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シャプトン「刃の黒幕」の使い方!シリーズの違いや研ぎ方のコツを解説!

砥石の使い方が分からないという人も、多いのではないでしょうか。今評判の「刃の黒幕」は、プロの料理人やこだわりのある料理好きが絶賛する砥石です。実際に研いでみると、その違いが分かるでしょう。今回は、おすすめの砥石「刃の黒幕」シリーズと使い方をご紹介します。
更新: 2024年10月16日
nyankogumi
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評判の砥石「刃の黒幕」とは

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料理が好きな人なら、当然、調理道具のメンテナンスにもこだわりがあるはず。その中で、最も重要で、料理人も毎日のように自らの手で研ぐのが包丁です。

おいしい料理は良い道具からと実感している人にとって、包丁使いのポイントはよく切れる包丁ですから、包丁を研ぐ砥石にもこだわりたいところです。

今回は、数ある砥石の中で、プロもおすすめのシャプトンの「刃の黒幕」シリーズのそれぞれの種類と違いについてレポートします。

刃の黒幕 ブルーブラック 荒砥 #320

刃の黒幕 ブルーブラック 荒砥 #320

出典:Amazon
サイズ210×70×15mm

サンドペーパーにもその粗さによって番号がつけられていますが、「刃の黒幕」も同じように、粗さの違いによって番号が小さくなります。ブルーブラック320は、荒砥用で、刃物が欠けているケースや、さびがひどいケースに使います。

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特に、農作業用の鎌や鍬、鋤など土の中の石などでかけやすい道具には、とても有用な砥石といえるでしょう。

刃が欠けない限り、一般の家庭用の包丁に使うことはまれといえます。オレンジ1000などの中研ぎ用やエンジ5000の様な仕上げの砥石と組み合わせて使います。

刃の黒幕 オレンジ 中砥 #1000

シャプトン 刃の黒幕 中砥 オレンジ

出典:楽天
サイズ210×70×15mm

シャプトンの製品は、色によって番号を区別しやすくしています。オレンジは1000で、中研ぎ用となっています。荒砥が必要なほどコンディションは悪くないけれど、軽いサビや、やや刃が欠けた場合やある程度の磨きが必要な時に使います。

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悪くなった刃物の切れ味を取り戻す目的で中研ぎはされるので、シャプトンのオレンジの1000は、一般家庭では十分といえる砥石でしょう。仕上げ用の砥石と組み合わせると、さらにいいですね。

刃の黒幕 グリーン #2000

シャプトン セラミック砥石 刃の黒幕 グリーン #2000

出典:楽天
サイズ210×70×15mm

シャプトンのグリーン2000は、中研ぎと仕上げの両方が可能なマルチな砥石といえます。だから、この製品は、初めて包丁を研ぐための砥石を購入しようとする人には、最もおすすめの製品といえるでしょう。

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一般家庭で、それほど料理にこだわらないのなら、他の砥石と組み合わせずに、この砥石だけを購入するのもいいのではないでしょうか。 口コミでも最高に使いやすいと、評判の高い製品です。

刃の黒幕 仕上砥 エンジ #5000


シャプトン 刃の黒幕 仕上砥 5000

出典:Amazon
サイズ23.1 x 9 x 4.1 cm

シャプトンの「刃の黒幕」シリーズの仕上げ用の砥石がムラサキの#5000です。刃物の研ぎの仕方は、荒砥、中研ぎ、そして、仕上げの3つの工程がありますが、その最終段階で使用します。

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価格はおよそ5500円ほどと、けっこうな高級品といえるでしょう。 それでも最高の包丁の仕上がりを期待するのなら、ムラサキ5000はかなりお勧めの製品といえます。中研ぎ用の砥石と組み合わせて使うのがいいようです。

刃の黒幕 仕上砥 メロン #8000

刃の黒幕 #8000 仕上砥 メロン

出典:楽天
サイズ23.1 x 8.9 x 4.1 cm

刃の黒幕 仕上砥 メロン #8000は、エンジ5000と同じ仕上げに使う砥石です。シャプトンでは、さらに上位のムラサキ30000と組み合わせて、その前に使うといいとしています。

