ダイワ(Daiwa) 玉の柄 ランディングポール2 500
シマノ ロッド ホリデーISO XT 玉の柄
プロックス(PROX) ホルダーアームTE 500 HAT500
メジャークラフト ヘキサネット MCHN-4M
たも網(玉網)とは?
釣具屋やネットでは多くのたも網(玉網)が販売されており、各メーカから多種多様な種類が製造されています。そして、一概にたも網(玉網)といってもその価格は高いものから安い物まで存在し価格の幅はとても広くなっています。
たも網(玉網)は何に使用するのか
たも網(玉網)は柄・ポールの付いた網の事で釣りの際にタックルのシステム的に抜きあげれない時や足場がひどく悪い為にランディングできない時、海面から足場まで高さがある時などに使用します。
特に大物が掛かる海釣りでは必要不可欠なアイテムとなります。使い方さえ気を付けておけば壊れる心配もそうそうありません。
たも網(玉網)の必要性
たも網(玉網)が必要な理由はある程度、釣りをしてきたアングラーなら分かる事だと思います。たも網(玉網)があることで予期せぬ大物とのファイトに不安が残らず安心して取り込める為にその日の釣果に大きく影響します。
たも網(玉網)があることで釣りでのリスクが軽減
たも網(玉網)があることでどのようなメリットがあるのでしょうか。まず一つ目に大物が掛かった際にたも網(玉網)があることで抜きあげる必要性がなく、バラシやハリスが切れたりロッドが折れる心配がありません。
次に口が柔い魚であるアジなどの大きいサイズが掛かった際も取り込むことが出来ます。そして、足元近くの海面を漂っているイカや魚をたも網(玉網)で掬えることもあります。これらを考えるとあって損はないです。
たも網(玉網)の価格 安い種類には気を付けよう
一人で釣行に行く場合はたも網(玉網)を片手で操りロッドをもう片方の手で操作しなければなりません。大物の魚ともなるとたも網(玉網)に入れる最中に魚が突然、走り出すこともあるので的確な操作とスピードが重要になってきます。
たも網(玉網)の価格が安いのにはデメリットがある
たも網(玉網)の価格が安い商品はその安さがメリットでお手ごろな価格で購入できますが素材的にもコストを抑えているわけでしっかりとメンテナンスをしないとすぐに錆びてしまい使い物になりません。
特に安いたも網(玉網)は重量がかなりあるため、一人でのタモ入れが困難となります。特にたも網(玉網)を使用する際は確実に上げたい大物の魚がほとんどですので扱いやすい操作性が重要になってきます。
何人かでの釣行ならば安いたも網(玉網)でも十分ですが一人の釣行では自分一人で全てをやらなくてはなりませんので片手で操作できるタイプのたも網(玉網)が必須となります。
たも網(玉網)の種類
たも網(玉網)には柄・ポールの長さやたも網(玉網)の枠の広さ・網目の大きさ・コンパクト性など釣り方によって最適なタイプを選ぶ必要があります。
釣り方でたも網(玉網)枠の種類を決めておこう
たも網(玉網)を購入する際に魚を取り込めるなら何でもいいやと後先考えずに決めてしまうと後々後悔することになります。後悔しないためにも自信の釣りスタイルに合った、たも網(玉網)を選んでおきましょう。
まず、青物やシーバス・マダイなどの中から大型の魚種を狙うショアジギングや浮き釣りなどの場合はたも網(玉網)の口・枠が広いタイプを選びましょう。
シーバスなどをランガンスタイルで狙う際はたも網(玉網)を背負えるタイプや折りたたみのタイプが携帯に便利です。
たも網(玉網)の網目にも気を付けよう
次にアジやチヌなどの小から中型の魚種をランガンスタイルで狙うライトゲームは小型の枠の小さいたも網(玉網)でも十分ですが稀に思わぬサイズが掛かる事もありますので枠が少し広めの背負えるタイプか折りたたみが出来て腰に付けれるタイプのたも網(玉網)がおすすめです。
そして、一つ気を付けておきたいのがたも網(玉網)の網目です。
ランガンスタイルの小型のたも網(玉網)は網目が細かい為に小さな魚でも取り込めますが大型のタイプや安いたも網(玉網)は網目が大きい場合がほとんどで小さな魚が網目からすり抜けたり、浮き釣りでロストしたウキを救う事が出来なくなったりします。
その為、出来るだけ網目は小さめを選ぶのが望ましいです。
たも網おすすめの選び方①:玉網ポールの長さ
たも網(玉網)に必要な長さは足場から水面までの長さになりますのでその釣り場によって変わってきます。足場の低い漁港やテトラポットなどの場合は3メートルもないくらいのポールでも十分に届きますので問題はありませんが堤防や沖堤防・磯場になると短いポールでは水面に届かず役に立ちません。
ランディングネットのポールの長さ・種類・使い方
たも網(玉網)のポールの長さが長ければ大抵の釣り場では問題なくランディングネットととして使用できますが実際に長いポールのたも網(玉網)は長さがあればあるだけ重量が増し操作性が落ちてランディングネットの携帯性も落ちてしまします。
そのため、出来るだけコンパクトなランディングネットのポールの長さが重要になってきます。では、一体どれだけのポールの長さがあれば様々な釣りフィールドに対応できるのでしょうか。
たも網おすすめの選び方は5メートル!
