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スイカ栽培をしよう!家庭できる甘いスイカの育て方7つのコツをご紹介!

夏といえばスイカですよね。畑で栽培するものだと思っていたスイカも、品種改良がなされて家庭菜園でも栽培しやすくなりました。育てやすいスイカの品種や詳しい育て方、栽培方法のコツを7つにまとめました。今年の夏は、おいしいとれたてのスイカをz宅で栽培してみませんか?
2020年8月27日
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甘いスイカを栽培しよう

夏といえば、縁側で暑い中スイカを食べるのが風物詩のようになっていますよね。スイカは育て方が難しいと思われがちですが、コツさえつかんでしまえば自宅でも簡単に栽培することができるんです。スイカは収穫してから2週間保存でき、実は種や皮にも栄養が詰まっているんですよ。今年の夏は、自宅の庭で収穫したてのスイカをたくさん食べましょう。今回は、そんなスイカの育て方はもちろん、詳しいコツの紹介や簡単に栽培しやすいスイカの品種、病気の対策についてもまとめました。

スイカを栽培しよう


スイカの栽培には、いくつかの条件とコツがあります。スイカの害虫病・保温対策・摘芯・整枝・人工授粉作業・摘果・玉返しです。スイカには特徴があり、甘くおいしいスイカにするためにはたくさん実らせてはいけないんですね。欲張って一つのスイカの苗にたくさん実らせてしまうと、玉割れや甘みのない水っぽいスイカになってしまいます。

また、スイカは連作を嫌う野菜なので、畑や土は2.3年ほど休ませた土壌でないとうまく栽培できなくなってしまいます。家庭菜園で、プランターなどを使った育て方もあります。簡単に新しい土にそっくり変えることができるので、スイカの成功率は高いと思いますよ。そしてスイカの花粉がうまく受粉してからの作業も、スイカの特徴に合わせて手入れが必要になってきます。このまとめでは、ポイントや簡単なコツについて詳しく紹介していきますね。

スイカ栽培の基本情報


スイカの育て方を紹介するにあたって、まずはスイカの基本情報をまとめました。

難易度

家庭菜園用のこだまスイカは初心者でも栽培が簡単です。大玉スイカになってくると、広い面積が必要になってきます。

科名属名


スイカの科名は、ウリ科です。

原産国

スイカの原産国は、熱帯アフリカと言われています。そのため、黒マルチで覆い、地温を上げるとよいでしょう。

分類

スイカは一年草の扱いです。小玉スイカは、連作を嫌うため、スイカを3~6年以上育てていない土壌で栽培します。または、スイカの接ぎ木苗を使った育て方なら可能です。

生育温度・酸度

生育温度は、25~30℃です。植え付けの時期は、4月上旬から7月初旬です。スイカの好む土壌の酸度は、5.5~6.8と言われています。そのため、苗を植える2週間前に土壌を耕し苦土石灰をすきこんで畝を作るようにしたほうがよいと思います。

簡単スイカの栽培方法①土作り

スイカの好む土壌は、水はけのよい土質です。二週間前には植え付ける土壌の土を耕して置き、元肥をすきこんで準備しましょう。この時の肥料は、堆肥2kg/㎡を目安にします。スイカは酸性土壌を嫌う特徴がありますが、日本の気候では雨によって自然と酸性になってしまいます。そのため、植え付ける場所にはあらかじめ苦土石灰を毎日ておくとアルカリ性の土壌になりますよ。さらに、肥料にも賛成の者は選ばず、窒素分が少ないものを選ぶようにしてくださいね。土作りができたら、畝を作っておきましょう。

スイカ苗の植え付け

スイカの苗は、寒さに弱いのも特徴です。そのため、苗の植えつけは4月以降の十分に暖かくなってからが理想的です。地域にっては夜間に寒くなることもあるので、4月中旬から遅くても7月までにはスイカの苗を植え付けましょう。植え付けるときは、ポット苗の根を傷めないように十分に水やりをしておきます。作ってある畝に、1列で植えていきましょう。複数の苗を植える場合は、その間隔を250cmとしてくださいね。

植え付けのコツ

植え付けのコツは、苗を浅く植えることです。接ぎ木苗を使う方法では、接ぎ木部分は土に埋めないように注意しまてくださいね。また、スイカの寒さ対策もしておきましょう。植え付け時には、雑草防止にもなる黒マルチを使うという方法があります。畝に黒マルチを張り、植え付ける部分に穴をあけましょう。その穴の部分に、苗を植えていけば植え付けの完了です。

