名前から想像できない高級魚「オジサン」!その由来と美味しい食べ方まとめ!のイメージ

名前から想像できない高級魚「オジサン」!その由来と美味しい食べ方まとめ!

「オジサン」という名の魚がいることはご存知でしょうか?名前の通り、何処か憎めない姿をしたユニークな魚ですが、その身は大変美味しく、高級魚として珍重されているとか。ここではオジサンの由来は勿論、おいしい食べ方も紹介していきます。

2018年02月14日更新

咲良09
咲良09
おもに釣りに関心があります、読みやすい記事になるよう勉強中です
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目次

  1. オジサンとは?その名の由来と特徴
  2. 「ババア」や「オバサン」もいる!?
  3. 謎の魚「オジサン」はどこで釣れる?
  4. オジサンは高級魚!その味やおススメの食べ方
  5. オジサン料理におすすめなレシピ紹介
  6. 名前だけでなく、味にも注目してみよう!

オジサンとは?その名の由来と特徴

「オジサン」という魚がいると聞いても、どうしても魚と「オジサン」と言うキーワードはなかなか結び付かないもの、ユニークな姿をした魚や変わった名前の魚は多く知っていても「オジサン」と聞いて魚の名前だと思いつく方は少ないでしょう。しかし、オジサンと言う魚は確かに存在し、スズキ系スズキ目スズキ亜目ヒメジ科ウミヒゴイ属に分類される、案外身近な魚の仲間のです。

オジサン顔の魚だからオジサン?

mai_keiさんの投稿
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漢字名ではそのまま「叔父さん」や「伯父さん」と書き、オジサンと書くより更に哀愁がただよい、さらに魚の名前だと連想しにくい名前になります。この「オジサン」は決して俗称などではなく、れっきとした標準名で、日本全国どこで釣れても「オジサン」と呼ばれます、その名は下あごについた二本のヒゲに由来し、かつては「オジイサン」と呼ばれていましたが、徐々に名が縮められオジサンと呼ばれるようになった、とされていますが、由来はまだよくわかっていません。どちらにせよ「オジサンのような魚」と言うのが由来、と思ってよいでしょう。

「ババア」や「オバサン」もいる!?

m_s_coooさんの投稿
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変わった名前の魚はオジサンだけではなく、中には「ババア」や「オバサン」と呼ばれる魚も存在します。なんだかもっと魚を連想しづらい名前ですが、こちらは標準名ではなく俗称に近く、地元では通じるけど県外の人には殆ど通じない、知ってる人は知っていると言うマニアックな呼び名で、知っていると物知りになれる呼称です。

vodkariderさんの投稿
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まず「オバサン」と呼ばれる魚とは、ヨシキリザメの事。主にフカヒレやカマボコの材料にされるサメの仲間で、千葉県ではこのヨシキリザメのことを「オバサン」と呼んでいます、その名の由来は「顔がオバサンっぽいから」とされており、いつから呼ばれるようになったかは知られておらず、たくさん水揚げされるうちに、漁師が俗称として呼ぶようになったものが、そのまま千葉県全土に広まったと言う説が有力です。

nozomi_non0611さんの投稿
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そして「ババア」と呼ばれる魚とは、深海魚タナカゲンゲの事。島根県や鳥取県では「顔がおばあさんに似ている」という事からババ、ババアと呼ばれています。最近はババアではなく、ちゃんを付け「ババチャン」と呼ぶことが多く、中国地方ではタナカゲンゲと呼ぶより「ババアと言う魚」で通じることの方が多いとされています。何にせよ、ユニークな名前を持つ魚はオジサンだけではない、と言う訳ですね。

謎の魚「オジサン」はどこで釣れる?

