410mm クランプ 25.4mm バー 22.2mm
日東 RB-021-380x26.0
EMPT(イーエムピーティー)ES-JHT020
シマノ ST-3400
Litepro ライトプロ 超軽量 Vブレーキ
Alligator(アリゲーター) LY-VBP08
プロファイルデザイン ACTO1-1
DIA-COMPE 98ECITUSHIFTBKR
シマノ ESMCB70P
シマノ(SHIMANO) ASLTX30R6AT
DIXNA(ディズナ) レバーコラム マウント
クロスバイクを楽しんでますか?
クロスバイクと自由
クロスバイクが他の種類の自転車と比べて多くの人に人気があるのはなぜでしょうか。クロスバイクのメリットの一つはその自由度が広いことです。
ロードバイクよりも手軽で、マウンテンバイクよりも軽快でスピードも出しやすいからです。とはいえ、クロスバイクは「走り」以外にも楽しみ方を秘めています。
改造するというクロスバイクの楽しみ方
クロスバイクを一層かっこよく
自分なりにカスタマイズし、一層かっこよくバイクに乗るというのが、クロスバイクのさらなる楽しみ方です!
例えばタイヤとホイールをロードバイク用のものにしたり、サドルを変えたりといった改造をすることで自転車を楽しむことが出来ます。加えて、ハンドルをブルホーン化するという改造もあることをご存知でしょうか?
ブルホーンって何?
ブルホーンとは何でしょうか?それはハンドルの種類の一つです。牛の(ブル)角(ホーン)のような形をしています。
マウンテンバイクをはじめクロスバイクでも一般的なフラットバーのハンドルとは違った形状です。なおかつ、ロードバイクのようなドロップハンドルとも違います。
ハンドルをブルホーン化するメリットは?
ブルホーンにするメリットの一つはハンドルの形状から、ライディングポジションにバリエーションを持たせることが出来る点です。フラットバーの場合、前傾姿勢を保つのが難しくなりがちですがブルホーンにすることで腕をさらに前に伸ばすことが容易になるので前傾姿勢を取りやすくなります。
もう一つのメリットは、外観が一層かっこよくなることです。カスタマイズの結果がはっきりわかる改造の一つです。過去にブルホーンはピストバイクによく使われていました。
ピストバイクのおしゃれかつスポーティーな印象を与える自転車に変身させる、そんな改造です。なるべくハンドル周辺をシンプルにするなら、ブルホーンのかっこよさが際立つのでおすすめです。
クロスバイクのハンドルブルホーン化に挑戦!
サイクルショップに依頼することも出来ますが、自分で改造するのはいかがでしょうか。費用を浮かすことが出来ますし、改造自体がきっと楽しい経験になるはずです。
どんなブルホーンクロスバイクを目指すのか
ブルホーン化の改造を始めるにあたり、どのようなブルホーンバイクを目指すかを決めましょう。それによって費用と必要となる道具、パーツなどが変わります。
当然、やり方にも違いがあります。シンプルな方法でブルホーン化を試し、まず乗り心地を確かめた後一層本格的な改造を検討するというやり方も良いかもしれません。
おすすめのブルホーンハンドルバー
410mm クランプ 25.4mm バー 22.2mm
自転車のハンドルバーは基本的に二種類の別のパーツと連結されます。一つはステムと呼ばれるパーツで自転車のフォークから伸びてハンドルを繋げています。
もう一方はハンドルバーに設置されるブレーキレバーやシフトレバー(ギアレバー)です。一般的にクロスバイクに使用されるハンドルバーと同じ太さのブルホーンバーがおすすめです。
そうすることで新たに別のステムを購入するといった必要が無いからです。万が一、お気に入りのブルホーンバーが既存のハンドルと異なる径の場合は、そのサイズに合わせてステムを購入しましょう。
日東
日東 RB-021-380x26.0
ブルホーンにはいくつか形状があります。カーブしているものもあれば、地面と平行の形をしたものもあります。好みで選ぶことが出来ます。どちらもおすすめです。
クロスバイクのハンドルブルホーン化に伴って必要になる物
フラットバーハンドルを使用する際はグリップを装着するわけですが、ブルホーンハンドルを使う際には、バーテープを巻くことをおすすめします。
そのメリットは汗をかいたり雨が降ったりした際に手が濡れるとときに手元が滑りやすくなることを避けることが出来ることです。さらにバーテープによって手を冷たさと衝撃から守りやすくなるというメリットもあります。
費用に多少の影響はありますが、決して高額なものではありません。好みのものを選びましょう。
EMPT(イーエムピーティー)ES-JHT020
クロスバイクのハンドルブルホーン化:パターン1
既存のパーツを引き続き使用する場合
まず初めにご紹介するクロスバイクのハンドルブルホーン化方法は、これまで使っていたブレーキレバーとギアレバー(ギアシフター)を使う方法です。新たに購入するパーツが少なくて済み、改造の手順もシンプルなのがこのやり方のメリットです。
ただし、ブレーキレバーとギアレバーは手元に装着されるのでハンドルの先端をもって自転車に乗っている際にブレーキレバーに即座に手を伸ばすのは難しくなります。それゆえ街中を走る際には注意が必要です。
既存パーツを使用したブルホーン化:費用は?
