ユニフレーム|バーベキュー 用品 チャコスタII ラージ 665442 シルバー
ユニフレーム |チャコスタII ラージ 665442 シルバー
キャプテンスタッグ|炭焼き名人FD火起し器 M-6638
キャプテンスタッグ|バーベキュー用 大型火起こし器 炭焼き名人
キャプテンスタッグ|バーベキュー用 火起こし 焚火台 ヘキサUG-7
チャコスタとは
チャコスタとは、正式にはチャコールスターターという道具で、火起こし道具の一種です。画像のよう三角柱型をしていることが多いです。炭を使った火起こしを簡単にできる人気アイテムで、主にバーベキューや焚き火などの際に用いられます。熱効率の良い火起こしアイテムとして、近年注目を集めています。使い方も難しくなく、また自作も可能なので、おすすめのアイテムです。
チャコスタの構造
チャコスタは、独特の構造をしており、高い燃焼効率が魅力です。まず、チャコスタの側面と底は網状になっており、熱が底から上部へと吹き上がりやすい構造になっています。ロケットストーブ等でも利用されている煙突効果というやつですね。また、側面を囲っている板により、熱が拡散せずにチャコスタ内に溜まり続けるので、炭を非常に効率よく燃焼させることができます。
画像のように大きなチャコスタを使えば、火柱が高くあがることもありますが、火が拡散しないため比較的安全性が高い火起こし道具です。
チャコスタの使い方
使い方は非常に簡単
チャコスタの魅力は、熱効率だけでなく、その使いやすさにもあります。皆さんもご経験があるかと思いますが、炭を使っての火起こしはかなり難しいです。チャコスタがあれば、手順さえ知っていれば誰でも簡単に火を起こすことができます。
火が拡散しにくく、通常の焚き火での火起こしとくらべると、チャコスタでの火起こしは安全です。ただ、やはり火を扱うので、お子さんが使用なさる際は、必ず目を離さないようにしたいところですね。
チャコスタの使い方
まず、焚き火台やコンロの上にチャコスタを置き、その中に炭を立てます。その上から火だねを入れて、しばらく放置すると、煙突効果により、次第に火が強くなっていきます。そのうち火柱が上がるくらいに強くなるので、それが落ち着くまで放置しましょう。
炎が目視できなくなると、チャコスタの中の炭の状態を確認しましょう。炭の中心が赤く燃え、表面が白くなっているはずです。この状態を「熾き(おき)」と呼びます。熾きの状態になった炭は温度が安定し、遠赤外線で程よい熱を発するので、調理や暖を取るのに適しています。
チャコスタ使用時の注意点
絶対にのぞき込まない
チャコスタを上からのぞき込むのは非常に危険なので、絶対にしないようにしましょう。煙突効果は上に熱が上昇するので、斜め上からか、開いた穴から中の状態を確認するようにしましょう。一見炭が燻っているように見えても、突然火柱があがることもあるので、用心しましょう。
必ず手袋を使いましょう。
チャコスタでの火起こしの際は、必ず手袋を使いましょう。チャコスタは取っ手部分も含めて非常に高温になることがあるので、軍手一枚だけだと火傷する危険性があります。
落ちる炭への注意
チャコスタは下部分に穴が開いているので、チャコスタを動かす際、しばしば炭や灰が下に落ちることがあります。落ちた炭が足に当たると火傷に繋がるため、中に炭が入った状態のチャコスタはなるべく動かさないようにしましょう。
チャコスタの魅力
チャコスタはエコ
エコの観点からも、チャコスタはとてもおすすめです。焚き火を行う際、ほとんどの方が着火剤や固形燃料を使われると思いますが、チャコスタを利用すれば、少ない着火剤や固形燃料で、いとも簡単に火起こしができます。着火剤と比較すれば、チャコスタは非常にエコであるといえるでしょう。
短時間で火起こしができる
炭と着火剤をチャコスタの中に入れて、火を付ければ、後は特別何もしなくても火が起こるチャコスタですが、手間がかからないだけでなく、火が起こるまでの時間も非常に短いです。炭の種類や量などにも左右されますが、長くても三十分、短い場合は五分ほどで、火が起こります。さらに、基本的には放置しておけばいいので、実際の作業時間は長くても二、三分で済んでしまいます。
着火剤とうちわだけでの火起こしと比較すると、大変に効率的な火起こしが行えるといえます。着火剤だけの火起こしは一時間以上かかることも珍しくないので、チャコスタは一度使うと手放せません。
高い煙突効果
焚き火などで火起こしをされた方の多くは、着火剤の便利さはよくご存知でしょう。筆者も、着火剤を初めて使ったときの衝撃をよく覚えています。面倒で難しい火起こしを、こんなにも簡単にしてくれるモノがこの世にあるなんてと驚きました。ただ、同様の衝撃をチャコスタにも感じました。高い着火剤と比較しても、チャコスタでの火起こしは見劣りしません。
チャコスタを使えば、なかなか火がつかないことはほとんどありません。むしろ、火が強くなり過ぎてしまうこともしばしばあるほどです。使い方も簡単なので、自身を持っておすすめします。
おすすめのチャコスタ その1
ユニフレーム チャコスタII ラージ