オジサンの食べ方やレシピも気になりますが、何より気になるのはオジサンは何処で手に入れられ、何処で釣れるか、オジサンはヒメジ科に属する魚のため、暖かな海を好み、インド洋や太平洋のサンゴ礁域に分布し、日本では駿河湾以南の沿岸部でその姿を目にすることが出来、特に沖縄や伊豆諸島でよく釣れるとされています。

オジサン釣りのポイント、魚の性質を把握しよう

takashi.mireiさんの投稿
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釣りの対象としてのオジサンには大きく2つの釣り方が存在し、1つは貝のむき身やイソメをエサとする投げ釣り、もう1つはルアーをを使用した仕掛け釣りに分けられます。どちらの釣り方でも釣れる確率は余り変わらず、使用するル仕掛けやエサによって手応えが微妙に変化します。沖縄ではこのオジサンを釣ることが出来る、初心者でも安心のフナ釣りツアーが行われており、特にタックルにこだわらずとも、簡単に狙うことが出来る魚です。こう書くとあまり高級魚には感じませんが、その味はまさに高級魚にふさわしいものです。

美味しいオジサンを選ぶポイント

motch_kunさんの投稿
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釣りで狙う以外にも、市場で大型のヒメジに交じって入荷してくることが多く、そこで購入することもおススメします。目利きのポイントは、触ったときに張りがあり、色が濃く、全体的に鮮やかなものを選ぶこと。弾力があって鮮やかなものを選べば間違いありません。オジサンはそのユニークな姿から「イロモノ」扱いされてきましたが、近年その味や食べ方が注目されてきており、その扱いは「イロモノ」から「高級魚」へと変わりつつあります。

オジサンは高級魚!その味やおススメの食べ方

オジサンは高級魚…と言っても、どんな味か想像もつきませんが、その味はクセがなくあっさりしており、どんな料理や味付けにしても美味しく頂ける。上品な味わいの魚です。和風のレシピでも、洋風のレシピでも大変美味しくなる魚ですが、特にオジサンは「お刺身」にするのがおススメで、お刺身にすることで、オジサン本来の味を余すことなく味わう頃が出来ます。新鮮なオジサンを手に入れたら、まずはお刺身にして食べてみましょう。

オジサンの刺身はどんな味?

オジサンの刺身は、思わずそのユニークな名前や姿を忘れてしまうほどの美味しさ。身だけでも十分なくらいに美味しいオジサンですが、皮を残したまま切り身にしたり、皮目を軽く炙る事で、本種ならではの美味しさが味わえ、身は勿論皮にも甘みが詰まっているため、皮つきはちょっと…と敬遠せず、一度は味わってみましょう。何より、皮つきにすることで、身の白と皮の紅が美しいコントラストを作り出し、目にも美味しい逸品に仕上がります。

材料
オジサン半身
大葉2~3枚

1
釣り場で内臓、えらを取り除き、海水でよく洗い、持ち帰ります。

2

今回はこのオジサンを使います。

3

うろこは取っておきます。大きなうろこで密集しています。

4

3枚おろしにします。
今回は半身は湯霜作り、もう半身は天ぷらにします。

5

腹骨はそぎ切にします。

6

中骨に沿って真直ぐに包丁を入れ、骨を切り取る。

7

氷水を用意する。
やかんでお湯を沸かす。

8
オジサンの皮の方を上にし、キッチンペーパーをかける。その上から皮にそって熱湯をかける。

9

皮が反り返ったら、すぐに氷水に入れ冷やす。

10

後は食べやすい大きさに...

11

チヌは普通の刺身にしました。和歌山の海はキレイなので、チヌも非常に美味しいです。

オジサン料理におすすめなレシピ紹介

和風レシピでのオジサン

beragashiraさんの投稿
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材料 (一匹分)
白身魚1匹
醤油大さじ1
麺つゆ(3倍濃縮) 大さじ3
みりん 大さじ3
水or(酒を半分)200ml~

1

鍋に入るように2等分し、1回魚を湯通しして臭みをとる。(必ず!)
2

魚の入る鍋に魚、調味料を全て入れてぐつぐつ裏表合わせて20~25分程煮る。水の量は魚の下半分以下でOK.

