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庭木(植木)に適した種類は?庭木選びで大切な5つの知識をご紹介!

庭木や植木を選ぶときにどのような種類があるのか何を植えたらいいのかで悩んでしまいますよね。プライバシーを守るための目隠しが出来る低木の種類や庭木や植木を選ぶときのポイントや常緑樹や落葉樹で人気の種類、配置などをご紹介したいと思います。
2020年8月27日
ayumi.f0078
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庭木と植木の違いとは?

庭木は個人の家やマンションや施設などの公共ではないところに植えることです。植木は街路樹や公園など公共の場所に植えていることを指しますが庭に植えた木も植木と呼ばれます。木の種類で区別されているわけではないということです。

庭木(植木)の選び方と種類・5つの知識5-1

庭木(植木)を植える目的を考える

まず。目的を決めましょう。目隠しの為の樹か、家の周りに植えて景色で目の保養をしたい、木陰を作ってくつろぐ場所にしたい、記念の為に植えたり、果実の収穫や香りを楽しむ事など目的によって植える庭木の種類を変えることで手入れの方法も変わってきますので最初に目的を決めるといいですよ。

目的に合った庭木の選び方

庭木におすすめは落葉樹と常緑樹の種類が向いているのでどちらを植えるかの種類を選びます。 ・常緑樹は1年間ほぼ緑色の葉をつけているので目隠しや景色を楽しみたい時に植えたりするなら常緑樹をおすすめします。 ・落葉樹は寒くなると葉が落ち紅葉などの変化を楽しみたい時にと葉が落ちても気にならなければ落葉樹を選ぶといいですね。

庭木(植木)の選び方と種類・5つの知識5-2

庭木(植木)の配置と選び方

植える配置とスペースを決めましょう。庭木は手入れをしてもある程度大きくなりますし、手入れをしなければかなり大きくなりますので配置を決めずに植えてしまうと成長した時にスペースが狭すぎて窮屈になってしまい失敗してしまいます。必ず成長後の大きさまで考えて植えるようにしましょう。また、日当たり・湿度・風通しなども種類によって好む環境が違うのでどのような環境が合っているのか調べてから配置を決めると良いですね。

庭木(植木)の選び方と種類・5つの知識5-3

植える時期

常緑樹と落葉樹では植える時期が違い間違えると成長が遅くなったり、枯れてしまうので植える時期を間違えないようにしましょう。常緑樹の苗を植えるには春と秋が良いのですがまだ気温の低い朝方が肌寒い時期などに植えてしまうと根が付きにくくなり成長も遅くなるので暖かくなってから植えるようにしましょう。落葉樹は過ごしやすい春と秋に植えると良いそうです。葉が落ちる頃か新芽が出る前に植えると根が張りやすいので目安にすると良いですね。真冬に植えると枯れます。

庭木(植木)の選び方と種類・5つの知識5-4

鉢植えにする場合

①鉢に石や土が流れ落ちないように鉢用ネットを置いたら小石や軽石などを敷き詰めます。 ②苗の根が鉢から出ないように土を入れて中央の土を少し盛りあげるように苗を入れます。 ③水をたっぷりあげたら土の減った部分に土を足して支柱を立ててまた水を与えましょう。

地植えにする場合

①地面に苗より約2倍ほど大きめの穴を掘ります。 ②掘ってよけておいた土に石灰と肥料などを混ぜておきます。 ③1~2週間ほどたったら掘った穴に肥料を少し入れて土を入れておきます。 ④中央に苗を置いたら穴に7割程度の土を入れます。 ⑤掘り出した土を穴のまわりに高く盛りながら水鉢を作り水を与えます。 ⑥水が土に吸い込まれたら苗の位置を調整してさらに土をかぶせた後に支柱を立てて苗を紐で固定してあげます。 ⑦さらに水を与えます。