たも網(玉網)には3メートルから8メートルと様々な長さがありますが基本的には5メートル程のポールの長さがあるランディングネットならば水面に届かない場所はそうそうありません。
5メートルともなると建物で言うと3階部分にあたるため釣り場では十分なポールの長さとなります。5メートルのポールにジョイントを取り付けて折りたたみ式にしておけばコンパクトになり釣りの際には邪魔になりません。
たも網おすすめの選び方②:玉網の軽さ
たも網(玉網)は収納された状態だとそれ程、重く感じず軽いと勘違いしてしましますが実際にフィールドで伸ばしてたも枠を付けてみるとてこの原理によって相当重く感じます。特にポールの長さがあればあるだけその重量は増して一人でのタモ入れは困難な物となります。
ランディングネットのポールの軽さ・種類・使い方
ランディングネットのポールの長さは先ほど5メートルをおすすめしましたが激安の5メートルの長さのポールを購入してしまうと稀に物凄く重いポールか物凄く軽いが脆く簡単に折れてしまうポールのどちらかに分かれてしまうので出来るならば製品の素材を確認してカーボン含有率が高い90%以上をおすすめします。
カーボン含有率が高ければ高いだけランディングネットは軽くなり丈夫さも安心できる物となります。ただし、価格はカーボン含有率が高ければ高いだけ上がりますのでちょっと無理かなと感じたらカーボンではなくグラス素材の含有率が高いランディングネットにしておきましょう。
たも網おすすめ 玉網ポールの素材
グラス素材のポールはカーボン素材のポールに比べて軽さは落ちますがそれでも十分な軽さは確保できますので一人釣行でも問題はありません。価格はカーボン素材に比べて格段に値下がりしますので最初の一本としては十分なランディングネットとなります。
たも網おすすめの選び方③:たも枠の材質種類
ポールと同じようにたも枠にも材質に種類があってそれぞれ特徴があります。折角、軽量化目的でポールをカーボン素材の軽い物にしたのならばたも枠も軽量化しておかないと性能の無駄になってしまいます。
たも枠の材質にはステンレス・アルミ・カーボンが一般的に売られており、この中から選ぶことになると思われます。
ランディングネットのたも枠 材質の種類・選び方
まず、アルミですがアルミはとても軽く操作性に長けた扱いやすい素材となります。しかし、アルミは塩に弱くて鉄と同様に錆びて劣化していきます。
しかも、目立ちにくい劣化のためにたも枠の劣化に気づかず、突然壊れることもありえるために日々の手入れは重要になります。次にステンレスですがステンレスは皆さんもご存じの素材でその錆に強い耐久性はトップクラスです。
基本的にランディングネットのたも枠はこの素材が一番多いです。ステンレスは耐久性はあるものの重量は重く操作性に欠けますがここ最近のステンレス製のたも枠は中空になっていて軽量化されているためにこの素材が一番失敗しないたも枠となります。
たも網おすすめの選び方 たも枠のカーボン素材
ポールの素材でも紹介したカーボンはアルミをも超える軽さを持ちながら塩による劣化が起こらない素材であるため耐久性もトップクラスとなりパワーもあるため操作性は抜群です。ただし、ポールの時と同じくカーボン素材は価格が高いために手が出しずらいのが現状です。
たも網おすすめの選び方 たも枠の形
ランディングネットのたも枠には3種類の形がありこれらはそれぞれ特徴を持っています。一般的に使われているたも枠の形は正円形と言われるものでこの他にナス型・六角形があります。
ランディングネットのたも枠 形の種類・選び方
まず、基本的な正円形は古くから使われ続けてきた形で一般的に使用されているのがこの形です。正円形のたも枠は価格が安いことが多く使い勝手としては特に特色はありません。
次にナス型ですがナス型は重心が低く正円形よりも使い勝手が良くて取り込みの失敗を減らすことが出来ます。
そして、ジョイントをポールに付けて折りたたみにした時、持ち運びの安定性が良い為にランガンスタイルにはうってつけとなります。最後に六角型はナス型のたも枠を進化させた形でナス型のカーブ状の曲線を直線にしたことで取り込みやすさは一段と向上し壁に立てかけるときには安定性があり便利です。
たも網おすすめの選び方④:たも枠の大きさ
たも枠の大きさはとても重要でたも枠が広ければ広いほど魚を取り込みやすくなります。ライトゲームならばそこまでの大きさは必要ありませんがショアジギングや浮き釣りなどではある程度の広さがないと後々、痛い目を見ることになります。
ランディングネットのたも枠 大きさの種類・選び方
基本的に売られている安いランディングネットのたも枠の大きさは45㎝程度の広さが一般的となります。しかし、実際に使用してみると45センチ程度のたも枠はかなり使いづらく感じます。
特にランディングネットを使うときは大抵大物の魚が掛ったときですから45センチ程度では魚を縦に入れていかなければならないのでランディングが難しくなります。ですので基本は最低でも正円形で60㎝以上は見ておきましょう。
たも網おすすめの選び方⑤:ネットについて
