バーベキューに必要な持ち物は?
初心者が悩むバーベキューの準備
仲のいい友達や家族で集まってバーベキューをするのは非常に楽しいことです。しかし、バーベキューをするときに特に初心者が迷うのがバーベキューは何を準備すればいいのかということでしょう。コンロや炭、食器類、テーブルや椅子、バーベキューの道具には様々あります。
準備するものが増えると大変
バーベキューをするにはたくさんの道具が必要だと思われがちです。確かに万全な準備をしておくに越したことはないですが、持っていくものが増えると準備だけで大変だったり、またそろえるだけで多くのお金がかかってしまうということも考えられます。
重要度の高い12個の道具を紹介
はじめにバーベキューで重要度の高い12個の道具を紹介します。この中には必需品というわけではなく、準備しておけば便利なものも含まれます。全て準備して持っていくというのではなく重要度の高い道具の中から必要なものを選ぶとよいでしょう。バーベキューの準備で用意するものを紹介します。
バーベキューの準備で用意するもの1
これがないと始まらないバーベキューコンロ
バーベキューコンロはバーベキューの必需品とも言える必須の道具です。コンロの上に炭などを置き、火を起こします。コンロには様々な種類があり、サイズや収納性などで違いがあります。使用用途や使用人数などで、適しているものを準備しましょう。
直火OKの場所であれば必要ない
バーベキューをする場所によってはバーベキューコンロを準備する必要がない場合もあります。直火という地面で直接火を起こすことが許されている場所であればバーベキューコンロを用意する必要はありません。しかし、多くの場所では直火が禁止されているので、バーベキューコンロを準備する必要があります。
初心者はガス式のコンロがおすすめ
バーベキューで初心者が失敗しやすいのが炭から火を起こす工程です。なかなか火を起こせないということも少なくありません。火を起こすのが心配な方におすすめなのがガス式のコンロです。ガス式のコンロであればガス缶をセットするだけで使うことができます。初心者の方には特におすすめです。
バーベキューの準備で用意するもの2
ガス式コンロを使うとき以外は必需品、炭
ガス式のコンロを使わないときには炭も必需品になります。炭火で食材を焼くのはバーベキューの大きな醍醐味でしょう。炭には種類があり、バーベキューに適しているものを用意することもポイントです。
黒炭が一般的
バーベキュー用の炭は大きく、黒炭と白炭の2つに分けられます。黒炭の方が火を起こしやすいのでバーベキューで主に使われるのは黒炭です。黒炭の中にも種類がありマングローブ炭と呼ばれるものがよく使われています。白炭は火を起こすまでが黒炭より大変で、値段も高価なため使われることは少ないようです。
少し多めに準備しておく
バーベキューでは炭がどの程度用意が必要なのかも悩むところです。ひとつの目安として一人あたりもしくは1時間で1キロと言われています。とはいえ、炭が足りなくなるとせっかくのバーベキューも台無しになってしまうので、少し多めに準備しておくくらいがよいでしょう。
バーベキューの準備で用意するもの3
火起こしの強い味方、着火剤とトーチバーナー
火起こしが不安なときに役に立つ道具が着火剤とトーチバーナーです。着火剤は着火するとすぐに火がつくので、炭に火を移るまでを簡単にしてくれます。トーチバーナーはどうしても火がつかないというときに力技として使うと便利な道具です。トーチバーナーの火を炭に直接当て続けることで火を起こします。
新聞紙からは難しい?
