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栄養満点!リーフレタスの育て方と栽培方法!種まきから収穫まで紹介!

サラダといえばリーフレタス!といっていいほど定番の野菜、実は家庭菜園で栽培できるということを知っていますか?種まきから収穫までの期間が短く、栽培方法も簡単なので初心者におすすめの野菜です。そんなリーフレタスの育て方のポイントについてご紹介します。
2020年8月27日
naru
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リーフレタスを育てよう!

栽培のコツ

リーフレタスは暖かい気候になってから種まきを行います。種に太陽の光を当てて育てることがポイントです。発芽適温が15℃~20℃前後なので、温度管理をしっかり行ってくださいね。リーフレタスは高温多湿に弱い性質を持っています。なので、地植えにして雨にあてながら育てているとリーフレタスが枯れてしまいます。そのため、地植えで栽培を行いよりプランターで栽培してくださいね。春に種まきを行う場合は、梅雨入り前に収穫を行えるように計画を立てておきましょう。

リーフレタスの栄養素

リーフレタスとは、分球していないレタスに分類されます。分球しているレタスである「玉レタス」より栄養素が高いです。リーフレタスとレタスの栄養素を比較すると、カロテンは約10倍、ビタミン・ミネラルは2倍程度多く含まれています。カロテンは、抗酸化作用が強いためがん予防やアンチエイジングにも効果が期待できますよ。カリウムも豊富に含まれているので、むくみが気になる方にはおすすめです。リーフレタスの一般的な食べ方は、生でサラダにして食べます。リーフレタスをトマトやジャガイモなどいろんな野菜と合わせて食べてもいいですね。

レタスの品種・種類

「レタス」と一言で言ってもたくさんの品種や種類があります。レタスは大きく分けると4つにわけることができます。1つ目は茎から葉を取り除いていくタイプのレタスです。サンチュなどがそうですね。二つ目はよくサラダに使用されている葉がまいていないタイプのレタスです。シーザーサラダで主に使用されています。三つ目のレタスは分球していないタイプです。サニーレタスやリーフレタスがそうですね。ちなみに、リーフレタスは緑の葉、サニーレタスは赤い葉をしています。四つ目は分球するタイプの玉レタスです。一般的にレタスと言われるとこの玉レタスになります。

リーフレタス基本の育て方1「種まき・苗植え」


種まき方法

リーフレタスの種は、緑と赤の2種類あります。自分好みのリーフレタスを見つけて、種を購入してくださいね。リーフレタスの種まきを行う時期は、春の3月~4月と秋の9月~10月です。地面やプランターに直接種まきを行っても育てることができますが、リーフレタスは大量の間引きを行う必要があるのでポットに種をまいて苗を作ることをおすすめします。 ポットに赤玉土か種まき用土を入れていきます。種は1つのポットに3粒ほどまきます。薄く土をかぶせて土が乾燥しないように管理していきます。土は必ず軽くかぶせる程度にしておいてください。リーフレタスの種に太陽の光を当ててあげなければ発芽しにくくなってしまいます。発芽したら間引きを行い、本葉が5枚程度まで成長したらプランターへ植え替えていきます。

苗の植え付け方法

リーフレタスの苗を植え付けるための方法についてご紹介します。株より一回り大きなプランターを使用してくださいね。60cmのプランターであれば3株ほど植え付けることができますよ。植え付ける時期は種まきとほぼ同じ時期です。 プランターの底にネット、鉢底石を敷いていきます。水はけをよくするために鉢底石は1cm敷いてください。プランターの半分まで土を入れたら葉を持ち上げ手持ち、苗を土に置きます。苗がしっかり固定されるように土を足しながら根元がしっかり固まるまで土を入れてください。リーフレタスは苗植え後2週間ほどで根付き始めます。根がしっかり付くとどんどん成長しますよ。

リーフレタス基本の育て方2「土作り」

リーフレタスの栽培を行う前に、土作りを行っておく必要があります。土を自分で配合する場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土2:バーミキュライト2の割合に肥料を混ぜ込んだものを使用します。リーフレタスは根を浅く張って成長する野菜なので、土は水はけがいいものを使用します。土は苗を植え付ける1週間前には準備しておいてくださいね。配合しない場合は、市販されている野菜専用培養土がおすすめです。市販の培養土を使用する場合は、すでに肥料を含んでいるので便利ですよ。

