Twitter
Facebook
LINE

アロンアルファは医療用?意外と知らない瞬間接着材の種類と特徴をご紹介!

アロンアルファは医療用?意外と知らない瞬間接着材の種類と特徴をご紹介!

吉岡てんぱ

瞬間接着剤のアロンアルファには一般用と医療用のものがあります。また、一般用のアロンアルファには、用途別にたくさんの種類がラインナップされています。知っておくと役立つアロンアルファの特徴や、トラブル時の対処法などもまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。

アロンアルファとは

アロンアルファは、東亞合成が1963年より製造販売をしている「シアノアクリレート系瞬間接着剤」です。アロンアルファの中でも、家庭用のアロンアルファは「ボンド」のロゴでおなじみのコニシが、高度医療管理機器のアロンアルファAは第一三共が販売しています。

アロンアルファの特徴

アロンアルファの強度は、CMなどでも実証されている通り、ご存知の方も多いと思います。そこで、強度以外の特徴についてもまとめてみました。

商品名の由来

アロンアルファという名前は、3つの言葉を混ぜ合わせて誕生しました。東亞合成の前身、矢作工業は設立当初、弓矢をイメージしたロゴマークを使用していました。そのため、弓矢、つまり「アロー」から、「アロ」を取っています。

そして、合成樹脂の名称でよく使われる「〇〇ロン」から、「ロン」、主成分のアルファシアノアクリレートから「アルファ」を取り、「アロンアルファ」という名前が付きました。ちなみに「アロンアルファ」という呼び方で正解なのですが、文字で書くときは「アロンアルフア」が正式な書き方です。

シアノアクリレート系瞬間接着剤

シアノアクリレートとは、第二次世界大戦中の武器の開発時に、副産物として誕生しました。強力かつ速効性のある接着剤の一種で、毒性も少ないため、医療用などにも使用されています。

一般的に、シアノアクリレートは、水の存在により接着作用を引き起こすため、空気中の湿度に触れるだけでも、数秒で表面が固まり始めます。表面が固まると、接着しにくくなるので、作業時は薄く塗布し、早急に対象物同士を接着する必要があります。

また、一度開封すると、中身が固まってしまうことがありますが、その現象も、空気中の湿度によるものです。

食品衛生法もクリアした安全性

アロンアルファは、食品衛生法の、食品・添加物等の規格に関する基準が示された厚生労働省告示第20号の条件をくりあしていることでも知られています。そのため、食器などの接着にも安心して使用することができます。

ただし、アロンアルファの耐熱性は60℃~80℃程度なので、常に高温を保っているようなものを入れる食器や調理器具のへの使用はできません。

医療用のアロンアルファAとは



アロンアルファにはたくさんの種類がありますが、その中に、「アロンアルファA」という製品があります。アロンアルファAは第一三共が販売している、高度管理医療機器の1つです。一体、私たちが普段目にしているアロンアルファとどのような違いがあるのでしょうか。

アロンアルファAの効果・作用

医療用のアロンアルファAは、皮膚や血管などの体の組織を接着する医療機器として使用されます。購入には処方箋が必要なので、アロンアルファAが欲しい方は、皮膚科や外科などで、医師の診察を受けなければなりません。

一般用と医療用の違い

一般用のアロンアルファと、医療用のアロンアルファAは、シアノアクリレートが主成分という点は同じですが、純度が異なります。

医療用のアロンアルファAは、純度の高いシアノアクリレート99%以上使用しており、他に、ヒドロキノン(ハイドロキノンとも呼ばれ、美白作用がある成分)を1%未満使用しているだけです。そのため、一般用のアロンアルファよりも更に安全性が高められています。

一般用のアロンアルファとは別物

一般用のアロンアルファも、安全な成分を使用しているものの、皮膚に触れることは好ましくありません。また、洋服などの繊維に触れると、100℃程度まで温度が上がることもあり、やけどを負ったという事例もあります。

医療用のアロンアルファAは、医師の指示の下でのみ使用可能な接着剤で、基本的には一般用のアロンアルファとは別物と考えてください。また、アロンアルファ以外の瞬間接着剤の中には、成分に発がん性物質が含まれているものもあるので、瞬間接着剤を傷の治療など、体には使わないようにしましょう。

一般用のアロンアルファの種類

コニシ:ボンド アロンアルファ プロ用耐衝撃 20g 5本入り

出典: Amazon

アロンアルファには、約20種類のラインナップがあることをご存知ですか。アロンアルファは金属をはじめ、ゴムやプラスチック、木材など、さまざまな材質を接着できますが、用途に合わせて選ぶことで、よりしっかりと接着することができるようになります。ぜひ、用途にぴったりなアロンアルファを見つけてくださいね。

アロンアルファ一般用

アロンアルファのスタンダードと言えば、この一般用です。アロンアルファには様々な種類がありますが、全てはこの商品から始まりました。一番スタンダードなアロンアルファとはいえ、金属やゴム、プラスチック、陶器など、あらゆるものを早急に接着することができます。

アロンアルファEXTRA

アロンアルファEXTRAは、「速効多用途」「耐衝撃」「ミニ」「ゼリー状」「スティック」の5種類がラインナップされています。強度が高いため、金属やゴム、プラスチック、陶器をはじめ、靴の修理や革製の接着などにも使用することができます。また、適度な粘性があるため、木材の接着もでき、1本あるととても便利なアロンアルファです。

専用シリーズ

アロンアルファには、用途に合わせて選べる「専用シリーズ」があります。プライマーを使用する「プラスチック用」は、通常のアロンアルファでは接着できなかった、ポリエチレンやポリプロピレンも接着することもできます。

