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八ヶ岳登山なら「高見石小屋」!絶品揚げパンが人気の山小屋の魅力と評判は?

高見石小屋は標高2300mの位置にあります。八ヶ岳の入門コースの起点となる山小屋です。高見石小屋は最寄りのバス停からもアプローチしやすく、初めての八ヶ岳登山や初めての山小屋体験にはぴったりのです。そこにはあの揚げパンだけではない魅力がたくさんあります。
2020年8月27日
エルドラド
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八ヶ岳について

八ヶ岳は長野県と山梨県にまたがる山々の総称です。大きく北八ヶ岳と南八ヶ岳に分類されます。北八ヶ岳には、蓼科山や北横岳などがあります。比較的なだらかな地形で、登山としては入門コースになります。南八ヶ岳には、赤岳や阿弥陀岳などがありまあす。北八ヶ岳に比べると険しい地形です。

八ヶ岳の山小屋

八ヶ岳には個性的で評判のいい山小屋が点在しています。温泉も随所にあるため、ゆっくりと温泉に浸かれると評判の山小があります。登山そのものに加えて食事目当てに宿泊する人も多いです。そういった山小屋は宿泊予約も取りにくいです。特にシーズン中に登山は混雑を覚悟で、早めに宿泊予約をするようにしましょう。

高見石小屋について

高見石小屋は北八ヶ岳と呼ばれるエリアにあります。高見石小屋は標高2300mにあり、ランプの灯りと薪ストーブが出迎えてくれる山小屋です。アクセスが便利なのに山小屋の雰囲気を存分に味わえると評判の山小屋です。名物の揚げパンと入れたてのコーヒーがお出迎えしてくれます。ゆっくりとくつろいでください。

山小屋の評判

テラスでコーヒーを飲みながらくつろいでいるとリスやヤマネに出会えたり、野鳥がすぐそばまでやってきたりする自然を満喫できる山小屋です。食事の評判もよく、若い女性も多いです。夜はランプの灯りにつつまれ、寝るときは羽毛布団でゆっくりと休めるというところも評判がアップに繋がっています。

今まで泊まった中で一番おしゃれな山小屋、若い女性が多くてびっくり。個室と大部屋があります。

山小屋の宿泊予約

高見石小屋は通年営業しています。宿泊予約は山小屋に直接電話をかけて状況を確認します。予約の電話は20時までにしてください。 ・電話番号:0467-87-0549 ・料金:2食付きで8,300円、素泊まりで5,000円【2018年3月現在】 ・暖房費(冬期):300円必要

高見石小屋のテントサイト

山に来たのだから、山小屋に宿泊するよりテント泊に限るという人にはテントサイトがあります。高見石小屋のテントサイトは山小屋のすぐ前にです。テントが10張りくらい張れるスペースがあります。幕張料として1人あたり550円です。

テント泊の注意点

テント泊の場合は特に予約は必要ありませんが、テントが張れるスペースは10張程度と、スペースに限りがあります。暗くなってからヘッドライトの灯りを頼りにテントを設営するのは非常に疲れる作業です。早めに到着するようにしましょう。

テントサイトの特徴

テントサイトが山小屋から少し離れているということはよくあることです。でも、高見石小屋のテントサイトは山小屋のすぐ前です。テントサイトと山小屋が近いと、トイレに行ったり水を購入したりするのに非常に助かります。また、悪天候のときなどには、すぐに山小屋に避難できるというメリットもあります。


高見石小屋へのアクセス方法

高見石小屋は登山の起点でもあり、縦走の中継地点でもあります。そのため、いくつかのアクセス方法があります。その中でも、アクセスが容易なのが白駒池駐車場または渋の湯からのルートです。

白駒池駐車場から

マイカーで高見石小屋にアクセスする場合、高見石小屋に一番近い駐車場は国道299号線の白駒池駐車場です。白駒池駐車場にマイカーを駐車して、そこからから白駒池を経由して約1時間歩くと高見石小屋にたどり着けます。ただし、冬期は道路が閉鎖されます。白駒池駐車場へマイカーで行くことはできません。

渋の湯から

鉄道と路線バスで高見石小屋にアクセスする場合、渋の湯を経由するのが一般的です。渋の湯から賽の河原を通って約2時間で高見石小屋にたどり着けます。賽の河原は岩がゴロゴロとして歩きづらいです。冬期にアクセスする最短コースは渋の湯からのアクセスになります。

他の山小屋から

縞枯山荘から縞枯山、茶臼山を縦走して高見石小屋へアクセスしたり、麦草ヒュッテから丸山を越えて高見石小屋へアクセスする方法もあります。

高見石小屋のイベント

高見石小屋は、ただ宿泊して食事をするだけの山小屋ではありません。高見石小屋では年間を通していろんなイベントをやっています。イベントのときは特に混雑しますので、必ず宿泊予約をしてください

山小屋で星座観察会

高見石小屋には350ミリの天体望遠鏡があります。1年を通して星の美しい日は星空観察会が行われています。人口の光に邪魔されることなく満点の星空を眺めるなんて最高です。流星が見れる可能性も高いです。

山小屋の冬のイベント

クリスマス会や忘年会に新年会など、冬もイベントが開かれています。正真正銘のホワイトクリスマスという感じで、真っ白な世界でいつもとは違った時間を過ごしてみるのもいいものです。新年の食事は山小屋なのになんとおせち料理です。

高見石小屋の周辺スポット

苔の森を探索できます。

高見石

高見石が山小屋のすぐ裏手にあります。小屋の名前にもなっているところです。高見石に登ると、北アルプスや中央アルプスの山々そして浅間山を、眼下には白駒池を見ることができます。

