アトリエブルーボトルとは
アトリエブルーボトルとは、辻岡慶さんと辻岡里奈さん夫妻が、2013年東京で立ち上げたアウトドアアイテムを取り扱うブランドです。お二人は、10年以上にわたり、有名企業にデザイナーとして勤めていたこともあり、おしゃれでセンスの良いアイテムをたくさん生み出しています。
アトリエブルーボトルは、企画やデザインから、縫製、製品テスト、発送業務など、すべての作業をお二人で行っていました。企業に勤めていれば、デザインのみに集中することができるのに、どうしてわざわざ起業をしようと思ったのでしょうか。
どうやらその理由は、ファッション業界の体質にあるようです。ファッション業界は、季節ごとに新作をつくらなければならず、流行する、売れるものをつくらなければなりません。しかし、季節が変われば、商品が入れ替わる、そんな一時的に愛用されるものではなく、「長く愛用してもらえる鞄を作りたい」と、起業を思い立ったそうです。
お二人は、もともと山登りが趣味だったということで、仕事の傍ら、夫の慶さんは、自分用にバックパックをつくっていたそうです。そのときつくったバックパックは、現在販売されているアトリエブルーボトルのバックパックととても良く似ています。つまり、そのときバックパックをつくったことが、アトリエブルーボトル誕生のきっかけとなったのです。
ひつよういじょうにかざらない おごらない にんげんと そのせいかつ REFINED DESIGN WITH TECNO FABLIC REFINED DESIGN WITH CLASSIC FABLIC 気がつけばもう何年もいっしょにいた そんなものでありたい。
アトリエブルーボトルのこだわり①生地
アトリエブルーボトルのバックパックやサコッシュには、X-Pacと呼ばれる生地が使用されています。X-Pacとは、表生地にファイバーと裏生地を特殊な方法手張り合わせた3層構造の記事で、今、アウトドア業界で大注目されている生地です。表面には、特徴的な格子状の柄があり、非常に軽いのに強度も高く、さらに防水性にも優れています。
アトリエブルーボトルの製品に使用する素材は、辻岡さん自らが買い付けを行っています。X-Pacは、徐々に日本のブランドやメーカーでも使用されるようになってきましたが、辻岡さんは、アメリカから独自で輸入するほどこだわっています。
アトリエブルーボトルのこだわり②デザイン
アトリエブルーボトルの二人が、実際に山登りをするため、その経験を活かし、どの商品も、使う人の使いやすさにこだわったつくりになっています。しかし、デザインも疎かにされていないのが、アトリエブルーボトルの人気の理由です。
バックパックやサコッシュなど、飽きの来ないシンプルさの中にも、一目でアトリエブルーボトルの商品だとわかるような、鮮やかな色味とかっこよさは、一度使うと手放せなくなります。また、アトリエブルーボトルの商品を持っている人を山で見かけると、思わず声をかけたくなるような、気づけば自慢のアイテムにもなっています。
アトリエブルーボトルのこだわり③縫製
通常、製品を作る際は、縫製の工程ごとに担当者が異なって、1工程ずつ複数つくり上げることがほとんどです。その方が、縫製にかかる時間を短縮し、より効率よく製品を仕上げることができます。
しかし、アトリエブルーボトルでは、縫製も含め、1つの製品をつくり始めると、きちんと完成させてから、次の製品に取り掛かるそうです。まるで、オーダーメイドの製品のような縫製の工程ですよね。手間も時間もかかりますが、そうすることで、1つ1つの製品に、つくり手の想いを込めているとのことで、つくり手としての姿勢が垣間見えますよね。このように、アトリエブルーボトルの製品は、時間をかけて、丁寧につくられているのです。
アトリエブルーボトルのこだわり④使いやすさ
アトリエブルーボトルの二人が、山登りが趣味ということで、新しい製品の製品テストは、すべて自分たちで行っています。ユーザーとつくり手、2つの目線での製品テストでは、さらに製品に加えたくなるような新しいアイデアが浮かぶこともあるそうですよ。今でも十分使いやすいアトリエブルーボトルの製品ですが、これからさらに使いやすく、おしゃれに進化していくかもしれません。楽しみですね!