庭木(植木)の選び方と種類・5つの知識5-5

植え替えに必要な時期とタイミングを知りましょう。いつでも植え替えれば良いというわけではなく、植物が一番元気に育つ時期が植え替えに適したタイミングです。植木や庭木は植えてある種類により植え替えのタイミングが違うのと、植え替えをしてはいけないのはつぼみがあったり花が咲いているときも植え替えをしないように気を付けましょう。

常緑樹の移植

梅雨の前半に常緑樹の新芽が出て来ずに成長が一時的に止まる時期に植え替えるとよく、また土が雨が降って柔らかくなっているので植え替えもしやすく、根も馴染みやすいのでこの時期に植え替えが適しています。

落葉樹の移植

木が休眠する時期があり、落葉樹は葉が落ちた頃の暖かい日に植え替えるといいそうです。


針葉樹の移植

気候の影響を受けにくいのでいつでも移植は大丈夫と言われていますが、真夏は避けるようにしましょう。

庭木(植木)に適した人気の種類

常緑樹でクリスマスツリーにも使われることもあるゴールドクレスト・良い香りの沈丁花・目隠しに利用できる月桂樹・庭が広くなくても植えられるシマトネリコ・常緑果樹のオリーブ、落葉樹のハナミズキ・百日紅に観賞用に人気のサクラ、低木樹で育てやすい紫陽花などが人気の種類としてあげられています。

目隠しの為の種類で人気がある庭木(植木)は?

植木や庭木で目隠しの為の樹の選び方は手入れのしやすいものを選び高さもだいたい2メートル前後ほどの高さになる樹を選ばないと高すぎると手入れがしにくいですし、低木でもある程度の高さの樹を選びましょう。

シマトネリコ

亜熱帯地方原産の半常緑樹で成長が早く丈夫で大きく育ち葉っぱも伸びすぎるので放置していると5~6メートルの高さにもなります。白い花を夏に咲かせ、葉は小さめでつやがあり寒さに弱く暑さには強いです。手入れをしていれば庭がせまくても植えられるので目隠しとして人気があります。

コニファー

松ぼっくり等のような球状の実をつける針葉樹全体を指す名称で葉の色が明るい黄色~緑色や濃い緑色や青っぽい緑色などさまざまな色があり樹の形も様々な常緑の針葉樹です。クリスマスツリーに使われている種類もあります。暑さと乾燥には弱く、寒さや日陰には強いという特徴がありますが風通しを良くするために適度に剪定は必要です。

マサキ

原産地が日本や中国で常緑の広葉樹です。日あたりが少し悪くても育てられて成長が早く刈り込みにも強く、少し前までは目隠しや生け垣として利用されていましたが、病害虫には弱いです。夏には薄い緑色っぽい白い小さな花を咲かせて、冬には赤い実ができます。マサキの種類も多くキンマサキ、ギンマサキ、オウゴンマサキ、ベニマサキなどたくさんあります。

レッドロビン

バラ科のカナメモチ属で樹高は5~10メートルにもなるのですが手入れをきちんとすると目隠しにもなり花は5~6月頃に咲き、成長も早くて寒さにも強く、病気にも強いです。夏は葉がグリーンで秋頃には濃い紅いろの小さな葉の色になりでカナメモチとオオカナメモチの交配により出来た品種です。

月桂樹

クスノキ科のゲッケイジュ属で常緑の中高木で生け垣に使われることが多く目隠しにも向いています。ローリエとして香辛料で葉が使用されているので有名です。

庭木(植木)で人気の種類:常緑樹

庭木や植木の常緑樹の選び方は植える樹を好みに合わせての葉っぱや樹の大きさや花の色・配置などを選んだり、先に植えてある植物との相性もあるので調べてから植えるといいですね。

ゴールドクレスト

ヒノキ科イトスギ属でモントレーイトスギが品種改良された樹で庭木や植木向きの針葉樹です。北アメリカのモントレーの周辺が原産地で自然生息しているものは20メートル以上の大木にもなります。耐寒性はあるのですが過酷な環境は苦手なので日本でも夏の厳しい環境には向きません。