プラスチック用の他に「木工用」や2液を混ぜ合わせることでより接着強度が増した「スーパーセット」「スーパーゼリー」もあります。

アロンアルファ釣名人

アロンアルファ釣名人は、粘性が弱く、素材に浸透させたり、隙間への流し込みもできるため、釣りの仕掛けなどを作るのに便利です。もちろん、金属なども接着可能なので、釣りの道具以外にも使用でき、アウトドア用品の補修などにも向いています。

アロンアルファプロ用

「アロンアルファプロ用」には「No.1」「No.3」「No.5」「耐衝撃」「速効多用途」の5種類あります。それぞれ、一般用に比べると大容量で、コストパフォーマンスは抜群なのですが、一般家庭では使い切れずに固まってしまう可能性があるので、用途に合わせて慎重に選ぶようにしましょう。

アロンアルファの基本の使い方

強度が抜群のアロンアルファですが、使い方が間違っていると、十分な強度が確保できなかったり、うまく接着できないこともあります。ぜひ、基本的な使い方を頭に入れてから、作業するようにしましょう。

1.接着面の汚れを落とす

まずは、接着したい面の汚れを落としましょう。正しい使い方をしても、接着面に汚れがあると、うまく接着できません。特に、油分があると強度が落ちてしまうので、油分がある場合は、洗剤などできれいに落としてから接着剤を塗布しましょう。

また、他の接着剤を使用している箇所の場合は、接着剤リムーバーなどで取り除いてから使用してくださいね。

2.接着剤を垂らす

接着剤は薄い方が早くきれいに接着できます。しかし、数秒で硬化が始まるので、塗り広げたりはせず、1滴垂らして、接着したいもので押し広げるようにしましょう。1滴で、10円玉くらいの広さまで広げると、最も強度が高くなります。

3.垂らしたらすぐに貼りあわせる

瞬間接着剤は、空気に触れた瞬間から硬化を始めています。接着剤を垂らしたら、すぐに貼りあわせるようにしましょう。

寒い時は温度に注意する

出典: http://www.irasutoya.com/2015/01/blog-post_3.html

気温が低い時は、硬化に時間が掛かり、接着しにくくなります。温かい室内で作業をするか、太陽光やカイロなどを使用して、接着したいものを30℃~50℃程度に温めるようにしましょう。ただ、アロンアルファは耐熱温度が60℃~80℃なので、温めすぎると逆効果になることもあるため、注意してくださいね。

アロンアルファが手についたときの2つの対処法

アロンアルファは、手に付着すること、手が荒れてしまうことがあります。また、無理やり剥がすと、皮が剥けてしまうこともあります。アロンアルファが手についてしまったら、慌てず次のような対処をするようにしましょう。

はがし隊を使用する

「アロンアルファ用はがし隊」は、その名の通り、アロンアルファを剥がすための専用リムーバーです。皮膚にアロンアルファがついてしまったときは、はがし隊をアロンアルファが付着してしまった部分に塗布し、揉みながら剥がしましょう。

お湯で洗う

アロンアルファは、耐熱温度が60℃~80℃なので、温めることで剥がすことができます。ただ、60℃のお湯に皮膚をつけるとやけどの恐れもあるので、40℃程度のお湯にを浸け、ゆっくり揉みながら温めましょう。

この時、皮膚にアロンアルファが残ってしまっても、代謝により3日程度で剥がれ落ちるので、無理に擦ったりしないようにしてくださいね。

アロンアルファを使う際はハンドクリームを

アロンアルファを使用する際に、ハンドクリームを厚めに塗っておくと、指にアロンアルファが付着してもすぐに拭き取ることができます。アロンアルファは、繊維に触れると温度が100℃程度まで上昇することもあるので、手を汚したくないからと、軍手をつけて作業するのはやめましょう。

アロンアルファは正しい使い方を

アロンアルファは、高い接着力あるので、誤った使い方をすると危険です。また、耐熱性もそこまであるわけではないので、食器等に使用する際は、十分に注意をしないと、やけどなどの怪我の恐れもあります。上手に正しく使用して、アロンアルファの高い能力を生活に活かしていきましょう。

SNS SHARE

Twitter
Facebook
LINE

Movie動画記事

【基本】ギャザーの寄せ方を解説!ミシンを使いますが楽チンです♪

今回はギャザーの寄せ方をご紹介しました!ミシンを使いましたが、簡単ですのでぜひやってみて下さい♪ ミシンでギャザーを寄せる場合は、ミシンの幅を大きくします!ミシンの幅はあまり大きくしすぎるとギャザーが...

【基本】地直しのやり方を解説!簡単すぎる作業でその後が変わる!

今回は地直しのやり方について解説させて頂きました!買ってきた生地はどうしても多少のゆがみがあります。また、天然素材は縮みやすいものが多いため、買った生地をそのまま裁断してしまうと、一度洗濯をしたら型崩...

釣りのラジオ釣りラじ「全部忘れちゃう第33回」

★プレゼント企画応募はコチラから★ kurashino.present@gmail.com ★実釣動画シリーズはコチラから★ https://www.youtube.com/playlist?lis...

【基本】ファスナーの簡単な付け方を紹介!慣れればすぐ!

今回はファスナーの簡単な付け方をご紹介させて頂きました! ファスナーには様々な種類があります。一般的なファスナーや、玉つき、レース付きのものなど、あとはコンシールファスナーです。コンシールファスナーは...

21ツインパワーSW開封インプレッション!やっぱりシマノリールだね。

★実釣動画シリーズはコチラから★ https://www.youtube.com/playlist?list... ★チャンネル登録よろしくお願いします★ このチャンネルでは、主にソルトウォーターフ...