アトリエブルーボトルのバックパック
アトリエブルーボトルと言えば、バックパックをまず浮かべる人も多いのではないでしょうか。アトリエブルーボトルには、現在3種類のバックパックがラインナップされています。 ・最小容量(12L)「collar PAC-01」 ・日帰り~1泊向け(28~32L)「collar PAC-S」 ・最大容量(36~48L)の「collar PAC-03」 サイズもこだわって考えられているので、ぜひ用途に合わせて選んでみてくださいね。
アトリエブルーボトル PAC-03
受注生産
アトリエブルーボトルのバックパックは、おしゃれなデザインはもちろん、使いやすさからもとても人気があります。例えば、周りについているポケットは、ファスナー付きのものから、出し入れしやすいファスナーなしのものまで複数あり、用途に合わせて使い分けることができます。見た目では伝わらない使いやすさもありますが、一度背負ってみたら、すぐに実感することができますよ。
「collar PAC-01」は、高さ470mm、幅270mmと、小さなお子様にも使いやすいサイズです。家族みんなで登山する際に利用するのもおすすめですが、学校行事などに持っていくと、保護者や先生から一目置かれること間違いなしです。
アトリエブルーボトルのバックパックは、受注会も行われています。1人30分間、アトリエブルーボトルの辻岡さんが、フィッティングしてくれたり、カラーの相談にのってくれ、あなた専用のバックパックをつくることができます。バックパックは、自分にぴったりなものを選ぶことで、疲れ方も異なってきますし、気持ちも変わります。ぜひ、受注会に足を運んで、お気に入りのバックパックを注文してみてくださいね。
アトリエブルーボトルのサコッシュ
サコッシュとは、自転車ロードレースの際に使用するショルダーバッグのことです。軽さと、中身をすぐに取り出せるなど、使いやすさ重視したそのデザインは、アウトドアブランドやファッションブランドからも注目され、近年ファッションアイテムとしても人気が上昇しています。
アトリエブルーボトルのサコッシュは、機能性はもちろんのこと、デザインもとてもおしゃれなので、普段使い用にも人気があります。シンプルなデザインなので、カジュアルなファッションにはもちろん、ラグジュアリーなファッションの外しアイテムとして利用するのおすすめですよ。
アトリエブルーボトルのサコッシュは、もちろんアウトドアアイテムとしても優秀です。マチがないことで、体にぴったりフィットし、かつ軽量なので、肩への負担も極めて少なく済みます。また、ポケット部分が透けて見えるタイプのものもあり、どこに何が入っているかすぐにわかるようになっていて、使いやすさにもこだわっています。
アトリエブルーボトルのサコッシュには、2つのサイズがラインナップされています。 ・175mm×240mm「Hiker's SACOCHE」「Hiker's SACOCHE-02」 ・175mm×220mm「Hiker's SACOCHE-Lite」 また、画像に載っている、「Hiker's Wallet」は、サコッシュにすっきり収まるようにつくられているので、ぜひ一緒に使ってみてくださいね。
アトリエブルーボトルの厳選グッズ4点
アトリエブルーボトルには、バックパックやサコッシュのほかにも、かわいくておしゃれなグッズがそろっています。その中から、人気のある商品を4つご紹介します。
Hiker’s SOCKS-靴下
「Hiker's SOCKS」は、足袋をもとにつくられた靴下です。足袋の形状は、重心位置が体の中心に来て、姿勢が良くなったり、足指をしっかり使って、正しい歩行ができるなどの効果が期待できると言われています。それに加え、底面のパイル時を厚めにしたり、血流を促すように締め付け具合を調整して縫製するなど、山登りをする際にうれしい機能がたくさんあります。デザインもかわいいので、ぜひ1足は持っておきたいアイテムです。
Hiker's SOCKS
サイズ:22~24cm
オカタオカ×atelierBluebottle DINEX 8oz MUG-マグカップ
「オカタオカ×atelierBluebottle DINEX 8oz MUG」は、ポリプロピレン製のアウトドアマグカップです。内側は断熱材が施された2重構造で、飲み物の温度をキープする効果があります。また、冷たい飲み物を入れた際の水滴を防ぐこともできます。イラストレーターのオカタオカさんが描いた、雷鳥もとてもかわいいです。
