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草津温泉グルメ15選!温泉街名物の絶品料理や食べ物が味わえるお店をご紹介!

草津温泉といえば、日本を代表する温泉街のひとつです。温泉以外にも見所が非常に多い観光地で、多種多彩なグルメもそのひとつです。地元ならではの名物からオシャレなお店まで、草津温泉でオススメのグルメを堪能できる店を紹介しましょう。
2020年8月27日
michikaku
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草津温泉とはいかなる場所?

出典: https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/onsen/index.php

草津温泉は、群馬県の吾妻郡草津町にある大きな温泉街です。川沿いにある広大な湯畑で有名で、映画『テルマエロマエ』でも舞台になった場所です。温泉街の中心に位置する湯畑から、源泉を引っ張り温泉のお湯として使われます。 なお、宿の数だけで110近くもあります。また草津温泉の近くにはスキー場もあり、冬になるとスキーの板やスノーボードを運んだ観光客でいっぱいになります。

草津温泉へのアクセス

どこから草津温泉に向かうのかによって、アクセスの手段は変わります。日本一有名な温泉街ということもあり、関西方面から訪れる客も多いです。そこで東京からのアクセスと長野方面(大阪・名古屋を含む)からのアクセスの両方について紹介しましょう。

東京からのアクセス(列車編)

上野駅から、『草津』という特急列車が走っています。推理作家の西村京太郎によって書かれた十津川警部シリーズでも、この特急『草津』が登場します。 特急に乗って、終点の長野原草津口駅で下車します。そこから、バスに乗って約1時間くらいすると、草津温泉バスターミナルへと到着します。長野原草津口と草津温泉のあいだには、バスがたくさんありますので、時刻表を気にする必要はありません。

東京からのアクセス(高速バス編)

東京駅八重洲南口から出発するバス2本と、バスタ新宿発のバスが6本あります。それほど多くないうえに、最終出発時刻が14時代です。「バスが満席だった」「バスタ新宿に着いたけれども、草津温泉行の最終便は出発してしまった!」ということがないように、気をつける必要があります。ネットから予約も可能なので、早めに予約しておいたほうがいいでしょう。

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東京からのアクセス(マイカー編)

東京方面から高速道路を使って草津へ向かう場合、関越自動車道の渋川伊香保ICで降ります。そこから山道を1時間半ほど登ると、草津温泉に着きます。冬場は道路が凍結している可能性がありますので、車で草津温泉へ来るときは気をつける必要があります。タイヤにチェーンを巻くか、スタッドレスタイヤに交換するなど準備が必要です。

長野方面からのアクセス

東京方面から草津温泉へ向かう方法は多いですが、長野方面からも草津温泉へ行けます。その場合は、軽井沢から草津温泉まで行くことになります。軽井沢へは新幹線や長野からのローカル路線も走っていますので、非常に便利なルートです。軽井沢に到着すると、そこからバスで移動することになります。 1時間半ほどで、草津温泉バスターミナルに到着します。草津温泉と軽井沢の両エリアを観光したいという方は、参考にしてはいかがでしょうか。

草津温泉名物の食べ物は?

草津温泉で名物の食べ物といえば、何を思い浮かべるでしょうか。草津の代表的な食べ物というと、そばと豚肉料理でしょう。そばは信州地方が有名ですが、長野に近い草津の温泉街にも美味しいそば屋が多いです。あとで紹介する柏香亭だけでなく、三國家も美味しいと評判のそば屋です。 もう一つは、豚肉料理です。草津温泉のある群馬県は豚肉の出荷量が多いことで知られています。山に囲まれた土地だけあって、豚を飼育しやすい環境にあります。

豚肉を使った食べ物というとトンカツを思い浮かべるかもしれません。確かに草津の温泉街近くにはランチを食べることのできるトンカツ屋も数件ありますが、豚しゃぶのお店も草津には点在します。 食べ物以外にも、温泉まんじゅうや美味しい地酒のお店も数多い草津の温泉街。これ以外にも地元で採れる材料を使ったレストランなどもありますので、草津へ訪れた際にはいろいろ地元の食べ物屋を当たるのがオススメです。

草津温泉でオススメのグルメ・食事処編①(柏香亭)

出典: https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/category/detail/index.php?c=1&g=1&kcd=124

