スチロールブロック ピンク W390×H100×D190
発泡スチロールブロックについて
見た目はコンクリートブロックでも、実際には発泡スチロールでできたブロックのことを「発泡スチロールブロック」といいます。一見しただけではコンクリート製と区別がつかないほど似ています。
ダイソーなど100均で販売されていて、DIYに使えるアイテムということで人気が出てきました。発泡スチロールと聞けば、軽い素材と連想できますよね。そのイメージの通り、発泡スチロールブロックもすごく軽いんですよ。
発泡スチロールブロックの強度
発泡スチロールは軽くてモロい素材です。板状の発泡スチロールは、手で簡単にパキッと割れちゃうぐらい。なので発泡スチロールブロックの強度は弱いと思いましたね?
ブロック状になっているせいか意外に強度があって、100均のものなら1個あたりの耐荷重は10kg〜70kgほどになります。耐荷重に大きな幅があるのは、製品によってまちまちだからです。でも10kgの耐荷重で十分という用途はたくさんあります。
ダイソーの発泡スチロールブロック
100均のダイソーで販売されている、発泡スチロールブロックの「ビッグブロック」という製品は200円の価格になりますが、耐荷重はなんと100kg!サイズもおおよそ180cm×370cm×95cmと大きめです。
強度が必要な用途に使う場合でもこの耐荷重があれば、ほとんど問題ないんじゃないでしょうか。ちなみに小さいサイズのバージョンもあって、こちらはサイズや耐荷重と強度は小さくなりますが、価格は100円です。
女性に人気の発泡スチロールブロック
発泡スチロールの軽さのまま、多くの用途に対して十分な耐荷重性と強度をそなえる発泡スチロールブロック。下項で説明するメリットもあることから、DIYをおこなう女性に人気があります。
実は以前よりホームセンターで販売されていました。ですがダイソーなどの100均で取り扱いが増えてきてことによって、目につく機会が多くなり価格の安さも相まって、発泡スチロールブロックの魅力が広まってきたのです。
発泡スチロールブロックのメリット
一番のメリットは、やはり上項で説明した軽さにあります。発泡スチロールなので女性や子どもでも軽々持てますよね。たくさん買っても大きな袋へ入れて片手で持って帰れちゃいます。
コンクリート製だったら持ち運びが大変!そのせいでDIYがおっくうになってしまうことも。発泡スチロール製であればDIYもラクラクです。子どもにお手伝いしてもらうこができるので、親子でDIYを楽しめますよ。
発泡スチロールブロックは安全
発泡スチロールブロックなら、DIYをしている途中でうっかり下へ落としても被害はほぼゼロです。どちらかといえば当たりどころが悪かった時に、角が欠けるなど発泡スチロールブロックの方へ被害がおよぶぐらいでしょうか。
それがコンクリート製の場合だと、足にケガを負ってしまったり、床や家具へ大きなキズをつけてしまいかねません。発泡スチロールブロックは、ゴツい見た目とは裏腹にとても安全なアイテムです。
豊富なカラーの発泡スチロールブロック
スチロールブロック ピンク W390×H100×D190
発泡スチロールブロックはカラーが豊富。コンクリートブロックみたいなグレーはもちろん、深みのインテリアに合うブラックやブラウン、ナチュラルな雰囲気のベージュとホワイト、明るくポップでカラフルなパステルカラーなど、どんなシーンにでもハマるカラーがそろっています。
コンクリート製は無骨すぎると感じていた人でも、もっとライトにブロックの要素を取り入れられますよ。
様々なメリット
軽さ、安全性、カラーバリエーションと、発泡スチロールブロックの主なメリットを説明しました。軽いおかげでDIY作業を早くこなせますし、安全性から気兼ねなく使用できます。それと豊富なカラーでインテリアの自由度が上がります。
他にも処分が簡単、加工が可能など、発泡スチロールならではの利点が多くあります。実際に使ってみると、さらに自分だけのメリットを見つけられるかもしれません。
発泡スチロールブロックを加工する
