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冬山登山の初心者におすすめな冬でも登れる山6選!コース情報もご紹介!

初心者が冬でも登れるおすすめの雪山を紹介していきます。初心者にとって冬山登山は少々気が引けるかと思いますが、雪山でも初心者に優しい冬のおすすめ冬山登山は沢山あります。ロープウェイを使ったり出来る初心者雪山入門編をお伝えしていきますね。
更新: 2021年5月14日
クロタノブタカ
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はじめに

初心者でも安心して登山が出来る関東近辺の山を紹介します。日帰りも可能な山ばかりなので、週末の雪山を楽しむ参考にしてください。

冬山登山

冬の登山と聞いて、難易度が高いと思われる方も多いかと思います。確かに冬の山は積雪があり、初心者にとっては登りたいけど気が引けてしまうかもしれませんね。しかし山の選択をしっかり行う事で初心者の方でも登山を楽しむことができる冬でも登れる山はあるんですよ。

そのためにはしっかりとした事前の計画と装備品の準備が大切になってきますね。

冬山登山の魅力は

冬山の登山は魅力が沢山あります。冬の登山を味わえる魅力を紹介していきましょう。

雪山登山の魅力①最高の景色が味わえる

冬山登山の一番の魅力が景色です。冬は空気中の水分が少ないため、透き通った景色を楽しむことが出来ます。

雪山登山の魅力②静かな空間

冬の登山を行うときにシーンとした静かな空間を体感する事が出来ます。冬は虫などの活動も収まり静かな空間が広がるとともに、積雪がある雪山では、雪が周りの音を吸収してくれ、静まり返った空間が生まれます。

雪を踏みしめるザクザクと言う音と呼吸する音まで聞こえる魅力的な空間が生まれるのです。

初心者におすすめ冬山登山初心者編1-6

初心者の方が冬の山を登るためには、安全なコース設定が必要になります。ここで紹介する冬でも登れる初心者向けの雪山入門にぴったりの関東の山を紹介していきます。

1:初心者におすすめ冬山登山:北横岳

初心者が冬でも登れる入門コースが関東は茅野市にある北横岳です。夏山登山として有名で多くの登山者が訪れる山ですが冬の北横岳は夏ほどの賑わいはありませんが初心者が冬の雪山登山を始めるための山としておすすめします。

北横岳はロープウェイが運行しており、ロープウェイに乗車してしまえば歩き出す出発点の標高は2237メートルですので、実際に歩いて登る標高は250メートル余りです。そのため、初心者が入門編で冬でも登れる山としておすすめできます。

初心者におすすめ雪山登山!北横岳基本情報

■標高:2480メートルとなっていますが、北八ヶ岳ロープウェイを使うことが出来、標高500メートルをロープウェイによって稼ぐ事ができます。ロープウェイを使える所が初心者でも冬に登れる山としておすすめするポイントでもあります。

■難易度:初心者から一般向けとなっています。標高を見ると中級者向の様に感じますが、ロープウェイが設置されている事から初心者でも登ることの出来る設定になっています。 ■コースタイム:約4時間と日帰り登山も可能な山になっています。

初心者におすすめ雪山登山!北横岳コース情報①

北横岳を登山する場合のコース情報をお伝えしておきましょう。 ①北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅からロープウェイに乗車します。 ②山頂駅に到着すると溶岩台地の坪庭(標高2237メートル)に設けられた遊歩道を歩きます。

遊歩道を歩くと北横岳への分岐が現れますので左に分岐を曲がります。積雪が多い場合は分岐を見落としてしまう場合がありますので、注意が必要です。 ③小沢を渡り登山道を進むとやや傾斜のきつい場所が現れます。

積雪がある場合はアイゼンなどの滑り止めを装着しておくことをおすすめします。

初心者におすすめ雪山登山!北横岳コース情報②

④傾斜を登ると尾根に出ます。尾根をしばらく歩くと雨池峠に通じる登山道との分岐が現れますので、分岐を左に進みます。ここでも、積雪時は分岐を見失わないように気をつけましょう。雨池峠方面への登山道は帰りのルートとして使うのも選択肢の一つです。

⑤分岐を過ぎると北横岳フュッテが見えてきます。 ⑥北横岳フュッテを見ながら右側を進んでいきます。こっから傾斜が急になりますので、足元に注意して歩くようにしましょう。南峰を経て山頂の北横岳に到着します。