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シャプトンの製品はセラミック製なのですが、この製品は、天然石の砥石と同じぐらいの滑らかさが特徴となっています。 口コミでは、その仕上がりの刃の輝きにとても満足していると評判となっています。

刃の黒幕 クリーム #12000

刃の黒幕 クリーム

出典:楽天
サイズ23.1 x 9.1 x 4.1 cm

シャプトンの「刃の黒幕」クリーム#12000は、研磨力に特に優れた砥石で、とても素晴らしい刃物の光沢を取り戻せる製品です。通常の使い方として、ムラサキ5000と組み合わせて使用します。

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とても切れ味がよくなるので、今までてこずっていた肉など硬い食材でも、まるで野菜のように簡単に切れてしまうと、とても高い評価を受けている砥石です。

刃の黒幕 ムラサキ 鏡面仕上砥 #30000

シャプトン 刃の黒幕 ムラサキ 鏡面仕上砥 #30000

出典:Amazon
サイズ23.2 x 8.9 x 3.8 cm

シャプトンの「刃の黒幕」ムラサキ 鏡面仕上砥 #30000は、鏡面仕上げとなっている通り、まるで鏡のようにきれいな表面の刃物に仕上がります。

実際に、今まで包丁を普通の砥石で磨いた経験がある方なら、研いだ包丁が結構傷だらけになっていることに気が付くでしょう。

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その傷をなくして、まるで新品同様にしたい時におすすめです。

柳刃包丁や和包丁、そして、理容師が使う剃刀を研ぐために最適です。価格はおよそ38000円となっていて、シャプトンの製品では最高級品といえるでしょう。メロン8000と組み合わせて使います


砥石の目ずまりを解消

シャプトン 復活砥石

出典:Amazon
サイズ70×24mm

砥石は、その表面のざらつきを利用して刃物を研いでいます。そして、その目がきめ細かいものの方が目詰まりしやすくなってしまいます。シャプトンの復活砥石は、砥石の目詰まりや汚れを解消する道具で、使い込んだ砥石を新品同様に復活させることができます。

中研ぎまでの砥石に使用するのが、おすすめですね。口コミでも、砥石の面直しにもなるので、適度に使えばとても効果的と好評です。

砥石の使い方は難しい?

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包丁の研ぎ方を知らない人にとって、それはとても難しいことのように感じることでしょう。そんな場合に便利なのが、清水製作の庖丁とぎ角度固定ホルダー「スーパートゲール」です。

使い方は簡単で、包丁の背に取り付けるだけで、一定の角度で包丁を研ぐことが可能です。 研ぎ方を知らない全くの初心者が失敗することなく、包丁の研ぎに挑戦するときには心強いツールですね。

「刃の黒幕」の組み合わせは?

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包丁を研ぐときには、荒砥、中研ぎ、仕上げの3つの工程があることは前述しましたが、その場合、「刃の黒幕」はどのような組み合わせで買えばいいかという問題があります。それは、それぞれの工程で要求される目的に違いがあるからです。

一般家庭では、中研ぎ用のオレンジ1000とエンジ5000の2つをそろえるのがおすすめですね。

しかし、ちょっと上を目指したいのなら、もしくはプロの料理人なら、中研ぎにグリーン2000と仕上げにメロン8000があれば十分です。そして、和食で最高のものを作りたければ、ムラサキ30000を手に入れるのがおすすめです。

包丁の研ぎ方

せっかくシャプトンの「刃の黒幕」のシリーズを自分に合った組み合わせで購入しても、その使い方が分からなければ意味がありません。包丁を研ぐには、いくつか用意すべきものがあります。

砥石と水、それと研ぎ台、あとは、試し切り用の紙があればいいですね。 なお、「刃の黒幕」は、ケース自体が研ぎ台となっています。

特に、砥石を使って包丁を研ぐとき、砥石がその動きの影響で動いてしまうのが危険なのですが、このケースは、裏面の四隅にウレタンゴムのすべり止めがついているので使いやすいです。

