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車のカーボンシートの貼り方!曲面でも失敗しないコツと塗装の剥がし方を解説!

車のカーボンシートの貼り方を紹介します。曲面にカーボンシートを貼るのは難しいですが、上手くできる貼り方やそのコツ、さらに車に貼ったカーボンシートの剥がし方のコツも伝授します。貼り方を覚えたら、剥がし方も覚えて車を大事にしましょう。
更新: 2023年2月23日
tryyua
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はじめに

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カーボンシートの紹介をします。ファミリーカーのボンネットやスポーツカーのボンネットがカーボンみたい(黒い)ものは、カーボンシートが貼ってある、なんちゃってカーボンボンネットかもしれません。そんなカーボンシートの特徴や貼り方のコツ、曲面にうまく貼る方法、そしてコツのいる剥がし方も紹介します。

カーボンシートとは

カーボン調のシート

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カーボンシートとは、カーボン調のシートのことです。カーボン、炭素繊維と呼ばれるカーボンのような見た目を持ったビニールシートになります。街中を走っていると、ボンネットや内装、外装などに、写真のようなデザインが入った自動車を見かけることがあると思います。それらはカーボンシートの可能性が高いです。

車の部品にも使われるカーボン

ニスモ カーボンナンバープレートリム

nismo ニスモ カーボンナンバープレートリム

出典:Amazon
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そもそもカーボンとは、いったい何なのでしょうか。カーボンは炭素繊維であると説明しましたが、カーボン製品を説明すると、樹脂を成形して製造される製品のことをいいます。

カーボン製品は、さらに成形工法と使用される樹脂によって、2種類に分類されるのです。エポキシ樹脂で作られたものはドライカーボン、そしてポリエステル樹脂で作られたものをウェットカーボンといいます。

SSK ミラーカバー 左右セット ドライカーボン

製造工程や設備の関係上、ドライカーボンは、ウェットカーボンよりも価格が必然的に高くなります。しかし価格が高い分、ドライカーボンの強度や軽量性は、ウェットカーボンよりも高いレベルになっているのです。

レーシングカーのダッシュボードなどの内装や、ボンネットやルーフなどの外装に、ドライカーボンを取り入れることもあります。コンマ1秒を競うのがレースです、そのため道具やパーツにも高い品質をこだわるのです。

カーボンシートの特徴

見た目がカーボン

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カーボンシートの見た目はカーボンに見えます。そのため、一見カーボン製品のように見えるのです。実際は、PVC(塩ビ)などを素材にした、ただのカーボン調のシートですから、なんちゃってカーボンなどと言われてもおかしくないです。

マイカーをレーシングカーみたいに、見た目だけカッコよくしたい時などにすることが可能です。ボンネットやサイドミラーに貼る人が多いです。ちなみに、本当にカーボンで作られたカーボンシートはありますが、価格帯がビニール製より当然高くなっています。

カーボン製品よりも格段に安い

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カーボン製品を購入するよりも、安い価格でカーボンシートを購入することができます。ただのカーボン調のシートですから、カーボン製品より安いのは当然です。それでもカーボンのようなデザインを手に入れられるわけですから、ドレスアップ目的なら、カーボンシートはコストパフォーマンスの高い製品となります。

自動車の内装や外装をカーボン調にするだけしたいなら、とても良心的な製品です、シートをカットして貼るだけですので。カーボン製ボンネットを買うよりも当然経済的です。

ダイノックシートとは

建物の内装に使うシート

SumiStick リメイクシート 木目 アンティーク

出典:Amazon

カーボンシートを紹介に加えて、ダイノックシートをここでは紹介します。ダイノックシートは、装飾に使用されるシートのことを指します。ホテルやレストラン、家などの内装(壁)に貼りつけて、好きな模様を生み出すことができるのです。

貼り方を覚えれば車にも貼れる

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建物の内装だけでなく、車の外装や内装にも使用することができます。車は非常に過酷な環境下を走行したり、駐車されることが多いのですが、そのような状況にも対応できる耐久性・耐候性を備えているのです。このことから、車のドレスアップにダイノックシートを選択することもできます。

スコッチカルシートとは


車への貼り方に向いたシート

スコッチカルJシリーズ カッティング用シート

出典:Amazon

スコッチカルシートは、ダイノックシートよりも車への貼り付けに向いているシートになります。ダイノックシートよりも厚さが薄いだけでなく、凹凸がいろいろある車へ貼り付けやすくなっています。

カーボンシートの種類

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ここでは、カーボンシートの種類を紹介します。

3D・4D・5D

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カーボンシートを種類分けすると、3Dタイプ・4Dタイプ・5Dタイプの3つの艶の程度で分けられます。3Dタイプのカーボンシートにはツヤがなく、表面保護シートも貼られていません。4Dタイプのカーボンシートは、艶有り表面保護シートなしのタイプ、そして5Dタイプのカーボンシートは、艶有り表面保護シール有りのタイプとなります。

