スノーピークのアメニティドームSとは？
キャンプツーリングにおすすめな小型サイズのテント
アメニティドームSとは、アウトドア用品メーカーのなかでも人気の高いスノーピークというブランドから発売されているテントシリーズです。名前の後ろにSとあるのは「Sサイズ」のことで、このシリーズのテントはサイズ毎に3種類ありますよ。Mサイズは5人、Lサイズなら6人が定員のファミリーサイズとなっています。今回紹介するSサイズは2～3人用ですが、口コミを見るとキャンプツーリングなど、ソロで楽しむ人も多いみたいですね。
アメニティドームSはエントリーモデルとして人気
アメニティドームSはスノーピークの販売しているテントの中でも特に「エントリーモデル」として取り上げられることの多いアイテムとして有名です。基本的には高品質なぶん価格もそれなりに高いことが特徴のスノーピークですが、アメニティドームSをはじめとしたこのアメニティシリーズは同ブランドとしてはお値段がかなり控えめになっていることや、設営がしやすいよう工夫が凝らされていたりと非常に優秀なんですよ。
アメニティドームSのおすすめポイント・その１
設営が簡単
口コミを見るとアメニティドームSの魅力としてよく語られているのがその設営のしやすさです。インナーテントとフライシートのお互い対応した位置に同じ色のテープが目印として使われていたり、ポールとスリーブの適切な位置の色が同じものになっていたりと視覚的にもわかりやすく、テント設営初心者でも説明書いらずで簡単に設営できるように工夫されているのが嬉しいですね。購入した人の口コミを見ても、初心者でも20～30分程度で設営ができるとのことでした。
アメニティドームSのおすすめポイント・その２
ゆったりした前室が便利
アメニティドームSを語るうえで外せないのがその前室部分ですね。人が寝転がったりする居住用スペースの手前部分はフライシートが屋根代わりになった前室となっており、この前室部分が広くて使い勝手が良いと口コミでも評判なんです。キャンプ中に雨が降っても荷物が濡れる心配いらずだし、Sサイズでも前室は結構広いのでリビングとしても使えるみたいですよ。口コミでは、キャンプの夜にこの前室で外の景色を楽しみながら晩酌なんてお洒落な使い方をしている人もいるみたいです。
インナーテントもゆったりサイズ
前室もさることながらそのインナーテント内も広くなっているので居住性も非常に高くなっています。基本的にソロキャンプ用に使っている人が多いのですが、口コミによるとインナーテントは大人が二人寝転がっても余裕があるくらいだとのこと。ソロでの利用であればインナーテントで荷物を置いても窮屈に感じることはありません。ゆったりサイズのインナーテントと広い前室の組み合わせで、他のソロ用テントよりものびのびとしたキャンプ・ツーリングを楽しむことができますよ。
アメニティドームSのおすすめポイント・その３
軽量・高耐久でソロのキャンプツーリングにぴったり
フレームの素材にジュラルミンを使用しているため、高い耐久性と軽さを両立していることもこのアメニティドームSの魅力の一つと言えるでしょう。特にその耐久性は素晴らしく、悪天候や暴風でも安定した居住性を提供してくれると使用者からは喜ばれていますね。重量もポール込みで5㎏と同じサイズのテントの中ではかなり軽い部類です。軽量なだけでなくコンパクトでもあるためバイクに積みやすく、ソロキャンプやツーリングにも大人気なんですよ。
アメニティドームSのおすすめポイント・その４
高品質なのに低価格
キャンプ経験者からのスノーピークの評価は基本的に「高品質だが値段は高い」というもの。ですがこのアメニティドームSの価格はだいたい３万円弱とスノーピークにしては驚くほどの低価格になっており、購入しやすい商品だというのも高評価の理由です。初心者が手に取りやすいのはもちろんですが、例えばキャンプにある程度慣れた人が「普段と違う楽しみを」なんて気軽さでソロキャンプやツーリングに手を出すのにも丁度いいんです。
専用のシートやマットでさらに快適
フロアマット・グランドシートも用意しておくと○