Hiker's T-shirt-Tシャツ
「Hiker's T-shirt」は、[sn]ことsuper.naturalが開発したハイブリット素材を使用した、Tシャツです。汗を素早く吸収してTシャツをドライに保つため、汗冷え予防効果も高く、快適にアウトドアを楽しむことができますよ。
Hiker's T-shirt
サイズ:XS
Bear Bell-熊鈴
アトリエブルーボトルの「Bear Bell」は、デザイン性にもこだわった熊鈴です。音もうるさすぎず、何度でもチリンチリンと鳴らしてしまいたくなる美しい鈴です。香川県のhiroki shiraiさんとのコラボ商品で、店頭に並んでもすぐに売り切れる人気商品なので、気になる方は、アトリエブルーボトルのホームページやSNSの入荷情報をチェックしておいてくださいね。
アトリエブルーボトルのファンの声
アトリエブルーボトルの製品は、1つ1つ時間をかけて丁寧に作られているため、流通している量は限られています。それでも、おしゃれなデザインや、こだわり抜かれた使いやすさから、全国にファンが存在しています。
#atelierbluebottle のハイカーズサコッシュが届きました:exclamation:️
— T.Nomura@万年減量中 (@cap_tsubasa) June 28, 2017
前使ってたサコッシュを息子のベイブレード用に取られてしまって困ってたら父の日のプレゼント扱いで購入許可頂けまして?
頑丈そうだし透明部分から地図やスマホが見られるのが便利そう。大事に使い倒します〜:bangbang:️ pic.twitter.com/C656RFF3z0
atelierbluebottleのSACOCHE!
— ひろみち (@hilowmichi) April 13, 2017
フェスにも普段使いにも軽くて丈夫くてイイ!
*#atelierbluebottle #sacoche #musette #back… https://t.co/Og5nW4A1G2
背負ってみた.
— ひとり登山部LOG (@solohikingLOG) December 21, 2016
.#atelierBluebottle PAC-S
このまま持ち帰ろうかと思うくらいの馴染みっぷり
デザインもさることながら背負い心地も◎
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photo by… https://t.co/9f2CPFyITz
アトリエブルーボトルの商品を購入するには
アトリエブルーボトルの商品は、生産量に限界があるため、取扱店は少ないです。しかし、ネット通販で購入することもできるので、ぜひ気になった方は、チェックしてみてくださいね。
オフィシャルオンラインストア
アトリエブルーボトルの商品は、オフィシャルオンラインストアで購入することが可能です。アトリエブルーボトルの商品の内、販売中のものはすべてここからチェックすることができるので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
その他の取扱店舗
アトリエブルーボトルの商品は、一部ではありますが以下の店舗で取り扱われています。 ・sokit(東京都練馬区練馬1-34-11) ・Yosemite(奈良県橿原市葛本町147-3) ・EN-style(宮城県仙台市青葉区本町2-16-15中村ビル2階) ・BETTER WEEKEND(韓国のアウトドアショップ) ・cow record(台湾のアウトドアショップ)
イベント等
そのほか、全国各地のイベントでの出店もあるので、詳しくはオフィシャルオンラインストアのNEWSページか、SNS等で確認してくださいね。
まとめ
アトリエブルーボトルは、デザイン、素材選び、縫製などすべての工程に時間をかけているため、欲しいと思ってもすぐに手に入らないことも多いです。しかし、それでもファンが多いということは、優れた製品である証ですよね。おしゃれで目を引くアトリエブルーボトルのアイテムで、山登りなどのアウトドアはもちろん、日常生活を、今よりも1つ上質なものに、ぜひ変えてみてくださいね。