サーマレスト THERMAREST マット 小型マット Zライト ソル レギュラー 30670
サーマレストって?
アウトドアが好きな人なら一度は聞いたり見たことがあるブランドですよね。世界中でも冒険家や登山家・バックパッカーなど知らない人がいないくらい、有名なアウトドアの用具を製造販売しるブランドです。使用する側の立場で考えて作り上げ、軽くて小さく収納してかつ、丈夫で使い易い道具を追求した製品を作っているそのブランド名が、サーマレスト(Therm-a-Rest)です。
ブランド誕生のきっかけになったマットレス
そのサーマレストというブランドが生まれるきっかけになった道具が、スリーピングマットレスとして開発したマットレスです。今回はそのサーマレストのマットレスについてご紹介します。
サーマレストのマットレスの種類
サーマレストのマットレスは、大分類で2つにあります。1つはエアーマットレス(空気が入るマットレス)。もう1つがウレタン製のマットレスです。サーマレストはマットレスを多種多様な状況に応じ、断熱性や寝心地など使う立場で考えぬかれた製品が沢山揃っています。その中で今回はウレタン製のマットレスについてその種類と特徴をご紹介します。
ウレタン製のマットレスについて
サーマレストのウレタン製マットレスは、独立気泡構造と言われる製法で製品化しています。大分類で言うと2種類になります。1つは丸めて収納するかたちのリッジレストシリーズ。もう1つは折りたたみカーテンのように収納するかたちのZライトシリーズ。今回は後者のZライトシリーズのマットレス「Zライトソル」を詳しくご紹介します。
サーマレストの「Zライトソル」の特徴
サーマレスト THERMAREST マット 小型マット Zライト ソル レギュラー 30670
サーマレストの人気マットレス「Zライトソル」。最大の特徴は折りたたみカーテンのように収納でき、製品の重さがとても軽く作られ大変取り扱いの容易な道具です。家族キャンプや本格的な登山を行う場合、極力小さくかつ、軽量な道具が求められます。それに答えた道具がZライトソルと言えます。
寝心地と暖かさを追求
耐久性に関しては少々の傷でも使えないことはありませんし、補修もできます。また、Zライトソルの表面に寝心地と暖かさを追求した凹凸加工を施し、さらにアルミを蒸着したことで、暖かさが向上した優れた道具です。アウトドアが大好きなあなたにぜひ使ってほしい1つの道具です。
サーマレストの「Zライトソル」と「リッジレスト」の違い
サーマレストの「リッジレスト」と大きな違いは収納方法です。Zライトソルは折りたたみカーテンのように簡単に折りたため、使うときは簡単にパッと開くことが可能です。それに対しリッジレストはロールケーキのように丸めて収納するため少し時間が掛かります。また使うときにパッと開いても丸めた形がマットレスに残り、少し浮き上がるようになってしまいます。リッジレストを使っている間には真っすぐになりますが、収納するときまた丸めてしまうため、同じ作業を繰り返すことになります。
Zライトソルの方が扱いが楽
また反対に真っすぐにのびたマットレスを丸めて収納しようとするとき、少し力を入れてしっかり丸めないと大きいロールケーキになってしまい、収納スペースが保てなくなります。その点でもZライトソルは収納した時の大きさが変わらず、行きも帰りも同じスペースで持ち運ぶことが可能です。以下に数値の比較と、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
Zライトソルとリッジレストソーラーを数値で比較
Zライトソル(レギュラー)のスペック ・大きさ 51×183cm ・重量 410g ・厚み 2cm ・R値 2.6
リッジレストソーラー(レギュラー)のスペック ・大きさ 51×183cm ・重量 540g ・厚み 2cm ・R値 3.5
Zライトソル
Zライトソルのメリット・デメリット メリット ・重さが軽い ・収納方法が簡単 ・どんな場所でもすぐ準備可能 デメリット ・収納したときの大きさが変えられない ・R値が低い ・地形によって、寝心地が悪い
リッジレスト
リッジレストのメリット・デメリット メリット ・R値が高い ・収納形状が丸いので、持ち運びするときの風の影響を受けにくい デメリット ・少々重い ・使い勝手が悪い
「Zライトソル」と「リッジレスト」寝心地の違い
「Zライトソル」と「リッジレスト」。その寝心地は、製品の厚みが同じということもあって正直違いはあまり変わりません。リッジレストが少し固めですが、どちらも河原など地形が石などゴツゴツと整地されない場所では、凹凸に違和感を感じます。しかし、普通のキャンプ場では全く問題無く使えます。
真冬は少し厳しい
また、マットレスZライトソルを使い、真冬のキャンプや冬登山では地面からの冷気をいかに感じることなく快適に使用できるのか?を検証すると、マットレスとしてのR値は少々低く厳しいです。
雪が無ければ問題なし
しかし、春から秋にかけて雪がない条件でしたら、全く問題なく使うことができます。もちろん地面が濡れていたとしてもZライトソルとリッジレストそれぞれ水を通さない構造ですので安心して使うことができます。やはり使う側の立場で考えると最後はいかに気持ちよく使えるかが一番ですよね。
参考にマットレスの寝心地をもっと良くするには?