2:初心者におすすめ冬山登山:赤城山(百名山)

初心者が冬でも登れる入門コースが関東平野の端に聳えている百名山の赤城山です。赤城山は日本百名山の中で雪山登山を行いやすい山になっています。

登山口周辺にはビジターセンターがありますので、初心者の方は、ビジターセンターで登山ルートの確認を行い登山を楽しむことをおすすめします。山周辺には大沼と言う湖があり、寒い冬は湖が凍ることで一面銀世界が現れます。

その光景は絶景でおすすめです。冬季期間のハイキングコースとしても湖周辺はおすすめのコースです。登山はちょっと...と考えている方はハイキングを楽しむのもいいのではないでしょうか。

初心者におすすめ雪山登山!赤城山(百名山)基本情報

■標高は1828メートルと初心者が雪山登山を行う入門編んとしては最適な山になっています。 ■難易度:初心者から一般向けとなっていますので、冬でも登れる百名山として選択する事をおすすめします。 ■コースタイムは往復約3時間ですので冬季期間中に関東周辺で日帰りを行うのに最適な山になっています。

初心者におすすめ冬雪登山!赤城山(百名山)コース情報①

①百名山赤城山の登山口ビジターセンターからスタートします。ビジターセンターは赤城山の様々な情報を収集できるので寄ってから登山を始めることをおすすめします。

②ビジターセンターを出発するとハイキングコースとしてもおすすめ出来る大沼の脇を歩くことになります。大沼ではワカサギ釣りをしている人の姿も見られ、神社もあるので寄り道をしてもいいでしょう。

③湖畔を歩くと黒槍山登山口が現れますので、湖畔と別れ登山道に入っていきます。 ④登山道に入ると周りを木々に覆われた道を歩くことになります。ブナ林となっていますので、雪山ならではの静かな山道を歩くことが出来おすすめのコースになっています。

初心者におすすめ雪山登山!赤城山(百名山)コース情報②

⑤ブナ林を歩くこと約1時間で分岐が現れますので赤城山山頂方面へ足を進めましょう。この分岐を過ぎると山頂まで残りわずかです。 ⑥歩くこと数分で山頂に到着します。

360度のパノラマを楽しみたい場合は山頂を過ぎ少し歩くことで、最高の展望を楽しめる地点に到着します。展望が見られるスポットを過ぎてしまうと危険な場所もありますので、それ以上進まないことをおすすめします。

3:初心者におすすめ冬山登山:入笠山(百名山)

初心者が冬でも登れる入門コースが百名山の入笠山です。ゴンドラが山麓駅から運行しており、ゴンドラを使うことで初心者でも冬季期間中に簡単に登山を楽しむことの出来る入門山になっています。

山頂駅から入笠山山頂までは、1時間15分と短時間で登ることが出来る点が冬でも登れる入門山としておすすめのポイントです。また入笠山湿原周辺は冬季期間中のハイキングコースとしても楽しめる場所になっています。

初心者におすすめ雪山登山!入笠山(百名山)基本情報

■標高:入笠山の標高は1955メートルと初心者が冬でも登れる入門山としておすすめします。こちらの入笠山はゴンドラを使用することで一気に標高1780メートルまで登ることができますので、歩いて登る標高は200メートル以下と非常に短いコースとなっています。登山というよりハイキング感覚でも楽しめる入門コースですね。

■難易度:ゴンドラを使うことで、初心者から一般向けの冬でも登れる山となっています。 ■コースタイム:ゴンドラを使うことで実際歩く時間が1時間15分と短くなっています。

関東周辺で冬季期間中に登ることのできる山として日帰りでの登山が可能となっていますのでおすすめです。

初心者におすすめ雪山登山!入笠山(百名山)コース情報①

①山麓駅からゴンドラを使い山麓駅までは10分で到着します。 ②山麓駅を出発すると入笠湿原まで約20分歩くことになります。冬季期間の湿原は積雪があり銀世界になります。広い湿原の銀世界はとても綺麗で見る価値あります。

③湿原周辺は風歩道も整備されていますので、冬季期間中のハイキングを行うのにもおすすめのコースになっています。

山頂を目指す場合は湿原を横切る形で進みます。 ④湿原を過ぎると山彦山荘が見えてきます。こちらの山荘にはトイレが完備されていまのでトイレを済ませておくことをおすすめします。

