チカとは?北海道にも生息するその魚の生態と美味しい食べ方をご紹介!のイメージ

チカとは?北海道にも生息するその魚の生態と美味しい食べ方をご紹介!

北海道では意外と有名だけど、関東より西ではまったく聞かない魚、ちかをご存知ですか?ちかは北日本の海に生息する小型の魚で、天ぷらや刺し身などが美味と知られています。釣り方からレシピまで、日本人があんまり知らないちかについてお伝えします。

2019年10月29日更新

はぐれ猫
はぐれ猫
都会から離れた田舎で暮らす、はぐれ猫です。幼少時から地理が好きという特徴も活かしつつ、キャンプやトラベルスポットの紹介が得意分野です。しかし身近なDIY等含め、興味深い話題の紹介も怠りません。
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目次

  1. 北国の海で取れる魚ちかとは
  2. 意外と釣れる?ちかの釣り方
  3. ちかの食べ方①天ぷらにして食べる
  4. ちかの食べ方②唐揚げにして食べる
  5. ちかの食べ方③塩焼きで食べる
  6. ちかの食べ方④刺し身で食べる
  7. 春になったら北日本へちか釣りに行こう

北国の海で取れる魚ちかとは

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全国にはその土地じゃないと取れない名物がありますが、ちかは北国の海じゃないと釣ることができない魚です。北国以外の人にとっては、謎の魚かもしれません。旬なちかを釣る楽しみ、食べる楽しみの2通りあります。北日本へ行ったら出会いたいちかとは一体何者なのか、まずは簡単に解説します。

ちかはワカサギと間違えられやすい見た目の魚

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ちかの見た目を簡単に言うとすれば、ワカサギとよく似ている魚。昔は混同されて売られていたといいます。実際どちらともキュウリウオ目、ちかはワカサギ属なので系統は同じです。しかしちかは海水魚なのに対し、ワカサギは淡水を好んで生息する違いがあります。ちかは大きくなると体長20センチで、ワカサギより若干大きめです。個体により産卵後も4年ほど生きる魚です。

ちかの生息地域は北国近海

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ちかが生息しているのは、主に水温が低めな北国の海の近海です。日本列島で言えば東北地方の三陸海岸より北の、宮城県、岩手県、秋田県、青森県、それに北海道の海にあたります。日本海の西側の近海や、サハリン、千島列島、カムチャッカ半島まで、寒い海で広範囲に生息しています。

ちかの北海道での別名はオタポッポ

ちかとは不思議な名前ですが、地域によってはツカと訛ります。一説にちかには数が多い意味が含まれると言います。北海道方面では、オタポッポという意味不明な名前で呼ばれますが、アイヌ語かもしれません。アイヌではトキカルと言います。また、英語名ではHypomesus japonicus、中国では日本公魚と呼ばれていて、意外と日本代表的な魚なのです。

意外と釣れる?ちかの釣り方

商用で捕獲されるちかの場合は地引網で獲られますが、釣り人は内海で釣り上げるのが一般的です。北国の釣り人ならばちか釣りの経験は多いですが、関東より西の人は、ちか釣り未経験者のほうが多いかもしれません。ここではちかの旬はいつか、どんな釣り方が適しているのか、その方法をお伝えします。

ちか釣りの旬な時期はいつ?

ちかは普段から東北や北海道の海岸に近い海に生息していて、釣れる旬な時期は1年中に渡ります。3月から5月の春にかけては、産卵のために多くのちかが河口に集まってくるので、子持ちちかの旬と言われるのがこの頃です。旬でもいつでも、川の近くの港湾など内海が釣りポイントになります。

一般的なのはサビキでちか釣り

ちかの釣り方では、サビキのし掛けを使用する方法が、初心者からもっともポピュラーです。サビキは複数の釣り針が付いている仕掛けのことで、港の堤防などの場所でオキアミなどのコマセ(撒き餌)をすることで、ちかをおびき寄せて釣りあげます。ちか釣りでは2~5メートルほどの短めなリール付きロッドが用いられます。

ちかはウキ釣りや脈釣りなどの一本釣りも可能

一方でちかの釣り方では、一本釣りを好む人もいます。ウキ釣りと脈釣りに2種があり、ウキ釣りの場合は当たりが来るまで待ち続けるという単純な釣り方で初心者向き。脈釣りのほうは、ちかが海面に近い場所で餌に食いついた時を見計らって、釣り上げるという釣り方になり、中級者以上向きです。

ちかの食べ方①天ぷらにして食べる

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ちかを近所の魚屋で買っても、自分でサビキで釣り上げても、あとは調理をして美味しく頂くのみです。北海道や東北でのちかの調理では、天ぷらが手軽にできて美味しいと言われて評判です。天ぷらではいったいどんな調理法をするのか、何味で食べたら美味しくなるか、オタポッポの天ぷらについて考えてみましょう。

