り上がりますよ。

ブラウン

鳩時計のブラウンは、ダークブラウンで、とても落ち着いた印象に仕上がっています。他のカラーより「家」らしい雰囲気なので、雑貨などと組み合わせると、いろいろな飾り方が楽しめますよ。

無印良品の鳩時計の飾り方

では最後に、無印良品の鳩時計の素敵な飾り方を見ていきましょう。シンプルなデザイン故に、いろいろな飾り方を楽しむことができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

グリーンと一緒に飾ることで、まるで木の上に設置された鳥の巣箱のような印象になりますよね。無印良品の鳩時計は、ナチュラルな雑貨との相性が、抜群です！

白とペールブルーで統一された空間に、鳩時計がすっかり馴染んでいます。同じサイズの雑貨と一緒に並べることで、いい意味で時計としての存在感を消していますよね。

周りにフィギュアやぬいぐるみを飾ると、鳩時計が動物たちの家のように見えてきます。お子様がいる方は、お子様と一緒に飾り付けを楽しんでみるのも、おすすめですよ。時計に興味を持つきっかけになるかもしれません。

無印良品の鳩時計で快適な空間を

無印良品の鳩時計は、今までの鳩時計の概念を覆す、おしゃれなデザインで大人気ですし、鳩時計があるだけで、ぐっとおしゃれな空間になります。職人さんの手作りで不具合も少ないそうなのでぜひ、鳴かないように工夫したり、音量を調節して、より快適な空間づくりをしてみてくださいね。