上項でちょっとだけ触れましたが、発泡スチロールブロックは加工できます。コンクリートブロックだったら素人には不可能ですよね。発泡スチロールなので、カッターで簡単にカットが可能。棚などDIYする作品にサイズを合わせられるんです。
例えば発泡スチロールブロックを棚の脚にする場合、ちょっと高すぎるならカットして低くしたり、逆に低い時はカットしたものを足すといった具合です。
発泡スチロールブロックをアレンジ
発泡スチロールブロックはカラーが豊富と説明した通りですが、もっと装飾してアレンジしたい!という場合もあると思います。そんな時はペンキなどの塗料を使って塗装をほどこしましょう!オリジナリティーあるブロックを作り出せますよ。
絵や模様を描いてもいいですね。話題の黒板ペイントを使ってみるのも面白いです。それとステンシルを使うのもおすすめ。カッコいい男前アイテムを簡単に作ることができます。
100均でそろうアレンジグッズ
発泡スチロールブロックにアレンジを加えたいけど、価格が心配と思われるかもしれません。ですがこれらはすべてダイソーなど100均でそろえられます。なのでアレもコレもとならないよう必要なものだけ購入すれば、価格をおさえることができます。
ダイソーをはじめとする100均は、DIYをする人にとって強い味方ですね。カットするためのカッター、塗装用のハケや容器などの道具類もダイソーにありますよ。
発泡スチロールブロックの使い方/収納:2選
ダイソーなど100均で売られている発泡スチロールブロックの使い方をご紹介していきます。まずは簡単な収納として使う方法です。他のアイテムと組み合わせるといったDIYではありません。
とっても簡単で、発泡スチロールブロックに開いている穴へ小物を入れたり、表面にピンを挿してモノを吊り下げたりするだけ。発砲スチロールの表面は柔らかいので、とがったものなら何でも挿すことができます。
収納としての使い方.2-1
よくゴチャゴチャになるコンセントやコード類。発泡スチロールブロックの穴へ収納すればスッキリ!しかも土台という重要な役割までこなし大活躍してくれます。ジャマなものが床にないので、掃除をラクにおこなえますね。
収納としての使い方.2-2
細々としたアクセサリーを、発泡スチロールブロックの表面に挿すという収納方法です。挿すだけだから簡単な上、アクセサリーが一目りょうぜんですね。発泡スチロールブロックを加工しておしゃれなアレンジを加えれば、ディスプレイにもなります。
発泡スチロールブロックの使い方/棚:4選
発泡スチロールブロックのDIYアイテムとしての用途で、もっとも多く使われているのは棚の脚です。使いやすい高さまで発泡スチロールブロックを左右同じ高さで積み、上に板を載せると棚が完成します。
その上へ同じように積んでいけば、何段でも増やすことができます。ただし、高くなるにつれて耐荷重性と強度はなくなりますので気をつけてください。このようにDIYすれば、おしゃれで便利な棚が低価格で作れますよ。
棚としての使い方.4-1
発泡スチロールブロックで作る、とってもシンプルな棚。高さや奥行きのサイズは、発泡スチロールブロックをカットすることで自由に変更できます。
棚としての使い方.4-2
発泡スチロールブロックの棚なら、段数を増やすこともあっという間です。一段ずつの高さのサイズを合わせる必要はありません。用途別にカットして、高さのサイズが違う段を作るのもおすすめです。
棚としての使い方.4-3
少し空いたスペースに、ちょこっとした発泡スチロールブロックの棚を作ることができます。使っていない空間をムダにせず有効活用が可能になりますよ。
棚としての使い方.4-4
こちらもスペースを有効活用するために、発泡スチロールブロックの棚をDIYしています。出窓の狭い空間にもおしゃれなディスプレイ棚を設置できるんです。
発泡スチロールブロックの使い方/ラック:2選
棚と同じ作り方でラックもDIYできます。なかなかちょうどいいサイズがないCDの収納ラック。発泡スチロールブロックなら、サイズは思いのままです。CDラックを作ってお気に入りのCDをズラーッと並べられますよ。
