MSR|Revo Ascent 22inch
はじめに
スノーシューを履いて登山やトレッキングなどを楽しむ魅力は沢山あります。春から秋にかけて楽しむ登山とは違った魅力が詰まった雪山登山で活躍するスノーシューを初心者のために紹介していきましょう。スノーシューの魅力を感じスノーシューに興味を持ってもらえると嬉しいです。
1:スノーシューとは
スノーシューと言う言葉を聞いたことはあるけど、どののような場面で使うのか、どの様な楽しみ方ができるのか...わからない人も多いのではないでしょうか。スノーシューは雪の上を歩く際に使用する道具で他にもワカンがあります。西洋では「かんじき」と呼ばれ日本人にはかんじきと言う呼び方の方が馴染みがありますよね。スノーシューの素材にはプラスチックとジュラルミンが一般的です。
2:スノーシューの歴史
スノーシューの歴史は古く6000年前に遡ります。中央アジアでで誕生したスノーシューは北米で雪の上を歩き易い形へと進化し、原住民の間で冬の狩りなど移動手段として使われてきました。1980年頃になるとスノーシューの使い方に変化が見られるようになり、アクティビティに使われるようになりました。
3:スノーシューを雪山初心者でも楽しむポイント
初心者がスノーシューを楽しむ際のポイントは? ①スノーシューについて知る ②スノーシューの魅力を知る ③スノーシューの履き方を知る ④スノーシューの歩き方を知る などたくさんあります。そんな楽しむためのポイントを紹介していきましょう。
4:スノーシュー最大の魅力とは
スノーシューの最大の魅力は雪山登山やトレッキングを楽しめることではないでしょうか。雪山アイゼンなどを使用して登山を行うことが一般的ですが、新雪が積もった林や森の中を歩く際に雪に埋もれることなく歩くことが可能になります。雪が積もった山は周りの音を吸収し静まり返った環境になります。夏や秋の山とはまったく違う雰囲気のトレッキングを楽しむことができますね。
スノーシューで雪山の絶景を楽しむ!
雪が積もった山は他の季節と違う表情を見せてくれます。なかなか吹き深い場所を歩くことは容易ではありませんよね。しかしスノーシューを装着していると新雪の場所も歩くことができます。スノーシューを装着しているからこそ体験できる絶景も沢山あります。雪山の絶景を十分楽しんでくださいね。
5:スノーシュー基本的な服装は
初心者の方が初めてのスノーシューを楽しむ際の服装はどの様な格好を行ったらいいのでしょうか?初心者の方が初めてスノーシューを楽しむ際の基本的な服装を紹介しておきましょう。スノーシューを行う際には基本的に重ね着を行うことが基本となります。アウターウェア・ミドルウェア・インナーウェアの3つから紹介してきましょう。
スノーシュー基本的な服装!アウター
スノーシューを楽しむ際のアウターウェアは一番外側に着る暴風・防水・透湿性に優れた素材の物を選ぶ事が必要になります。雪の中を歩く事になりますので、ウェアの中に雪が入らないような作りになっている事も大切になります。ウインタースポーツを行う際の服装が暴風、防水、透湿性に優れたウェアが多いので、スノボーのウェアやスキーで着るようなウェアをお持ちなら新たに購入する必要は無く代用が可能です。
スノーシュー基本的な服装!ミドルウェア
スノーシューを楽しむ時の基本的な服装「ミドルウェア」は中間着の事を言います。アウターウェアの下に着込むウェアでフリース素材の物やダウン素材の物が登山用として様々なアウトドアメーカーから販売されていますので、選択しが広がります。中間着はスノーシューを楽しむ際の体温の変化に合わせて着たり脱いだりする事を想定し脱ぎ着ししやすいのもを選択するといいでしょう。ミドルウェアも保温性と透湿性素材の物を購入すると共に体を動かしやすい伸縮性があるものを着ることで行動しやすくなりますよ。
スノーシュー基本的な服装!インナーウェア
スノーシューを楽しむ際のインナーウェアは下着のことを言います。しかし、普段の生活で着用する下着とは素材を変えたほうがいいでしょう。体から出た汗は一番初めにインナーウェアにしみてきます。その時にいつまでも汗がインナーウェアの中にとどまっていたらどうでしょうか?汗で体が冷えどんどん体温を奪ってきます。体が冷え大変危険です。そこで速乾性のある素材の物を選択するようにしましょう。それと同時に大切になるのが保温性のあることです。インナーウェアに保温効果があることで寒さから体を守ってくれますよ。もちろん上下のインナーウェアを準備しましょうね。
6:スノーシュー基本的な装備は