上でも述べたように、草津というとそばで有名な地域です。今回紹介するのは、そのなかでも歴史のあるそば屋です。柏香亭(はくこうてい)は、明治28年創業の老舗のそば屋。110年以上もの歴史があります。柏香亭の歴史はまさに草津温泉の歴史で、草津が長く愛されていた温泉街ということがわかります。

出典: https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/category/detail/index.php?c=1&g=1&kcd=124

草津温泉バスターミナルから徒歩5分。バスターミナルから湯畑にかけての道沿いには、たくさんの蕎麦屋が立ち並び、ランチの時間になると行列を作っている光景を眺めることができるでしょう。

柏香亭の口コミ

口コミによると、まいたけ天ぷらそばが美味しいと評判です。

まいたけ天ぷらそばをいただきました。 とてもおいしかったです! 人気店のようで、店内は昼時を過ぎても込み合っていました。

ご飯のついた定食もいいですが、ランチに軽めのおそばでもいかがでしょうか。

草津温泉でオススメのグルメ・食事処編②(とん香)

出典: https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/category/detail/index.php?c=1&g=1&kcd=118

ご飯がすすみそうなとんかつ定食

がっつりとした食べ物が欲しいという方にオススメなのが、とんかつ専門のお店の『とん香』です。群馬は豚も名物で、飼育数が日本で4位の都道府県です。とん香へは、草津バスターミナルから坂を登ってすぐの場所です。

とん香の口コミ


口コミによると、カツのボリュームに圧倒される観光客が多いようです。

草津観光の際、夕飯で立ち寄りました。 駐車場は店の横にありますが、台数は少ないです。 店内もそんなに広くはないので、休日などは予約した方が良さそうですね。 人気のジャンボかつは驚きの大きさ! ガッツリ食べたい男の人には嬉しいサイズだと思います。 女性は普通のサイズで十分かも?(笑) 衣が薄いので食べやすく、お肉もジューシーで美味しかったです。

このとん香で以前ランチをいただいたことがあります。厚い豚肉を衣で包んだカツは美味しく、ご飯にとてもよく合いました。美味しいとんかつとご飯をたっぷりと摂って、腹ごしらえしましょう。

草津温泉でオススメのグルメ・食事処編③(Al Rododendro)

出典: https://watapen.com/restaurant/

和食だけでなく、美味しい洋食のお店も紹介して欲しいと思う方もおられるでしょう。草津には、洋食のお店も多いです。 Al Rododendro(アル ロドデンドロ)はイタリア料理のお店。本場イタリアで3年ほど修行したシェフによって、お店が切り盛りされています。地元群馬で採れた食材を使ったイタリア料理は、ちょっとした和と洋との融合です。

Al Rododendroの口コミ

口コミによるとテーブルは3席しかありませんので、訪れるときは予約が必須なので注意が必要です。

近所だけど草津温泉は家族全員大好きな温泉地。行くよって言うと全員宿泊ってことで出かける場所。こちらのイタリアンも家族全員が大好きな場所で子供誕生日や宿泊の次の日のランチにと訪れてます。いついっても群馬県らしい山のものでおもてなし。一皿一皿楽しませていただいてます。席数が少なくて3テーブルしかないので予約は必須かと思います。

ランチ営業だけでなく、ディナーも行なえます。

出典: https://watapen.com/restaurant/

草津温泉でオススメのグルメ・食事処編④(いいやま亭)

出典: http://www6.plala.or.jp/iiyamatei/iiyamatei/

釜めしという言葉を聞いて、何を想像されますか? 「駅弁で有名?」 「ご飯の上に具の乗った食べ物?」 「おぎのや」という群馬県と長野県との県境にある横川駅の釜めしが全国的に有名です。草津も横川と同じく群馬県ですが、この「いいやま亭」の釜めしは、ご飯の上にボリュームたっぷりの具が乗っています。

出典: http://www6.plala.or.jp/iiyamatei/iiyamatei/menu.html

約20分ほどかけて、釜めしを完成させます。駅弁も風情がありますが、できたてで食べられる釜めしも温かくて美味しいです。また種類も18とバリエーションが広いのが、いいやま亭の特徴です。

いいやま亭の口コミ

口コミではランチメニューの定食がおすすめのようですが、草津温泉へリピートして釜めしをコンプリートするのもオススメです。

このお店は釜飯を売りにしていますが、個人的には定食もお勧めしたいですね。もとは地元の人たちが利用するほうが多かったお店なんですが。まぁ、旅行に行って定食もありかな?と思われるかもしれませんが、何度も行くと釜飯だけでは飽きちゃいます。そこで定食、特に焼き物の定食は料金もリーズナブルで大好きです。

