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インチクを自作しよう!簡単手順でできるインチクの作り方とは?

釣りをしている人なら、インチクがどういうものかご存知かと思います。これ1つで魚を主食とする魚を多種釣り上げることができる万能ツールですが、実はインチクは自作で作ることも可能なのです。インチクを自作で作成しようとする人へ簡単な作り方を紹介します。
更新: 2022年4月20日
アクア
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目次

インチクの自作で必要となる材料

鯛ラバよりも釣れる魚が多い事で、初心者にもおすすめのインチクですが、それを自作するためには材料が必要です。一体何を用意すればいいのか、というところですが、全部で7つあります。その材料の1つ1つを詳しく見ていきましょう。

①針

Goture(ゴチュール) フック 釣り針

出典:Amazon

インチクを自分で作るにあたって必要となる材料ですが、まずは針です。これがなければ魚を釣ることはできません。針は基本的に5本セット、10本セットのように複数で販売されていますので、可能であれば本数を多めに購入しておいて良いでしょう。針のサイズがありますが、17号・18号を選択しているユーザーが多いようです。

②タコベイト

2つ目はタコベイトです。こちらもサイズが多種存在し、お好みで選んでも問題ありません。2.5号~3.5号のサイズのタコベイトを選んでいるユーザーが多いようです。また、音が鳴るものや光を発行するものも存在しますが、それもお好みでいいです。5本セット、10本セットで販売されていますので、多めのセットを購入するといいでしょう。

③釣り糸

GALIS シーハンター マリンブルー ソフトタイプ 5m

出典:Amazon

3つ目は釣り糸です。インチクを自分で作る上で、オモリと合わせて最も高額になりやすい材料と言えます。釣り糸には「シーハンター」という有名なブランドが発売しているものが優秀です。もちろん他の商品を選んでも問題なく利用できますが、使いやすい有名ブランドがあるというところは覚えておいて損はありません。

④夜光玉

4つ目は夜光玉です。餌があることをアピールするのに最も人気のある道具ですが、これのあるなしでは効果が大きく変わってきます。ですが、逆効果になる場合もありますので、使いどころは見極めていきましょう。80~100個入りのパックが市販で用意されていますので、数は気にする必要はありません。

⑤鉛(オモリ)


5つ目は鉛(オモリ)です。この鉛(オモリ)ですが、タコベイトに次いでインチクでは重要な役割を担うにも関わらず価格が高めです。平均価格で1,500円~2,000円程かかります。そのため、100均ショップではお目にかかれない商品でしょう。ですが、重要な材料ですので、しっかりしたものを選びましょう。

⑥溶接リング

6つ目は溶接リングです。溶接リングには工夫の余地があり、例えばアイテムを装着する、装飾を施すといったやり方があります。それによっては夜光玉やタコベイトとは違った形で魚へアピールすることも可能です。サイズは多少大きくても問題ありません。また、この材料は比較的安価で用意ができます。

⑦ヘッド

最後はヘッドになります。ヘッドには光沢があり、夜光玉程ではありませんが魚を食いつかせるのに必要な道具です。サイズが6号~10号等ありますが、重要なのは光沢の部分ですので、あまり気にしなくていいでしょう。カラー選択も好みで選んで構いません。

出典: http://www.irasutoya.com/2013/07/blog-post_7876.html

上記7つの材料を使い、自分オリジナルのインチクを作成しよう

上記にて紹介した7つの材料を使って、インチクを自作していくことになります。そうすると気になるのが買い揃えるのに一体いくらかかるのか?というところでしょう。次の項目で必要予算と安価で揃える方法について紹介していきます。

インチクの自作でかかる費用について

インチクの自作に必要となる上記7つの道具ですが、これらを買い揃えるのに予算はいくら必要になるのでしょうか。気になるところだと思います。100均ショップを利用して安価で購入できるならそれに越したことはないですよね。実際のところはどうなのか、早速見ていきましょう。

100均で購入可能な道具も存在

出典: http://www.irasutoya.com/2014/11/100.html

ダイソーやセリアで釣りの道具が100円で買えるのです。是非利用しましょう。

必要な材料ですが、道具によっては100均ショップで購入できるものもあります。例えばタコベイトですが、100円で5本入りのものが販売されていますし、針に関しても購入できます。また、夜光玉も用意されていますので、費用に関してはそこまで神経質にならなくてよいです。