スノーシューを初めて行う初心者の方が準備しておくと良いスノーシューを楽しむ際の基本的な装備はどのようなものがあるでしょうか?初めてのスノーシューでは準備物がわからないですよね。靴など基本的な装備を紹介しておきましょう。
スノーシュー基本的な装備!靴
スノーシューを楽しみたい時に初心者の方に準備しておいて欲しい装備が靴です。スノーシューを履く時の靴は登山などで履く靴と同じでトレッキングシューズやスノーブーツなどの靴類で装着する事ができます。しかし靴を準備する時に気をつけておきたい事もあり、購入する靴がゴアテックスなどの防水素材で作られている靴かどうかと言うことです。雪の中を歩きますので必ず水分の侵入が起こります。その際靴が防水加工されているだけで靴の中への水分の侵入を防いでくれることにつながるのです。また靴の上から雪が入らないように防水カバーを装着すると尚良いでしょう。
スノーシュー基本的な装備!スノーシュー
スノーシューを楽しむ際に必ず準備しなければならない装備がスノーシューです。スノーシューを行う際の基本中の基本!後でスノーシューの種類や履き方について説明しますので、事前にスノーシューを購入し履き方の練習を行っておきましょう。
スノーシュー基本的な装備!ストック
スノーシューを行う際にスノーシューと同様に必ず準備して欲しい装備がストックです。ストックは夏や秋の登山でも使用する道具ですが、積雪のある場所でのストックには少々特徴があります。それがスノーバスケットです。スノーバスケットはストックの先端部分に装着し、ストックが雪の中に埋もれてします事を防ぐ道具です。普通のストックに簡単に装着する事ができますので、スノーバスケットを購入しておくようにしましょう。ストックがあることで足と腕の力を使って歩くことができますので、初心者の方には特に役立つ道具ですよ。
7:スノーシューあると便利な装備
スノーシューを楽しむ際に上記で紹介した服装や装備の他にあると便利な装備があります。 ①ゴーグル・サングラス:ゴーグルやサングラスを持っておくと便利な場面が吹雪の際のスノーシュー、快晴で太陽の光が雪に反射している場合です。吹雪の際は顔に雪が当たることを防いでくれると共に、ゴーグルは上下だけでなくサイドもガードしてくれるので吹雪の際はゴーグルがおすすめです。快晴の場合はサングラスでも十分反射による眩しさから目を守ってくれるでしょう。 ②グローブ・帽子:手の先は血液が届きにくいため寒さにより冷えます。冷たい状態が続くと凍傷などの危険性も出てきますので、装着しておくことをおすすめします。また帽子は寒さから頭を守ってくれると同時に日差しから顔を守ってくれる役割もあります。照り返しの紫外線は強く日焼けしてしまいますので女性の方は特に日焼け予防として帽子を被ってスノーシューを楽しむ事をおすすめします。
8:スノーシューの選び方
スノーシューの選び方と言っても種類があるのです。選び方で大きく分けると2種類のスノーシューがあり、トレッキングやハイキングに適した平地で使うスノーシューと傾斜がある登山などで使うスノーシューです。またメンズ・レディース・キッズなどサイズが異なります。
スノーシューの選び方!平地で使う
スノーシューを履いて歩く場所が平坦な場所が多い場合は雪への接地面が大きいものを選ぶことで雪に足を取られることなくスノーシューを楽しむ事ができます。この場合スノーシューの重さも重要で重いものを購入すると足を上げる時に余計な体力を使い疲れてしまいますので軽いスノーシューを選ぶようにしましょう。
スノーシューの選び方!傾斜で使う
登山など傾斜が多い場所でスノーシューを使う場合選び方で重要になるのがスノーシューの裏面に多くの刃がついているかどうかです。選び方の基本刃が多くついていると傾斜を歩く際に滑ることを防いでくれるので初心者でも安全に歩くことができおすすめです。傾斜での選び方の基本は刃があるかないかですね。選び方の参考にしてください。
9:スノーシューの楽しみ方
スノーシューがあるからこそ楽しめる事があります。スノーシューを履くと言うことは積雪があるということですよね。スノーシューを楽しむ場合3つの楽しみ方ができます。ではどのような楽しみ方ができるのか3つのシーンから見ていきましょう。
平地でスノーシューを楽しむ
スノーシューを楽しむ場合、積雪のある雪の上を歩くことになります。冬の間雪に覆われた場所の下を覗いてみると夏の時期には小さな小川が流れていたり、草木が生い茂ったりしている場合が多いです。つまり夏は入れないような場所にも積雪があるからこそ入ることができるのです。普段入ることのできない場所で思う存分スノーシューを楽しんでみましょう。