温泉と釜めしという取り合わせも風情があります。

草津温泉でオススメのグルメ・居酒屋編①(三四郎)

出典: http://kusatsu-food.com/izakaya.php?page=2

草津温泉バスターミナルから徒歩5分、湯畑近くにある居酒屋です。人気のお店で、行列ができることも多いです。日本酒や焼酎が数多く取り揃えられて、お酒好きが唸る居酒屋でしょう。

三四郎の口コミ

口コミによると、草津に近い六合村で採れたマイタケが名物で、美味しいと評判です。

やはりこの辺は舞茸ですよ:exclamation:べつに草津が産地では無いのですが、近所の六合村の舞茸が最高に旨いのですよ三四郎もシーズンは下仁田葱と六合村舞茸の天ぷらがあり温泉旅館で無理に夕食を取らなくても三四郎で群馬の旬を頂くのも草津温泉の楽しみ方かと舞茸は天ぷらもいいですが焼き舞茸も酒のあてに最高ですよ~それと良く口コミで蕎麦屋が高くって蕎麦が旨く無いと書く方がいらっしゃいますが、俺は舞茸の天ぷらとビールしかたのみませんよ:exclamation:一杯やるなら三四郎(笑)

草津温泉でオススメのグルメ・居酒屋編②(暖)

出典: https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/category/detail/index.php?c=1&g=1&kcd=152

夜なのでお酒とともにご飯をガッツリ食べたいという方にオススメなのが、湯畑近くにある『暖』です。昼も開店し、ランチのために利用することも可能なお店です。また2階にはお土産物屋もあり、ご飯のついでにおみやげを買うこともできます。 驚きなのが、ボリュームたっぷりの生姜焼き。『暖』の名物で、群馬ならではの豚肉を使った生姜焼きの厚さに仰天します。いかにもご飯に合いそうな生姜焼きだと言えそうです。

暖の口コミ

口コミによると、ボリュームだけでなく味も美味しいと評判です。

特製生姜焼き定食を頂きましたが、普通の生姜焼きと違いどでかい肉の塊になってます。生姜の香りがよく味付けもちょうど良い感じでとても美味しかったです! 湯畑のすぐ近くで窓際からは湯畑がよく見えます。

草津温泉でオススメのグルメ・茶屋カフェ編①(草菴 足湯カフェ)

出典: https://www.kusatsu-souan.co.jp/facilities/

湯畑のそばにある草菴・足湯カフェ。草津温泉バスターミナルにも足湯が併設されていますが、草菴・足湯カフェも草津にある足湯のひとつです。屋内なので湯畑を見ながらというわけにはいきませんが、足湯につかりながらカフェというのも趣があります。

草菴 足湯カフェの口コミ


口コミによると上州バーガーが名物のようで、ボリュームたっぷりのバーガーに驚きの声も挙がっています。

到着時間が14時を過ぎていたため、軽く食べるために立ち寄りました。名物のおっきりこみの味はだいたい想像できたので、上州バーガーを注文してみました。値段が高かったのですが、思ったよりボリュームもあり、美味しかったです。 ビール飲みながら足湯してもいいって言ってくれたので、また違った足湯ができてよかったです。

草津温泉でオススメのグルメ茶屋カフェ編②(珈琲専科 綾)

出典: https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/category/detail/index.php?c=1&g=10&kcd=249

湯畑にある細い路地をちょっと進んだところに、『珈琲専科 綾』があります。40年以上もオープンしているという老舗の喫茶店で、古き良き時代の雰囲気を醸し出しています。カプチーノのような現代風のイタリア系コーヒーをも提供しているところに、マスターの努力を垣間見ることができます。

珈琲専科 綾の口コミ

マスターの人柄の良さが印象的だったという口コミが多く届いています。

湯畑の足湯の前の中華飯店の細い路地を入ると右奥にある喫茶店綾、とても店主が 感じ良く たいへん美味しいコーヒーを飲ましてくれます。観光ずれしてなくて 真面目な仕事をしています。

草津温泉でオススメのグルメ・茶屋カフェ編③(ラ・コンテ)

草津バスターミナルから歩いてすぐの場所にあるラ・コンテ。先ほど挙げた「とん香」から近い場所にあるカフェです。門構えも豪華で、ペンションを思わせるような造りです。門をくぐると中には暖炉もあり、ペンションに来たのかと錯覚します。草津バスターミナルで高速バスを待っているあいだに、コーヒーでも飲みながらゆっくりしたいカフェです。

