ロゴス ぴったりグランドシート
GEERTOP テントシート
マルチグランドシート300
PVCマルチシート
DOD グランドシート GS2-564
OutPort レジャーシートOutPort レジャーシート
グランドシートとは
可能な限り使ったほうが良い
グランドシートはテントと地面の間に敷くシートです。テントの底が直接地面につかないので防汚などに有効です。しかし荷物が余計に一個増えることになるので登山でのテント泊など荷物の重量や多さに制限がある場合は使用しない人もいます。
オートキャンプ場やバイクでのツーリングキャンプなど荷物を持って行く時にまだ余裕がある場合は極力使うことをおすすめします。
グランドシートのポイント①:代用品も有
ホームセンターなどで売っているブルーシートでも可
グランドシートは各社さまざまなブランドから発売されていますが、わざわざグランドシート使わなくともホームセンターなどで売っているブルーシートでも代用できます。
ブルーシートならお近くのホームセンターで手に入りやすく安価ではありますがグランドシートと比べるとやはり信頼性に欠けます。そもそもブルーシートの目の覚めるような青色は景観に合わずキャンプで使うには少し不格好かもしれません。
レジャーシートでも代用可
OutPort レジャーシートOutPort レジャーシート
レジャーシートでも同じように代用はできます。レジャーシートは模様が入っているものが多くブルーシートと同じように敷くとしてもやはりどこか不格好になります。
また値段もブルーシートと比べると高くなりグランドシートとほぼ同じぐらいの値段なので新しく買うのであればグランドシートを買うほうが用途もあっているのでおすすめします。
グランドシートのポイント②:代用品と比較
耐久力と色と素材
主な違いは耐久力と色と価格がちがいます。まず耐久力ですがブルーシートは厚さにより耐久力がちがいます。一番薄いブルーシートになると一回で使い捨てになります。グランドシートには使い捨てはありません。色はブルーシートが青に対してグランドシートは主に黒や灰色、茶色など目立たない色をしています。
耐久力≒厚さ
グランドシートはブルーシートより厚い生地になっています。生地が薄めでもブルーシートよりかは厚いので丈夫で耐久力があります。ブルーシートは厚さの規格が細かくあり、詳しい厚さがわからなくてもおよその厚さは番号を見ればわかります。
例えば#1100番は厚さおよそ0.10mmです。#3400はおよそ0.28mmです。つまり数字が大きくなるほど厚くなります。
グランドシートのポイント③:素材と価格の違い
合成樹脂製と化学繊維
素材はブルーシートは主にポリエチレンなどの合成樹脂素材で出来ていて、グランドシートは合成樹脂素材のもと化学繊維素材ものがあります。化学繊維素材の物は化学繊維に防水処理をしているため値段の差が大きくなります。
化学繊維素材のグランドシートはマルチに使える
合成樹脂素材のグランドシートはタープなど他の用途に使えませんが化学繊維素材のグランドシートは四隅にハトメがついていたりとタープに使えたりある程度マルチに使えます。タープと比較すると少しサイズが小さいかもしれませんが荷物の量が制限される時はマルチに使える化学繊維素材のグランドシートを持っていくと便利です。
価格の差
価格は圧倒的ブルーシートが安いです。1.8m×1.8mのサイズで500円ぐらいなのに対してグランドシートのポリエチレン素材は2m×2mのサイズで1500円以上し、化学繊維素材のグランドシートでは220×220のサイズで3000円は超えます。
つまりコストパフォーマンではブルーシートが圧勝していますが、グランドシートと使うなら耐久力を考えないいけないということです。
グランドシートのポイント④:防汚損効果
テントの底を汚れから守る
地面とテントの底が直接触れないのでグランドシートを使用するとテントの底が汚れることがなくなります。テントの底を丸洗いという事はなかなか出来ないのでグランドシートがあると便利です。撤収時も汚れが減るので敷いてない場合と比べると早くて楽に撤収出来るようになります。
地面にある小石からテントの底を守る
でこぼこした地面にテントの底が直接当たらなくなるので小石で破れたりすることがなくなります。いくらいいテントでも底に傷ができたり穴が空いていまうと最悪買い直さないといけません。
こうならないようにあらかじめグランドシートを敷くことで気軽にテントを使えます。撤収時にテントの底を擦ってしまってもグランドシートがあることで擦り傷がつきません。
テント以外も汚れから守る
グランドシートはテントの底を保護するだけではなく撤収時には荷物を仮置きする場所にもなります。
車などに積載をするには程度順番が決まっている事が多いため、テントを片付けた後何をどの順番で積載するのかと言う時にグランドシートの上に置いておけば汚れずにすみます。またその都度キャンプ道具を車などに持ち運ばなくていいので撤収作業がはかどります。
グランドシートのポイント⑤:防水、防湿効果
防水効果がないと…
不運なことにキャンピング中に雨に見舞われた時にグランドシートを敷いていないとテントの底が大変なことになります。というのも直接雨が当たらないテントの真下でも雨の水分が地面に染み込んでぬかるんできて撤収時には汚れます。
また水分を含んだ地面では圧力がかかると水分が『水をたくさん吸ったスポンジ』のようにあふれてくる可能性があります。そしてテントの底の耐水圧が低ければ簡単にテント内部が浸水します。
防水効果があると心強い
雨が降ってもグランドシートを敷いておくとテント内にフロアから水が染むというはまずなくなります。グランドシートは高い防水効果があるからです。合成樹脂は基本的には水を通さない素材なので圧力がかかって地面から水があふれても問題ありません。
完全防水ではないので過信は出来ませんが無い時と比べ遥かに防汚と防水効果が得られます。
防湿効果
雨が降ってい時でもグランドシートは役立ちます。地面から蒸発する水分がテントの底につくことを防いでくれるからです。また晴れた日でも地面が完全に乾燥しているかというとそうではありません。
草木があるところでは地面が陰になり乾燥しにくいために湿っていることが多いのそういう時でもグランドシートは役立ちます。
冷気をシャットアウトできる…?