アメニティドームだけでもかなり性能は良く、居住性がかなり高いのは間違いないのですが、快適さをさらに上げることができるアイテムがあります。それがフロアマットとグランドシートというもので、アメニティドームSは専用のものがスノーピークから販売されているんです。これがあるかで無いかでソロキャンプやツーリングを快適に楽しめるかどうか変わってくるのでぜひ用意しておきましょう。公式サイトでは「アメニティドームS マットシートセット」という名前でフロアマット・グランドシートを合わせて販売も行っているので、買うならそちらがお勧めですよ。
グランドシートで地面からの冷気をカット
グランドシートは、テントを設営するときに地面と直接テントが触れないように先に敷いておくシートのこと。これにはテントの底をむき出しの石や地面のデコボコから守り、傷や穴ができてしまうのを防ぐ役目があります。テントの底の保護だけでなく、冬場のキャンプでは地面からの底冷えを防いでくれるのでテント内の快適さが大幅にアップしますよ。特に夜テント内で寝る時にはグランドシートの有無でまともに寝れるかどうかが変わってくるので必須だというキャンパーも多いです。
フロアマットがあれば寝心地更にアップ
テントの外側に敷くグランドシートに対して、フロアマットのほうはインナーテント内に敷くことで居住性を高めるカーペットのような役割をするアイテムです。これがあればテント内を素足で歩いても足への負担が減らせたり、万が一インナーテント内で飲み物をこぼしたりしてもテントが汚れることを防いでくれますよ。基本的には結構厚みがあってフカフカなフロアマットが多いので、これを敷いておけば石がむき出しのごつごつした場所に設営したテントでもインナーテント内の快適さを保つことができます。
アメニティドームSの注意点は？
インナーテントの天井は少し低め
アメニティドームSは非常に完成度の高いテントとなっており、使用者の口コミを探してみてもその欠点や注意点というものはなかなか見つかりません。あえて注意するべきポイントを挙げるとするならば「インナーテントの天井がちょっと低い」くらいでしょうか。確かに設営後に強風でテントが飛ぶことを防ぐため、耐風性を考えて設計した結果として少し天井は低くなっています。とはいえテント内でわざわざ立ち上がってウロウロする必要は基本的にありませんので、よほど極端に背が高かったり神経質でもないなら気にする必要はなさそうですよ。
利用者多数なので他人と被る
これも気にならない人にはとことん気にならないポイントではあるのですが、他人と使用テントが被ることが頻繁にあることを残念に思う口コミも少しだけありました。逆に考えればそれだけ多くの人に利用される、信頼性のあるテントなのだという証明でもあるのですが、他人と被るよりもオリジナリティを出したい人は購入するかどうかをよく考えた方がいいでしょう。オリジナリティ以外にも、自分が設営したテントと見間違えて他人のテントにうっかり入ってしまうようなトラブルも想定できるので注意をしておいて損はありませんね。
グランドシート・フロアマットは純正品だと少し高い
アメニティドームS用のグランドシートやフロアマットは便利ですが、テントの付属品として考えると少し割高なことがネックです。マット・シートセットで価格はおよそ２万円ほど。テントそのものよりは安いですが、付属品の価格としてはかなり高いので予算が厳しいとテントと同時には手を出しづらいという人が結構多いみたいですね。専用品が高くて買いづらい場合は市販のアルミマットなど比較的安い物で代用することもできるので、そちらを選ぶのもいいですね。
アメニティドームSの口コミをチェック・その１
評価の高かった口コミ・その１
見た目の色味と諸先輩のオススメにより購入してみました。 使いやすくていいテント、の一言でしょうか。 設営に関しては１、２回目は多少戸惑うこともありますが慣れてくると10分もあれば形になります。 フライシートを被せてからの張り綱とペグダウンの数が多いのは大変ですが、強風にもびくともしません。 高さを抑えて風に強い造りにしたようですが正解だと思います。