草津温泉でオススメのグルメ・茶屋カフェ編④(寺子屋本舗)

出典: http://www.terakoyahonpo.jp/cms/store/store/kusatu/

風情のあるカフェの多い草津温泉ですが、お茶屋も負けないくらい多いエリアです。「寺子屋本舗」は京都に本店のあるせんべい・おかき専門店です。草津バスターミナルから湯畑へと向かう坂道すぐのところに寺子屋本舗はあります。ギフトセットも用意されていて、土産物屋として利用することもできます。 食事のあとに、本場京都の京菓子を食べながら、温泉街でリラックスするのもいいでしょう。

草津温泉でオススメのグルメ・土産物屋編①(松むら饅頭)

出典: https://matsumura-manjyu.com/

草津には、多くの和菓子のお店があります。草津温泉の近くということもあって、温泉の熱を利用して製造した温泉まんじゅうが名物です。松むら饅頭は、そんな温泉まんじゅうの売っているお店のなかで、口コミで美味しいと評判のお店です。

出典: https://matsumura-manjyu.com/manjyu/

松むら饅頭の口コミ

下の口コミにもありますように、温泉まんじゅうをできたてで食べられるのが嬉しいポイントです。

お土産は評判の良い松むら饅頭をと思っていました。箱入りと別にバラも購入しました。普段は洋菓子の方が好きな私ですが、出来立てはさすがに絶品でした。持ち帰って食べるとやはり少し味が落ちるのも昔ながらの作り方だからと安心できます。

草津温泉でオススメのグルメ・土産物屋編②(草津煎餅本舗)

出典: https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/category/detail/index.php?c=3&g=0&kcd=334

せんべいの表面には、温泉マークと草津饅頭の印が押されています。誰もが「これは草津温泉で買ったお土産だ」とわかるので、便利ですよね。 せんべいというと塩味のきいたパリッとした食感という印象ですが、こちらのせんべいは卵と小麦粉で作られた甘く香ばしいのが特徴です。

草津温泉でオススメのグルメ・土産物屋編③(玉屋商店)

出典: https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/category/detail/index.php?c=3&g=2&kcd=280

遠く草津まで足を運んだのですから、食べ物以外にも美味しい地ビールや地酒をたしなみたいところ。玉屋商店は多くの草津産地ビールと地酒を販売しています。もちろん土産物屋としてだけでなく、地ビールを買って夜にホテルや旅館へ持って帰って食事のついでに飲むことも可能です。

玉屋商店の口コミ

口コミにもありますように、試飲できるのはお酒好きの観光客にとって嬉しいポイントです。

この雰囲気の中で地ビールを飲みたいなぁと、湯畑近くの玉屋酒店を発見。 各種揃ってますが、ありました、地ビール。500ミリリットル入りは、歩き飲みにピッタリ?な、ボリューム。 フルーティーな、優しい味わいのビールです。この日は、寒かったのですが、暑い日や、湯上がりにぐいっといただきやすいビールではないでしょうか。 店頭では試飲サービスも行われてましたし、旅の思いでにもなる玉屋さんなのてした。

お店へ訪れるべき時間帯は?

ランチの時間が終わると閉店してしまうお店が多いのが、温泉街の特徴です。せっかく夜に食事をしに湯畑まで足を運んだのに、辺りは真っ暗でどこもお店が開いてなくて食事できないということもあるので、注意が必要です。

大きなホテルや旅館に滞在している方でしたら、併設されているレストランで食事をすればいいでしょう。しかし、草津温泉には小さな民宿やビジネスホテル、ホステル形式のゲストハウスまでさまざまあります。そのため夜の食事は、温泉街で宿泊する観光客にとってシビアな問題です。自分の目当てのお店がランチ営業のみなのか、それともディナーもできるのかをあらかじめ調べておくのが懸命でしょう。

温泉に入る前の食事には要注意


温泉の入るタイミングというのは非常に重要です。お湯の温度が高いというのが、草津温泉の特徴です。なかには、46度以上ある温泉もあります。温泉に入ると血の巡りがよくなるので、胃の中の食べ物がうまく消化されません。 冬に温泉に訪れたときは要注意です。外とお湯の気温差があるので、心臓に負担をかけます。とくに食事のあとは血圧が上昇するので、気をつけましょう。この時間帯に入るのがベストだというのはありませんが、できれば食事の前に入るのがいいでしょう。