着火剤やトーチバーナーを使わない場合は新聞紙などに火をつけるという方法がバーベキューでは一般的です。もちろん新聞紙などから火をつけることも可能ですが、時間がかかったり、また失敗の可能性もあります。初心者であったり自信のない場合は着火剤とトーチバーナーを用意して持っていくと安心です。
準備して火起こしの失敗を防ぐ
着火剤もトーチバーナーあると非常に便利な道具になります。着火剤とトーチバーナーを用意しておけば火を起こせないという事態を100パーセント回避できると言っても過言ではないでしょう。初心者の方はこの2つを準備しておくことで安心してバーベキューを楽しむことができます。
バーベキューの準備で用意するもの4
火を起こすのが楽しくなるチャコスタ
火起こしの際に用意しておくと便利な道具としてチャコスタもあります。チャコスタは火起こし器と呼ばれることもある縦長で底と側面に穴があいている道具です。チャコスタは使い方も簡単なので、使ったことがないという初心者の方でもすぐに使い方を覚えることができます。
あると便利な道具の筆頭
チャコスタは熱を全てチャコスタの筒の中に閉じ込めるので、炭にすぐに火をつけることができます。着火剤などをはじめに入れてその上に炭を置くだけで準備は完了です。あとは着火剤に火をつけて数分待てば炭に火がついています。あると便利な道具の筆頭です。
耐久性がポイント
チャコスタは大きさや耐久性によって種類が分かれます。特に高温で使用することになるので、何度も使用する場合は耐久戦は重要なポイントになります。またチャコスタの構造自体は難しいものではないので、自作するという人もいるようです。
バーベキューの準備で用意するもの5
炭と食材をつかむ火ばさみ・トング
炭をつかむのが火ばさみで、食材をつかむのがトングです。いずれもバーベキューの必需品です。火ばさみとトングの大きな違いは先端の形状で、火ばさみは炭をつかみやすいように先端がギザギザになっているものが多く、トングは食材をつかみやすい形状になっているものが多いです。
いずれかの準備でも大丈夫
火ばさみとトングは別の道具になりますが、形状や用途に大きな違いはないので必ずしも両方を準備しなければならないということはありません。例えば食材をつかむトングと炭をつかむトングという2つのトングを準備してもバーベキューはできます。初心者の場合はいずれかだけの準備でも大丈夫です。
長めのものを使用する
火ばさみとトングの大きな違いとして、形状の他に長さがあります。熱した炭を扱う火ばさみのほうが、トングよりも長いものが多いようです。また火ばさみの中にも長さの違いがあります。熱さが心配な場合はトングよりも火ばさみで、また火ばさみの中でも長めのものを使用するとよいでしょう。
バーベキューの準備で用意するもの6
食材を置くためのテーブル
バーベキューをする場所によっては座るところや食材等を置く場所がないということもあります。その場合に準備が必要なのがテーブルです。テーブルと椅子がセットになっているものがあるので、セットになっているものを準備しておけばどのような場所でも対応できます。
セットになっているものが持っていきやすい
テーブルを選ぶときのポイントに収納性があり、この点からも椅子とセットになっているものは便利です。セットになっているものはテーブルの中に椅子をしまうことができるなど、かさばらずに持っていく工夫がされた商品が多いです。その他、高さの調節機能や大きさ、防水加工が選ぶときのポイントです。
テーブルでバーベキューが盛り上がる
テーブルはバーベキューを盛り上げるための重要なアイテムにもなります。テーブルの中にはグリルをテーブルの中心におけるものや、焚き火台を囲んでバーベキューを楽しめるものなど様々な種類があります。一人用のテーブルもあるなどバリエーションが幅広いです。
バーベキューの準備で用意するもの7
座り心地が良いアウトドアチェア
テーブルとセットになっている椅子もいいですが、アウトドア用のチェアを用意するとバーベキューはさらに楽しくなります。アウトドア用のチェアはたくさんの種類が販売されているので、座り心地なども確かめながら自分に合っているものを選ぶとよいでしょう。
材質、高さ、座れる人数など
アウトドア用のチェアは、材質や座ったときの高さ、座れる人数などが選ぶときのポイントになります。各アウトドアメーカーから様々な種類のチェアが販売されています。バーベキューのアイテム選びで、好みのチェアが見つかると長期間愛着を持って使うことができます。
