◇オプティマス 01104・NO.123Rスベア
MSR(エムエスアール) ウィスパーライト
コールマン(Coleman) 413Hパワーハウス ツーバーナー
SOTO SOD-371 MUKAストーブ 700mlボトルセット
◇MSR(エムエスアール)36030・ドラゴンフライ
MSR エムエスアール ストーブ WHISPERLITE INTERNATIONAL
【OPTIMUS】HIKER+(ハイカープラス)
MSR(エムエスアール) XGK EX 36043キャンプ用バーナー
コールマン スポーツスターII
アウトドアの心強い仲間。それがガソリンストーブ
日本の山は、富士山、日本アルプスでも3000メートル級と世界の中で決して標高の高い地域ではありませんが、どんなところでも火をつける場面があります。「火」は見る楽しみであり、キャンプの炊事に使う楽しみでもあります。
それにはストーブを持ちこめば良いのです。ガソリンストーブとガスストーブを比較すると、強い火力を持つ万能系ストーブであるガソリンストーブをおすすめします。初心者が持っていっても使いやすくなっています。
ガソリンストーブはホワイトガソリンが主燃料
ガソリンストーブは、燃料としてガソリンを使うストーブのこと。これに対し、LPガスを使うのをガスストーブといいます。2つを比較すると、この燃料の違いが、使い勝手や、燃焼効率に響いてくるのです。
ガスストーブの燃料
ガソリンストーブに使うガソリンは、正確にはホワイトガソリンをいいます。ガソリンは原油を精製したナフサが主原料ですが、これだけではクルマを動かすことはできず、オクタン価をあげるために添加物を付加し、それを示すために色素を入れます。
添加物を付加しないガソリンは色素を入れないので、ホワイトガソリンと呼ぶのです。燃料としての純度が高いのですが、クルマを走らせることはできません。
ガスストーブの燃料
一方、LPガスはブタンやプロパンに高圧をかけ液体にしたものをボンベに入れます。液化ガスの方が軽量になるためですが、寒くなると燃料としてのパワーが落ちるのが欠点です。高地、寒冷地に行けば行くほどこれがデメリットになり、比較するとガソリンストーブがおすすめです。
多種類の燃料を使うガソリンストーブもあります
クルマ用ガソリンはレギュラーガソリンともいいます。1970〜80年代までは鉛を添加物に入れ、有鉛ガソリンともいい、紫の色素を入れていました。しかし、鉛の人体への害が指摘されるようになって有鉛ガソリンは姿を消し、今は無鉛ガソリンだけです。オレンジの色がついています。
無鉛ガソリンのストーブが増加
有鉛ガソリンが出回っていないので、無害な無鉛ガソリンを使うガソリンストーブも増えています。家庭のストーブで使う灯油を使えればこれも便利です。ガソリンストーブは、今はホワイトガソリン専用とマルチ・フューエル(多種類燃料)対応に分かれています。
ホワイトガソリンも、無鉛ガソリンも灯油も軽油(ディーゼル燃料)、ジェット燃料も使えるストーブのことです。もっともジェット燃料は使えるだけで、市販している店はまれです。
ガソリンストーブは予熱作業が必要。それが魅力
液体のガソリンを燃やすには、ガソリンを気化しなければなりません。ふたつ方法があります。ひとつは、予熱用の燃料を燃やしてガソリンの入った配管を加熱し、気化を促すプレヒート。
もうひとつは、エアポンプで燃料タンク内の空気の圧力を上げ空気とガソリンの混合した気体をつくります。ポンプを上げ下げするのでポンピングといいます。
ひと手間が魅力
昔のガソリンストーブと比較すると最近のは、ポンピンクだけで済むタイプが増えています。ひと手間かかり、初心者にとっては面倒な作業ですが、この作業自体がガソリンストーブをあやつる魅力で、ガソリンストーブを持てばやめられない、というファンも多いのです。
ホワイトガソリンは割高、保管にも注意
ホワイトガソリンは、キャンプ、登山に使うガソリンストーブ以外として車の修理工場で部品洗浄のために使うだけでクルマ用燃料にはならず、クルマに入れても動きません。キャンプ用品としてホームセンターやアウトドア専門店、ガソリンスタンドの一部で売っています。
ホワイトガソリンは純度が高く高価
