スケボー| スケートボード デッキ プリミティブ PRIMITIVE[8.2インチ]
ペニー| スケートボード デッキDECK 22インチ
VENTURE TRUCK |トラック
ペニースケートボード|トラック 4インチ 2014 パーツ 4インチ
スピットファイヤー| フォーミュラーフォー ヘルファイヤー マルチ ボール
クルーザー| ソフト スケボー ウィール スケートボード ホイール ペニー
SM BLANKS|Mini ソフトウィール ストリート形状
ボーンズ | レッズ スケートボード ベアリング
ペニー|スケートボード 22インチ
ペニー| スケートボード ニッケル
Globe Bantam ST|スケートボードグラフィック
クッシュ|ブッシュ ペニー PENNY スケートボード
初心者のスケートボードの選び方
スケートボードには種類があります。大きく分けてストリートスケートボードとロングスケートボードです。
スケボーの種類:ストリートスケートボード
ストリートスケートボードはいわゆる普通のスケートボードです。乗る部分は木でできていて銀色のシャフト部分にタイヤがついてる、おそらくみなさんが「スケートボード」を想像した時に思い浮かべるものです。こちらのスケートボードはトリック向けの人が購入するものです。
スケボーの種類:ロングスケートボード
一方ロングスケートボードは「乗る・滑る」が目的のものです。街乗りだけではなくダウンヒルをスケートボードで滑り降りている映像で乗っているのはロングスケートボードです。基本的には大きいスケートボードが多いですが、ペニーやミニクルーザーも小さいですがロングスケートボードに含まれます。
ペニーは街乗りにおすすめ
ペニーなどのミニクルーザーは通勤・通学での街乗りなど目的は明確で、それに突出していると言えます。普通のストリートスケートボードよりもペニーのほうが安い点もメリット。また靴が傷つかないのもメリットです。街乗りしたいから小さいものが欲しいのであればペニーをはじめとするミニクルーザーを購入することをおすすめします。
初心者が知るべきスケートボードのパーツについて
スケボーは4つの部品で構成されている
スケートボードはデッキ、トラック、ベアリング、ウィールの4つのパーツから構成されています。それぞれの部品の特徴を普通のスケートボードとペニーを比較しながら見ていきましょう。
スケボーのパーツ:デッキ
スケボー| スケートボード デッキ プリミティブ PRIMITIVE[8.2インチ]
デッキは乗る部分です。ボードとも言います。普通のスケートボードなら木でできていて、ペニーであればプラスチックの部分です。普通のスケートボードだとトリックをする際にどうしても擦り減ってしまいます。あるいは高いところから着地すると折れてしまうことがあります。一方でペニーのデッキであれば基本的に折れることはなく交換する頻度はかなり少ないです。
ペニー| スケートボード デッキDECK 22インチ
普通のスケートボードであれば大体縦は32インチぐらい(ちなみに1インチは約25ミリです。)、横は7.5~8インチ程のサイズですがペニーの場合は縦は22インチから、横も5インチほどからと種類によってかなり大きさは違うものの全体的にサイズは小さいです。またペニーは後ろ側(テール)が反り上がっていますが、普通のスケートボードはノーズ側(前側)も反り上がっています。トリックをする上でノーズの反り上がりは重要です。
スケボーのパーツ:トラック
VENTURE TRUCK |トラック
トラックはスケートボードのデッキとタイヤを繋ぐパーツです。普通のスケートボードの銀色の部分と考えればわかりやすいと思います。普通のスケートボードのトラックのサイズは5インチ(シャフト部分を除く)以上であとはデッキサイズが大きくなればトラックサイズも大きくなります。