ブルホーンハンドルを購入する費用が発生するのみですので数千円で十分でしょう。
既存パーツを使用したブルホーン化:必要なパーツ
上に挙げたブルホーンハンドルとバーテープ以外必要なものはありません。
クロスバイクのハンドルブルホーン化:改造の手順
ステップ1
ハンドルバーの付け替えです。まずブレーキレバーとシフターレバーを外しましょう。
そして、ステムからフラットバーを外しましす。
ステップ2
次にステムにブルホーンを固定します。
その後、ブレーキレバーとシフターレバーを固定しましょう。バーテープを巻くと走行時に快適に走ることが出来るでしょう。
クロスバイクのハンドルブルホーン化:パターン2
STIレバーを使用する場合
ブルホーンハンドルの先端にSTIレバーを装着するという改造です。STIレバーとはロードバイクに使用されるブレーキとギアーのレバーが一体となっているものです。メリットは、操作性に優れている点です。
ロードバイクと同じ操作で自転車を楽しむことが出来ます。仕上がりの見た目は良いものです。すっきりした見た目とは言い難いかもしれませんが、多くの方たちに好まれている改造の仕方です。
STIレバーを使用したブルホーン化:費用は?
費用は2万円未満です。
STIレバーを使用したブルホーン化:必要なパーツ
STIレバー
シマノ ST-3400
シマノのコンポーネントでSTIと呼ばれるものがあります。STIはブレーキとギアチェンジを一つのレバーで可能にする高性能なパーツです。グレードはソラをご紹介します。費用の点でおすすめです。
上におすすめしたブレーキレバーがロードバイク用であることにお気づきになったでしょうか。ここに問題があります。ロードバイク用のブレーキはマウンテンバイク用のブレーキに比べてワイヤーをたくさん引かないのです。
半分程度しか引かないようです。つまり、単純にロードバイク用のブレーキレバーを使用するだけでは、自転車が止まらないことになってしまいます。この問題を解決するために、ロードバイクのブレーキの引きでも十分に働いてくれるミニVブレーキを装着しましょう。
ミニVブレーキ
Litepro ライトプロ 超軽量 Vブレーキ
ブルホーンハンドルにワイヤーを添わせる際、90度にワイヤーを曲げる必要が生じます。その時にフレキシブルパイプを使うことでワイヤーにかかるストレスを逃がすことが出来ます。まず初めにSTIレバーにインナーケーブルを通します。
次にそのケーブルにガイドパイプをはめレバーに挿入します。その後、アウターケーブルとガイドパイプを繋ぎ、ハンドルに沿って固定しましょう。
フレキシブルガイドパイプ
Alligator(アリゲーター) LY-VBP08
クロスバイクのハンドルブルホーン化:改造の手順
ステップ1
まず初めに、既存のブレーキレバーとシフターレバーにつながっているケーブルを外します。この時に、同時にケーブルの状態も確認しましょう。もし必要ならば交換しましょう。
ワイヤーは時間がたつとともに痛んできたり、部分的に曲がってしまい効率性が落ちてしまっている場合があります。次に、ステムからフラットバーを外します。
ステップ2
そしてブルホーンハンドルを取り付けましょう。ハンドル周りをなるべくシンプルに見せるために、出来るだけケーブルを隠すための工夫をしましょう。その為にブルホーンハンドルに穴を4か所空けるという加工を施します。
左右のハンドル先端付近にSTIレバーから出たケーブルが入る為の穴を空けます。さらにステムがハンドルをつかむ脇に別の穴を左右両側に空けます。その四つの穴を使ってブレーキの為のアウターケーブルを通します。
ステップ3
自転車のケーブル(ブレーキ用とギア用それぞれ)のケーブルには外側(アウター)と内側(インナー)との二種類があります。アウターは中が空洞になっており、インナーケーブルを保護する役目を果たします。
インナーケーブルはレバーを引く際に実際にブレーキを引いたりギアを引いたりします。