バーベキューの準備で用意するもの8
食材を運ぶのに便利なクーラーボックス
食材などを持っていく場合に準備しておくと便利なのがクーラーボックスです。食材などをひとつの場所に収納して持っていくことができ、また保冷効果もあります。冷たいビールを飲みたいときなどもクーラーボックスがあると便利です。
ソフトタイプは折りたたみ可能
クーラーボックスは大きくソフトタイプとハードタイプにわかれます。ソフトタイプであれば食材などを取り出したあとは小さく折りたたむこともできるので、場所も取りません。1日だけのキャンプの場合はソフトタイプでも十分に事足りるでしょう。
ハードタイプは頑丈
ハードタイプは頑丈で、ソフトタイプよりも収納に優れているものが多いのが特徴です。数日間キャンプをするなどの場合はハードタイプの方がよいでしょう。またハードタイプのクーラーボックスはちょっとした椅子代わりにしたり、食材を置いておいたということもできます。
バーベキューの準備で用意するもの9
熱から手を守る軍手・専用グローブ
炭をトングや火バサミで触るときなどは素手では熱く難しい場合があります。そのため軍手や専用のグローブも必需品と言っても差し支えないでしょう。軍手や専用のグローブで手を覆うことで熱から手を守ることができます。軍手の場合は厚めの軍手を準備するとよいです。
ロングとショートの2つのタイプ
専用のグローブの中には様々な種類があります。はじめに分かれるのはグローブの長さです。ロングタイプとショートタイプの2種類に分けることができます。ショートタイプは軍手とほぼ同じ長さ、ロングタイプは腕の部分まで長さがあります。用途によって適しているものを用意しましょう。
高価なグローブは長く使える
専用のグローブは長さの他には素材も選ぶときのポイントです。また同じ素材でもグローブの厚さや、当然デザインも違います。高価なグローブであれば長く使うことができるので、もしも購入する場合は長く愛用出来そうなものを選ぶと良いです。
バーベキューの準備で用意するもの10
絶対に準備が必要な食器類
バーベキューでは食材を乗せるため食器類も必需品です。具体的には、箸、皿、コップの3点は用意しなくてはならないでしょう。初心者であれば割り箸や紙皿や紙コップで十分でしょうが、バーベキュー用の食器類を準備すれば愛着もわきますし、エコにもなります。
食器類がセットで販売
バーベキュー用の食器類はアウトドアメーカーが販売しているほか、100円均一でも売られています。メーカー品であれば食器類各種がセットになっていたり、また収納用のカバンもついていたりなど、ひとつ準備しておけば十分な内容になっています。少しだけ必要なときは100円均一で用意するのもおすすめです。
バーベキューの準備で用意するもの11
片付けが安全、簡単になる火消し壺
バーベキューが終わった後は片付けをする必要があります。片付けで重宝するのが火消し壺です。火消し壺に炭を入れるだけで、火を消すことができます。簡単に安全に火を消すことができるので初心者にもおすすめの道具です。
炭の再利用ができる
火消し壺がないときの炭の消し方としてよく取られるのが炭に水をかけることです。水をかぶった炭は再利用が難しいですが、火消し壺であれば炭の再利用も簡単です。火消し壺に入れて火が消えた炭をとっておくだけで次のバーベキューに使えます。エコにもつながる環境に優しい道具です。
炭は土に還らない
炭を片付けるときの重要な注意点として、炭の捨て方があります。バーベキューをした後に炭をそのまま土に捨てて帰る人もいます、しかし、炭は土に還らないので絶対にやめましょう。火消し壺を使って再利用するときはよいですが、炭を捨てる場合は気をつけなければならないポイントです。
バーベキューの準備で用意するもの12
ゴミを持ち帰るためのゴミ袋
ゴミ袋はバーベキューをするときの必需品です。バーベキューをするとゴミが必ず出ます。ゴミをちゃんと持ち帰るためにゴミ袋は絶対に用意しましょう。燃えるゴミや燃えないゴミなどを分別するために何種類か用意しておくと便利です。
分別が便利になる道具も
ゴミを上手に分別して持ち帰るためのダストボックスやゴミ袋分別スタンドなども販売されています。分別の際にこれらの道具を用意しておくと分別もしやすくなるでしょう。炭と同様にゴミの処理も片付けにおいて重要です。その場にポイ捨てしていくなどということはないようにしましょう。