簡単スイカの栽培方法②場所

スイカの育て方で一番気にしておきたいいのが、日当たりです。スイカは日光と風通しの良い場所を好みます。ベランダで栽培する場合も、よく日の当たる場所を選んで栽培するようにしましょう。大玉スイカの場合はやはり広い面積の確保ができる場所を旬日しましょう。中だまスイカやこだまスイカは、25L以上の大型プランターがあれば栽培可能です。連作を嫌う植物で、連作というのはスイカのことだけを指しているわけではありません。前作にキュウリなどのほかのウリ科の野菜を栽培している場合は、どんな育て方をしてもうまく育ちません。

kスイカ苗・生育促進のコツ

スイカの場所がよく日に当たる場所でも、夜間や早朝は冷たい風に当たってしまいます。小玉スイカは高温性の野菜です。そのため、寒暖の差が激しいと植え付けてから元気がなくなってしまいます。そうならないためにっは、スイカの植え付け後の苗に、ホットキャップをかぶせるという方法もあります。ぽかぽかキャップとも呼ばれていて、この方法では、苗に対して夜間の保温効果があります。園芸店でも購入することができますよ。暖かくなれば成長がよくなり、透明なので日中もよく日に当たることができます。

簡単スイカの栽培方法③水やり

スイカの苗を植え付けた後には、たっぷりと水やりを行いましょう。その後の水やりは、畑であれば雨だけでも十分です。夏場の照りで枯れてしまっていたら水やりを行います。プランター栽培の時は、しおれない程度に調整して適宜水やりを行いましょう。水やりをするときは、早朝か夕方に行ってくださいね。

人工授粉

防虫ネットで覆ってしまうと、ミツバチや蝶などによって自然受粉するのが難しくなります。スイカは、雄花と雌花が別々に咲きます。スイカの苗を1つ2つ程度で栽培していると十分に受粉しない場合があります。この時は、人工授粉という方法での育て方が必要になってきますね。受粉は、早朝に行います。つるの2~4番目で、新しく咲いた雌花を選んで摘み取っておきます。その雄花を使って、授粉させてください。授粉した日は、収穫の目安になるので必ず記録しておくとよいと思います。

簡単スイカの栽培方法④摘心

何個もスイカを実らせるわけにはいかないので、随時摘心をしていきます。摘心をすることによって太く勢いのよい親ずるにあり、立派なスイカが実りますよ。それではスイカの摘心を行いましょう。スイカの親づるは、本葉5~6枚のころに先端を摘心するようにします。空中栽培で、高くまで成長してしまって摘心が難しい場合もあると思います。その場合は、あまり無理して摘心しなくても成長に問題はありません。また、スイカの親づるのあいだの分枝しているつるは、4本程度きれいで元気なものだけを残すようにしましょう。

さらに摘心していくと、孫づるという脇芽のつるが伸びてきます。そのつるを再度摘心して、切り取ります。なるべく勢いのあるつるだけを残して、3~4本残になるように摘心していきましょう。摘心がすんできれいな太いつるだけになったら、絡んだり風で流れていかないようにします。この時、摘心したつるを傷めないように、園芸用のピンなどで固定しておくとよいと思います。

簡単スイカの栽培方法⑤肥料

スイカの肥料は、元肥と追肥があります。タイミングを見て、適時肥料を与えていきます。まず、植え付けの準備として、苦土石灰を肥料にしてすきこんでおきましょう。この時の肥料は与えすぎてしまうと、スイカの株を甘やかしてしまう事になるので注意します。また、窒素が多い肥料は葉とつるだけが伸びてしまい、肝心の実がつかないこともありいます。これを「つるボケ」と呼んでいます。そのためスイカに使う肥料は、結実のためのリン酸を多く含む肥料がよいと思います。家庭菜園で人気の小玉スイカでは、マンガン・ホウ素なども含んだ肥料が最適です。

小玉スイカの注意点

小玉スイカは実を収穫する野菜のため、花や実の成長に必要なリン酸を多くし、葉や根の成長に必要な窒素やカリは控えめにします。 とくに窒素が多いと、葉ばかりが繁って実がつかない「つるボケ」を起こすため、与えすぎに注意します。 ほかに小玉スイカの成長に欠かせないマンガンやホウ素などの微量要素も配合された肥料が最適です。

追肥

実がつく前は追肥は追肥の必要はありません。一番果が肥大してピンポン玉サイズになったら追肥します。化成肥料を畝の片側に溝を掘って埋めます。この他にも、スイカの葉色が悪い時などに適宜追肥をするようにします。そして二番果が2個以上着果したころに、二回目の追肥を行います。追肥の仕方は、1回目と同じように行ってくださいね。

簡単スイカの栽培方法⑥薬剤

薬剤も、害虫や病気に合わせて賢く使っていきましょう。スイカは病気に弱いので、必要な時は薬剤使用もすることがあると思います。

病害虫

スイカにつきやすい害虫では、アブラムシ・ウリハムシ・ハダニなどが発生します。ウリハムシは防虫ネットでトンネルして防除できます。アブラムシやハダニは発生初期に薬剤を散布しましょう。希釈した薬剤は一度で使い切り、同じ場所に何度も薬剤を当てないようにしましょう。トップジンM水和剤を株元よくかかるように散布します。

つる枯病

つる枯病は、名前の通り、スイカの大事なつるが枯れてしまいます。この場合は、「ジマンダイセン水和剤」もしくは「ダコニール1000」を希釈して散布します。病気になる前からの予防もできるので、積極的に使いたい薬剤です。