アウターケーブルを通す際、まず初めに長さを図るのを忘れないようにしましょう。最後にワイヤーが短くて足りなくなることは避けなくてはいけませんし、その反対に長すぎて取りまわしに困ることも避けたいですから、気を付けて長さを見極めましょう。
ステップ4
ブレーキのインナーケーブルを通す際にケーブルを急な角度で曲げなくてはならない個所に工夫が必要です。ブルホーンハンドルから出てSTIレバーにケーブルを大きく曲げなくてはいけない部分でのことですが、そこでフレキシブルガイドバイプを使用します。
インナーケーブルをそのフレキシブルガイドバイプに通してから曲げることで、90度近く曲げてもワイヤーにかかる負荷を軽減できるのでブレーキを効かせることが出来ます。
ブルホーンハンドルの先端近くに空けた穴を通してフレキシブルガイドが出ています。そのフレキシブルガイドを通してインナーケーブルがSTIレバーにつながります。
ステップ5
次にギアケーブル(シフトワイヤーケーブル)はハンドルを沿うことなく設置します。終わりに、バーテープを巻きましょう。STIレバーがブルホーンハンドルに装着されると、その大きさが際立つように見えますか?
STIレバーの大きさが少し引き立つように見えるかもしれません。それをテイストとして楽しむのはいかがでしょうか。シンプルな見た目を追求したい方にはさらに別の方法があります。STIレバーを使用しないブルホーン化のやり方を見てみましょう。
クロスバイクのハンドルブルホーン化:パターン3
エアロブレーキレバーを使用した場合
STIレバーのメリットは、ブレーキケーブルとギヤケーブルの取り回しが比較的容易だという点ですが、ここではブレーキレバーとシフターレバーをそれぞれ取り付ける方法をご紹介します。
ここでおすすめするやり方によって見た目はより一層すっきりとした仕上がりになります。二種類のおすすめのパターンを見てみましょう。
エアロブレーキレバーを使用したブルホーン化:費用は?
費用は2万円未満の範囲です。
エアロブレーキレバーを使用したブルホーン化:必要なパーツ
エアロブレーキレバー
プロファイルデザイン ACTO1-1
エアロブレーキレバーというのは、ブルホーンハンドルに取り付ける本来のブレーキレバーです。ブルホーンはタイムトライアルバイク(TTバイク)に使用されますが、それらのバイクにはこの種類のブレーキレバーが使われます。
シフターと呼ばれるギアを変えるレバーを取り付ける必要があります。親指で動かすことが出来るようにデザインされているので「サム」つまり「親指」シフターと呼ばれています。
サムシフター
DIA-COMPE 98ECITUSHIFTBKR
ここで使用するブレーキレバーには一般のブレーキレバーに備え付けられているアジャスターボルトがついていません。
そのため、ブレーキワイヤーのテンションを調整するために、アジャスターをワイヤーにかませる必要があります。ブレーキケーブルは前後で二本ありますので、アジャスターも二個必要です。
ケーブルアジャスター
シマノ ESMCB70P
STIレバーのブレーキではVブレーキを十分に引けないのと同じようにエアロブレーキレバーも普通のVブレーキを止めるほどワイヤーを引くことが出来ません。
それゆえ、VブレーキをミニVブレーキに交換することも忘れないようにしましょう。
クロスバイクのハンドルブルホーン化:改造の手順
ステップ1
上に触れた方法と同じように、まず初めに既存のブレーキレバーとシフターレバーにつながっているケーブルを外します。ケーブルの状態の確認を忘れないようにしましょう。次に、ステムからフラットバーを外します。
ステップ2
ブルホーンハンドルに穴を空けます。その穴にブレーキワイヤーを通すことで隠すことが出来ます。このやり方では、必要な穴は2つです。調度カーブしている部分の手前、前方に伸びる辺りに穴を空けると良いでしょう。