ペニースケートボード|トラック 4インチ 2014 パーツ 4インチ
一方ペニーのトラックサイズは3インチからとなっています。ただしシャフト部分を考えると5インチ以上になっていてデッキ幅よりもトラックのサイズが大きくなっているのが特徴です。また普通のスケートボードと比べてトラックが高いのも特徴です。
スケボーのパーツ:ウィール
スピットファイヤー| フォーミュラーフォー ヘルファイヤー マルチ ボール
ペニーをはじめとするミニクルーザーの大きな特徴として挙げられるのがウィールです。ウィールとはタイヤの部分のことです。様々な種類がありますが普通のスケートボードであれば大体52ミリぐらいのサイズで、ペニーであれば59ミリものサイズになります。
クルーザー| ソフト スケボー ウィール スケートボード ホイール ペニー
もう一つ重要なのが硬さです。普通のスケートボードの多くはハードウィールという硬いタイヤですが、ペニーなどのミニクルーザーはソフトウィールという柔らかい素材でできています。これは多少荒れた地面でも柔らかいほうがスケートボードのスピードが落ちることなく進んでいくからです。だから街乗りに適しているんですね。
普通のスケボー向けのソフトウィールも使えます
SM BLANKS|Mini ソフトウィール ストリート形状
ソフトウィール自体は小さいサイズも存在することにあります。ペニーにこだわらず、街乗り目的でもストリートスケートボードを購入してみて、「やっぱり小さいほうがいいや」と思ったらDIYでストリートスケートボードのデッキを加工すればミニクルーザーにもなります。
スケボーのパーツ:ベアリング
ボーンズ | レッズ スケートボード ベアリング
ベアリングはスケートボードのウィールに付けるパーツで回転するときの摩擦を軽減する役を担っています。普通のスケートボードであればベアリングを掃除したりオイルを挿したりメンテナンスする必要がありますが、ペニーであればメンテナンスの必要がありません、明らかに回転が悪くなったらベアリングを購入すればいいです。ちなみに普通のスケートボードのベアリングでもペニーのウィールに付けられるサイズになっているので安心してください。
ペニースケートボードの選び方
ペニーは大きく分けて3種類
ここまで読んでくれた読者の方なら気になることがいくつかあると思います。ペニーの値段と種類です。実は一言でペニーと言っても様々な種類があります。ここでは3種類を紹介していきます。
定番!ペニースケートボード22
ペニー|スケートボード 22インチ
22インチサイズのペニーです。これがペニーの中では最も有名なものでしょう。サイズが小さいので街乗り後にも用事があるのであれば持ち運びやすいのでおすすめです。またボード自体が小さいので足の小さい女子や子供向けとも言えます。もちろん男性が乗ってもまったく問題はありません。
初心者向け!ペニースケートボードニッケル
ペニー| スケートボード ニッケル
ペニースケートボードニッケルは普通のペニーと変わらないように見えますがサイズが違います。こちらは27インチで横幅も広くなっています。初めてスケートボードをするのであればこちらのペニースケートボードニッケルを購入するのがおすすめです。
最新!32" ペニー
縦32インチ、横幅も最大で8インチほどのサイズのペニーです。ほとんど普通のスケートボードと変わらないサイズですね。実はこの32" ペニーはノーズも反り上がっています。つまりトリックもできるんですね。反面やはりサイズが大きいこと、街乗りなどで小さいのが売りのミニクルーザーのいい部分を捨てちゃうことになります。
そしてこの32" ペニーは日本ではまだ購入しにくいみたいです。アメリカの通販サイトでも売り切れていますね。トリックもしたいならこの32" ペニーがおすすめです。日本に流通するまで他のペニーを購入するか販売まで待つのがいいでしょう。
ペニー以外のおすすめミニクルーザー