登山スノーシューを楽しむ
スノーシューを使う時期の山は真っ白に雪化粧をしていますね。雪に覆われた山は夏の登山とは違った姿を見せてくれます。また冬の時期は空気が透き通り遠くの山まではっきりと見ることができます。そんな最高の景色を楽しむためには登山をしなければなりませんね。そんな時にスノーシューがあれば雪山登山を楽しみ絶景を見る事ができますね。しかし、楽しいばかりではありません。気をつけておかなければならないのが雪山登山でもあるのです。初心者の方は標高が低く初心者向けの登山から始めることをおすすめします。
スノーシュートレイルランニングを楽しむ
トレイルランニングとは軽い格好で山道を走ったりするスポーツです。春から秋にかけて多くのランナーが登山が出来るような山を走りますが、冬の間は走ることができません。そこでスノーシューを活用してみませんか?夏ほど簡単に走る事はできませんが、雪山でランニングができるなんって最高じゃありませんか?スノーシューを履くことで可能になるトレールランニングも一度試してみるのもおすすめです。
10:スノーシューの歩き方
スノーシューの歩き方を紹介しておきましょう。
スノーシューの歩き方!歩行する
スノーシューを付けたらまず歩いてみましょう。その時に気をつけたい歩き方がスノーシューとスノーシューがぶつからないように両足の間隔を普段の歩き方より広めにとると言う事です。スノーシューどうしがぶつかるとバランスを崩し転倒する可能性がありますので広めの間隔を意識する事ををおすすめします。あとは普段の歩き方と変わりません。
スノーシューの歩き方!登り
スノーシューを付けて傾斜を登る場合の歩き方です。スノーシューのつま先を蹴り込んで進んでいきます。しっかり蹴り込んで安定した状態で歩くことをおすすめします。
スノーシューの歩き方!下り
スノーシューを履いて傾斜を下る場合の歩き方は登りの歩き方と反対に踵を踏み込みグリップを効かせることをおすすめします。グリップをしっかり効かせることで滑って転倒する事を防いでくれます。またスノーシューをよく向きにしたりバックで降ったりするのも安定して下ることが出来るのでおすすめです。
11:スノーシューの履き方
スノーシューの履き方をご存知でしょうか。履き方が難しいのでは?ろ思う方も多いのではないでしょうか?そこで履き方が簡単なスノーシューの履き方を紹介しておきましょう。
簡単な履き方スノーシュー
スノーシューの履き方はまず基本となることが雪の上で履くということです。次に知っておきたい履き方がバックル部分が外側にくるように置くということ!そして次に知っておく履き方がブーツの下に雪が付いていないか確認し装着するようにしましょう。そして最後に知っておきたい履き方がつま先のストラップから順番に締め付けていくことで簡単に装着する事が出来ますので、初心者でも難しくありませんが、雪山に行く前に一度自宅などで装着してみることをおすすめします。
12:スノーシューを楽しむ際に注意したいこと
スノーシューを楽しむ際に気をつけておきたい事もあります。雪山でのスノーシューですので、まずは天候に気をつけたですね。雪がたくさん降った後急に気温が高くなると雪崩が発生する場合があります。とても危険ですね。気温の情報を事前に調べておく必要がありますので天気予報のチェックを行うことをおすすめします。そして、悪天候の中のスノーシューです。吹雪が予想される場合や風が強い日など初心者の方は特に天候が悪い時のスノーシューはやめておいたほうがいいでしょう。
13:スノーシューを買うならこれ
スノーシューを始める際にどのようなものを選ぶといいのでしょうか?人気のスノーシューを紹介しておきましょう。
MSR エムエスアール REVOアッセント
MSR エムエスアール REVOアッセントはどのような地形でも対応でき耐久性に優れたスノーシューです。デザインもカッコ良いですが、しっかり刃が装着され、平地を歩く際にも斜面を歩く際にも役に立つ機能性に優れています。他の商品と比較しても選び方の基本軽さも問題ないでしょう。
MSR|Revo Ascent 22inch
■サイズ:22インチ(20.5×56cm) 25インチ(20.5cm×64cm) ■重量:22インチ(1.92kg) 25インチ(2.03kg)
まとめ
ハイキングなどでも使えるスノーシューの選び方など紹介してきましたが、スノーシューについて知ることができましたか?魅力が詰まった雪山コースを歩く楽しさをスノーシューで体験してみてください。