バスボート購入時の選び方!!
バスアングラーなら誰でも憧れているであろうバスボートですが、購入価格が高いことで悩んだり、どんなメーカーがあるのかよくわからなかったりしますね。そこで、ここではおすすめ人気バスボートメーカーの紹介と、バスボートの性能や特徴を紹介していきます。
バスボートとアルミボートの違い
バスボート
通常バスボートと呼ばれるボートは、エンジンが付いていてハンドルを操作する、いわゆる車のようなものが一般的ですね。アルミボートと比べると排気量が多くスピードが出てボート姿勢も安定しています。もちろん船舶免許が必要になり、トレーラー(750kg以上)を使用する場合にはけん引免許も必要になります。けん引免許が必要か必要でないかというのも選び方の1つとして重要になってきます。
アルミボート
・4ストローク 15馬力セット 価格 1,150,000円(税別)(2018/2/19現在)/ ・2ストローク 18馬力セット 価格 1,180,000円(税別)(2018/2/19現在)/ ・4ストローク 20馬力セット 価格 1,220,000円(税別)(2018/2/19現在)
アルミボートと呼ばれるものは、軽くて購入価格もお手頃なボートです。しかし、レンタルボートと比べると格段に釣りがしやすく、排気量が少ないものが多くエンジンも小さいため維持費がバスボートよりも抑えられるところにメリットがあります。アルミボートも船舶免許が必要ですが、11ft未満のアルミボートでエンジンを使用しない場合には船舶免許は必要ありません。
船舶免許が必要な場合
これからバスボートやアルミボートの購入を考えている人や、エレキでの釣りを考えている方でも、船舶免許は必要になってきます。 よく、免許不要艇と言われるボートがありますが、11ft未満であればエレキを使用しても船舶免許は必要ありませんが、ボートが12ft以上になるとエレキでも船舶免許が必要になりますので、これからボートでの釣りを考えている方は船舶免許を取得することをおすすめします。
けん引免許が必要な場合
けん引免許が必要な場合は、トレーラーの総重量が750kg以上の場合に必要になります。 また、全長が12m以内で、全幅が2.5m、全高が3.8m以内と決まりがありますので、注意が必要になります。
バスボート:人気おすすめメーカー
人気おすすめバスボートメーカーの一部とメーカーごとの特徴を少し紹介したいと思います。ボートによって購入価格や排気量によってエンジンのスピードが変わってくるので、選び方の参考にしてみてください。
バスボートメーカー①:EAGLE(イーグル)
SPEC(スペック)/ 全 長 (L) 4.65m(15.5ft)/ 全 幅 (W) 1.86m/ 最大搭載馬力(エンジン) 80hp/ 航行区域 平水/ 定 員 (CAP) 3 名/ ・MERCURY F 60 L CT 4st ¥ 3,224,000(2018/2/19現在)/ ・YAMAHA F 70 AETL 4st ¥ 3,235,000(2018/2/19現在)/ ・SUZUKI DF 60 AVTL 4st ¥ 3,120,000(2018/2/19現在)/
選び方としてイーグルの特徴は、なんといっても日本のメーカーということです。 【EAGLE 155】はエンジンの排気量が三種類から選択できるようになっていて、購入価格も船体価格が320万円前後となっているので少し個性的で日本のメーカーで購入を考えている方にはおすすめです。小規模なフィールドが多い日本にフィットしやすいバスボートです。
バスボートメーカー②:GAMBLER(ギャンブラー)
ギャンブラーボートの選び方としては、スピード重視の方におすすめです。あとは、見た目が独特の形状をしているので、個性的でかっこいいボートの購入を考えている方には人気のおすすめバスボートになります。トップスピード重視のボートに排気量の大きいエンジンを搭載すればさらにスピード感UP間違いなしですね。
バスボートメーカー③:SOUTHER(サウザー)
全長 3950mm/ 全幅 1700mm/ ボート重量 200kg/ Person 3/ Livewell Capasity 70L/ Max hp(エンジン) 30hp/ ¥1,680,000(税抜)(2018/2/19現在)