BANANA BOARD、値段は13000円~
BANANA BOARDもおすすめのミニクルーザーの一つです。縦の長さが22インチペニーより少しだけ大きく、横幅や重さなどはほとんど一緒です。周りがペニーだらけで流行りに流されるのはちょっと…という人は購入の選択肢に入れていいでしょう。
Globe Bantam ST|スケートボードグラフィック
Globe Bantam STもおすすめのミニクルーザーです。22インチペニーより全体的に少し大きくやや重いですが滑るのにはある程度重いほうが安定します。ちなみに「ST」はスワロウテールのことで実際にテールの部分がツバメの尻尾みたいに分かれています。派手なグラフィックが好きな人におすすめのミニクルーザーです。
初心者ならしっかりしたスケボーを買おう
「ペニータイプ」など謳っている種類のものはまがいものです。デッキは割れやすくウィールの回転も悪いです。間違って購入して安物買いの銭失いにならないように注意しましょう。
初心者の乗り方基本講座その1
まずはスケートボードのスタンスを確認しよう
ミニクルーザーやスケートボードを購入したらまず最初にすることがスタンスの確認です。前足をどちらの足にするかということです。左足を前にするなら「レギュラースタンス」、右足を前にするなら「グーフィースタンス」となります。どちらが優秀ということはありませんのでやりやすい方を選びましょう。階段を登るときどちらの足から前に出すかというのが一つの目安になります。そのまま前に出した方が前足になります。
ミニクルーザーやスケートボードに限らずスノーボードやサ-フィンでもこのスタンスがそのまま生かされます。前足をボードの前ビスの上に置き、後ろ足をテールに置くのが基本のスタンスになります。また降りるときは前足に体重をかけて後ろ足から降りましょう。前足から降りてしまうとミニクルーザーだとまくられて転ぶ危険性があります。
スケートボードの初心者の乗り方基本講座その2
プッシュ
スタンスを確認したらいよいよ乗り方に入ります。前進するためにプッシュをしましょう。後ろ足で地面を蹴って進みます。コツとしてはスケートボードに平行に、なるべく近い距離で漕ぎましょう。ミニクルーザーは性質上少しプッシュをするだけでかなり進むので初心者の方は最初は怖いと思います。少しずつ、ゆっくりでいいので慣れていきましょう。
スケートボードの初心者の乗り方基本講座その3
ターン
プッシュができるようになったらターンを覚えましょう。ターンは曲がることです。進みながら両足を基本のスタンスにもっていったら曲がりたい方向に体重をかけます。ミニクルーザーは少し体重をかけるだけでかなり曲がれるので感覚を掴んでいきましょう。左右両方思うように動かせるようになるまで練習しましょう。
スケートボードの初心者の乗り方基本講座その4
2種類のブレーキ
初心者はまずこれから:スケボーのブレーキその1
初心者にとって一番大事なのがブレーキです。最初は飛び降りる感じでスケートボードから降りているかもしれませんがしっかりとした止りかたを覚えましょう。基本の止りかたは後ろ足を地面に下ろし、少し接地させる感じで減速していく方法です。最初はゆっくりしたスピードで止まる練習をしましょう。
少し慣れたら:スケボーのブレーキその2
もう一つがテールを地面に押し付けて減速する方法です。後ろ足に体重をかけてテールを地面に当てます。こちらの方法は先に紹介した方法に比べて、急ブレーキ的な方法に近いです。ですがこれができないと街乗りするには少し危ないと言えます。怖いかもしれませんがしっかり習得しましょう。最初はスケートボードが止まったままテールを地面に当てましょう。この時確実にテールの上に足があるように基本スタンスをしっかり意識してください。ボードの平らな部分に足を乗せたまま後ろに体重をかけるとまくられてしまいます。
まずはここまでをマスターしよう!