5Dと3Dタイプを比較

上記写真は、5Dタイプのカーボンシートです。写真からみてわかるように、かなり艶があります。艶が有ることで、カーボンシートがより際立つようになり、より印象を与えることができます。カーボンシートをより目立たせたい人には、5Dタイプをおすすめします。

こちらの写真は、3Dタイプのカーボンシートです。艶なしですので、5Dタイプのものよりも目立つことはありませんが、その反面落ち着いた色合いを生み出してくれます。さりげなくカーボン調を作り出したい方には、艶なしタイプをおすすめします。4Dは5Dと3Dの中間にあたるので、どちらも捨てがたい方には、4Dタイプをおすすめします。

カーボンシートの使用用途

使用用途1:車の外装に使う貼り方

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カーボンシートの使用用途その1は、車の外装に使う貼り方です。チューニングという側面では、効果がないカーボンシート、しかし外装に貼ることで、車のデザインを変更することができます。

カーボンシートを使って、マイカーのデザインを変更したい、チューニングをしなくても、見た目だけでもレーシングカーのようにしたいなど、さまざまな理由でカーボンシートを使っている方はいます。

使用用途その2:車の内装に使う貼り方

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車の内装にカーボンシートを使う貼り方もあります。車の内装というと樹脂(ABS樹脂など)が使われていたりしますが、それらにカーボンシートを貼って、内装を変えてしまおうということです。

カーボンシートを貼ることで、部分的にカーボン調を作り出し、コントラストを出すこともできます。移動手段の道具や趣味の道具として使われる車、その道具(=車)をより楽しむためのひとつの手段とも言えます。

カーボンシートの貼り方の前に:道具を揃える

綺麗な貼り方には十分な洗車道具

LuxDee 洗車用品 17点 洗車セット

出典:Amazon

水貼りの場合、カーボンシートを貼る車には、事前に洗車を行い、ボディ表面の汚れや油を、可能な限り全て落とす必要があります。そのために洗車道具を揃えておきましょう。貼り付ける部分の洗車をしておけば十分です。霧吹きに水を入れて、そこに数滴の洗剤を加えたものでもよいですよ。

綺麗な貼り方を助ける道具のカッター

オルファ(OLFA) スピードハイパーAL型 227B

出典:Amazon

必要なカーボンシートの量が決まったら、貼りつける前に必要な量だけカットしなければなりません。余分な分をカットするためにカッターを使用します。カッターは100均でも購入できる道具ですが、綺麗なカットをするためにも、ある程度の品質のものを準備しましょう。

ドライヤーとヘラで綺麗な貼り方を目指す


TECKWRAP スキージー スキージー

出典:Amazon
出典:Amazon
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ドライヤーとヘラもカーボンシートの貼り付けに必要な道具です。カーボンシートに熱を与えると、シートが熱で柔らかくなり伸びていきます。その性質を利用して、貼り付けにドライヤーを使うのです。

曲面にシートを貼りつけるには、シートを曲面部に貼り付ける時に、ドライヤーを吹きながら行います。剥がす際にも活躍します。ドライヤーでなくてもヒートガンがあればよいです。ヘラは、シート内に残った空気を外に出すために使う道具です。見た目をよくするために必要な道具ですので用意しましょう。

カーボンシートの貼り方

貼り方ステップ1:洗車する

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まず洗車をしましょう。カーボンシートを貼りつける部分を洗車して、油やゴミを可能な限り、全て洗い落としてください。これをしないと、貼り付けごにカーボンシートの上から目立ちますので、気を付けましょう。

貼り方2:シートを大きめにカットする

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次にシートを大きめにカットして、貼り付けの調整を行います。貼り付けるシートのサイズは、貼り付け部分の大きさより大きめにしてください。そして実際に貼り付け部分に置いてみて、どのように貼り付けるか調整しましょう。

余った部分は後でカットするので、大きめにサイズをとってください。曲面の貼り付けは手間がかかるので、貼り付け部分の曲面がどこにあるかも確認しておきましょう。

貼り方ステップ3:シートを貼りつける

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そしてシートを貼りつけていきます。コツとして、貼り付けは一度に行わず、左右に分けて行います。左右どちら側から始めても構いません。片方を貼りつけながら、スキージを使用して空気を中央から外側に出していくのもコツです。

片方が完了したら、もう片方も同様の作業を行ってください。貼り付ける際、ドライヤーで熱風を吹きかけると、シートは伸びていきますので活用しましょう。ボンネットに貼り付ける方は、カーボンシートを内側にある程度折り込んでおきましょう。

貼り方ステップ4:余剰部分をカットする

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曲面部分も上手く貼り付けられたら、余剰部分をカットしましょう。ボディを傷つけないようにしながら、カッターで余ったシートを切り落とします。ボディをカッターで傷つけると跡が残るので、再度言いますが気を付けましょう。