微々たるものかもしれませんがテントの底と地面が直接触れないので地面からの冷気を少しだけ緩和する効果もあります。厚手のものほど効果がありますがやはりグランドシートの主な目的は汚れを防止すること、破損を防ぐこと、そして浸水を防ぐことにあります。
冷気を防ぐにはテント内にグランドシートではない専用のマットなどを使います
グランドシートのポイント⑥:使い方
使い方を誤ると逆効果になる
さてここまでは敷くことで傷や汚れさらには防水までできると紹介しましたがグランドシートは万能なシートというわけではなく正しい使い方をしないと逆に浸水させることもあります。使い方自体は簡単なので注意点だけ覚えてください。
使い方
使い方は単純にそのままテント設営時に下に敷くだけです。メーカー各社ブランドによってサイズが異なりますが基本的には敷いて使うのですが四隅に大抵の場合ハトメかロープがあるのでそれを使ってグロメットと固定することもあります。
実はグランドシートは使う派と必要ない派で意見が分かれています。それと同じように使い方も意見が分かれています。
敷く時のコーティング面をどちらにするか
化学繊維素材のグランドシートはコーティング面をどちらにするかという事で使い方が分かれています。ですがここではメーカーが想定する裏表を紹介します。ブランドロゴマークが付いてる方が表になります。手触りで表すととツルツルしている面が撥水、防水加工されている面になります。
必ずテントより小さいサイズ、状態で使う
グランドシートのサイズは使用しているテントより必ず小さなサイズにしてください。テントより大きいサイズを使用するには必ずテントより一回り小さくなるように折って使うようにしないと雨が降った時に浸水する原因になります。
防水だからこそテントより大きいサイズはダメ
グランドシートは防水なのになぜ浸水するかというと、防水だからこそ大きいまま使うと浸水する原因になります。大きいとテント(ダブルウォールならフライシート)を伝って雨がグランドシートに溜まっていきます。
防水なので地面の方へ雨が抜けないでそのままテントの下にどんどんたまり水たまりの上にテントを設営したようになるからです。
グランドシートのポイント⑦:選び方
素材を確かめる
グランドシートを選ぶ時は素材を確かめます。化学繊維の場合は耐水圧というのが各社ブランドによって違うからです。耐水圧や素材が書かれてない場合は合成樹脂なのでブルーシートと同じように水を通さない素材です。
こちらは比較的安価なのでわかりやすいです。化学繊維はテント本体やフライシートで使われてる生地と同じものが多いです。
耐水圧とは
耐水圧とはテント本体やフライシートと同じように物体に水が染み込もうとしてる時どれだけ耐えれるかを表した数値です。耐水圧が1000mmならば1cm四方に水を1000mmまでなら積み重ねても浸透しないということです。
適切なサイズを選ぶ
グランドシートは上記のように大きいと防水効果があだとなります。そのため使っているテントより一回り小さいサイズ、もしくはそれに近いサイズを選ぶ事が大切です。もし大きい場合は折り込んで使うことになり、一手間かかります。
また自分が使っているテントと同じブランドのグランドシートを必ず使う必要はなく気になったブランドや手頃な価格のブランドを選ぶこともできます。
おすすめのグランドシート①
コストパフォーマン重視 合成樹脂素材
ロゴス ぴったりグランドシート
コストパフォーマンを重視すると「ロゴスのぴったりグランドシート」をおすすめします。こちらはブルーシートと同じような合成樹脂素材のグランドシートです。一般的なドームテントの底に合う大きさになっていて折り込んだりする必要がありません。
合成樹脂なのでグランドシートが傷んできてもコストパフォーマンが優れているので比較的安易に買い替えできます。
サイズと使い方
ドームテント用に正方形ですがサイズも三種類あり愛用のテントの大きさに合わせて買う事ができます。比較的薄手のようですがそのぶんコンパクトに畳むことができます。こちらのグランドシートは四隅にハトメではなくシートを結びつけて使うタイプです。
おすすめのグランドシート②
コストパフォーマンス重視 化学繊維素材
GEERTOP テントシート