マットレスの寝心地をもっと良くする方法は、簡単に言うとマットレスそのものにお金をかけることです。高額な製品になるとR値が高くコンパクトで空気層が厚いエアーマットレスは断熱性とクッション性に優れています。 しかしながら、高額品はできることなら購入せず、極力お金をかけずに良い道具を使いたいということが本心だと思います。
2枚重ねで寝心地アップ
そこで、手軽に寝心地をアップさせる方法はマットレス「Zライトソル」を2枚重ねすることです。単純に厚みが2倍、かつ断熱性も2倍になります。すなわち軽くて扱いやすいZライトソルを2枚重ねすることで、寝心地と暖かさがアップし快適に使うことができます。 「Zライトソル」でも冬のキャンプや冬登山に対応することが可能になります。ただし、使用感は個人差がありますので、あしからず。
マットレスの仕様にある「R値」とは?
マットレスの仕様にある「R値」ですが、簡単にいいますと熱抵抗(熱の伝わり)を現した数値です。数値が大きいほど熱が伝わりにくい(断熱性が高い)ということになります。マットレスは地面に触れているところからの冷気を遮断する道具として使用しますが、使う場所や条件により冷気を背中に感じる感覚が変わります。マットレスを選ぶ基準としての参考値と考えてください。 マットレスを購入するお店の人と話をするときやネット通販で購入するときなど、「R値」の意味を覚えていて損はないですね。ちなみにZライトソルのR値は、「2.6」です。
R値の目安数値
あくまで参考値と考えてください。気温が0℃のときR値の数値が「5」です。気温5℃ごとプラスするとR値が「1」下がっていくと考えてください。道具を購入するとき、登山やキャンプをする季節・場所で変わってきますので、選ぶときの目安と考えてください。 例えば、夏山でのみキャンプをしますという時は場所によりますが、最低気温が15℃くらいと考えると選ぶマットレスのR値は、2から3の間で十分です。Zライトソルはちょうどこの数値に合致している、R値「2.6」です。
参考値
気温(℃) R値 -5 6 0 5 5 4 10 3 15 2 20 1 ※使用するときの感覚の違いは個人差があります。
サーマレストの「Zライトソル」の価格
サーマレストの人気マットレス「Zライトソル」。手に入れるためには価格が気になりますよね。 Zライトソルのマットレスは2つのサイズになります。使う場所や条件など、その違いによって選ぶことをおすすめします。参考にしてください。
Zライトソル スモール
Zライトソルのレギュラーサイズより約50cm短い製品です。短いこともあり収納サイズの厚みが3cmほどコンパクトに収納できるマットレスです。日帰り登山やデーキャンプ・フェスなど休憩用マットと考えると十分な大きさです。大人のマットレスとしては足先が出てしまい少し違和感を感じますが、子供用マットレスとしては十分な大きさで使うことができます。家族でキャンプのお子さん用としていかがでしょうか。 価格は、6000円前後で購入可能です。※ネット通販ですと送料がかかる場合があります。
Zライトソル レギュラー
Zライトソルのスタンダードなサイズになります。キャンプや登山のマットレスに十分なサイズです。大は小を兼ねると言いますが、アウトドアが好きなあなたにピッタリな製品です。 春夏秋冬いろいろな外遊びで大活躍。どこにでも持ち歩き、ちょい休憩や昼寝マットレス・読書など使用できまると考えます。 価格は、8000円前後で購入可能です。※ネット通販ですと送料がかかる場合があります。
参考:「リッジレストソーラー」の価格
Zライトソルのレギュラーと同じ大きさのリッジレストソーラーです。Zライトソルの収納方法とは違い、丸めて収納するシンプル構造で少し安価です。ツーリングなどバイクの後ろに付けて持ち運ぶ場合には適していると考えます。 価格は、7000円前後で購入可能です。※ネット通販ですと送料がかかる場合があります。
サーマレストの「Zライトソル」のマットレス以外の使い方
サーマレストの「Zライトソル」マットレスは多種多様に使うことができます。登山やキャンプのマットレスのほか、使い方をまとめました。
使用例
・日帰り登山の休憩マット ・ヨガ用のマット ・フェスの敷きマット ・外仕事の休憩用敷きマット ・運動会の応援用マット ・お昼寝マット ・災害時のマットレス ・etc.
1家に何枚も欲しいマットレス
1家に1枚と言わず数枚と言ったところです。使い方はあなた次第でどのようにでも使えると考えます。 「Zライトソル」があればアウトドアはもちろん、(無いことが理想ですが)災害などが起きた場合に防災グッズの1つとして活用できると考えますので、持っていて間違いない道具です。
サーマレストの「Zライトソル」まとめ
アウトドアを楽しめる時期は一年中!。春夏秋冬どの季節もいかに簡単にいかに快適に楽しい外遊びができるか。その答えが軽くて使い易い道具と考えます。今回ご紹介しましたサーマレストの「Zライトソル」は、まさにその代表格の1つです。
外遊びの疲れを取るのにマットレスが最適
食う寝る遊ぶ!人間は楽しい外遊びを休むことなく動き続けることは不可能です。エネルギーを消耗し疲れが出てきます。その疲れを取るため食べたり休んだり寝たりします。その疲れを取る作業に必要な道具の役割をマットレスが補っています。地べたに座ったり横になったりするより、寝心地の良いマットレスを使ったほうが絶対良いですよね。
「Zライトソル」はとても楽しい外遊びの貴重な時間を最低限に短縮できる道具の1つです。ぜひ一度使って、その良さをじっくりと味わってもらいたいです。
サーマレストの道具が気になる方は、こちらもチェック!
今回はサーマレストの「Zライトソル」をご紹介しましたが、アウトドアの魅力的な道具が好きなあなたにマットレス以外の道具もご紹介。当サイト「暮らし~の」では外遊びをより楽しんでもらえるようにアウトドア関連の記事をご紹介しています。初心者の方からベテランの方までより1つの情報を仕入れて楽しんでください。