購入した人に多かったのが、安さと使い勝手の良さを見て選んだという声ですね。やはり設営が非常に簡単なようで、キャンプ初心者が熟練者に「これなら設営しやすいから」という理由でオススメされて買ったというパターンも多いようです。耐風性が高い流線型のフォルムも評価としてはかなり高めとなっており、高い安心感と使い勝手が良い事がこのテント最大の魅力であるようでした。
評価の高かった口コミ・その２
BBQの火の粉で穴が空いちゃった？ 大丈夫。スノピは2000円程度でメーカー修理も出来ちゃいます。雨の日に撤収しちゃった？賃貸なのでテントを干すスペースがない？大丈夫。軽く水だけ切ってゴミ袋に入れてメーカーに送っちゃいましょう。5000円〜7000円と有償ですがしっかり乾燥、除菌、折り畳みのサービスまであるのです。ずっと使えるテントが僅か3万円程度。決して廉価版とは言えないクオリティがここにあります。
レビューでもう一つ使用者から喜びの声が多かったのが「メーカー保証がしっかりしていること」でした。これはアメニティドームSそのものに限らず取り扱っているスノーピークのほうの評価点でもあるのですが、シートの傷や汚れ・ポールの破損などがあった時、メーカーのほうに送れば格安での対応をしてくれるとのこと。他社メーカーと比較したときのサービスが非常に丁寧であることやメーカー修理が比較的安価で済むことなど、サービスの点も充実しているためテントの扱いに慣れていない初心者でも安心してつかうことができますね。
アメニティドームSの口コミをチェック・その２
気になる所についての口コミ・その１
アメニティドームは、テント高が１５０ｃｍなので、腰痛持ちの方には辛いポイントです。 テント内で大人が伸び伸び立つことはできない テントへの出入りでかがむ必要がある 私は腰痛持ちではないですが、インナーテントの出入りで、かがみながら靴を脱ぐのは辛いです。そのため、前室にレジャーシートを敷いて、前室のレジャーシートの上で座って靴を脱ぐようにしています。油断するとギックリくるの年齢なので念には念を…。
気になる所として目立つのはやはり天井が低い、という声でしょうか。座って過ごすことが多いテント内でさほど気にする回数は多くないとは思いますが、口コミにもあるように腰を痛めていたりすると短い時間の中腰でも腰への負担が気になってしまう人もいるようです。背の高い人はテント内で立つことが基本的に無理なので、テントの出入りで少し不便を感じることもあるみたいですね。どうしても気になる場合は同じアメニティドームのLサイズなど大きいものを選ぶと天井も比較的高くなるので、そちらを選ぶのも一つの選択肢としてはありでしょう。
気になる所についての口コミ・その２
やはり高さが低いので夏場が暑いこと。もう少し髙さがあると熱がこもりにくいのですが。メッシュは、それなりに付いていますが、風の通り抜けが悪いですね。 夏場にしかキャンプに行かないなーという方は、向いていないテントだと思いますよ。
天井の高さからもう一つだけ気になる点として、利用者からは「熱がこもりやすくて夏場は暑い」という声があるようでした。通気用のメッシュ部分もあるにはあるのですが、前室などが付いている構造上どうしても他のテントと比べれば通気性は物足りなく感じることも。作りはしっかりしているので冬場にはむしろありがたい点でもあるのですが、夏場のキャンプが多い人には少し暑さのせいで過ごしにくさを感じることもあるかもしれません。使うなら冬のキャンプがオススメのようです。
まとめ
ソロキャンプやツーリングなど、人数の少ないキャンプに大人気のアメニティドームSの魅力はいかがでしょうか。販売しているメーカーのスノーピークも品質や使い勝手については高い評価を得ている安心感のあるところなので、これからキャンプを始める人、キャンプ経験を積んで新しいテントが欲しい人など、どのような人にも満足していただける良いアイテムであると言えるでしょう。ソロでのキャンプに興味を持っている人は是非とも買ってみてその良さを実感してみてくださいね。