草津温泉についての豆知識

草津温泉といっても、グルメ以外にも、観光スポットなどいろいろ見どころがあります。温泉の数だけでもかなりの数があり、すべてを廻ることは到底無理でしょう。そこで、草津温泉についての情報をざっと紹介しましょう。

草津温泉の歴史

草津温泉の歴史は古く、戦国時代から草津温泉に訪れたという記録があります。伝承などを含めるとさらに古く、ヤマトタケルの時代から存在したとされています。 江戸時代に入ると、『温泉番付』というものが作られます。相撲の番付のような温泉のランキング表です。江戸時代の温泉番付によると、東の大関が草津でした。江戸時代には相撲の最高位は大関でしたので、草津温泉は日本で1,2を争う名湯として認められていたことになります。

出典: http://www.town.kusatsu.gunma.jp/www/contents/1485310375253/index.html

温泉が病気に効くのは昔から知られていましたが、明治時代になると西洋医学の観点から温泉の効能が認められるようになりました。ベルツ博士というドイツ人の医者が言い始めました。ちょうど明治維新後のことで、ベルツ博士もいまの東京大学の医学部に相当する学校にドイツから招聘されました。 ベルツ記念館というのが草津温泉にありますので、詳しく知りたい方は訪れるといいでしょう。

草津温泉の効能

ベルツ博士の言うように、草津温泉は健康にいい温泉です。しかし具体的にどんな効用があるのかと聞かれると、困る方が多いでしょう。 硫黄泉と呼ばれる、硫黄を多く含んだ酸性の温泉です。硫黄の効果によって血管が拡張され、動脈硬化などに効能があります。ただし非常に酸性の強い温泉ですので、肌荒れには気をつけましょう。長湯したり、何度も繰り返し入りすぎたりすると、肌荒れを起こします。肌の弱い方は、温泉から出たあとに、シャワーで洗い落とすといいでしょう。

草津温泉にある大衆浴場

草津温泉にあるホテルにも温泉が併設されていますが、昔ながらの温泉らしい施設や露天風呂に行ってみたいところ。そこで、日帰りで入浴可能な大衆浴場について紹介しましょう。

西の河原露天風呂

出典: http://sainokawara.com/spa.html

湯畑から徒歩15分、1.5km離れたところにあります。西の河原露天風呂までの丘へ登る途中でも、独特の硫黄臭がし、秘湯に来ているという気分を味わうことができます。入り口を通り過ぎると無料の貴重品ボックスがありますので、そこに財布などを預けるのが賢明です。中にもコインロッカーはありますが、有料ですので注意が必要です。露天風呂はとても広く、非常に開放感があります。

御座乃湯

出典: http://gozanoyu.com/what.html

草津温泉バスターミナルから湯畑の方向に坂を下っていき、左手に見える立派な建物が御座乃湯です。非常に大きな建物なので、まさか温泉施設だとは気づきにくく、旅館と勘違いした方も多いでしょう。

出典: http://gozanoyu.com/spa.html

ちなみに、御座乃湯のそばには草津温泉エリアのローカルバスのバス停があります。露天風呂として有名な西の河原露天風呂や草津温泉スキー場、片岡鶴太郎美術館など観光スポットを経由しますので、草津温泉へ訪れた際にはぜひ利用してはいかがでしょうか。

大滝乃湯

出典: http://ohtakinoyu.com/spa.html

湯畑からさらに坂を下って10分ほど歩いた場所に位置します。大滝乃湯は広く、中には大きな露天風呂と湯治用の浴場だけでなく、軽食できるスペースや休憩所まであります。とくに湯治用の浴場は本格的で、何層もの浴槽に分かれています。温度が少しずつ違い、50℃近い高温の浴槽まで入っています。

出典: http://ohtakinoyu.com/spa.html

わたしも以前、大滝乃湯に訪れたことがあります。我慢しながら体を真っ赤にして入浴している人がいたのが印象的でした。草津温泉といえば、湯治用の温泉地としても有名です。湯治を体験してみたいという方は、大滝乃湯へ訪れるといいのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。草津には温泉街を中心におすすめできる店がたくさんあります。ここで紹介したお店以外にも、美味しいと評判の食べ物屋が多いので、ぜひ口コミを調べて訪れてみてはいかがでしょうか。