そういった店での価格が1リットル1000円前後と比較するとガソリンスタンドでは1リットル350円程度ですが大量でないと買えない時もあります。レギュラーガソリンより高価なのはホワイトガソリンの方が純度が高く需要が少ないためです。
ホワイトガソリンの中でも、コールマンの純正ホワイトガソリンは、錆び止めを入れてあり青い色がついています。特別に「青ガソ」とも呼びます。青ガソはコールマン以外のストーブにも使えます。
ガソリンは冷暗所で保管が基本
「白」にせよ「青」にせよ、ホワイトガソリンは2、3年保存可能ですが、ガソリンを入れた容器を地面に置かない、陽の当たらない、涼しい場所で保管することをおすすめします。
ガソリンストーブでマルチ燃料対応が今後の主流か
ホワイトガソリンだけでなく、クルマに使う無鉛ガソリン、灯油、軽油(ディーゼル燃料)、ジェット燃料も使えるマルチ・フューエル(マルチ燃料)対応のストーブが新型ストーブとして広まってきました。マイカーで行ったキャンプでそのクルマの燃料を使うとか、ストーブに使う灯油を使える便利さが受けています。
ホワイトガソリン専用は旧式?
燃料の入手しやすさから、今後は、マルチ燃料対応が主流になる可能性が高いのです。そうなるとホワイトガソリン専用のガソリンストーブが旧式扱いされていく可能性もあります。 マルチ燃料対応といってもそれぞれ異なる種類の油です。混ぜて使うことは絶対にしないでください。
ホワイトガソリン専用のガソリンストーブは
ホワイトガソリン専用のガソリンストーブは、100年前から存在します。旧型でも美しく使い込むほど風合いが増します。比較して機能向上した新型も、いつまでも手元に置いておきたくなる逸品ばかり。コンパクトさを求める傾向は変わりません。
おすすめホワイトガソリン専用ガソリンストーブ:1
1、オプティマス スベア
◇オプティマス 01104・NO.123Rスベア
オプティマスは「最良」を意味するラテン語からとったスウェーデンの調理器具ブランドです。1899年の創業当時から基本形を変えていないガソリンストーブがこのスベアです。
使い込むほどに味の出るボディ
新型ではないのですが、変わらぬデザインは変える必要がなかったと実感できる存在感です。ピカピカの真鍮製ボディも使い込むほどに味が出てきます。120ccのホワイトガソリンで最高2時間燃焼します。
バーナー出力が最大1300Kcal/hは、物足りなさがありますが、初心者にはおすすめです。本体、燃料タンク一体型でコンパクトな550グラムです。
おすすめホワイトガソリン専用ガソリンストーブ:2
2、コールマン スポーツスターⅡ
コールマン スポーツスターII
コールマンは1900年頃にできたアメリカのアウトドア用品製造、販売の老舗会社のブランドで創業者の名前を付けています。スポーツスターは1960年代に初代モデルが作られ、現在普及しているのは1980年代にそれを改良したガソリンストーブです。
初心者にもお勧め
現代から見れば新型とはいえませんが、燃料タンクは520cc、燃焼時間は1.5〜3時間あります。本体、タンク一体型で専用ケースがついて960グラム。最大2125Kcal/hの出力があるので、バーナー初心者にも使いやすいタイプです。
おすすめホワイトガソリン専用ガソリンストーブ:3
3、コールマン フェザーストーブ
フェザー(羽毛)を名称に使ったのは、スポーツスターⅡを300グラム軽くし本体、タンク一体型で680グラムにできたため。女性にも扱いやすいコンパクトなガソリンストーブです。但し、専用ケースはありません。
災害用備品にもおすすめ
バーナーの最大出力(2125Kcal/h)はスポーツスターと同じで、燃料タンク300ccで2時間強、燃焼します。ホワイトガソリンを基本に使い、緊急時には、自動車用ガソリン(無鉛ガソリン)を使えるので災害用備品になります。
値段もスポーツスターⅡと比較して1000円高い程度、初心者が初めて買うガソリンストーブとしておすすめできます。
おすすめホワイトガソリン専用ガソリンストーブ:4
4、MSR ウィスパーライト
MSR(エムエスアール) ウィスパーライト
MSRはアメリカでは比較的新しい1969年創業のアウトドア企業です。安全性、信頼性のある製品が親しまれています。ウイスパーライトは、MSRが最初に作ったガソリンストーブを1990年代に改良しました。本体とタンクが分かれているセパレートタイプです。
コンパクトながらハイパワー