簡単スイカの栽培方法⑦収穫

スイカの収穫をしていきましょう。

玉返し

スイカはそのままの状態にしておくと、地面に接している部分が赤くならなくなってしまいます。そのため、スイカの玉をひっくり返していく作業になります。そうすることで、地面に接していた面も色をつくんです。頃合いを見て、収穫までには4~5回ほどこの作業を行います。そうして、受粉からおおよそ35日ほどで収穫ができるよおうになります。

収穫時期

玉返しをしていくうちに、スイカの実に伸びている巻きひげが茶色くなります。このころが収穫時期になります。しまこだまは、授粉してから35~37日頃を目安に収穫します。黒児玉は、43~45日頃を目安になります。

スイカの病気

主にスイカがかかりやすい病気は、モザイク病とうどん粉病です。モザイク病は、早期発見が大事です。主にアブラムシが媒体となっています。葉に不規則なモザイクのような白いウロコの模様が現れますスイカの実も、果肉が極端に柔らかくなって食べることはできません。

スイカのうどんこ病は、スイカの葉も実もすべてがうどんこをまぶしたような白い粉状になってしまうことです。この白い粉は、カビです。そのままにしておくとカビがどんどん広がっていきます。葉っぱから光合成ができなくなって、枯れてしまいます。この原因は、カビなので清潔にしておくことが何よりの予防です。雨が続く日は、じめっとしてカビが繁殖しやすくなるため、藁など敷いておくようにしましょう。

栽培しやすいスイカ品種

家庭菜園でも簡単に栽培できる、育てやすい品種を紹介します。

オレンジシャワー

家庭菜園では、小型で多くの実がつく小玉スイカが人気です。さらに実がなるまでが早い早生品種のスイカだと早く収穫できますよ。このオレンジシャワーは、家庭でも育てやすくておすすめです。黄色でもない、赤でもないオレンジいスイカは珍しく、子供にも人気の高いスイカです。家族で育てて、スイカを切ってびっくりしてみたいですね。

紅小玉TW

赤玉でこだまタイプの定番品種です。草勢がとても旺盛で、耐病性に秀れているので初心者でも簡単に栽培することができる品種です。特徴は、1つの苗から15~20果も収穫ができる豊産性です。圧倒的に収穫量が多いスイカなので、食べきれなくなってしまいそうです。

スイカが割れる原因

スイカがせっかく大きくなったのに、割れてしまうということがあります。これは、主に2つの原因が考えられます。まずは、水分を急激にスイカの果実に蓄えてしまったことです。スイカを切ると、中にはたくさんの水が含まれています。このようにスイカは水分をたくさん欲しがる野菜なのですが、着花してからたくさんの水を吸収してしまうと割れてしまいます。スイカは乾燥気味に育て、畑での場合はなるべくビニールハウスのようにして雨よけをするようにしましょう。もう一つの原因は、寒暖の差が激しかったことです。夏の直射日光に当たりすぎても中の水分が膨張して割れてしまいます。そして、夜間の冷え込みでも中身が割れてしまうんですね。この二点に気をつければ、スイカの収穫ができますよ。

家庭菜園でスイカの栽培

畑ではなく、自宅で家庭菜園をしていく人も多いと思います。これまでのスイカの育て方で紹介してきましたが、スイカは大型のプランターがあれば畑がなくても栽培することができるんです。そのスイカの栽培方法やコツなどをまとめました。

苗の選び方のコツ

甘くておいしいスイカを栽培するときは、苗の選び方も重要になってきます。苗の選び方のコツは、まず自根の苗化、接ぎ木苗かでも分かれます。スイカは連鎖を嫌い、連鎖が原因でつる割病などの病気にもなりやすくなってしまいます。そのため、家庭菜園での育てやすさでは、接ぎ木苗のほうがよいと思います。しかし、スイカはやはり自分の根で育てたほうが甘くおいしくなるといわれています。もしも連鎖がないような状態でしたら、病気に強い品種の簡単に栽培できる自生苗がおすすめです。苗は、本葉が5~6枚ついていてきれいにそろっているもの、節が狭いもの、葉に光沢があり肉厚なものを選ぶのもコツですよ。

空中栽培

スイカは、空中栽培にして立体的に栽培する方法が人気です。畑のように地面に這わせることができなくても、つるを上方向に伸ばして栽培するという方法ですね。これは、緑のカーテンの役目もしてくれます。スイカの玉を吊るすことによって、スイカをひっくり返す手間もな汚れやカビの発生も防ぐことができますよ。

甘いスイカを栽培しよう

スイカの育て方のコツを、7つにして紹介してきましたがいかがでしたか?スイカは育て方が難しいとあきらめていた人も、コツをつかめば自宅で甘いスイカが収穫できますよ。夏の暑い季節にのどを潤してくれる、欠かせない野菜のひとつです。ハウス栽培されているので、今では通年スイカを食べることができるようになりました。それでも旬のスイカは、やはり味わい深いものがありますね。スイカはベランダでの育て方もできるので、ぜひ家族でスイカを栽培して、収穫の醍醐味も味わってみてくださいね。