瀬底島とはどんなところ?
瀬底島は沖縄県にある離島で、大きさは面積が2.99平方キロメートル、周囲が7.3キロメートルあります。瀬底島は昔からサトウキビの栽培やモズクの養殖などが、離島である瀬底島の基幹産業になっていました。本島から瀬底島までは450メートルしか離れていませんでしたが、アクセスは不便で、本島と瀬底島の間を渡し船を使って往来するという不便な離島でした。しかし、1985年(昭和60年)に転機が訪れます。本島と離島である瀬底島との間に橋が完成したのです。それが「瀬底大橋」です。
本島と瀬底島の間に建設された瀬底大橋は、全長が762メートルあり、当時の沖縄県では最長の長さを誇っていました。この瀬底大橋の開通を機に、離島であった瀬底島に車で渡ることが可能となり、それに伴って瀬底島では多くの観光客を呼び込み始め、ゴルフ場やたくさんのペンションなどが建設されて、離島の瀬底島が一気にリゾートアイランドへと変貌したのです。瀬底島の人口は1000人あまりですが、人口以上に多くの観光客でにぎわうこともあり、最近では外国人観光客の姿も多く見受けられるようになっています。
瀬底島の魅力をご紹介!
ではこれから、瀬底島の様々な魅力や観光に役立つ情報について解説していきましょう。特に、美しい瀬底島のビーチを中心にご紹介します。瀬底島を訪れる際にぜひ参考にしてみてください。(記事記載の情報は2018年2月23日現在のものです)
瀬底島はビーチが素敵!
瀬底島の一番の魅力は、エメラルドグリーンに輝く海の色と真っ白で美しい砂浜でしょう。海外のリゾートアイランドの景色と遜色ない素晴らしい美しさのビーチを、瀬底大橋を使って車で気軽に訪れることが可能ですので、瀬底島は観光スポットして人気がないはずがありません。また、瀬底島は海水の美しさも素晴らしく、透明度の高いビーチ周辺ではシュノーケルなどを楽しむことができ、水中メガネをつけて家族でシュノーケルを楽しむ観光客も多く見受けられます。では、瀬底島の代表的なビーチを見てみましょう。
瀬底島 瀬底ビーチ
瀬底島で一番にぎわうのが「瀬底ビーチ」でしょう。白い砂浜が1キロメートルにわたって続いており、その美しいビーチを楽しもうと、大変多くの人が瀬底大橋を渡って訪れます。しかし、瀬底大橋が開通してからの一時期は、あまりの人の多さにマナーの悪化が目立つようになり、ごみの問題などが深刻になってせっかくの美しい瀬底ビーチの存在が脅かされそうになったこともあります。しかし、瀬底島に住む人々の努力によって現在の美しいビーチが維持されているのです。瀬底大橋の開通によってリゾート化が進んでいるのも瀬底ビーチが一番といえるでしょう。
瀬底ビーチの駐車場は有料となっており、一台につき1000円を徴収します。また瀬底ビーチには遊泳時間が設けられ、看板にその時間などが張り出されていますので、利用するならルールを守って遊びたいものです。瀬底ビーチでは海水浴のほか、「シュノーケル」や「ダイビング」、「ジェットスキー」などのマリンアクティビティを楽しむことができ、そのためのレンタルショップや指導員による体験などが用意されています。瀬底島を訪れるなら、ぜひ一度は瀬底ビーチで遊んでみてください。
瀬底島 アンチ浜ビーチ
瀬底大橋のすぐそばにあるのが「アンチ浜」です。車の場合、瀬底大橋を渡ってすぐ左折し、そのまま坂道を降りていくとアンチ浜に到着します。海水浴を楽しむ方やマリンアクティビティなどで遊ぶ人たちのために、シャワーや売店がありますので助かります。またレンタルショップが営業しており、浮き輪やパラソルのセットなどが借りられるほか、「シュノーケル」や「シーカヤック」なども借りられます。ですから、手ぶらでアンチ浜ビーチを楽しむことができるです。
アンチ浜ビーチは、遠浅で海水浴にはもってこいのビーチで、子供たちも比較的安全に海遊びを楽しむことができます。透明度の高い海中には様々な生き物が生活していますので、シュノーケルで遊ぶのにもうってつけのビーチといえるでしょう。海水浴シーズンの週末や長期休暇の時は、多くの海水浴客が訪れて車がかなり多くなります。そのためアンチ浜ビーチを利用する際には、ビーチまで来る途中にある駐車場に車を停車するのが無難です。駐車場から5分ほど歩けばビーチに出ることができます。
瀬底島 恋人ビーチ
アンチ浜ビーチからほど近い場所にあるのが「恋人ビーチ」です。恋人ビーチの案内看板の通りに車を走らせ、周りを草に覆われた道を進んで行くと海岸線に出られます。残念ながら恋人ビーチには駐車場がないため、道路に車を止めておくことになります。瀬底島のほかの二つのビーチと比べて閑散としており、静かに瀬底島の景色を楽しむにはちょうど良い環境といえるでしょう。まさに恋人たちのためのビーチですね。海水浴よりもシュノーケルにおすすめの瀬底島のスポットです。
瀬底島でシュノーケルを楽しんじゃおう!