初心者におすすめ雪山登山!入笠山(百名山)コース情報②

⑤山荘を過ぎると緩やかな登山道を山頂目指して進みます。こちらもハイキング道として使えるコースになっています。 ⑥約15分ほど歩くと登山口が現れますので、ここからが登山コースとなります。

この先には2つの山荘がありトイレの施設も完備されています。 ⑦山荘を過ぎると入笠山山頂までわずかに時間でと到着します。山頂は360度の展望が広がっていますので白く染まった山々を眺めることが出来ます。

4:初心者におすすめ冬山登山:霧ヶ峰(百名山)

初心者が冬でも登れる入門コースが関東近郊にある霧ヶ峰です。諏訪市に位置する霧が峰は周辺にスカイパークスキー場を備えた山になっいます。冬はスキー客でにぎわいを見せていますが、スキー場のリフトを使用しての登山が可能になっています。

初心者におすすめ雪山登山!霧ヶ峰(百名山)基本情報


■標高:霧ヶ峰の標高は1925メートルとなっています。夏山登山はスキー場のゲレンデを使って登山を行う事ができるほか、他の登山ルートを使っての登山を行う方が多いです。 ■難易度:初心者から一般向けの山になっています。

冬でも登れる山としてはスキー場からのコースを使用する事で簡単に山頂での景色を楽しめるようになります。

■コースタイム:夏山で使用する方が多いコースを通る場合は約3時間30分となりますが、初心者でも簡単に登れるコースを使う場合は1時間ほどで登山可能です。

初心者におすすめ雪山登山!霧ヶ峰(百名山)コース情報①

①霧ヶ峰はスキー場の下からリフトを使って山頂近くまで行くことが出来ます。山頂まで行くことはできませんが、山頂に近い景色を楽しむ事が出来ます。 ②歩いて登りたい方には、冬季期間中は車山高原山麓からの山頂登山は一部がスキー場のゲレンデになっている為中腹から山頂へは直登する事ができません。

③スキー場のゲレンデを使う事が出来ないため、車山肩から入山する必要があります。 ④緩やかな上り坂になっていますが、積雪がありますので、足元に気をつけて登る必要があります。

5:初心者におすすめ冬山登山:日和田山 

初心者が冬でも登れる入門コースが日和田山です。関東は埼玉県にある山で都心からのアクセスが良好です。標高が低いことからも冬季の時期に雪が積もる事がほとんどありませんので冬でも登れるコースになっています。

登山というよりハイキングとして楽しむのに適していますので、積雪のある山はちょっと難しいと感じる方には積雪がない冬の登山を楽しめることから日和田山をおすすめします。

初心者におすすめ冬山登山!日和田山基本情報

■標高:関東にある日和田山の標高は375メートルで歩きやすい山ですので初心者の方には是非おすすめしたいですね。 ■難易度:標高が低い事と歩きやすい登山道になっていますので、初心者から一般向けの山です。

■コースタイム:高麗駅から日和田山へ登る場合は40分ほどで山頂に到着します。高麗駅から登山を始め、下山を武蔵横手駅にするコースもありこちらのコースだと3時間45分かかります。

初心者におすすめ冬山登山日和田山コース情報①

日和田山の登山コースの説明は初心者でも簡単に登ることの出来る高麗駅出発の高麗駅着のコースを紹介します。 ①高麗駅で下車した後は、しばらく住宅地を歩くことになります。鹿台橋と言う橋が出てきますので渡り駐車場を目指します。

②駐車場が出てきたら駐車場の脇の道を入っていきます。駐車場を曲がると東屋がありますので左に足を向けます。

ここから登山道に入っていくことになります。 ③ここから40分で山頂に到着しますがルートが2つに別れ男坂・女坂を選択することになります。初心者の方は女坂を選択する事をおすすめします。

6:初心者におすすめ冬山登山:高尾山

初心者が冬でも登れる入門コースが高尾山です。関東にある山で都心からのアクセスの便利さからも人気のある山です。人気があるため駅周辺からロープウェイの乗り場あたりは混雑しますので時間に余裕を持って出かける事をおすすめします。