鉛(オモリ)及び釣り糸は高額

出典: http://www.irasutoya.com/2017/05/blog-post_289.html

この2つの材料に関しては少々値が付きますが、よいものを選んで購入しましょう。


しかし、全ての材料が100均ショップで購入できるわけではありません。鉛(オモリ)及び釣り糸に関しては100均ショップでは販売していないため、専門店等で購入する必要があります。いずれもインチクの材料では高い方ですが、どちらも重要な役割を担っています。しっかり吟味しましょう。

インチクの簡単自作手順

材料および必要な予算に関しては以上の通りです。ここからはインチクを簡単に制作するための手順の説明になります。インチクを自作して釣りを始めたいという方は、ここでしっかりと作り方を覚えておきましょう。文章だけでなく、動画も用意していますので是非ゆっくりとご覧下さい。

①針を結ぶ

まずは針に釣り糸を結びます。手順の流れとしては下記になります。 ①釣り糸を引き出し、糸の上に針を乗せる ②片方の親指・人差し指で押さえ、もう片方の手で輪を作る ③輪を通した糸を指で固定、また輪を作る ④5~6回巻いたら釣り糸を左右に強く引っ張る ⑤できた結び目を針の根元まで持っていき、余分な糸を切る 言葉だけでは伝わりにくいかと思いますので、簡単な結び方を動画で掲載しました。

②釣り糸の長さの調節

出典: http://www.irasutoya.com/2013/03/blog-post_1704.html

既に針は結んでいますので、長さ調節の際に怪我しないように。

次に、釣り糸の長さを調節していきます。最終的にインチクが出来上がった際に釣り糸の長さが19cm~20cm程になればOKです。定規かメジャーを手元に置いてから釣り糸は切ったほうが良いでしょう。長さを図る際に針で怪我をしないように注意です。

③逆側にも針を結ぶ

ここでも作業中に針で怪我しないように注意を払いましょう。

釣り糸の長さが調節できたら、反対側にも①の手順で針を結びましょう。この際も既に結んだ針で指や手を怪我しないように注意して下さい。特に左右から強く引っ張る部分で誤って手が滑って針が刺さることがあります。

④2つの針に段差をつけ、結びを作る

出典: https://www.silhouette-illust.com/illust/11110

夜光玉やタコベイトを止めるための結び目を作ります。その際、針は段差をつけて重ねるようにしましょう。

2つの針を結んだら、段差を作るように重ね合わせ、重なった糸同士で夜光玉やタコベイトを止めるための結び目をつくります。2つの針を重ねてはいけません。必ず少しずらし、段差を作るようにして下さい。ここがポイントになります。

⑤タコベイトの先端を切り、釣り糸を裏から通す


出典: https://www.sozai-library.com/sozai/10936

2~3mm程先端を切り落とします。

夜光玉を糸に通したらここでタコベイトの出番になります。タコベイトの先端を切り落として穴を開け、穴を糸が通り抜けるように裏側から通していきます。切り落とす長さですが、約2mm~3mm程度で十分です。あまり大きく切り過ぎてもいけません。

⑥溶接リングで止める

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%81%A8%E8%89%B2%E5%BD%A9%E3%82%92%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%81%AB%E5%86%8D%E7%8F%BE-%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%B0-%E3%80%8C%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%80%8D-%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%82%B0-SLEEVE/dp/B01MQ1N1ZD

これにてインチクの完成となります。

最後に溶接リングで止めてインチクの完成となります。インチクを自作するための上記の作り方の行程をまとめた動画があります。下記に記載いたしますので、インチクが出来上がるまでの流れをちゃんと動画で確認して、実際に自分でする際に参考にしてみて下さい。

インチクを自作する上で重要なポイント

2つの針には段差を作る事

出典: http://www.irasutoya.com/2014/04/blog-post_324.html

2つの針にわざわざ段差をつけた理由ですが、これは片方の針が魚の上唇に、もう片方が下顎に刺さって逃がさないようにするためです。片方の針が仮に外れたとしてももう片方の針で引き上げることができますからね。つまりこれがないと魚を釣り上げる確率が低くなってしまうのです。

鯛ラバより使いやすいインチクで釣りを!

出典: https://illpop.com/outdoor_a01.htm

最近では鯛ラバよりもインチクの方が釣れる魚の種類が多いという事で主流になりつつあります。また、自作することで費用も抑えることもできます。もちろん鯛ラバでも釣れない訳ではありませんのでお好みですが、もし釣りをこれから始めるという方は是非インチクを作ってみてはいかがでしょうか。