170T16400J
DUNLOP コンパクトアルパインテント
ステイシー ST-2
ドマドーム1 plus
ステラリッジテント2
ライダーズバイクインテント
ツーリングドゥーブル-BJ
快適キャンプツーリングはテント選びが大切
バイクに道具を積んで旅をするキャンプツーリングでは、テントが家の役割を果たしてくれます。1日の走行で疲れた体を癒し、翌日の走りのために休息を取る寝ぐらとして、また悪天候時には身を守るシェルターとしてなど、バイクの旅にはなくてはならない存在です。それゆえにキャンプツーリングでは、テント選びが非常に重要です。快適な旅の友となるおすすめテントと、テントを選ぶ際のポイントについてご紹介します。
おすすめバイクツーリング用テント1/1(軽量・コンパクト編)
アライテント エアライズ1
エアライズ1
国産テントメーカーの老舗であるアライテントのソロ用テントです。山岳テントメーカーとして発達した同社の製品らしく、システマティックであることを意識して設計されています。3シーズンテントですが、豊富にあるオプションを利用することで4シーズンまで対応可能で、1年を通してバイクツーリングの旅に利用できます。
おすすめポイント
なんと言っても特筆すべきは、軽量であることです。わずか1360グラムという軽さで、バイクのリヤシートに積んでもほとんど重さを感じることなくパッキング可能です。本体とフレームを別にパッキングできることも、バイク積載時の応用の幅を広げてくれます。
おすすめバイクツーリング用テント2/10(軽量・コンパクト編)
バンドック ソロ ドーム 1
BDK-08
良質なキャンプグッズを低価格で提供するバンドックのツーリング用ソロテントです。フレームに柔軟なアルミ合金であるジュラルミンを採用することで、軽さと強度を両立させています。
おすすめポイント
オールメッシュのインナーは、夏場の快適な通気性を確保しています。フライシートには耐水圧3000ミリと、他社のテントと比較しても高い防水性能を誇り、雨の日にも安心してキャンプできます。基本性能の高さと手頃な価格のバランスが取れた、コストパフォーマンスの高いツーリング用テントと言えます。
おすすめバイクツーリング用テント3/10(軽量・コンパクト編)
ダンロップ コンパクトアルパインテント
DUNLOP コンパクトアルパインテント
タイヤメーカーのイメージの強いダンロップですが、山岳テントメーカーとしても長い歴史を誇ります。軽量コンパクトであることが常に求められる山岳テントで培ったノウハウが、いかんなく発揮されたテントがこのコンパクトアルパインテントです。広い開口とメッシュの使用で通気性も良く、高い居住性と収納時のコンパクト性を両立させるなど、ツーリングテントの条件を満たしています。
おすすめポイント
定評のある吊り下げ式の構造は、風の強い中などでも簡単に短時間での設営を可能にしています。また突風の際にはスクリューフックが外れることにより、フレームやテント本体が破損することを防いでくれます。
おすすめバイクツーリング用テント4/10(軽量・コンパクト編)
ドッペルギャンガー バイクツーリングコットテント
DBT571
耐水性の高いバイク向けツーリングテントをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめ。耐水圧は2000mmとなっており、万が一雨が降ってきてしまっても安心です。
それでいて通気性も備わっているため、快適に過ごせるのが特徴的。また、こちらのテントにはコットが付属しており、それぞれ単体で使用することも可能です。
おすすめポイント
こちらのバイク向けツーリングテントのおすすめポイントは、左右に前室を設けているという点です。前室を2つにすることでさらにスペースが広くなり、ご自身のスタイルに合わせて使用できます。
また、バイクに乗せて運べるコンパクトさで、使用しないときも収納しやすいです。気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
おすすめバイクツーリング用テント5/10(広い前室編)
コールマン ツーリングドームST
170T16400J
ソロキャンプからファミリーキャンプまでカバーする、アウトドアギアの総合ブランドであるコールマンが送り出した、バイクツーリング用テントがツーリングドームSTです。広い室内と前後メッシュのおかげで、ツーリングテントとしては抜群の居住性の高さを誇ります。
おすすめポイント
高い天井と広いスペースを持つ前室は、他社のソロテントと比較してもかなり快適に過ごせます。フレームが用途別に色分けされているなど、設営の簡単さにこだわった配慮なども、さすがコールマンと思わせるものがあります。
おすすめバイクツーリング用テント6/10(広い前室編)
ogawa(オガワ) アウトドア キャンプ テント ドーム型 ステイシー
ステイシー ST-2
国産テントメーカーとして100年の歴史を誇る小川キャンパルのテントです。収容人数も2〜3人用と広く、ソロというよりは2人旅のツーリングなどに向いているモデルです。メッシュの多用とベンチレーションの多さで通気性も良く、広い室内も相まって夏場のキャンプでも快適に過ごせます。