サウザーの選び方として重要視したいのが、維持費や小回りの良さになります。サウザーの特徴として、バスボートとアルミボートの良いとこどりをした、日本のバスアングラーのために生まれたボートがサウザーシリーズです。 人気の【サウザー395】は約13.1ftと言う通常のバスボートと比べると一回り小さめなFRPボートです。エンジンは30馬力まで搭載可能でスピードもしっかり出ます。
小型ながら高い安定性
アルミボートよりも一回り大きいだけですがその差は大きくFRPによる釣行時の安定性は抜群です。大きなフィールドに行く機会がないけどボートの購入を考えている方にはおすすめのボートになります。
バスボートメーカー④:SKEETER(スキーター)
Vハル形状のバスボートを考え出したメーカーがスキーター社です。 スキーターのバスボートを選び方として最初に思うのは、止まっている時の釣りのし易さを重視する場合です。船体が安定しているので並みの影響を受けにくく、安定した釣りが可能です。反対にスピード重視の設計ではないため、エンジンの排気量を上げても、スピード重視のボートにトップスピードで勝つのは無理でしょう。釣りのし易さを優先し購入を考えている人にはおすすめのボートメーカーです。
バスボートメーカー⑤:STRATOS(ストラトス)
本体標準価格 ¥5,300,000(税込)(2018/2/19現在)/ エンジン YAMAHA185馬力SHO/ トロイリングモーター FORTREX80/ ボート全長 18'9 "/ ボート全幅 93 "/ 船体の重量 1500 LBS
ストラトスボートの選び方としては、19ft前後がおすすめです。ストラトスボートは19ftクラスに定評がありますので、このクラスをおすすめします。 購入価格は標準的ですが、日本ではあまり見かけないので、こちらも個性を出すには良く、【189VLO with SHO185】は、排気量も185馬力のエンジンが付いていますので、スピードはしっかり出ます。
バスボートメーカー⑥:Triton(トライトン)
本体標準価格 ¥9,400,000(税込)(2018/2/19現在)/ エンジン YAMAHA 275馬力 SHO/ トローリングモーター FORTREX112/ ボート全長21'/ ボート全幅 95''/ エンジン推奨最大馬力 200-300/ 馬力船体重量 1840 lbs
人気のトライトンボートの選び方は、走破性と安定性の両方を両立したい方におすすめのボートです。CHAMPIONボートの走破性とRANGERボートの安定性を足したようなボートです。すべての能力の高いレベルでこなしているという感じです。すべてのサイズで人気のトライトンボートですので、迷ったときの選択肢の一つにしてみてもいいかもしれないですね。【21TRX FUSION LIMITED with SHO275】はバスボートでも最大クラスの21ftなので、購入価格も大変高価なものになります。
バスボートメーカー⑦:NITRO(ナイトロ)
Length 19' 4''/ Max.recommended HP 200HP/ Max.person capacity 4 persons/ Max.weight capacity 1375 lbs./ ENGINE MERCURY 200 ProXs/ 税別 5,800,000円(2018/2/19現在)
ナイトロボートの選び方は、スピードを重視する方におすすめです。 価格も標準的な【Z-19】は、標準装備でエンジンに排気量充分なMERCURY 200 ProXsを搭載し、マックススピード約112km以上のマシンとなります。アメリカでも人気の、厳しい要求から生まれたナイトロボートはおすすめのボートです。
バスボートメーカー⑧:RANGER(レンジャー)
本体標準価格 ¥8,200,000(税込)(2018/2/19現在)/ エンジン YAMAHA 250馬力 SHO/ トローリングモーター FORTREX112/ ボート全長 19'6"/ 船体重量 1625ポンド
レンジャーボートの選び方は、ないです。ないというより、迷ったらレンジャーボートで決まりです。見た目のカッコよさやスピード、安定姿勢すべてにおいて高レベルで仕上げられている人気のバスボートです。 【Z519C COMANCHE with SHO250】は排気量250馬力のエンジンが付いており、十分なスピードも出せます。 何と言っても、一番人気のバスボートですので、中古で売りに出しても購入価格からあまり落ちずに売却することが期待できます。間違いなくおすすめのバスボートです。
バスプロが愛用するバスボート厳選ベスト5!