600ccのタンクで2時間強の燃焼時間ですが、バーナーの最大出力2772Kcal/hはホワイトガソリン専用としては強力です。本体、タンク合わせ重さ450グラムは、MSRとしてはコンパクトなガソリンストーブです。
初心者がMSR製品のなかで比較して選択するならこれです。 なお、ウィスパーライトインターナショナルというマルチ燃料対応ストーブと間違えないでください。
おすすめホワイトガソリン専用ガソリンストーブ:5
5、コールマン パワーハウス
コールマン(Coleman) 413Hパワーハウス ツーバーナー
パワーハウスはホワイトガソリン専用ストーブとしては唯一の2バーナータイプです。コールマンの定番中の定番ストーブでキャンプでクッキングする時にはぜひ、おすすめします。
このガソリンストーブは最大3650Kcal/hの出力があるメインバーナーと2750kcal/hのサブバーナーを備えています。冬でも安定した火力を維持する優れものです。
コンパクトに収納可能
収納時にはフタをしてトランクのように持ち運びできるので意外とすっきりしています。本体と燃料タンクがセパレートされていますが、使う時は燃料タンクをトランクから取り出し本体に差し込みます。5.8キロの重さはコンパクトではありませんが、ガソリンは1.6リットル入りタンクで2〜6時間燃焼します。
おすすめマルチ燃料対応ガソリンストーブ:1
1、ホエーブス
1992年に製造中止になったクラシックな傑物でホエブスの一部を取って「ブス」の愛称で呼ぶ人も多いガソリンストーブです。信頼性が高くメンテナンスもしやすく堅牢で、新型が発売されるめどもないのに今だに使い続けている人もいます。
1999年には愛知県豊川市にある榮製機が、オーストラリア・MTR(ローゼンタール金物製作所)から図面を取り寄せて復刻生産しました。
灯油も使用可能
ホワイトガソリンだけでなく灯油も使えます。タンク中央にくぼみがあり、固形燃料やアルコールを置いてプレヒートし、側面にあるポンプを複数回ポンピングして点火します。
おすすめマルチ燃料対応ガソリンストーブ:2
2、SOTOMUKA SOD-371
SOTOMUKAは、愛知県豊川市にある新富士バーナーのアウトドアストーブのブランドです。1978年創業の工業用バーナー会社で、1990年に100円ライターに装着する小型バーナー「ポケトーチ」を工作用に売り出したことをきっかけに耐風性に着目しアウトドア市場に打って出た技術力の高い会社です。
SOTO SOD-371 MUKAストーブ 700mlボトルセット
ストーブ初心者におすすめのストーブです。SOTOMUKAの技術で液体燃料を使用したバーナーでは不可欠だったプレヒートを簡略化してすぐに安定した火力にすることができる、扱いやすいバーナーにしました。
燃料ホースは柔らかく収納もコンパクトです。点火や火力調整、消火が一つのコントロールダイヤルでわかりやすくできるので扱いやすくなっています。メンテナンスも他に比べて簡単です。
レギュラーガソリンと併用可
本体とボンベがセパレート、重さ450グラムはコンパクトです。それでいて4000kcal/hの大出力です。同じノズルを使って自動車用レギュラーガソリンとホワイトガソリンが使用可能です。
おすすめマルチ燃料対応ガソリンストーブ:3
3、SOTOMUKA Storm Breaker
2018年3月1日にSOTOMUKAの第2弾として371を改良した新型の372として発売されました。比較すると372はホワイトガソリン、レギュラーガソリンを共用できるだけではなく、同じバーナーのノズルを使ってLPガスも使えるようになりました。
SOTOMUKAの技術がガソリンストーブとガスストーブの壁も乗り越えた驚きの新型です。
軽量さが人気
コンパクトなバーナーは変わりませんが、新型372では改良を加えて少し背を高くし、かつ、強風時にも効率よく燃焼できる「すり鉢状」にしてあります。風防は不要です。最大火力は3000Kcal/h。ガスで約0.8時間、レギュラーガソリンで1.6時間燃焼します。
本体、ボンベとともで450グラムと軽量です。燃焼効率の高いバーナーでしかも軽いので、SOTOMUKAのストームブレーカーがキャンプのメインの道具として人気を高めていくでしょう。むろん初心者から使え、メンテナンスも他に比べて楽です。