おすすめポイント
広い前室で悪天候時でも濡れずに煮炊きや飲食が可能です。吊り下げ式の採用で、パーツの多さにも関わらず設営も比較的簡単にできます。ポールを別に2本追加することで、前室をタープのようにして使用することもできます。
おすすめバイクツーリング用テント7/10(広い前室編)
ロゴス(LOGOS)ツーリングドゥーブル
ツーリングドゥーブル-BJ
アウトドア商品を多く手掛けるロゴス(LOGOS)のツーリング用テントです。組立てが簡単で、収納時は約幅65×奥行16×高さ16cmのコンパクトサイズに収まります。フレームには丈夫で軽いアルミ素材を採用、テント上部には換気性に優れたベンチレーションを設けてあるテントです。
おすすめポイント
テント前面を大きく張り出すよう設計してあるので、大型の前室にバイクを置くことができます。雨が降っても濡れることなく安心ですね。駐輪スペースとして以外に、居住スペースとして使うこともできるので、リビングとして扱えば広々とした空間でゆったりとくつろげます。
おすすめバイクツーリング用テント8/10(広い前室編)
アライテント(ARAI TENT) ドマドーム1 plus
ドマドーム1 plus
先にご紹介したエアライズとは全く異なるコンセプトで開発されたのが、ドマドームです。名前の通りソロテントに「土間」ともいうべき広い前室スペースを設けることで、雨の日のキャンプでの調理や食事のスペースとしたり、濡らしたくないライディングギアなどの荷物置き場といった使い方を可能にしてくれます。
おすすめポイント
「土間」というユニークなコンセプトの前室を有しながら、テントとしての基本性能はしっかり押さえています。収納は軽量・コンパクトな上に、スリーフレーム構造の簡単設営で耐風性能も十分です。前室である「土間」はペグダウンしなくても自立する構造なので、キャンプ場での設営する場所を選ばないのも便利です。
おすすめバイクツーリング用テント9/10(ワンタッチ・簡単設営編)
DOD(ディーオーディー)ライダーズバイクインテント
ライダーズバイクインテント
長距離を移動するバイク旅では、到着後に疲労困憊してテントを設営するのが億劫なときもあります。そんな時の強い味方が、設営の簡単なワンタッチテントです。DOD(ディーオーディー) のライダーズバイクインテントは、設営に時間がかかりません。
簡単設営と大きな前室が特徴のこのテントは、他社のテントと比較して、ライダーに特化した、バイクツーリング向けのテントに仕上がっています。
おすすめポイント
ワンタッチテントでありながら耐水圧3000ミリのフライシートのおかげで、防水対策も万全です。最大の特徴は何と言っても大事なバイクがおさまる大型キャノビー。室内の高さは140㎝と広く、通気性の良い大型窓(蚊帳)がついています。
付属のコンプレッションバッグに収納すれば、幅約61.5㎝、直径約23㎝とコンパクトサイズに畳むことができます。重量はわずか5.5㎏なので、ツーリングに最適です。
おすすめバイクツーリング用テント10/10(ワンタッチ・簡単設営編)
モンベル テント ステラリッジテント 2型
ステラリッジテント2
山岳テントとして登山家からも高い評価を得ているステラリッジは、軽量・コンパクトなだけでなく、オートセットアップやスリーブエンドといった独自のシステムにより、ワンタッチテントに迫る素早い設営を可能にしています。山岳テントで培われたテクノロジーは、高い耐候性などツーリングテントとしても十分すぎるほどの性能を備えています。
おすすめポイント
軽量・コンパクトを追求した山岳テントでありながら、室内の快適性にもこだわっています。天井高は105センチと他の山岳テントと比較しても5センチ程度高く、圧迫感がありません。グランドシートにはフロアの生地が立ち上がったバスタブ構造を採用し、防水性を高めています。煙突型のベンチレーションや入り口のメッシュのおかげで、通気性も抜群です。
バイクツーリング用テントの種類
バイクツーリング用のテントには、その構造や設営方法によりいくつかの分類方法があります。ここでは代表的な3つの分類方法についてご紹介します。
分類法1/3:自立式と非自立式
これはテントの構造による分類法です。自立式テントは、文字どおりテント単体で自立することができる構造のテントです。しくみとしては、テントのポールを幕体の中に通したり、吊り下げることにより、ポールの張力を利用してテントを自立させる方法です。一方、非自立式テントとは、立てたポールに幕体を結びつける方法で、テント単体では自立することができません。テントを自立させるには、張り綱などをペグで地面に固定することが必要となります。
分類法2/3:シングルウォールとダブルウォール
つづいての分類法は、テントを構成する幕体の構造による方法です。シングルウォールテントとは、幕体が一重のテントです。テントを覆うフライシートがないので軽量・コンパクトにできる上に、設営も簡単にできます。デメリットとしては温度差による結露を起こしやすいことが挙げられます。一方、ダブルウォールテントは、テント本体をフライで覆う構造で、雨や風だけでなく、強い日差しからも内部を守る耐候性の高さや、結露を起こしにくいことがメリットです。その分、収納性はシングルウォールに比較すると劣り、設営もやや手間がかかります。