1.青木大介:SKEETER(スキーター)
経歴 2017 JBトップ50 年間チャンピオン/2017 トップ50 第2戦 弥栄湖 優勝/2017 トップ50 第4戦 桧原湖 優勝/2017 全日本バスプロ選手権 東日本 河口湖 優勝/ 2016 河口湖A 第4戦川口湖優勝/ 2015 JBトップ50 年間チャンピオン/2014 JBエリート5 遠賀川 優勝 など・スポンサー DYSTYLE/ ゲーリーインターナショナル/ ピュアフィッシングジャパン/ ティムコ/ ハヤブサ/ 湖波
日本のトップトーナメンター青木大介が乗るボートは、スキーターボートのFX21です。青木大介が乗るFX21は現行型(2018)とコンソールの形が違うので、旧型のもとと考えられます。コンソールの形も色々ありますが、青木大介が乗るFX21のコンソールもかっこいいですね。黒と青でまとめられたカラーリングは王者の風格がありますね。2019年からアメリカに参戦することを明言した青木大介の今後の活躍にも期待しましょう。
ボートの長さ 20 '11 "/ ビーム 95 "/ エンジンシャフト長 20 "/ 標準ボート重量 2175ポンド/ マックスHP(排気量) 250馬力/ 購入価格 約900万~
2.Kevin VanDam(ケビン・ヴァンダム):ナイトロ Z21
経歴 キャリア賞金 $ 6,261,476.33/ ・スポンサー Toyota/GoPro/Huk/Humminbird/Mercury/Minn Kota/Nitro/Quantum/Bass Pro Shops/T-H Marine/Strike King Lure Company/Plano/Mustad/Oakley/Busch Beer/Yeti Coolers/Mossy Oak
アメリカで大人気のバスプロ、【ケビン・ヴァンダム】が乗っているボートは、【ナイトロZ21】です。 帝王ケビン・ヴァンダムが乗っている【ナイトロZ21】は、黒と赤でまとめられたデザインが、かっこいいの一言に尽きます。日本ではあまりナイトロボートは見かけないので、目立つこと間違いなしですね。マーキュリー社のエンジンで安心のフライトで、排気量250馬力のエンジンはスピード感抜群です。
Length 21' 2''/ Beam 95''/ Bottom width 74''/ Max.recommended HP 300 HP/ fuel capacity 55 gal./ Max.person capacity 4 persons/ Max.person weight 825 lbs./ Max.weight capacity 1800 lbs./ 2018 NITRO Z21 / MERCURY 225 ProXs 税別 7,190,000円(2018/2/19現在)/ 2018 NITRO Z21 / MERCURY 250 ProXs 税別 7,550,000円(2018/2/19現在)
3.Michael Iaconelli(マイケル・アイコネリ):Bass Cat(バスキャット)
経歴 キャリア賞金 $ 2,500,205/ ・スポンサー Toyota/Berkley/Yamaha/Abu Garcia/Lowrance/Missile Baits/BassCat Boats/Rapala/VMC/Tackle Warehouse/Renegade Eye Gear/Molix Spinnerbaits/Hobie Fishing/Outdoors/Power-Pole/Reelsnot
michael iaconelli(マイケル・アイコネリ)が乗るのが、バスキャットボートです。個性的にラッピングされたボートは、目を引きますね。 ちなみにバスキャットボートは日本ではあまり見かけませんが代理店がたくさんあるので購入することは簡単です。 バスキャットボートは1971年に創業された老舗メーカーで、装備、性能までアメリカでは評価は高いようです。 大きな排気量のエンジンを装備したボートを日本の湖でも見てみたいですね。
4.davy hite(デイビー・ハイト):PHOENIX(フェニックス)
経歴 キャリア賞金 $ 1,990,193.14/ ・スポンサー/ Humminbird/Minn Kota/Phoenix Boats/Costa/ Pro Shops/Rapala/VMC/Gary Yamamoto Custom Baits/Gopher Industrial/Buckeye Lures/Evinrude/Advance Land and Timber
デイビー・ハイトが乗っているボートはフェニックスボートです。日本ではあまりなじみがありませんが、アメリカのバスプロたちの間では人気のあるバスボートの1つです。 デイビーハイトの乗っているバスボートはエンジンとのバランスで近未来的なデザインに見えます。 なんか熊のデザインが彼に合っている感じがします。
長さ: 21 '6 "/ ビーム: 96 "/ 燃料容量: 50ガロン/ 最大HP(エンジン): 200-250 HP/ 重量(約): 1950ポンド
5.大森貴弘:RANGER(レンジャー)
経歴 キャリア賞金 $ 2,050,030.33/ Yamaha/Lucky Craft/Ranger Boats/Gamakatsu/Gary Yamamoto Custom Baits/Daiwa/Sight Master
日本が誇る、バスチャンピオンの大森貴弘が乗る船はレンジャーボートです。 日本で人気が高いレンジャーですが、もちろんアメリカでの人気も抜群です。 彼のボートはブルーで統一されていて、とても洗練されたイメージですね。
まとめ
どうでしたか。 バスボートにもいろいろなメーカーがあり特徴があるので、自分がメインにするフィールドに対して性能がベストマッチするものを選んでくださいね。もちろん見た目がかっこいいと言う理由で購入するのも有りだと思います。 少しでも参考になればうれしいです。
全長(L) 4.65m/ 全幅(W) 1.86m/ 最大搭載馬力 80hp/ 航行区域 平水/ 定員(CAP) 3名/ MERCURY F 60 L CT 4st 価格 ¥3,224,000/(2018/2/19現在) YAMAHA F 70 AETL 4st 価格 ¥3,235,000/(2018/2/19現在) SUZUKI DF 60 AVTL 4st 価格 ¥3,120,000(2018/2/19現在)