それとキッチンラックのDIYもおすすめ。細々としたスパイスや調味料を分かりやすくラックへ収納して、スムーズに調理できる環境を作りましょう。より手間をかけた料理が可能になります。
ラックとしての使い方.2-1
カラーが豊富な発泡スチロールブロックだからこそ、簡単にDIYできる自分好みのCDラック。板に合わせたカラーの発泡スチロールブロックを使うと統一感が出せます。
ラックとしての使い方.2-2
調味料やスパイスを入れるケースを同じ容器にそろえて、そのサイズに合わせたキッチンラックを作れば効率よく仕舞えます。置くモノのサイズに合わせられるのが、発泡スチロールブロックのポイントになりますね。
発泡スチロールブロックの使い方/本棚:1選
普通の棚やラックよりも本格的な造りにしないといけない本棚。本を何冊も並べると重くなるため、ダイソーなど100均の発泡スチロールブロックだと、耐荷重性や強度に不安を覚えるかもしれません。
ですが始めの項で説明した通り結構な重さに耐えられます。当然ながら包装に記載されている耐荷重以内におさめないといけませんが、思っている以上に多くの本を収納できますよ。
本棚としての使い方
発泡スチロールブロックでDIYした本棚。文庫やコミック、雑誌などサイズはバラバラな本たちですが、段の高さを思いのままに変えられるので何でも収納できます。奥行きが足りなければ、発泡スチロールブロックを複数使ってもいいですね。
発泡スチロールブロックの使い方/靴置き場:4選
家族が多かったり靴をコレクションしている人は、玄関に元からあるシューズラックではすぐに置き場所が足りなくなりますよね。玄関の多くは広い空間じゃないので、靴を置くための棚を設置することは難しい状況です。
でもちょっとした空きスペースはあるはず。ここにぴったりおさまる靴置き場を発泡スチロールブロックでDIYできます。段数を増やせるから、靴が増えても対応が可能になります。
靴置き場としての使い方.4-1
発泡スチロールブロックで、靴のサイズに合わせたシューズラックがDIYできます。よく履く靴は上段に置くと取りやすくなりますよ。高さを活かしたシューズラックがあると玄関がスッキリします。
靴置き場としての使い方.4-2
シューズボックスにはないシューズラックの利点として、オープンだから湿気がたまらないということがあります。特に靴は、なるべく風通しの良い場所に置きたいですよね。
靴置き場としての使い方.4-3
発泡スチロールブロックで作るシューズラックなら、天井につくまでは靴がどれだけ増えても大丈夫!簡単に増設できます。ただし高くなるほど崩れる恐れがあるので、専用の接着剤などで補強しないといけません。
靴置き場としての使い方.4-4
シューズラックであっても外観にはこだわりたいもの。玄関は人の出入りする場所なので、特に気を使いたいですよね。発泡スチロールブロックのカラーを活かしておしゃれなシューズラックをDIYしましょう。
発泡スチロールブロックの使い方/飾る:2選
これまで主に収納用として、発泡スチロールブロックの使い方をご紹介してきました。それらとはまったく違う使い方もできるんですよ。それは飾るだけ。発泡スチロールブロックをおしゃれに加工して、飾りとして置いておけば立派なオブジェになります。
それと使い方/収納の項でもあったように、表面へは何でも挿せます。飾りになるアイテムを挿してディスプレイの土台にするのもいいですね。
飾りとしての使い方.2-1
発泡スチロールブロックを塗装してステンシルで文字を描けば、それだけでおしゃれなアイテムになります。看板のように使えますよ。
飾りとしての使い方.2-2
発泡スチロールブロックに加工をほどこすことで、アート作品も作り上げられます。カッコいいオブジェ作りにもチャレンジしてみてください。
発泡スチロールブロックDIY/注意点
発泡スチロールブロックの耐荷重性と強度なら、よほど重いものを載せたり雑な使い方をしなければ、広い用途でDIYのアイテムとして使えます。ですが棚などの作り方を間違えて、載せているものが落ちる危険性はあります。