おすすめマルチ燃料対応ガソリンストーブ:4
4、MSR ドラゴンフライ
◇MSR(エムエスアール)36030・ドラゴンフライ
ドラゴンフライは、つまみをひねることで、火力をあやつる操作性の高さが魅力です。二重バルブ設計を施したためです。「煮込みから雪を溶かすまで」自由自在です。ホワイトガソリン、灯油、ディーゼルのマルチ燃料対応で、大人数のグループでも使える最大火力2192Kcal/hです。
ノズル(ジェット)は燃料によって違います。燃料効率を考えて異なるノズルにするのは、メーカーのポリシーの反映です。調理用としておすすめします。
3種の燃料に対応
バーナー本体と、燃料ボトル(別売)セパレート型で重さは534グラム。600mlの燃料を入れた時の燃焼時間は、ホワイトガソリンで126分、灯油153分、ディーゼル136分です。
おすすめマルチ燃料対応ガソリンストーブ:5
5、オプティマス ノヴァ、ノヴァ+(プラス)
ノズルをオプティマスではジェットといいます。それを交換せずに多種類の燃料を使えるノヴァ(NOVA)はバーナーの最大出力が2700Kcal/h。「少々ラフな扱いにも耐える堅牢な構造で野外ストーブの最高峰モデル」です。
バーナー本体とポンプセット合わせて460グラム。450mlの燃料を入れた時の燃焼時間は150分です。
ノヴァの新型モデル
ノヴァプラス(NOVA+)はノヴァの新型。基本設計は同じですが、燃料ホースがそのまま火力調節バルブにつながっているため、バーナーから離れた位置から手袋をはめたまま安全に火力調節できます。鍋を載せる五徳部分が一回り大きくなっているところが違います。
おすすめマルチ燃料対応ガソリンストーブ:6
6、MSR ウィスパーライトインターナショナル
MSR エムエスアール ストーブ WHISPERLITE INTERNATIONAL
世界中で使われているMSRのシンボル的ストーブで、バックパッカーたちに絶大な人気です。これも初心者におすすめできます。バーナーの最大火力が2772Kcal/hと強く、直径の大きな五徳と静かな燃焼音が特徴です。
マルチ燃料を使えるボトルと本体合わせて441グラムとコンパクトです。全てのガソリンストーブを比較した中で最も軽くコンパクトなストーブを持ちたい人にはおすすめです。
燃料ごとのノズルの違いに注意
ノズルは燃料によって異なるものを使います。ホワイトガソリン、レギュラーガソリン以外に灯油も使えます。600mlのホワイトガソリンを入れた時の燃焼時間は110分、灯油の場合160分となっています。
おすすめマルチ燃料対応ガソリンストーブ:7
7、オプティマス ハイカー+(プラス)
【OPTIMUS】HIKER+(ハイカープラス)
「お弁当箱」といわれたハイカー111の後継となる新型ストーブで黒い箱形です。1590グラムは重めのガソリンストーブですが、形はコンパクトでキャンプなどに持っていく時にパッキングが楽です。
ススが溜まりやすいのに注意
ハイカー+を含めてマルチ燃料対応ストーブは、ホワイトガソリン専用のガソリンストーブよりはススがたまりやすい欠点があります。ハイカー+は、それまでのストーブを改良して新型にして箱の下部に磁石を装着しバーナーを出し入れする度に内臓してある針が上下してバーナーのニップルの穴を掃除する仕組みにしてあります。
最大出力は2850Wで、350ccの燃料で最高2時間燃焼します。
おすすめマルチ燃料対応ガソリンストーブ:8
8、MSR XGKエクストラ
MSR(エムエスアール) XGK EX 36043キャンプ用バーナー
冒険家、探検家の信頼と人気の高い無骨なガソリンストーブです。キャンプから高地に登った時、あるいは寒冷地で、と過酷な使用に耐えるよう旧のXGKの別バージョンとしてマルチ燃料に対応しています。
バーナーの周囲の覆いが風よけになり、セパレートされている燃料ボトルとボンベを結ぶ管が太くなっています。ススが詰まらないための工夫です。
丈夫かつ長持ち
バーナーの最大火力は2646Kcal/h、燃焼時間は600mlのホワイトガソリンで109分、灯油98分、ディーゼル170分となっています。本体、ボトル等をあわせて489グラム。過酷使用の割にコンパクトで軽く、かつ、丈夫で長持ちなストーブをお探しの人におすすめです。
マルチ対応ストーブの燃料はどこで買う?