開かずそのままの形で揚げるちかレシピ

天ぷらにするなら、内臓を取ってそのままの形で衣を付けて揚げるのが通常です。ちかの骨は柔らかいので、調理する時に頭から尻尾の先までの骨を取る必要はありません。頭を取るか背開きにするかなどはお好みで行ってください。あとは通常の天ぷら粉、小麦粉などを付けて揚げるだけです。1匹づつ揚げるだけでなく、数匹を一緒に揚げればボリューム感がでます。

塩味や大根おろし味やだし醤油味でおいしい

ちかの天ぷらが完成したら、あとは揚げたての状態で美味しくいただくのみです。味付けはシンプルに、塩味にするならちかの本来の味覚が伝わってきやすい食べ方ます。一手間かけて美味しく食べるなら、大根おろしと醤油で味わったり、だし醤油での食べ方もおすすめです。

ちかの食べ方②唐揚げにして食べる

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ちかの調理法としては、唐揚げにするレシピは大変に人気があります。唐揚げは下味を付けるところから始めますが、実は鶏の唐揚げと同様の調理方法をしても問題がありません。未経験だとしても、これからちかを手に入れた時に、美味しく手軽に作れる方法になります。ちかの唐揚げのレシピは覚えてみてください。

ニンニクやショウガ味のちか唐揚げレシピ

天ぷらの時と同様、骨が柔らかいので頭から食べられるため、骨を除去する必要はありません。開きにしたり頭を取るかは個々のお好みで選べます。ちかの内蔵を取ったら、下味つけはニンニク、ショウガ、醤油、酒など鶏の唐揚げと同じように行います。カリカリとした食感にするなら唐揚げ粉、片栗粉を使用するのが好ましいです。

タルタルソース味が美味しいちかの唐揚げ

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ちかの唐揚げ、またはフライにしたら、タルタルソースが良くマッチすると言われ人気があります。タルタルソースのレシピは、マヨネーズに玉ねぎのみじん切り、パセリ、レモンなどをお好みで加えて、それを混ぜ合わせるだけで完成します。唐揚げなのでレモンをかけてみたり、塩コショウで食べるなど、食べ方を変えて楽しむこともできます。

ちかの食べ方③塩焼きで食べる

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粉の材料が何もなくても、塩さえあれば美味しく出来るのが塩焼きです。ちかの塩焼きは新鮮取れたて状態なちかの素材の味を、一番に感じ取れる食べ方になります。塩焼きのレシピは単純ですが、焼く方法は幾つかあるので、どんな方法で焼くかを検討してみましょう。

通常通りにグリルやフライパンで焼く

ちかを塩焼きにするレシピも、極めて単純です。内蔵を取って塩を全体にまぶしたら、グリルで焼けばいいだけ。もしフライパンを使うなら、油を引いて焼く方法も簡単です。アルミホイルに包んで焼く方法ならば、フライパンでもオーブンでもできます。

一工夫するなら串刺しのちかを塩焼き

串に刺した焼き魚に憧れている人はいませんか。それならちかを串刺しにして、火で炙る調理方法を試してみてください。これはグリルで焼く時にも試すことができますが、七輪や屋外での焚き火でも試せる方法です。ただし安全な場所で、十分に換気することなどには、気を配る必要がありそうです。

ちかの食べ方④刺し身で食べる

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魚を見れば何はともあれ刺し身で食べたがるのが日本人です。北海道や青森などでは、オタポッポも新鮮ならば刺し身も一般的です。しかしちかの生の状態には、刺し身にする時の問題点が浮上してきます。今後新鮮なちかを刺し身にする時のレシピと、調理の注意点についてまとめました。

大きめなちかの刺し身は固めで食感が良い

ちかのの刺し身を作る時には、20センチ程度の大きめなサイズのものを選ぶようにします。表面の皮は必ず引く(剥く)ことによって、生臭さを取り除くことができます。ちかの身は透明感があって透き通っているので、見た目的にも優れています。食べてみればコリコリとした食感を楽しむことができます。

ちかの寄生虫のとり方について

美味しいちかの刺身ですが、一つ気をつけたいのは時々見つけられる寄生虫のことです。ちかに付いている寄生虫は、刺し身を光にかざすことで、異物が入っている状態がわかりやすくなります。健康のことを考えるなら、必ず蛍光灯に1回かざして、寄生虫をチェックするようにすべきでしょう。

春になったら北日本へちか釣りに行こう

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北海道や東北など、北日本では身近なオタポッポことちかについて、今回の記事を通じて知識が蓄えられたでしょうか。ちかは春先が旬とは言っても、一年を通じて釣れるから、一年中が旬にもなります。美味しく食べられる方法も、天ぷらや刺し身の他にも色々あって、北日本に行けば一年を通じて楽しむことができます。釣りも料理も未経験なら、これから北海道や東北の旅行がてらチャレンジしてみたいですね。

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