なので誤った作り方をしないように気をつけてください。地震のユレが原因になることも。完成した後はユガミやズレがないかの確認、軽くゆらすなどして耐久性を調べたりしないといけません。
補強すると安心
耐荷重以内なら、ダイソーなど100均の発泡スチロールブロックでも、タテの負担には耐えられます。でもネジやクギなどで固定しているわけではないため、ヨコから衝撃が加わると崩れてしまいやすいです。
子どもやペットがいると危ないですよね。なので発泡スチロール用の接着剤を使って補強しましょう。ネジやクギによる固定に比べて強度は劣りますが、ただ積んでいるだけの状態よりは定まります。
発泡スチロールレンガをDIYする
レンガの壁面っておしゃれで憧れますよね。発泡スチロールブロックを壁に貼って、レンガ造りのようなお部屋にすることができます。それはそれで素敵な使い方です。
ただ、発泡スチロールブロックを1個ずつ貼るのは大変ですし、厚みがあるのでその分お部屋が狭くなってしまいます。その問題を解決するのが、発泡スチロールの板を使って作る発泡スチロールレンガです。
発泡スチロールシート加工する
発泡スチロールレンガは、発泡スチロールの板の表面を加工して、レンガを積んだ状態に見せるシートになります。このシートを壁面へ貼れば、レンガ造りのインテリアを実現できますよ。
発泡スチロールブロックを1個ずつ置いていくわけではないので、設置が簡単な上、板状でうすいからお部屋が狭くなりません。加工には、ハンダゴテや塗料を使ってください。必要なものは下項で説明します。
レンガ感を出す
リアルなレンガ感を表現するには塗装の仕方が重要になります。きっちりキレイに塗るのではなく、あえてムラを出すようにした方がいいですよ。よりレンガっぽさを感じられるようにする方法は、塗料へ砂を含ませること。
質感までレンガのようになります。それから塗装する時は、筆の代わりに雑巾などの布を使うと、雰囲気の出る塗装がおこなえます。軽くたたく感じで塗装するのがポイントです。
発泡スチロールレンガをDIY/必要なもの
発泡スチロールレンガをDIYするにあたって、必要になるものをご紹介します。どれもダイソーなどの100均で手に入るから、安心の価格です。まずは素材となる発泡スチロールシート。これを販売している100均ショップなら価格は100円(税別)です。
発泡スチロールレンガを貼る場所にもよりますが、一枚ではとても足りないので必要枚数を購入してください。先に壁面のサイズを測っておけば必要枚数が分かります。
発泡スチロールレンガDIYに必要な道具
次に道具です。全てダイソーでそろえられます。発泡スチロールシートの表面を溶かしながら、レンガを描くために使うハンダゴテ。100均であっても価格は300円(税別)と価格はちょっと高め。
価格が200円(税別)の発泡スチロールカッターがあると便利です。発泡スチロールブロックもキレイにカットできちゃいます。塗料も100均でたくさん売られていますよ。価格は100円(税別)になります。
発泡スチロールレンガをDIY/実例
実際に壁面へ発泡スチロールレンガを貼った場合、どういう感じになるのか。その実例が上の壁面です。サイズは自由自在に作れるので、狭い場所にも貼ることができます。ウォールステッカーやリメイクシートには出せない立体感も魅力です。
ただ、発泡スチロールレンガのシートを1枚DIYするだけでも大変なので、あまりに広い壁面だと長期戦になることは覚悟しておいてください。コツコツとDIYを楽しみましょう。
発泡スチロールブロックの使い方/まとめ
ダイソーなど100均で売られている発泡スチロールブロックの使い方をご紹介してきました。DIYで使うことのメリットや、強度などの注意点がお分かりいただけたと思います。
ちょうどいいサイズ感と軽さで、誰でも扱いやすい発泡スチロールブロック。加工をほどこしたり、棚をはじめとした様々な用途に活用してみてください。レンガを積んだような壁面にしたいなら、発泡スチロールレンガがおすすめですよ。