使い方①砥石を水につける

一般的な砥石の使い方で、シャプトンの「刃の黒幕」の場合はこの手間を省くことができます。普通の砥石は、まず20分ほど水につけて、水を十分に含ませる必要があります。

こうしないと、研いでいる最中に包丁の刃が折れてしまう場合があるのです。 せっかく研ぐのに包丁をダメにしてしまっては意味がないので、この手間を惜しんではいけません。

使い方②研ぐ場所の確保

包丁を研ぐ場合、周りにある程度ものがないこと、足場がしっかりとしていることが必要です。刃物を持っての作業なので、自分がけがをしないように準備することが必要です。

小さな子供がいる家庭では、子供が寝ている最中など、作業を中断しないで済むのが望ましいでしょう。

また、水がすぐそばにある水道のそばが理想で、砥石が研いだ包丁の研ぎ汁が出ると少し水をかける必要が出ます。今回は、オレンジ1000を使った研ぎ方をご紹介します。

使い方③実際に包丁を研ぐ

研ぎ対面を下にして、包丁を握っている手の親指で包丁の刃の横を抑え、もう片方の手の指で刃の研ぎたい部分を抑えます。この時に、包丁と砥石の間の角度は15度ぐらいがいいでしょう。

ただし、片刃の包丁と両刃の包丁では、その時の角度が違ってくるので、注意が必要です。 研ぐときは、刃先の方から研いでいくのが定石となっています。


使い方④実際に研いでみる

研ぎ方です。研ぐときは、刃を自分の方に向けて、押し出すときに力を加え、自分の方にひくときはその力を緩めます。最初は感覚がつかめないかもしれませんが、滑るように研げるようになるといいでしょう。

刃先から始めて、刃の根元までひと通り研いでください。 また、研ぎ汁が出ますので、それに適度に水をかけます。完全に洗い流さない程度がコツです。この研ぎ汁は、砥石と包丁の粒子で、研磨剤の役割を果たします。

使い方⑤刃返りが出たら

包丁が順調に研ぎあがると、たまに指で刃先に触れる必要があります。砥いでいる面から反対側へはそれほど引っかからないのに、研いだ面の反対から研いだ面へは引っかかる場合「刃返り」という状態になっています。

この状態になったら、今まで研いでいた包丁の面をひっくり返して、「刃がえり」がなくなるまで、何度か砥石で研ぐ必要があります。

数回で済むでしょう。確認のためにもう一度指で触ってみてください。両側から引っ掛かりがなくなり、違いがなければ研ぎ方は完了です。

これは、オレンジ1000を使っているので、さらに仕上げをしたい場合は、ムラサキ8000などの砥石に変えて、同じように研いでいきます。

使い方⑥試し切り

最後に試し切りです。これがうまくいかなければ、もう一度研ぎなおしです。試し切りは、刃のすべての部分で試すのがいいでしょう。そして、試し切りをする素材ですが、紙がベストではないかと思います。

理由としては、うまく研げていない部分は引っかかるので、紙の切断面がガタガタになるので、わかりやすいからです。もちろん、食べないくず野菜でも構いません。

他の砥石と「刃の黒幕」の違い

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シャプトンの「刃の黒幕」がなぜ選ばれるのか、そのほかの砥石との違いは一体何かが、購入にあたっての重要なポイントでしょう。実は、砥石は研げば研ぐほど減っていきます。

これは使い方の問題ではなく、うまく使えば使うほど減っていく、砥石の宿命といえます。つまり、砥石は消耗品なのです。

しかし、「刃の黒幕」シリーズは、その研ぎ上がりに比べて、砥石の摩耗の度合いが非常に少なく、そして研ぎ上がりがすごく理想通りということです。やはり、この違いが人気の秘密なのですね。

「刃の黒幕」の選び方、使い方まとめ

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シャプトンの「刃の黒幕」のまとめは、いかがだったでしょうか。まさしく黒幕の名の通り、表には出ないけれどいい仕事をしていますね。選び方としては、初心者で、まず1つほしいという場合は、オレンジ1000かグリーン2000がおすすめでしょう。

これで使い方を覚え、マスターしたら、他の中研ぎと仕上げの組み合わせを求めればいいのではないでしょうか。その時になら他エンジ5000を購入すればいいです。

また、研ぎ方については、動画などで紹介しているものもあるので、一度見てみることをお勧めします。