分類法3/3:吊り下げ式とスリーブ式
テントに骨組みとなるポールと、幕体をつなぎとめる方法による分類です。吊り下げ式はフックを使って幕体をポールに吊り下げる方法です。設営と撤収が簡単で、特に強風下で、テントとポールをペグダウンしてから幕体を立ち上げることができるので、比較的容易に立てることができます。一方、スリーブ式は幕体に縫い付けられた袋状のパーツにポールを通します。フックのようにポールから幕体が外れることがないため、強風が吹いても安定しているのが特徴です。
バイクツーリング用テント選びの5つのポイント
テントの中でも、特にツーリング用のテント選びに求められるポイントを、5つにまとめてご紹介します。
ポイント5-1:軽量である
ツーリング用テントには、まず軽量であることが求められます。自分の足で歩くことが前提の山岳用テントに比較すると、エンジンのあるバイクで運ぶので、そこまで重量に対しシビアになる必要はないという意見もあります。でも二輪車という性格上、荷物の重さは走行時のバランスやバイクの挙動に影響します。少なくともテントの重量は3キロ程度に抑えたいものです。
ポイント5-2:コンパクト
バイクでの旅に使うテントでは、コンパクトさは重さ以上に重要なファクターとなります。バイクの場合、積載能力に限りがありますので、単に収納サイズが小さいというだけではなく、収納時の形状も問題となります。ソロテントの場合、本体とポールは別に収納するものも多く、分けて収納することで、バイクへのパッキングも融通が利くようになったりもします。
ポイント5-3:設営・撤収が容易
単にキャンプ自体を楽しむ旅と異なり、バイクツーリングでは走りを楽しむことも旅の重要な目的となります。そのためキャンプ地には比較的遅い時間に到着することも多く、テントが簡単に設営・撤収できることも大切です。独自のシステムで設営・撤収を簡単にしたものや、ワンタッチテントなどを選択するなどして、暗闇や疲れた状態でも設営できるテントを選びましょう。
ポイント5-4:必要十分なスペース
山岳テントをはじめとしたソロテントの中には、コンパクトさを追求するあまり居住スペースが極端に狭いものも存在します。しかしバイクの走行で疲れた体を癒すためにも、ゆっくり休める最低限のスペースは必要です。またバイク旅ではライディングのためのヘルメットやジャケット、ブーツなど、キャンプ道具以外の荷物も案外多いものです。これらを夜露にさらすことなく収納するためのスペースを確保するためにも、テントにある程度の広さは必要となります。
ポイント5-5:快適である
広さと同様に、ライディングで疲れた体にしっかりとした休息を与えるための快適さも大事です。特にバイクでの旅は比較的夏場に行われることが多く、夜も涼しく眠るための通気性の確保は重要です。開口の数や大きさ、メッシュの有無、ベンチレーションの数などもテントを選ぶ際のポイントとなります。また不意の悪天候でバイクを停めて避難する際の耐水性の高さや耐風性など、悪天候に対する耐候性もテントを選ぶ際の重要な要素となります。
バイクツーリング用テントQ&A
テントのタイプは何がいいの?
前述したとおり、バイクツーリングのテントの場合はコンパクトでありながら、快適で十分なスペースが求められます。また設営・撤収の容易さと、耐候性の高さも重要です。これらのことを総合すると、ツーリング用テントの場合はダブルウォールの自立式で、吊り下げ式のテントがもっともおすすめのタイプと言えます。
前室は必要・不要?
これはある意味、ツーリングテント選びの永遠のテーマと言えます。広い前室は確かに魅力的だけど、その分収納性がスポイルされるのでは、という意見もあります。でもバイクの積載能力に限りがあるとはいうものの、登山やトレッキングのミニマリストが追求するほどのコンパクトさを要求しているわけではありません。逆にライディングギアなどの収納や悪天候時の調理スペースなどを考えた際、やはり前室を持ったテントが賢い選択と言えます。
ソロだけど何人用を選べばいいの?
通常のキャンプでは、実際に就寝する人数プラス一人分の収容人数のテントが最適と言われます。でもツーリングの場合、あくまでテントは寝るためのものと割り切るのであれば、ソロ用と言われる一人用テントで十分と言えます。コンパクト性を考えても、人数プラス一人分のテントはオーバースペックと言わざるをえません。
他のテントで代用可能?
テントに軽量・コンパクトで設営の容易さを追求して行くと、やはり行き着くのはソロ用の山岳テントです。究極のミニマムを追求したテントでは、快適性も犠牲になってしまうためあまりおすすめできませんが、荷物の軽量化やパッキングの容易さを考えると、山岳テントをツーリングテントに流用するのも賢い選択と言えます。
テントを選んでバイクツーリングを楽しもう
ツーリング用テントのおすすめや選び方についてご紹介してきました。キャンプツーリングにおいて家とも言えるテント選びは、ツーリングの成功の鍵を握っていると言っても過言ではありません。ツーリングテント選びのポイントをしっかり押さえた上で、ご自分のツーリングスタイルに合ったテントを賢くチョイスしてください。