プッシュ、ターン、止まりかた、これらの乗り方をマスターすればある程度スケートボードでの街乗りができるようになると思います。それでも初心者の域は脱していないので人通りが多い場所での街乗りはおすすめしません。もう少しミニクルーザーやスケートボードに慣れるようなトリックを解説していきます。
初心者がペニーに慣れるために
ランニングプッシュ
ランニングプッシュはスケートボードを手に持って、助走をつけてから乗る方法です。この乗り方ですが前述の基本を抑えた方ならわかると思いますが小さいスケートボードに飛び乗るわけですから少し怖いです。それゆえスケートボードに慣れるためにはかなりいい練習になるトリックです。
コツとしては走りながらノーズ側のビスをしっかり前足で捉えられるようにしましょう。小さいボードの真ん中に前足を乗せてしまうと後ろ足をテールに乗せた時に棒立ちのようになってしまって危険です。スケートボードに乗る上で大事なのは膝を曲げておくことです。前足をビスの上にのせ体重をかければ転倒の心配はほとんどないでしょう。この乗り方をマスターすればかなりかっこよく見えるようになります。
ペニーのメンテナンス
ここまで来たら自分好みにペニーを調整するのもありです。一番簡単なのはトラック部分のナットの調整です。緩めれば曲がりやすく、締めれば曲がりにくくなります。自分好みの締め具合を見つけましょう。
クッシュ|ブッシュ ペニー PENNY スケートボード
あるいはブッシュの交換をするのもいいかもしれません。ブッシュとはトラックの中に入っているゴムのことです。ハードブッシュなら曲がりにくく安定した感覚、ソフトブッシュであれば曲がりやすく粘り強い感覚が得られます。自分好みのブッシュを取り付けてみましょう。ちなみに購入したばかりのペニーについているブッシュの硬さは90aです。数値が小さくなれば柔らかくなります。
ウィールがすり減ったら交換を
普通のスケートボードであればウィールの交換も視野に入れるところですが、ペニーの場合はその必要がありません。擦り減ってきたら正規品と交換すればいいでしょう。
脱初心者の為の一つ上のテクニックを紹介
ここからは脱初心者に向けて少し上級者向けのスケボーテクニックを紹介していきます。これが出来ればさらにスケボーが楽しくなる事間違いなしです。 ですが、危険度も増しますので慣れないうちはきちっとプロテクターやヘルメットで体を守ることをおすすめめします。
マニュアル
ペニースケートボードで段差を越える
街乗りするのであれば段差を越えるのも重要です。高くない段差であればペニーでも越えることが出来ます。越え方自体は滑ってる最中に後ろ足に体重をかけて前輪側を上げます。しかしここは思い切って「マニュアル」を覚えましょう。
マニュアルは簡単に言えばウイリーです。前輪を上げたまま走行することを言います。後ろ足に体重をかけ、前輪を浮かせましょう。マニュアル状態で10センチ、30センチ、50センチ…と距離を伸ばせるようになれば上達している実感も得られてスケートボードに乗ること自体が楽しくなります。
チクタク
スケボー初心者でもできたら楽しくなるトリック
チクタクは振り子の原理で進んでいく乗り方です。一瞬だけテール側に重心を傾けノーズ側を浮かせ左右どちらかに振ります。これを「右、左、右、左…」と繰り返すと前に進んでいきます。最初は止まったまま右側だけに360度回転しそれが出来るようになったら今度は左に360度回転できるようにしましょう。
その場で回転できるようになったら今度は止まったまま左右に振ってみましょう。まさしく時計の振り子の「チックタック」といった具合です。この段階で前に進める人もいますが全然前に進めなくても問題ありません。ちなみに筆者は最初は後ろに進んでいったほどです。左右に振るのに慣れてきたら一度軽くプッシュしたあとにまたチクタクしてみましょう。これを繰り返していけば重心の感覚なども自然と掴んで、止まった状態から前に進めるようになります。
ポンピング
ペニーならプッシュしなくてもグイグイ進める!
そして最後に紹介する乗り方がポンピングです。ポンピングはロングスケートボードの醍醐味とも言えるものなので是非とも習得しておきたいです。まずチクタクは必ず習得しておいて下さい。やり方ですが軽くプッシュをしてスラロームのように「右⇒左・・・」と体重をかけます。この動きを上半身も使って大きくしていきます。
感覚的にはブランコで振り幅を大きくしていくのに似ているように思います。ただこのポンピングですが人によっても上半身の動きかたに様々な種類があるので一概に「これ」とおすすめできる方法はありません。ゆるい傾斜の坂道を登れるようになったらマスターしたといっていいでしょう。慣れてくればプッシュよりスピードを出せるほどになります。
ペニーについてのまとめ
いかがだったでしょうか?この記事を読んでペニーの購入やスケボーに興味を抱いてくれたらうれしいです。小さいクルーザーでも極めようと思えばたくさんのトリックがあるので、この記事に載せたトリックだけではなく自分だけの技を開発するのもいいかもしれません。スケートボードの乗り方、楽しみかたは自由で全てあなた次第です。
32" ペニー、値段は119ドル