自動で色塗り着色できる時代がやってきた!
近年イラストを描くときにはアナログな紙媒体ではなく、パソコンによるデジタルが進められる時代になりました。もちろんまだまだアナログなイラストも人気です。
人工知能原理を使ったAIを搭載したツール
ペンタブレットなどの専用端末で描くデジタル式はとても便利になってきました。デジタルに移行したいけど、まだまだアナログが好き、でも色塗りが苦手という方に今回、人工知能を搭載した自動色塗りツールを紹介します。
自動で色塗りって?人工知能AI?なにそれ?
人工知能が搭載されたツールでは、人工知能が独自に学習したもので色塗り、着色を行うという原理で動いています。人工知能原理はとても未来的!そんな原理理論が新しく出来ていたんだ!と思われるかもしれませんが、1950年頃から、理論付けや、原理については開発されてきていました。ここ数十年の間で飛躍的に化学進歩がなされてきています、その一端として自動色塗りツールも誕生したのです。
人工知能原理を利用した人工知能とは?
artificial intelligence通称AI、それは人工的な知能を刺します。そのまま人工的な知能です。人間が普段目、鼻、耳、舌、手などなどから情報得て学習していくように、機会にもそのが奇襲機能を持たせる機械学習を取り入れた物が一般的には人工知能の原理です。
自動で色塗りから着色までやってみた!1
今回は、スマートフォンアプリと、WEBソフト、計二つの自動色塗りソフト、アプリケーションを実際に使用し、検証して見ました。これからイラストを始めたいという方にもわかりやすく、絵を用意する段階からご説明します。段取りは、まず下絵はアナログ、紙に描いた物を、スマホで読み取り画像化します。スマホ、PCの自動色塗りツールで画像に色塗りをする、という順序で行っています。元の絵は、白黒の写真だったり写真の画像だったり、デジタルで描いた絵、画像データでもOKです。
使用した道具
使用した道具は、紙とペン入れ用のペン(コピックマルチライナー)、消しゴムを利用しました。ある程度色を付けたいときはコピックやマービールプルームなどを使うのがおすすめです。
まずは絵を準備しましょう!1
紙に下書きをしていきます。デジ絵で、アプリなどですべて完成させることも出来ます。もちろんイラストだけでなく、写真なども、アプリに取り込むときに線画抽出で白黒に出来ます、昔の写真を復元したりもできます。
まずは絵を準備しましょう!2
紙でペン入れをしたときに、いつもはとても慎重になりますが、大胆に描いて失敗しても、アプリに取り込んだときに簡単に修正することが出来るので、気兼ねなく描けますね。
自動で色塗りから着色までやってみた!2
紙に描いた下書き、もしくはペン入れをした線画をどうやってPC、スマホに綺麗に取り込むことができるのでしょうか。今回は、CamScannerというスマホアプリ(ios)を使用しました、使い勝手も良く非常に便利で、イラストだけでなく、JPGファイル、PDFファイルと変換可能なので、ビジネス利用も出来ます。ビジネスマンの方でも使えるのでとてもおすすめです。
アプリを使って綺麗に画像化させます!1
今回はこちらのアプリを利用し、画像データにしました。写真をこちらで画像データにしたり出来ますので、昔の写真を復元したいときなどでもおすすめです。
アプリを使って綺麗に画像化させます!2
アプリを使って綺麗に画像化させます!3
変な歪みなく綺麗に取り込むことが出来ます。ここから、画像データ、PDFデータとして取り出すことが出来ます。ビジネスシーンでも活躍できるので、入れておいて損はないアプリです。
自動で色塗りから着色までやってみた!3
まず、スマートフォンアプリの自動色塗りツールから検証してみたいと思います。ここで使用したのは、イラストを描きたい、描いている人はほとんどの方が知っているほどの有名アプリであるアイビスペイントです。アイビスペイントは、無料の物と、完全有料版とありますが、無料版でも自動色塗りは可能ですし、無料版でも十分に絵を描くことは出来ます、スマホ、タブレットで絵を描きたい人にとてもおすすめです。
アイビスペイントはとても優秀です
無料版でも、アプリ内の動画を見ることで、制限を解除できたりと、とても便利なアプリです。こちらでイラストを最初から最後まで仕上げることが出来ます。画像化してあれば、写真のデータも取り込み可能です。
実際のアプリはこんな感じです
毎ギャラリーを選択し、て左下のボタンから、絵を描くことが出来るレイヤーを作成できます。こちらをしないと一向に絵を描いたり出来ないので注意しましょう。
自動で色塗りから着色までやってみた!4