マルチ対応ストーブに使う無鉛ガソリンは普通の自動車用レギュラーガソリンのことでガソリンスタンドで買えます。灯油や軽油もホームセンターで市販しています。ジェット燃料は灯油に近い主成分ですが、空港近くの航空燃料会社でないと買えません。
一応航空燃料でも動く、という程度に覚えておけば良いでしょう。ノズルをタンクに入れる燃料ごとに変える機種と、同じのでも良い機種があります。製品の仕様をきちんと読んでください。
「過酷でも使える」をうたうガソリンストーブも
ガソリンストーブの中には「頑丈」を前面に出しているものもいくつかあります。ヒマラヤの山岳遠征隊や軍隊で、過酷に使うのは実証済みです。いずれもマルチ燃料対応ストーブになります。ガソリンストーブの面白さを味わいたい人には人気が高い機種です。
ガソリンストーブのメンテナンスは?
ガソリンストーブは強火力で、冷える冬場でもお湯を沸かしたり、調理したりできますが、それでも定期的にメンテナンスしなければ、火力の低下、あるいは燃料漏れのトラブルを引き起こすことはまれにあります。
メンテナンスとして各部のクリーニングと消耗品の交換をきちんと定期的におこなってさえいれば、トラブルはまず起きません。キャンプでトラブルが起きないよう自宅にいる間にメンテナンスをしましょう。
■日常のメンテナンス
本体外側やバーナー部を除くガソリンストーブ内部の汚れは、水に濡らすか中性洗剤をしみ込ませたふきんで、きれいに拭き取ります。水洗いは錆びるもとなので、メンテナンスでは禁止です。
調理器具を載せる五徳部分の錆が起きたのを見つけたら外して錆び落としです。各メーカーが仕様書を出していますからメンテナンスのやり方は、それを読んでください。バーナー部の汚れや錆はワイヤーブラシで磨きます。
このほか、各メーカーによって例えばコールマンは「専用油を定期的に差す」など異なる日常のメンテナンスを求めている場合があります。仕様書を読みこなすのは大事です。
■定期的部品交換
各メーカーとも、ガソリンストーブの消耗品は早めに交換し、さらに、5〜10年の間に必ず、部品を交換してほしいとしています。 ガソリンストーブは、燃料と空気を混合するジェネレーター付近、ポンピングに使うポンプバルブが最もよく使う部分なので劣化しやすい宿命です。
部品交換の適切な時期については仕様書を見つつ、自分でも分解してみて、早めに交換することが、ガソリンストーブを一生道具にするための秘訣です。キャンプに行った時に、メンテナンスをしてなくて「困った!」と叫ばなくても済むようにしましょう。
まとめ
ガソリンストーブは、初心者がキャンプで使うストーブから冒険家、探検家たちが使う過酷使用に耐えるストーブまでさまざまな商品があります。初心者の人が困ったら、ホワイトガソリン専用、マルチ燃料用に限らず、この中で「初心者用」「コンパクト」の言葉が含まれているストーブを選んでみてください。
それでも迷うなら、ジャパンメイドのSOTOMUKAのガソリンストーブがおすすめです。