「スノーピーク」や「コールマン」と比べるとあまり馴染みがないブランドかもしれませんがこちらのグランドシートは化学繊維です。それでいてコストパフォーマンスに優れています。軽量で梱包時も小さくなり化学繊維なのでタープのように使うことも可能です。
このグランドシートも薄いので小さくなりツーリングなど荷物の持ち運びに制限がある場合などにもおすすめします。
サイズと使い方
色は2色、ブラックとグリーンです。サイズは5種類で展開されているので使用しているテントに合うものを選ぶことができます。四隅にはハトメがありロープを使うことでグランドシート以外にもさまざまな使い方が出来ます
おすすめのグランドシート③
有名ブランドからのグランドシート 合成樹脂
DOD グランドシート GS2-564
「DOD(ドッペルギャンガー)」のグランドシートで、120cm×190cmサイズの防水性と耐久性を兼ね備えた210Dポリエステル素材の商品です。「DOD」はワンタッチ式のテントでお馴染みのブランドですが、グランドシートは価格帯から品質まで様々な商品を販売しています。
ドッペンギャラガーのロゴは独特で、知っている人がみればすぐに分かる特別なアウトドアブランドですが、有名ブランドのグランドシートを購入する際も、サイズと素材をよく確認してから購入するようにしましょう。
サイズと使い方
サイズは三種類で販売されていてこのグランドシートは四隅にショックコードと呼ばれるゴムがついていて、シートを敷く時にとても役立ちます。このゴムにペグをかけて固定することで、ズレやヨレを解消できる便利なシートです。
おすすめのグランドシート④
有名ブランドからのグランドシート 化学繊維
マルチグランドシート300
テント、ランタンとキャンプ用品ではたくさんの物を販売しているブランドの純正グランドシートです。化学繊維で出来ているので耐水圧は2000mmとなっています。素材はテントの底と同じ素材で厚みもあります。
サイズと使い方
サイズは4種と前室のある特殊な形状用専用のサイズなどがあります。こちらのグランドシートはハトメがありグランドシートととしての使い方以外にも使えるタイプになっています。
おすすめのグランドシート⑤
グランドシートとしては高価格だけど性能はすごい
PVCマルチシート
完全防水とあるようにこのグランドシートの魅力は何と言っても耐水圧10,000mmという事です。他のグランドシートと比べると高価格ですが防水力も飛び抜けています。
これを敷くと地面からの湿気、水分を完全に防ぐことができ、撤収時にテントの底を乾かすなんて作業をする必要はまずなくなります。予算に余裕がある場合おすすめしたいグランドシートです。
サイズと使い方
サイズはたくさんあります。基本的には「小川キャンパル」のテントに合うように作られてますが自身のテントに近いサイズを選ぶと使いやすいです。ハトメが6箇所あるのでグランドシート以外にも使える可能性を秘めてます。
自分のキャンプスタイルと相談して購入を
余分な荷物が一個できる
グランドシートはあれば大変便利なシートですが無くてもキャンプはできます。バイクツーリングでキャンプでは荷物に余裕があれば使うようにした方がいいし、最近はロードバイクやクロスバイクなど自転車でのキャンプを楽しむ方も増えてきました。
そうなるとなおさら荷物の量との相談になります。いかにして荷物を少なくするかというキャンプには無理に持っていく必要がないアイテムです。
予算があれば専用のシートを使う
これからキャンプをしてみたい人の場合初期費用がたくさんかかります。そうした場合は必ずしもグランドシートを買う必要はなく安価なブルーシートや、すでに持っているレジャーシートで代用できることを忘れてはなりません。
ただしブルーシートで代用する場合#1500(0.13mm)からの少し厚めのシートをおすすめします。
一番は大切なのは自分のテント合うものを使う
今回紹介させていただいのはわずかな種類
今回おすすめとしてほんのわずかなグランドシートを紹介させていただきました。全部ドームテント用でしたがモノポール(ワンポール、ティピー)テント用の六角形のものやツールームテント用などさまざまな物があります。
グランドシートを買う時は自分が使っているテントの形状やタイプに合わせてグランドシートを選ぶことが大切です。