瀬底島で楽しめるアクティビティの筆頭に挙げられるのが「シュノーケル」ではないでしょうか。瀬底島の海の中には色とりどりの熱帯魚が泳いでおり、海水の透明度が高いので海の中を観察するにはぴったりな島です。ライセンスがあれば、ウェットスーツを着て酸素ボンベを背負ってダイビングが楽しめるのですが、そうした本格的なダイビングでなくても、もう少し気軽に瀬底島の海中観察ができるのが、シュノーケルの大きな魅力です。瀬底島近隣にはいくつかマリンショップがありますので、特に初心者はそちらを訪ねて、インストラクターの指導を受けながらシュノーケルに挑戦するのがおすすめです。このように、瀬底島はシュノーケルが似合うスポットといえるでしょう。
マリンレジャーに便利なお店は?
瀬底島では、シュノーケル、ダイビング、パラセーリング、バナナボートなど海で遊ぶメニューはたくさんありますね。でも、マリンアクティビティ初心者や初めて瀬底島を訪れる場合、どのようにそれを楽しんだら良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。そんな時には、マリンレジャー用品をレンタルしてくれたり、ダイビングやシュノーケルなどアドバイスが必要な遊びの案内をしてくれたりするマリンレジャーのお店が便利です。瀬底島にもそうしたお店がありますので、海で遊ぶ前に立ち寄ってみましょう。
瀬底ビーチマリンクラブ
【住所】沖縄県国頭郡本部町瀬底73番地 【TEL】0980-47-7433 【営業時間】8:00から20:00まで
沖縄マリンスタジオ
【住所】沖縄県国頭郡本部町字瀬底421 【TEL】0980-47-7355 【営業時間】9:00から18:00まで
瀬底島のおすすめランチスポットをご紹介!
瀬底島を訪れたなら、瀬底島のグルメも楽しみたいですね。海水浴やシュノーケルなどで遊んでお腹がすいたら、美味しいランチを食べに行きましょう。今回は、瀬底島でのランチにおすすめの、デラックスなハンバーグ店とおしゃれなカフェをご紹介します。
瀬底島おすすめランチスポット①:トトラベベハンバーガー
沖縄にも美味しいハンバーガーがあるのをご存知でしょうか。それが「トトラベベハンバーガー」です。沖縄でも有名なハンバーガー店で、口コミでも評判のランチのお店となっています。このお店のハンバーガーは、ハンバーガー職人がこしらえる本格的なハンバーガーで、ファーストフードの域を脱するといっても過言ではないそんなハンバーガーなのです。なんといってもこだわっているのが素材です。ハンバーガーに使用するベーコンやバンズ、ピクルスやマスタードなど、ほとんどが自家製の手作りのものが使用されています。
日本各地にハンバーガー店は山ほどありますが、このお店のようにハンバーガーのほとんどの部分が自家製の手作りというのは、それほど多くないのではないでしょうか。バンズもパティもソースもすべてが味わい深く、ボリュームも満点です。お値段は1つ760円から1200円とランチにしては少々高価ですが、見れば納得、食べて納得の高級本格ハンバーガーです。せっかく瀬底島に来たなら、ぜひこのデラックスなハンバーガーランチでお腹を満たしてみてはいかがでしょうか?
トトラべべハンバーガーは瀬底島のここ!