リーフレタス基本の育て方3「水やり・肥料」

水やり方法


リーフレタスの水やり方法をご紹介します。水やりは、土の表面が乾いてから行います。リーフレタスは多湿を嫌いますが、乾燥しすぎていても葉が痛む原因になってしまいます。日照りが続いているときは、乾燥に注意してくださいね。水やりは回数を増やすのではなく、一度の水やりの水の量を増やすようにしてください。目安はプランターの底から水が出てくるほど行ってください。

肥料の使い方

リーフレタスに肥料を使う方法をご紹介します。土作りでもご紹介したように、自分で土を配合して作るときは肥料を混ぜ込んでおきます。緩効性化成肥料がおすすめです。リーフレタスを植え付ける1週間前に混ぜ込んでおきましょう。リーフレタスに与える追肥は、基本必要ありません。植え付けの際に混ぜ込んだ肥料で十分育ってくれますよ。追肥がいらない分、手間がかからないので忙しい方におすすめです。

リーフレタスの葉の色が薄い場合

リーフレタスは、葉の色が通常のリーフレタスより薄くなってしまう可能性があります。そんな時は追肥として液体肥料を使用することをおすすめします。液体肥料を水やりの代わりに週1回のペースで与えるようにしてください。追肥を与えるとリーフレタスがきれいな緑色になりますよ。サラダで食べるときはきれいなリーフレタスを食べたいですよね。もし色の薄さが気になる場合は、液体肥料を使ってみてくださいね。

リーフレタス基本の育て方4「収穫時期と方法」

リーフレタスが成長したらいよいよ収穫するタイミングです。株の大きさが20cm~30cm、本葉が10枚を超えたら収穫を行います。リーフレタスの株の外側から順番に葉をはがしていきます。使いたいときに、その都度収穫を行えるので節約にもつながりますよ。その後しばらくしていると、リーフレタスの真ん中から新しい葉が生えてきます。どんどん伸びてきたら収穫期が終わりの合図です。リーフレタスの収穫期が来たら株元からナイフで収穫してくださいね。新鮮でおいしいリーフレタスを楽しみましょう。

リーフレタス基本の育て方5「害虫・病気」

気を付けておきたい害虫


リーフレタスの栽培で気を付けておきたい害虫についてご紹介します。リーフレタスの寄ってきやすい害虫は、「アブラムシ」「ハモグリバエ」です。葉を食べられてしまったり、株を弱らせてしまう可能性があるので防虫ネットをかけて対策を行いましょう。野菜に使用できる薬剤を使用することで駆除することもできます。葉物野菜は、葉の間に害虫がたまりやすくなっています。リーフレタスがアブラムシなどに食べられてしまわないように薬剤を使用することをおすすめします。

気を付けておきたい病気

リーフレタスは、灰色カビ病にかかりやすいです。この病気は2年以上同じ場所で栽培するとかかりやすくなる「連作障害」の一つです。病気にかかってしまうと葉が灰色になってしまいます。リーフレタスが灰色カビ病になってしまった場合は、病気にかかった部分を摘み取り病気の拡大を防いでください。連作障害を起こさないためにも、同じ場所で栽培しないようにしてください。同じ場所で栽培を行う場合は、土を新しいものに変えてくださいね。

おいしいリーフレタスを育てよう

リーフレタスは、ほかの野菜に比べるととても育てやすい野菜です。食卓の彩に少しだけリーフレタスを使用したい時にも家で栽培していれば便利ですよね。リーフレタスは種まきから収穫までの期間も長くありません。追肥もいらないため、種まき後は水やりのみのお手入れなのもうれしいですよね。リーフレタスは分球しない分、プランターなどのちょっとしたスペースで栽培することができるのも特徴です。リーフレタスの苗を買う時のポイントは、葉の艶がよくかれていないものを選ぶようにしてくださいね。家庭菜園を始めたい方は、ぜひリーフレタスから始めてみてくださいね。