その穴から通されたブレーキワイヤーがブレーキレバーにつながります。ブレーキレバーはブルホーンハンドルの先端に挿入される仕組みなので、ワイヤーの出口が必要ないのです。
ステップ3
ブレーキのアウターケーブルの長さを見極めます。2つの点を考慮しましょう。一つはブレーキレバーまでの長さです。そしてもう一つはブレーキアジャスターをどこにつけるかです。
ブレーキアジャスターをアウターケーブルに挿入した後、インナーケーブルを通しましょう。ブレーキレバーにブレーキワイヤーを装着し、ブルホーンハンドルの先端に固定します。
ステップ4
次にサムシフターを設置しましょう。ブルホーンハンドルの先端に付けることが出来るでしょう。実際にハンドルを握ってみて、操作しやすい角度に着けましょう。
ワイヤーを通し、テンションをかけて調整します。ワイヤーをすべてハンドルに添わせるるようにしましょう。ビニールテープなどで仮止めしてからバーテープを巻き、ワイヤーを隠すことが出来るでしょう。
クロスバイクのハンドルブルホーン化:パターン4
シフターをコラムに設置する場合
上におすすめしたやり方に少し変化を加え、ステムにシフターを設置するやり方をご紹介します。 ハンドル周り、特にブルホーンハンドル先端周辺がすっきりする改造方法です。メリットはその一層すっきりした外観を楽しめることです。
以前にフレームのダウンチューブにシフターが付いていたタイプのロードバイクを乗っていた経験をお持ちの方はその自転車を思い出すことが出来るかもしれません。
シフターをステムに設置するブルホーン化:費用は?
2万円前後を想定するとよいでしょう。
シフターをステムに設置するブルホーン化:必要なパーツ
必要なパーツにはこれまでに上げた各パーツが含まれます。まず、ブルホーンハンドルです。
今回もやはり、ブレーキレバーをブルホーンハンドルの先端に取り付けますので、その為のケーブルを通す穴を空ける必要があります。もちろん手が滑らないようにバーテープも必要です。
続いて必要なのはミニVブレーキです。そしてエアロブレーキレバーも必要です。加えて、ブレーキワイヤーアジャスターも取り付ける必要があります。この改造方法に必要になる別のパーツがあります。それはシフトレバーとそのマウント、つまり台座です。
シフティングレバー
シマノ(SHIMANO) ASLTX30R6AT
今ではロードバイクのギアはハンドルについたSTIレバーで上下するのが主流ですが、それ以前のモデルにはフレームのダウンチューブにシフトレバーが付いていて、そのレバーでギアのワイヤーのテンションを変えていました。
それを使うことでブルホーンハンドルのクロスバイクを一層スタイリッシュにすることが出来ます。
レバーコラム
DIXNA(ディズナ) レバーコラム マウント
シフトレバーを取り付ける台座はレバーコラムマウントと呼ばれています。
クロスバイクのハンドルブルホーン化:改造の手順
ブルホーン自体の加工とブレーキレバーとブレーキワイヤーの固定の仕方は上にある方法と同じです。コラムにシフターを固定するやり方をご紹介します。
ステップ1
コラムに取り付けられていたステム他のパーツを外します。
ステップ2
レバーコラムマウントにシフトコラムを取り付けます。
ステップ3
コラムシフトを取り付けた後、ステムをもう一度取り付けましょう。 この時、ハンドルの高さを調整するためにスペーサーとも呼ばれるリングを減らす、または加えることが出来ます。
クロスバイクという自由な自転車
クロスバイクには改造の自由という遊び方と楽しみ方があります。ブルホーン化にチャレンジすることで一層自転車を楽むことをおすすめします!やり方は人それぞれです。
費用にも違いがありますので、予算も考慮して楽しみましょう。そのやり方によって自分なりの自転車を組むことの楽しさを味わることも出来るでしょう。
ブルホーンが気になる方はこちらもチェック!
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