カーボンシートの貼り方を実践した後(貼り付け後)

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カーボンシートを貼り方を実践して貼り終えたら、一度車全体を見渡してみましょう。もしかしたら空気が部分的に入っていたり、自分が考えていたようなデザインにならなかった、予想通りカッコよくなったなど、それぞれ感想を持つでしょう。

それを踏まえて、今後のカーボンシートカスタムをどのように行うか、又はもうそのようなことをしないでおくか、検討してください。

カーボンシートの塗装を傷めない剥がし方

剥がし方によっては塗装が傷む

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カーボンシートを剥がす際、剥がし方に気を付けないと塗装が傷んでしまいます。塗装を傷めてしまっては、車にとって塗装的にも見た目としてもよいことはありません。

そのように考えると、そもそもカーボンシートを貼ること自体が、車に害を及ぼすと言えるかもしれません。そのためにも、正しいカーボンシートの剥がし方を理解して、実践することが必要になります。

貼り方同様、ドライヤーを使って車の塗装面から優しく剥がす

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そこで活躍するのがドライヤーです。ボンネットなどに貼ったカーボンシートに、熱風を吹きかけながらシートを剥がしていきます。粘着面に熱風を当てて剥がしやすくするのです。シートの端から剥がし始め、少しずつそしてゆっくり剥がしていきましょう。

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カーボンシートをボンネットなどに貼り付けてから、時間が経ってしまったため剥がしにくい、そんな時は無理して剥がそうとすると、塗装を傷める可能性が高くなります。

のり剥がしスプレーというものがありますので、それを活用しましょう。注意点としては、スプレーを吹きすぎると、塗装面が傷むということです。気を付けてください。適切な剥がし方で車を大事にしましょう。

カーボンシートの注意点や貼り方・剥がし方の注意点

そもそも本当に貼る意味があるのか考える


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カーボンシートをボンネットやドアの外装やインパネ周りの内装に貼る前に、自分にとって本当に貼る意味があるのかを考えましょう。

興味本位で貼ってみたけど、見た目が嗜好に合わない、元に戻したくなった、となってしまっては、それにかかった費用や時間が勿体ないです。貼っててわかることもあり、貼り方の経験を掴めるなど、よいこともありますが、まずはそれを考えましょう。

洗車なしの貼り方をしない

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貼り付け部分を洗ってから、貼り付けるという貼り方を守りましょう。外装や内装の表面にある、汚れなどを落とさずに貼ると浮いてしまいます。洗車して貼り付け面をきれいにするのもコツのひとつですので、気を付けましょう。

車をカッターで傷つけない

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貼り付けたカーボンシートをカットする際に、カッターで塗装面や内装をカットして、傷つけないように気を付けてください。また、カッターは刃物ですので、車だけでなく作業者も怪我をしないように気を付けましょう。

無理な剥がし方をしない

カーボンシートを剥がす時は、無理な剥がし方をしないようにしましょう。上述したように、無理にはがすと車の塗装面を傷つけます。ドライヤーやヒートガン、のり剥がしスプレーを使うなどして、塗装面を傷つけることなく、安全な剥がし方を心がけましょう。

車におすすめのカーボンシートその1

ハッピークロイツカーラッピング HK013

出典:Amazon
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1つ目に紹介するおすすめのカーボンシートは、ハッピークロイツのカーボンシートです。エア抜き溝や特殊な糊を採用したことで、初心者でも貼り付けやすくなっています。コツを使うきっかけにもなります。ハイポリメリックPVCが原料に使われているので、耐久性も対候性も高くなっています。曲面にも貼りやすくなっています。

車におすすめのカーボンシートその2

ホークスアイ リアルカーボンシート he-0020

出典:Amazon
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2つ目におすすめするカーボンシートは、ホークスアイのカーボンシートです。価格が安いのが、このカーボンシートの最大の特徴になります。

カーボンシートを使ってみたいと考えていても、お金もかかるから悩んでいるという方、とにかく安いカーボンシートを探している方におすすめです。光沢少なめで、カーボンテイスト高めです。塗装面や曲面に上手く貼れば、カッコよくなります。安いのでどんどん使って、積極的にカットしていきましょう。

車におすすめのカーボンシートその3

3つ目に紹介するのは、TARO WORKSの3Dリアルカーボンシートです。粘着力や伸縮性だけでなく、張り方やリアリティにもこだわった製品。特にドライヤーを使用すると、貼りやすくなっておすすめです。

まとめ

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カスタムに活躍するカーボンシートは、さまざまな種類があります。貼るのにもいろいろなコツがあり、そのコツを活かすことで、本格的なカスタムカーができあがるのです。曲面に貼るコツや貼り付けるコツ、さらには剥がすコツもあります。ボンネットでもインパネでもバンパーでも、カーボンシートを貼ってみてコツをつかみましょう。