白駒池


一番近いスポットは白駒池です。高見石小屋から下っていくこと約20分です。往復で1時間から1時間半ぐらいです。山小屋に着いてちょっと時間に余裕があるときなどにはおすすめです。また、白駒池周辺は苔に覆われた森が広がり、秋には紅葉も美しい場所です。ハイキングルートが整備されています。駐車場から近いこともあって夏場には観光客も多いです。白駒池は冬は全面凍結します。全面凍結した湖面の上でクロスカントリースキーが楽しめます。

中山展望台

高見石小屋から80分ほどで中山展望台へ行けます。八ヶ岳、南アルプス、浅間山などの山々が一望できます。

丸山から麦草峠

丸山はちょっとした山って感じで、高見石小屋からはすぐに登れます。麦草ヒュッテまででも約1時間ぐらいです。麦草ヒュッテから白駒池方面へ行き高見石小屋に戻ってくることもできます。丸山展望台からは北八ヶ岳の山々だけでなく北アルプスの山々を眺めることができます。

高見石小屋を拠点とした登山

高見石小屋は麦草峠方面、天狗岳方面などさまさまな方面への起点となります。

山小屋を起点に日帰り登山

中山展望台から中山峠を経由して天狗岳を目指すことができます。天狗岳は北八ヶ岳の最高峰です。西天狗岳と東天狗岳とからなり、300mほどの間隔があります。登頂したあとは来た道を戻って高見石小屋に戻ることができます。また、渋の湯のほうへ下山もできます。

次の山小屋へ

八ヶ岳エリアには山小屋がたくさんあります。どの山小屋も個性があって一度は泊まってみたい山小屋ばかりです。高見石小屋から次の山小屋を目指す登山ルートもいろいろと考えられます。 ・麦草ヒュッテ、茶臼山方面へのルート ・天狗岳からオーレン小屋へ下るルート ・中山峠からしらびそ小屋方面へ行くルート

高見石小屋の名物揚げパン

評判を独り占めしているのは、みんな大好きな揚げパンでしょう。特に、子供連れや女性には評判がいいです。この揚げパンを目的に高見石小屋までやってくる登山客もいるほどです。宿泊しなくてもこの揚げパンを食べるために休憩していく登山客もいるほど評判の味です。揚げパンは「きなこ」「ココア」「抹茶」「チーズ」の4種類あります。そのうち2種類を選びます。おやつとしても昼の食事にもなります。コーヒー片手にテラスで頬張ってみたくないですか。

山の中でもまるで喫茶店

昼の食事としては山小屋の定番カレーライス、ラーメンなどの軽食をはじめ、コーヒーなどの飲み物、夏場はがっつりと生ビール、地酒など山小屋らしからぬ豊富なメニューでお出迎えしてくれます。コーヒーはインスタントではなくドリップしたものを提供してくれます。外のテラスで、小鳥の声を聞きながら、運が良ければリスやヤマネの姿を楽しみながらくつろげます。晴れた日の昼下がりにビールを飲んでくつろぐのは最高です。

高見石小屋の食事の評判


特に、朝食が山小屋では珍しくパン食です。山小屋の朝をパンとコーヒーでスタートさせるなんて素敵です。なんとなくどこかペンションの朝を思わせるところがあります。このために食事の評判もいいです。

高見石小屋で冬の八ヶ岳

雪山登山というと危険でいろんな装美が必要でハードルが高い感じがしますが、高見石小屋は初心者でも比較的入山しやすい場所です。渋の湯からのルートにある賽の河原付近は大きな石がゴロゴロしていて、夏の時期は歩くのが結構大変だったりしますが、積雪期はそれらの石の雪に埋もれてしまっていますので逆に歩きやすいかもしれません。ガスがかかると道を誤ってしまう可能性があります。注意してください。地図とコンパスは忘れずに持ち物の中に入れてください。

冬の高見石小屋

雪山登山に行くんだと肩ひじを張らなくても、ちょっと冬の山小屋を覗いてみようという軽い動機があれば行ける場所が高見石小屋です。天候が悪いときには、賽の河原はガスがかかって道が良く分からなくなったりするときがあります。適切な判断は必要です。高見石小屋では、スノーハイキングを楽しいんだ後に、こたつに入りながらゆっくりした時間を過ごせます。もしくは、ゆっくりと雪景色を眺めながらコーヒーを楽しむという過ごしかたもあります。

高見石小屋周辺でスノーハイク

高見石小屋ではスノーシューやクロスカントリースキーをレンタルしてくれます。スノーシューを履いて白駒池へハイキングに行けます。前年凍結した湖面の上でクロスカントリースキーを楽しめます。夏場は観光客も多い場所ですが、冬場はひっそりとしています。全面凍結している白駒池の上を歩くことなど普段できないようなことを体験できます。

冬山入門

高見石小屋は、麦草峠を経由して茶臼山、縞枯山方面へアクセスする起点として利用できます。白駒池のハイキングはまさに冬山の入門編と言えます。もう少し冬山というものを体験したいという人には、中山峠から天狗岳へ往復できます。晴天に恵まれれば、八ヶ岳ブルーの空の下で真っ白に雪景色をした八ヶ岳の山々や北アルプスの山々を眺めることができます。

まとめ

高見石小屋は通年営業しています。夏場はマイカーでアクセスできる場所から少し足を延ばすだけで喧騒を離れてゆっくりとした時間をすごせます。冬場は、白銀の世界を比較的手軽に体験できる場所です。コーヒー片手に評判の揚げパンの美味しさを確かめるため、高見石小屋を訪れてください。宿泊するときは、予約の電話を忘れずに。

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