Iwatani カセットガストーチバーナー
ソト SOTO ポケトーチ(スケルトンブラック)[CR対応] PT-14SBCR [着火器]
Coleman(コールマン) コールマントーチ 170-8075
イーピーアイガス230レギュラーカートリッジ
スノーピーク LPG(液化イソブタン・液化プロパン) カートリッジ ギガパワーガス250プロイソ(NET:220g) GP-250GR
キャンプで便利なトーチバーナーの種類を比較
トーチとは、本来はたいまつという意味でしたが、その後、手に持つバーナーという意味を持つようになりました。1300度という高温になるのでガス溶接という目的以外にも、キャンプにおいてバーベキューの炭起こしなどとても使い勝手のいい便利アイテムとして多くの人に利用されています。 まずは、現在入手可能なトーチバーナーの様々な種類と、その特徴などをご紹介しようと思います。比較すると、きっと普段のキャンプに使いたくなるようなトーチバーナーが見つかるでしょう。
①カセットガスを使ったバーナー
カセットガスを燃料としたトーチバーナーは、いろいろな種類があります。ものによっては、いろいろな角度に変えても使えるものがあって、かなり便利な使い方ができます。ですから、それぞれの機種の特徴などをよく説明などを読んでから購入しないと、あとから別の機種がほしくなる、という事態も考えられます。 これから購入を検討しようとする場合には、ご自分のキャンプのバーベキューの炭起こしなどのニーズをよく考えて、選ぶときは慎重に検討しましょう。
Iwatani カセットガストーチバーナー
最も普及しているトーチバーナーです。カセットガスに固定することで使用します。後についているつまみでガスを少し出して、トリガー部分で電子ライターと同じ仕組みで着火します。火力も強く1300度ほどの高温を出すことができます。バーベキューの時の炭起こしに、とても便利です。 金属なども、スズや鉛ならば短時間で溶かしてしまうほど強力です。通常、ガスカセットとセットで販売されています。およそ2000円ほど。バーベキューの炭起こしなどの使い方に便利です。
安いものなら1000円ぐらいから
ガスカセットはもうすでに家にある場合は本体だけを購入すればいいですよね。そんな時は単体で売っているものを買うこともできます。安いものなら1000円以下の機種まであるので、レビューなどを見てどれがいいかいろいろ比較して探してみるのがおすすめです。 バーベキューの下準備としての炭起こしや料理の炙りなどの使い方ができる標準的なタイプですね。デザインもさまざまなので、ファッション的にも長く使う場合は重要なポイントといえるでしょう。
②100円ライター使用のトーチバーナー
ライターを使ったトーチバーナーというものがあります。強い風の日でも火をつけやすいというのが、最大のメリットでしょう。燃料が入手しやすくて、しかも小型なので、使いやすさという点ではおそらくいろいろなトーチバーナーの中では一番でしょう。 ただ、1つのライターで15分ほどの短い時間しか使えないというのが欠点といえます。ただし、細かい作業や強風の中、タバコに火をつけるなどの目的なら、かなり力強い味方です。
ソト SOTO ポケトーチ(スケルトンブラック)[CR対応] PT-14SBCR [着火器]
100円ライターを燃料として使うトーチバーナーです。サイズがとても小さく2.3×6×11cmと片手に入る程度の小型ですが、1300度の高温が出るので火力としては十分なのでキャンプでも活躍するでしょう。使用できるライターの種類がCR-ML-17とCR-SPと限定されていますが一般的なものなので問題がないでしょう。 なんといっても小さく荷物にならないのが魅力です。
③ガス充填式のトーチバーナー
ガス充填式のバーナーは、いろいろなタイプが販売されています。ノズルが伸びるタイプや、100円ライターを使ったバーナーと同じサイズの小型のタイプ、それから、カセットガスを使うタイプよりも若干小さいタイプなど。 それぞれの機種が持つ機能や個性をよく知ったうえで、比較してからどのようなシーンで使うかを想定して選ぶのがおすすめです。