バーベキューで用意するものリスト
用意するものをリスト化
バーベキューの準備で用意するものを12個紹介しました。これらは必需品であったり、あれば便利なものなど重要度の高いものなります。それぞれを用途別にリスト化してまとめます。
火を起こすのに必要なリスト
前半に紹介した、バーベキューコンロ、炭、着火剤・トーチバーナー、チャコスタは火をおこすために必要な道具になります。バーベキューコンロ、炭は必需品で、着火剤・トーチバーナー、チャコスタは準備しておくと便利な道具に分類されるでしょう。
調理や飲食に必要なリスト
調理や飲食に必要なものリストは、火ばさみ・トング、テーブル、アウトドアチェア、クーラーボックス、軍手・専用グローブ、食器類になります。この中の火ばさみ・トング、食器類は必需品でしょう。火ばさみの長さによっては軍手・専用グローブもないと炭を動かせません。他のものは環境によって必需品になることもあります。
片付けに必要なリスト
火消し壺とゴミ袋は片付けに必要な道具です。ゴミ袋は必需品、火消し壺はあると便利な道具に分類されます。バーベキューを満喫した後はきちんと片付けをする必要があります。見落とす人もいるかもしれませんがいずれも重要な道具です。
バーベキューに便利な持ち物
便利な持ち物リスト
ここまでバーベキューをする上での重要度の高い道具を紹介しました。バーベキューの道具の中には絶対に必要というわけではないけれど、用意して持っていくと便利な持ち物もあります。ここからは、そういったバーベキューがさらに楽しくなるような便利な持ち物を紹介します。
調理にも片付けにも役立つアルミホイル
アルミホイルはバーベキューのときに用意して持っていくと便利な持ち物の代表と言ってもよいでしょう。調理の際にバター焼きなどができるほか、炭を置く前にコンロに敷いておくことで片付けが格段に楽になります。調理にも片付けにも役に立つので用意しておいて損はない道具です。
包丁よりもキッチンバサミ
肉や野菜を切ったりする場合はキッチンバサミがおすすめです。包丁であればまな板の準備も必要になりますが、キッチンバサミであれば単品で使えて持ち運びにも困りません。栓抜きやトングなどの機能も持ったキッチンバサミもあるので、一本用意しておくだけで様々なところで役に立ちます。
バーベキューの幅が広がるスキレット
スキレットを持っていくとバーベキューで様々な料理を楽しめるようになります。スキレットを使った代表的な料理としてはアヒージョやカレーなどがあります。この他にもスキレットを使って様々な料理を作ることができるので、用意して持っていくことでバーベキューにアクセントがつきます。
バーベキューのその他の定番の持ち物
その他の定番の持ち物を紹介
ここまでバーベキューで優先度の高い道具、持っていくと便利な道具を紹介しました。この他にもバーベキューには定番の持ち物があります。その他のバーベキューの定番の持ち物を簡単に紹介します。
夏は虫除けスプレー、日焼け止め
バーベキューは夏に行うことが多いです。夏は虫が多く、日差しも強いので虫除けスプレーや日焼け止めを用意しておくと役立ちます。その他、何かをこぼしたときなどにウェットティッシュがあると拭き取りやすいので準備しておくと便利です。
洗剤やスポンジがない場合も
場所によっては洗剤やスポンジが用意されていないところもあるので、これらも準備して持っていくと役に立ちます。また、意外に用意しておくと便利なのがマジックです。マジックで紙コップなどに名前を書いておくと、誰のものかわからなくなったり、間違って使うということを防げます。
バーベキュー必需品&便利・定番リストまとめ
リストの上が重要度高い
バーベキューの準備が必要な持ち物をまとめました。必ずしも全部を準備しなければいけないというわけではないですが、初心者の皆様はバーベキューをする際の参考にしてください。様々ありますが、リストの上のものの方が重要度が高いです。
こだわりのアウトドア用品を見つける
はじめから全てを準備するというのではなく、少しずつ気に入った道具を見つけたらそろえていくという方法もおすすめです。バーベキューのテクニックと環境がどんどん向上していくことを実感するのも楽しいです。こだわりのアウトドア用品を見つけましょう。
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