3

お皿に盛り付けて完成!身が崩れやすいので優しく扱ってね。今回は崩れてしまいました...。

4
白身魚で基本の調味料の割合は醤油:出し汁:みりん:砂糖=1:3:0.3:0.5らしいです。これを参考にしてもOK.

5
青魚だと1:1:0.3:0.6
鯛などの白身は、旨みが少ないので出しを取るための汁物より煮付けが向いているそう。
6

鯛でも美味しくできました☆
やはり味が淡白なので味付けはしっかり目が良いかも。
2015.1.29

オジサンはお刺身以外でも、和風の料理と相性がよく、定番の食べ方である塩焼きや煮つけにしてもよく、沖縄では「まーす煮」と呼ばれる、少量の水と塩で炒り煮にしたものが食べられています。クセのない白身のため、あっさりした味付けにも濃いめの味付けにもよく合い、みそ汁の具にすれば骨や皮からダシが出る為、豪快にあら汁にしてしまうのもアリですよ。

オジサン料理を楽しむには

オジサンは地元の人の間では、刺身は船の上で食べ、煮つけや唐揚げは持ち帰ってから食うと言われています。オジサンが水揚げされる地元ならではと言う贅沢ですが、そもそもオジサンが何かわからないと言う場所ではそうもいきません。興味があってもすぐには食べられないのが残念な魚ですが、沖縄よりもっと南に位置する宮古島に行けば、結構な確率でオジサン料理を楽しめます。オジサンの味を知りたいと言う方は、宮古島旅行を検討してみてはいかがでしょうか?

洋風レシピでのオジサン

nobiyamamotoさんの投稿
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オジサンは火を通しても身がかたくならないため、洋風の量とも相性がよく、特にムニエルに最適です。ムニエルにする際はしっかり香ばしく焼くのがポイントで、こうすることで食中毒の心配を防げるのみでなく、外側のカリッとした食感と、中のふわっとした食感を同時に楽しめる絶品に仕上がります。特にバターや油との相性がよく、小麦粉を付けず、たっぷりの油で香ばしく焼き上げる「ポワレ」も向いています。

洋風でいろいろな食べ方

ムニエルやポワレ以外にも、ソテーにしたりオリーブオイルで炒めるのもおススメで、基本的にどんな味付けにしても美味しく、かつ上品な味を楽しむことが出来る魚となっています。ただ元の魚の名が「オジサン」だと知っていると、あまりにも上品すぎる味付けだとちょっと違和感を覚えてしまうかもしれません。和風でも洋風でも、好きな食べ方をしていいと言う感じですね。

材料
魚 (おじさん)1尾
ピザソース大さじ4
とろけるチーズ適量
塩・こしょう適量

1
三枚におろします

2
肉厚でキレイな身です。
ウロコの残りがないよう気をつけ、塩コショウをかけます。

3
少量のあぶらをひいたフライパンへ投入。が、注意。
最後に身の上にソース&チーズ乗せるので
身から焼きます。
4

こんがりしたら、ひっくり返します。
ここで皮が縮みますので
フライ返しなどで「しっかり!!」押さえつけます。ここ大事。
5

皮の縮もうとする動きが収まったら
ピザソースとチーズを乗せ、ふたをします。火は中火の弱め

6

火がとおり、チーズが溶けたら出来上がり♪
出来立てのホワっとしたお魚を食べてね。

名前だけでなく、味にも注目してみよう!

buhhinさんの投稿
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「オジサン」と言う、一度耳にしたら忘れられないような特徴的なネーミングに憎めない顔つきをした魚。そんなオジサンはどう料理しても美味しく、見た目も美しい高級魚。そう思うと「変な名前の魚」だけでは片づけられない、魅力にあふれた魚に見えてきますね。なかなかお目にかかれない魚なので、宮古島に立ち寄る機会があったら、ぜひ一度は「オジサン」を味わうことをおすすめします。

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