シラカシ

ブナ科のコナラ属で人気はありますが育て方は難しいです。成長すると高さは20メートルにもなり横幅は5メートルから8メートルにまで広がります。

ヒイラギ

キンモクセイ科のヒイラギ属で日本や台湾などの暖かい気候に生息している常緑の木で秋になると白くて小さな花を咲かせます。

クチナシ

アカネ科のクチナシ属で梅雨の頃に白い大きな花を咲かせて秋ごろには赤だいだい色の実がなります。樹の高さは30~40センチくらいの低木で開花時期は6月~7月頃で常緑の木です。耐寒性は弱く大暑性はある種類です。


キンモクセイ

キンモクセイ科のキンモクセイ属の高木で中国が原産地になり樹の高さは5~6メートルの高さにもなります。キンモクセイを目隠しの利用することも出来ますが花が散ると掃除が大変です。開花時期は9月下旬~10月中旬頃にオレンジの花を咲かせる常緑樹です。また、秋になると花が香ります。耐寒性はやや弱いのですが日陰でも育てる事が出来ます。

ジンチョウゲ

ジンチョウゲ科のジンチョウゲ属で中国が原産地の低木の常緑樹です。樹の高さは60センチ~1メートルほどの低木で開花時期は3~4月頃で花が咲くと甘く上品な香りがします。

庭木(植木)で人気の種類:落葉樹

庭木(植木)の落葉樹の選び方は育つと大きくなるものも多いので配置を決めてその配置に合った大きさに合う木を選んで植えるようにしましょう。

ハナミズキ

アメリカの東部やメキシコの北東部が原産地で落葉樹の高木です。日本での庭植えに適している地域は北海道の南部から中部までが適しているといわれ、理由は夏の乾燥が苦手で日本南部の地域では生育はむずかしいと言われています。樹の高さは4メートル~10メートルにまで成長し、開花時期は4月中旬~5月中旬頃になります。

アジサイ

アジサイ科アジサイ属で日本や熱帯アジア地方の原産地の落葉樹です。品種もたくさんあり低木の種類ですが品種によっては2メートルにもなります。開花時期にはたくさんの色の花を咲かせて私たちの目を楽しませてくれますね。低木と言われていますが品種によっては目隠しにもなりますね。

サクラ

日本を含めた北半球の温帯地域に広く生息していて、バラ科のスモモ属の落葉樹です。花見として人気がありますが庭木として育てるにはかなり広めのスペースと配置を決める事が必要となります。サクラは見て楽しむのをおすすめします。

モミジ

カエデ科カエデ属の日本や朝鮮半島が原産地の落葉樹です。イロハモミジやヤマモミジやオオモミジなどが有名ですが一般的にモミジというとイロハモミジのことを言われるようです。樹の高さは10メートルを超えるので植える時には配置を考えて植えましょう。耐寒債も大暑性も強く花は赤い花が咲きます。

サルスベリ

ミソハギ科のサルスベリ属で中国が原産地となり落葉樹で高さは6~7メートルにまで成長します。百日紅と漢字では書き初夏から秋ごろの長い間に紅色、ピンク、白など様々な色の花を咲かせます。

庭木(植木)で人気の種類:常緑果樹

常緑果樹の選び方はそれぞれの品種や日の当たり方と配置、温度や湿度などで変わりますので条件に合った木を探してその中で選んで植えましょう。

ヤマモモ

ヤマモモ科のヤマモモ属で山に自生していて、実を食べる事が出来ます。原産地は本州の中部から南部にかけてと四国九州南西諸島に生息しています。樹の高さは15メートルにもなる高木で葉は常緑で4月頃に赤く小さな花が咲き夏ごろになると実がなります。

レモン

ミカン科のミカン属の種類でインドヒマラヤ地方原産地で樹の高さは3メートルほどで品種はたくさんあります。香りも爽やかなのでアロマオイルや化粧品、ジュースや清涼飲料水に使われています。栽培もしやすく実がなると色々使用できるのでおすすめの常緑果樹です。