ランディングネットのネット部分には蛍光色の黄色や赤・緑など様々な色があります。そして、ネットの素材も種類がありランディングネットにこだわるアングラーは意外にも多いです。
ランディングネットのネット 種類・選び方
実際ランディングネットのネット部の素材については一般的なナイロン素材で十分です。
ネットの色に関しては魚の視力では見えづらい黒色がランディング直前に抵抗せずに取り込みやすいのでおすすめはしますが色付きでも慎重にランディングすれば問題ありませんので自身の気に入った色を選ばれた方が愛着が湧いて長年使い続けれます。
1、たも網おすすめ:コスパ最強
たも網おすすめの安い最上級モデル並みの軽さ
初めにお勧めするのがシマノ HOLIDAY ISO XT玉網といわれる価格の安さの割にその性能は最上級モデル並みの商品でその気になる長さは5メートルで重量は380gです。
一般的なノーブランド商品だと重量が600gを超えますのでこの軽さは異常なほどで最上級のモデルであるダイワの玉網が362gなのでかなり重量は近いもので価格は6万越えですがシマノのHOLIDAY ISO XT玉網は2万ちょいで購入できステンレス製の45センチの枠と三段絞り網までセットですのでこの性能では文句なしの安いたも網(玉網)となります。
たも網おすすめ安いけど性能は完璧
上位モデルのたも網は使い方も楽で振出がスムーズに出るようになっていますがこのシマノ HOLIDAY ISO XT玉網も同じくスムーズに出せるので一人の釣行でも使い方に苦労せず軽い為にジョイントを付ければコンパクトな折りたたみ式としてランガンスタイルでも苦労しません。
ライトゲーム・ショアジギングや浮き釣りなど幅広く対応できます。特にこの軽さはライトゲームにはうってつけです。
シマノ ロッド ホリデーISO XT 玉の柄
2、たも網おすすめ:安いがコスパは最高
軽く使い方も簡単
次にお勧めしますのはプロックスホルダーアームTE 500です。長さは5メートルで重さは464gとなり先ほどのシマノの玉網に比べると重く感じますが驚くのはその価格です。
プロックスホルダーアームTE 500は一般的な玉網の600gを下回る重量に加えカーボン含有率が92%もあり持ち運びに便利なコンパクトタイプで価格が8,400円程の安い玉網となります。
カーボンを含んでいるために多少無茶な使い方も可能でこちらもジョイントで折りたたみ式に出来ますのでおすすめしたい商品となっています。こちらはショアジギングや浮き釣りなどにお勧めできる商品です。
プロックス(PROX) ホルダーアームTE 500 HAT500
3、たも網おすすめ:コンパクトで安いダイワ製品
たも網おすすめのコスパに優れたダイワ製品
ダイワの玉の柄 ランディングポール2 500は長さが5メートルで重量が587gと重量が重く設定されていますが全体的にポールが細身になっているためかそこまでの重量感は感じずにコンパクト設計な為、折りたたみ式としても持ち運びが楽で使い方も楽に行えます。
このダイワの玉の柄 ランディングポール2 500はデザイン性も良くてアングラーで使用している方も数多くいます。
カーボン含有率が少し低めの53%となりますが価格が9000円を切ることを考えると十分な性能と言えます。こちらはライトゲームやシーバスゲームにお勧めです。
ダイワ(Daiwa) 玉の柄 ランディングポール2 500
4、たも網おすすめ:コンパクトな折りたたみ式
たも網おすすめ メジャークラフト
メジャークラフトのヘキサネットLはコンパクトな折りたたみは勿論、その特殊な形状である5角形はランディングがかなりしやすく使い方も簡単です。枠がとても大きい為に大物の魚でも難なく取り込め価格も5700円前後と安い為にお勧めします。
大型の枠は基本的に折りたたみが出来ずにコンパクト性に欠けますがメジャークラフトのヘキサネットLは4ピースタイプに折りたたみが出来ますので収納もコンパクトに収まり場所を取りません。大物の魚をランディングするショアジギングや浮き釣りには文句なしの玉枠となります。
メジャークラフト ヘキサネット MCHN-4M
まとめ
いかがでしたでしょうか。ランディングネットにはそれぞれポール・玉枠・ネットと3つに分かれておりそれぞれ使い方によっての特徴があります。最初は使い方を学ぶためにも安いタイプで初めて見るのも一つの手段です。
そこから自身のランディングネットの使い方を見直しつつフィールドの長さを把握してからグレードの高いランディングネットを購入してみるのが無難化もしれません。コンパクト性や折りたたみ式は間違いなく便利ですので出来るならジョイントは装着しておきましょう。
まだまだ、お勧めのランディングネットはあります
下のリンクではおすすめのランディングネットに加えて自作での作り方をご紹介していますので是非そちらも合わせてご覧ください。
ランディングネット20選|おすすめの自作の作り方・編み方もご紹介!
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