まずは、アプリで自動色塗りを行う、前に、アプリに元の絵を取り込む必要があります。アプリ上から元の絵のファイルを選択するだけですが、わかりやすく、画像と共にご説明します。アプリを開いてこの場所をタップしたりなどの詳しい作業例も併せてお楽しみください。
画像を取り込んでみましょう
カメラマークをタップすることで、画像を取り込む事が出来ます。あらかじめ画像データがどこに保存されているか確認しておきましょう。画像データを取り込むと、大きさの変更が出来ます、好みに設定できたら、画像取り込みは完了です。
実際の画像です
少し大きめに設定しました。線画抽出を行ったので、線画を入れなくても後は色を塗るだけという状況までいけます。アナログでも、アプリで取り込み、色塗りが出来るので良い時代になりましたね。
自動で色塗りから着色までやってみた!5
続きまして、上の4でアイビスペイントに画像データが取り込めましたら、今度はいよいよ自動色塗りをしていきたいと思います。自動色塗りでは、昔の白黒写真などを復元したりすることも出来るのですが、まだまだ発展途上のAIになりますので、必ず思い通りに行くとは限りません。使用する場合は画像データをいくつか用意して、いつでも復元出来るようにしておくことをおすすめします。
自動色塗りしてみましょう
人工知能の欄にあります、こちらをタップすると、色塗りが開始されます。手軽に行えるのでとてもおすすめです。タブレットからも利用できるのが嬉しいポイントですね。
最初はこんな感じになりました
全体的に黄色色ベースですね。下絵が少々複雑だったかもしれないですね。とりあえず、色を調整していきます。
色を指定できます
自分で好みの色を選択することで、AIに好みの色を指定することが出来ます。また、各所で色を分けることが出来ます。
水彩画のように滲みが出ることもあります。個人的にはこれで完成とします。もっとこだわりを入れることも出来るので、納得のいくまで行って、さらに自分で上塗りをすることも出来ます。
自動で色塗りから着色までやってみた!6
paintschainerという人工知能AIを搭載したWEBソフトを使用して自動色塗りを行っていきたいと思います。こういったWEBソフトは、PCにダウンロード&インストールする必要がないので、手軽に使用することが出来ます。PCに画像を保存していれば直接画像を取り込み、WEBソフト上で色塗りを行えます。いろいろ細かく注文を付けることが出来るので、そちらも検証してみました。
paintschainerを使用しました
paintschainerと検索すればすぐに出てきます。WEBサイトに入るとすぐに画像をアップロードが出てきますので、そちらからすぐに画像を取り込むことができ、自動的に編集に移ります。
paintschainer使用しました2
こちらを利用する場合は、PC上に画像データを取り込んでおく必要があります。写真などを復元したりしたいときも、一度画像データとしておく必要があります。
自動で色塗りから着色までやってみた!7
実際に人工知能AIを搭載したpaintschainerで自動色塗りをしてみました。画像データを取り込んでから、出来ることが多く、無料のWEBソフトなのにとてもシンプルで使いやすく誰でも簡単に使用できると感じました。今回は、画像を取り込んだ後の、線画の模様から色塗りの方法まで詳しく見ていきましょう。人工知能AIの能力にとても驚きました。
実際に画像を取り込んでみました
こちらが、実際に画像を取り込んだ画像です。すでに右側にはAIが色を付けたものがありますね。すこし薄い色合いですが、綺麗な仕上がりです。アイビスペイントもそうだったのですが、なぜか黄色ベースですね。
良い感じで塗れます
色も多くの色から選べます。そして、舌に直接塗りたい場所を指定することで、右側ではAIが色を塗ってくれます。いろいろと細かく指定してみました。
結果はこうなりました
イラストの背景も塗りつぶせるので、とても便利ですね。また、色合いも、しっかりと強弱があります。こちらもいろいろと細かく調整して、納得いくまで塗れます。自動色塗りAIはとても高性能でした。
自動色塗りの着色方法 総まとめ
人工知能を利用した自動色塗りはすごい!
人工知能AIを搭載したアプリやソフトウェアを使うことで、イラストに綺麗に色塗りをすることが出来るようになりました。科学力の進歩と時代を感じます。今後も発展していくIT技術ですが、AIを搭載することで、イラストを描いても色を塗るのが苦手だった方も、この人工知能でを描いてみてはどうでしょうか、人工知能AIの魅力を感じることが出来るのでとてもおすすめです。
AIが色を塗ってくれるので、色塗りが苦手な方でも大丈夫です!