人気のチャコスタとして、ユニフレームのチャコスタIIがあげられます。ユニフレームのチャコスタは、恐らく、日本のアウトドア界で最も有名な火起こし器です。サイズはラージとノーマルの二種類があり、ラージは高さ28センチ、幅はそれぞれ26センチの三角柱型のチャコスタで、他のチャコスタと比較するとかなり大きいサイズの商品です。ノーマルのモノはひと回り小さく、幅は約20センチほどです。
ユニフレーム|バーベキュー 用品 チャコスタII ラージ 665442 シルバー
比較的大きく、大人数でのバーベキューなどでの使用に適しており、大変人気です。
ラージサイズは、ユニフレームさんの商品の中でも大きいサイズなので、一人バーベキュー等では持て余してしまうかもしれませんが、一度に大量の炭火を作れるので、使い勝手の良さはピカイチです。また、各辺約30センチの四角柱と聞くと邪魔になるように感じますが、基本的にチャコスタは折りたためるので、大きいサイズのものでもあまり邪魔になることはありません。
ユニフレーム |チャコスタII ラージ 665442 シルバー
収納時は全くかさばりません。
ユニフレーム チャコスタIIの価格は、ラージが約6千円、ノーマルサイズが4、5千円ほどです。比較的高めの値段ですが、ユニフレームのチャコスタは品質が高く、価格が気にならない方には大変おすすめです。
おすすめのチャコスタ その2
キャプテンスタッグ 炭焼き名人
キャプテンスタッグ|炭焼き名人FD火起し器 M-6638
ユニフレームさんの商品が三角柱が多いのに対して、キャプテンスタッグさんのチャコスタは画像のような独特な形をしているのが特徴です。
チャコスタのブランドとして、ユニフレームさんと双璧をなすキャプテンスタッグさんの商品で、先ほどと同様、二種類のサイズがあります。大きいサイズの炭焼き名人は、高さ28センチ、幅23センチほどです。価格は4、5千円ほどで、軽くて使いやすいチャコスタです。
また、同名の商品に筒状のチャコスタもあります。こちらの商品は折りたたみができず、持ち運びには不向きですが、取っ手部分が木で囲まれているなど、優れたデザイン性から人気のチャコスタです。ブリキのカップのようなシンプルなデザインが高い人気を博しています。
キャプテンスタッグ|バーベキュー用 大型火起こし器 炭焼き名人
同名の商品ですが、デザインが異なります。
おすすめのチャコスタ その3
キャプテンスタッグ ヘキサUG-7
キャプテンスタッグ|バーベキュー用 火起こし 焚火台 ヘキサUG-7
ストーブ代わりにも使用することができます。
火起こしの目的だけでなく、一人用のストーブとしても使える商品です。コンパクトなチャコスタで、焚き火の代わりに火鉢のように使って暖をとれます。名前の通り六角形のデザインで、焚き火のように地面に置いて使用しても、安定感があるので使いやすいです。
組み立て式のチャコスタで、持ち運びに便利です。また、分解できるので、煤や灰の手入れがしやすく綺麗な状態に保ちながら使えます。組み立ても比較的簡単で、道具等を使用せずとも、数分で組み立てることができます。
チャコスタの自作 必要な材料
チャコスタは非常に便利で、ネットショッピングを利用すれば簡単に手に入りますが、少々値が張るのが難点です。ただ、前述したようにチャコスタの構造は単純なので、自作することも可能です。
チャコスタの自作に必要な材料は、オイル缶などの鉄製で筒状のものだけです。小さくてもよければ、100円ショップでうっているようなオイル缶でも十分使用することができます。また、簡易的なものでもよければ、空き缶や缶詰でも自作することができます。ご自身にあった大きさのものであればなんでも結構ですので、材料に関しては、かなり自由度が高いといえます。
チャコスタの自作 作り方
チャコスタの作り方は、用意したオイル缶に穴を開けるだけです。下から空気を取り込むため、缶の下部分に穴をあけるようにしましょう。基本的に、穴の数が多ければ多いだけ、火が勢いよく燃え、火力が強くなります。最初はあまりたくさん穴を開けずに使ってみて、徐々に数を増やしていくようにしましょう。
チャコスタの手入れ
使い方も簡単で、焚き火には欠かせないチャコスタですが、多少のお手入れは必要になります。使用後は煤や灰で汚れてしまうので、拭き取るか水洗いするようにしましょう。ただ、濡れたまま置いておくと錆びてしまうため、水洗いした場合はすぐに水気を拭き取りましょう。
手入れが必要な点は、着火剤などと比較した際のデメリットですが、バーベキューセットやコンロと一緒に行ってしまえば、それほど大変な作業ではありません。
まとめ
非常に使い方が簡単で、炭と着火剤を中に入れて放置しておくだけで、短時間で火起こしができるチャコスタですが、落ちる炭や上に上がる熱に気をつけて火傷に注意しましょう。取っ手部分が高熱になることも多いので、素手ではチャコスタを扱うのは危険です。
また、購入する際はユニフレームやキャプテンスタッグというメーカーの商品が信頼性が高く、ショッピングサイトなどで簡単に購入できます。自作も非常に容易で、ご自身にあった大きさの缶を用意し、火加減を見ながら穴を開けていけば、女性や子供でも作ることができます。
このような形をした火起こし道具です。