登山道は整備されており、ハイキングで訪れる方も多いです。また、ロープウェイを使っての登山をする方が多く、初心者が冬に登る山としておすすめします。

初心者におすすめ冬山登山!高尾山基本情報

■標高:高尾山の標高は599メートルで初心者も登れる低山です。 ■難易度:登山道が整備されていることと、ロープウェイが使えることから、初心者から子供まで簡単に登れる山です。 ■コースタイム:ロープウェイを使用しないで登った場合でも1時間30分で往復することが可能です。

初心者におすすめ冬山登山!高尾山コース情報

高尾山のコースを紹介します。ロープウェイを使用しない場合のコースの説明になります。 ①高尾駅で電車を降りたらロープウェイの駅を目指して歩きます。5分くらいで到着します。 ②ロープウェイ駅の脇の道を入り登山道に入っていきます。

③比較的傾斜がない道が続きハイキング感覚で歩くことができます。高尾山山頂に着くまでに、稲荷山と言う山の山頂を通過します。ここにはトイレが設置されています。

④ハイキングコースを歩くと分岐がいくつも出てきますが、分岐を曲がると他のルートを通る事になります。どのコースを選択しても山頂へと向かうことができますのでどのコースを通るか判断して登るのもいいでしょう。

冬山登山初心者におすすめの服装

冬の山に登る時に知っておきたい服装選びの基本を簡単に紹介しておきます。登山用の服を購入する時の参考にしてみてください。

初心者におすすめ冬山登山の服装!アウター

冬の登山で着る服装アウターは防水機能や風を通さない素材のゴアテックス素材を使ったハードシェルの上下を準備しましょう。ハードシェルには中綿が入っているものもありますが、登山を行う際には中綿の入っていないものを選ぶようにしましょう。

初心者におすすめ冬山登山の服装!中間着

中間着として着る素材はフリースなどがいいでしょう。中間着は様々なメーカーから多くの種類が販売されていますので、薄すぎず厚すぎないものを選ぶ様にしましょう。

初心者におすすめ冬山登山の服装!グローブ


冬の山で登山を行う際に必要になるのがグローブです。手先は冷えやすいので保温性のあるものを選ぶ事でしもやけなどから体を守ることができます。なお、防水性能のあるものを選ぶ事で雪などの水分をグローブに染み込ませない様にすることも大切です。

冬山登山初心者におすすめの持ち物

冬の山で登山を行うときは、夏の登山と持ち物は基本同じになりますが、プラスで持っておくと便利な物が、雪道を歩く時に使うアイゼン・暖かい飲み物を保温できる魔法瓶・日焼け止めなどです。その中でもアイゼンは必ず用意しましょう。

冬山登山初心者が忘れがちな登山届について

夏山でも登山届を出してから登山を行うのは基本ですが、忘れてしまう方も多いようです。冬山は夏山以上に危険を伴います。必ず登山届を出してから登山やハイキングを行うようにしましょう。

冬山登山での危険性

雪山は危険が沢山あります。どのような危険があるのか幾つか紹介しておきますので頭に入れておくようにしましょう。そのことで自分の身を守ることができますよ。

冬山登山の危険!雪山での滑落

冬季期間中に登山を行うと積雪があり危険な箇所もあります。そんな雪山で危険を感じるのが滑落です。積雪があると言う事は滑る危険性があることを頭に入れておきましょう。トレッキングシューズにアイゼンなどの滑り止めを装着するとともに、一歩一歩確実に歩き進める事を忘れないようにしましょうね。

冬山登山の危険!!悪天候

冬季期間中に山に登る際に気にしておきたいのが天候です。夏山などでも天候の急変はありますが、冬季期間中は気温も低く、吹雪になると視界も悪くなってしまいます。

そのため体を守る保温性防水性のある衣類などの装備を必ず行うようにすると同時に、吹雪になった時はむやみに動かず視界が回復するのを待つようにしましょう。むやみに動いてしまうと方向が分からなくなってしまったり転落の危険性も出てきます。

冬山登山の危険!凍傷

冬季期間中の雪山は気温がマイナスになります。そのため凍傷の危険性が出てくるのです。肌が露出している部分は凍傷になりやすいのはわかりますが、手や足先は心臓から離れているため凍傷になりやすい場所でもあります。気温が低い場合は手足の先が温まるように配慮する様にしましょう。

まとめ

初心者でも気軽に登山やハイキングを行える関東近辺の山を紹介してきました。関東にある百名山の中でも初心者の方が登る事ができる山がありますので、是非挑戦してみてください。