【住所】沖縄県国頭郡本部町崎本部16番地 【TEL】0980-47-5400 【ランチ営業時間】11:00から15:00まで(売り切れ次第終了)
瀬底島おすすめランチスポット②:fuu cafe
瀬底島のおしゃれなカフェランチはいかがでしょうか。「fuu cafe」は緑に囲まれた素敵なカフェで、ビーチの近くにあるため立ち寄りやすく、瀬底島を訪れる観光客などにも人気のお店です。ランチタイムは週末を中心に混雑することが多いです。庭は広々しており、散歩をしたりブランコで遊んだりと、瀬底島の海を楽しんだ後にはぴったりなカフェですね。
ネパール人のシェフが作る本場の「ネパールカレー」は、このお店の自慢メニューです。日本人の口にも合うように調整されたカレーの味は、普通のカレーとは一味違った美味しさがあります。カフェの営業時間が日没(サンセット)までと、これがまたなんともいえずのんびりしていて、沖縄らしい、離島の瀬底島らしいカフェですね。テラス席が空いていれば、ぜひテラスでランチを召し上がってみてください。
fuu cafeは瀬底島のここ!
【住所】沖縄県国頭郡本部町瀬底557 【TEL】0980-47-4885 【ランチ営業時間】11:00からサンセット
瀬底島の夕日と星空は絶景!
瀬底島の夕日の美しさに感動!
沖縄観光で海を訪れる観光客の多くが、海に沈む夕日の美しい光景に出会うことを楽しみにしています。「万座毛」など沖縄の海で夕日を眺めるスポットはいくつかありますが、瀬底島の夕日もそれに負けじと素晴らしいのです。前述のように、瀬底大橋を使って沖縄本島と離島の瀬底島との間は車で行き来できますので、沖縄本島から日帰りで瀬底島の夕日を楽しみに出かけることが可能なのです。また空港が近いので、沖縄観光の最後に夕日楽しむ方も多くいます。天候に恵まれれば息をのむほどの美しさです。瀬底島の夕日は、沖縄観光には外せない観光スポットでしょう。
瀬底島の星空の美しさに感動!
瀬底島の星空の美しさも忘れることはできません。瀬底島は離島ですので、周りに夜空を邪魔するものがありません。そのため、夜になると真っ暗になり星空が美しく見えるのです。さらに、空気がきれいで澄んでいることも、夜空がきれいに見える理由となっています。光り輝く都会では見えなかった無数の星たちが観察でき、これほどまでに星が空に見えていたのかとびっくりするほどです。特に夏の終わりから秋にかけては星空観察にはもってこいの時期となり、天体観測や天体撮影に訪れる人々も多くなります。海のさざ波を聞きながら夜空を見上げるのも、離島である瀬底島ならではの楽しみでしょう。
瀬底島に宿泊するには?
前述のように、離島であっても瀬底大橋によって日帰りで瀬底島を訪れることが可能になりましたが、時間をかけてゆっくりと瀬底島を観光したいという方もいらっしゃるに違いありません。もし瀬底島に宿泊するならこちらの宿泊施設を選んでみてはいかがでしょうか。
ゲストハウス アロアロ
【住所】沖縄県国頭郡本部町字瀬底2530-1 【TEL】050-1055-4322 【宿泊料金】4500円から(1泊2食付き) 【宿泊形態】ゲストハウス
センチュリオンホテル 沖縄美ら海
【住所】沖縄県国郡本部町石川938 【TEL】0980-48-3631 【宿泊料金】7500円から(1泊2食付き) 【宿泊形態】ホテル
沖縄空港から瀬底島までのアクセスは?
沖縄空港から瀬底島までのアクセスは、以下の通りです。 【車でのアクセス】沖縄自動車道路 豊見城・名嘉地ICから許田IC⇒国道58号⇒国道449号⇒瀬底大橋 【所要時間】1時間45分
瀬底島は魅力たっぷり!
ここまで、瀬底島の魅力と観光に役立つ情報についてご紹介してきました。エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜のコントラストは、いつまでも残したい素晴らしい財産です。マリンレジャーを楽しんだり、夕日や星空を観察したりと、楽しみもいっぱいの島です。皆さんもぜひ一度、美しい海を楽しみに瀬底島を訪れてみてはいかがでしょうか?