ブルーベリー

・ノーザンハイブッシュ系の品種はアメリカ北東部を中心に生息しているものを品種改良したものてす。高湿度や乾燥が苦手ですが低温には強いので北海道南部から中部までが植えるのに適しています。。 ・サザンハイブッシュ系の品種はノーザンハイブッシュをさらに品種改良した温暖地方向きの品種で東北南部から沖縄まで栽培が出来ると言われています。 ・ラビットアイ系の品種は土に対する適応力が高く関東より南から広い地域での栽培が可能となっています。

柚木


ミカン科ミカン属の原産地は中国で花は白い花が咲きます。柚子の実は皮も果実も使用出来るので香辛料やゆず湯など使用されていますね。低木で常緑果樹なので配置も決めやすいかと思います。

オリーブ

モクセイ科のオリーブ属で原産国は地中海や西アジアで年中葉をつける常緑樹です。500種以上もの種類があると言われています。 ・ネバティロブロンコはスペイン産のオリーブで成長が早く丸みがある薄い緑色の葉っぱで実はオリーブオイルを作るためとして人気があります。 ・マンザニロはスペイン産のオリーブオイルで銀色がかった小さな葉が特徴でリンゴっぽい形の実がつきピクルスに加工されて人気があります。

庭木(植木)で人気の種類:常緑広葉樹

アセビ

ツツジ科の常緑低木樹で濃い緑色の葉で1.5~2.5メートルの高さになります。2月の終わり頃から4月の始めくらいまで小さな白い花を咲かせます。漢字で馬酔木と書き毒がありその毒で馬が酔ったようになることからこの漢字があてはめられたそうです。品種により花の色もピンクや赤紫色の花が咲くものもあります。

シャクナゲ

ツツジ科のツツジ属でアジア原産地で樹の高さは50センチ~5メートルにまで成長します。4月~5月に開花して大きく美しい房状の花を咲かせ花の色は白、ピンク、赤、オレンジ、茶、黄、紫の色があり葉は常緑で耐寒性はありますが大暑性はあまりありません。

キンカン

ミカン科のキンカン属で中国が原産地で高さは2メートルほどに伸びます。。耐寒性もあり実も食べられる種類があり、ネイハキンカンマルキンカン、ナガキンカンの実は美味しいです。

庭木(植木)で低木の種類の選び方

成長後の枝の伸び方を調べておきましょう。 ①枝先に花が咲き枝先が垂れる種類 ②枝がしっかり上を向いて育つ種類 ③細い枝に沢山の花を付けて枝全体が垂れ下がる種類 ④枝が細く横に伸びる種類 ⑤扇状に枝が広がる種類 ⑥低めの木でそれほど剪定をしなくてもまとまった形に育つ種類 低木の種類でもこれだけたくさんの特徴を持った植木や庭木があるので植える前に成長後に枝がどのように伸びるのかを確認して配置や目的に合った低木の庭木や植木を選びましょう。

庭木(植木)をなぜ剪定するの?

庭木や植木野剪定は植えたまま放置してしまうとどんどん伸びてしまい見た目も悪くなりますし日当りも悪くなることで害虫や病気が発生してしまい成長に悪影響を与えてしまいます。基本的に2回ほど剪定をします。種類によっては剪定回数も変わりますので購入するときに店員さんに聞いてみるのもいいですね。

針葉樹

基本的な剪定は4~5月頃の暖かい時期で2回目に剪定するのは10~11月頃に剪定すると良いそうです。

落葉樹

基本的の剪定は11月中旬ごろから2月頃の間でその他に剪定する時期は7月中旬ごろから8月頃に剪定すると良いそうです。

常緑樹

基本的な剪定は5~6月頃でその他の時期に剪定するのは9~10月頃に剪定すると良いそうです。

まとめ

庭木や植木の選び方はいろいろ調べてから植えるようにしないと大きく育った後が大変な事になってしまいますね。常緑樹や落葉樹でも大きさも違ったり目的に合ったものを選ぶことで素敵な庭に出来ると思いますので庭木や植木を植える時には調べるのと目的を決めることをおすすめします。