充填式のトーチバーナーは、別売りのガスボンベのガスを本体に内蔵されているガスタンクに補充することで使用することができます。内臓のタンクが通常のガスカセットよりも小さく、それでいて100円ライターよりは大きいので、収納が便利なのにある程度の時間、使用が可能です。 remainという機能があるので、一定時間使い続けるときは火が出続けるように設定することが可能です。特にクッキングに最適の機種となっています。
④OD缶を使ったトーチバーナー
OD缶は、キャンプなどのアウトドアのために考案されたため、ガスの出力が安定押しているほか、寒い地域でも使えるという特徴があります。また、缶の形状が底が広くて手を放しても安定して使えるために作業にとても便利です。 トーチバーナーも、使用中に両手を使って他の作業をしたいケースではこの安定感は、かなり便利でしょう。クッキングの時に、フライパンなどをバーナーで直火であぶって料理だってできるでしょう。
Coleman(コールマン) コールマントーチ 170-8075
すでにOD缶のストーブバーナーを持っている人におすすめなのが、このタイプ。OD缶に装着して使うコールマンのトーチーバーナーです。寒冷地でも使えるのが最大のメリットですね。 火力はとても強くて1500度にまで達します。もちろんこれらの性能は純正のLPガスを使った場合で、カセットガスから充填したガスの場合は、カセットガスを使ったトーチバーナーと同じ程度です。
格安のOD缶
イーピーアイガス230レギュラーカートリッジ
OD缶は高い。詰め替えて使いまわすのがベストとは思っていても、フルに詰めるのは無理がありますよね。長期でかけるときなどは詰め替え用のガスカセットを持ち歩くのは荷物になって、邪魔ですし。それにOD缶自体も古くなるとガスの内圧に対する耐久性が不安になります。 そこで、おすすめなのが、キャプテンスタッグやイーピーアイガスの製品です。400円以下で購入できる格安OD缶です。たまには詰め替える缶を買い替えたい人にも、おすすめです。
⑤とにかくパワーのトーチバーナー
こちらの製品はスノーピークというメーカーから出ている製品で、LPG、つまり、液化イソブタンと液化ブタンの2種類のガスが混ぜてある専用のガスボンベを使用します。そして、トーチバーナー本体は、外見を見るだけでもそのパワーがうかがえるようなノズルとなっています。 欠点としては細かい作業には完全に不向きですが、純粋に火力を求められるシーンでは最高の選択です。
木炭の炭おこしがわずか10秒でできるという、驚くほどの高性能を誇る現在日本では最強のトーチバーナーです。専用のギガパワーガス、液化ブタンが燃料となります。キャンプのバーベキューで、とにかく早く炭起こしをしたいという場合には、これ以上のものはありません。 ただし、お値段もおよそ11000円ぐらいの価格となります。最高のキャンプを追及する人におすすめです。
スノーピークのギガパワー専用燃料
スノーピーク LPG(液化イソブタン・液化プロパン) カートリッジ ギガパワーガス250プロイソ(NET:220g) GP-250GR
スノーピークからギガパワー専用の燃料が数種類発売されています。まず缶のサイズで要領の違いを示す250と500という2タイプがあり、中のガスでも、「イソ」という表示の液化イソブタンと液化ブタンのタイプと、「プロイソ」という表示の液化イソブタンと液化プロパンのタイプがあります。 その特徴を比較すると、プロパンガスのほうが沸点が低いので、寒冷地に向いているで、北国の方はギガパワーガス250プロイソなどを選ぶのがいいしょう。
トーチバーナーをキャンプで使い倒す
トーチバーナーをキャンプで使うと考えると、真っ先に思いつくのがコンロで木炭や薪に火をつけるために使うというものです。木炭山切って、初めて普通に火をつけるのにけっこう悪戦苦闘した経験がある人なら、トーチバーナーで簡単に火が付くことに感動すら覚えるでしょう。 しかし、さらにいろいろな使い方があって、アイデア一つで着火以外にも使える便利アイテムとなるのです。
キャンプなら基本は炭起こし
まず、基本中の基本は、炭火をおこすことです。炭火は、意外に着火に時間がかかって、いらいらすることがありますよね。普通のガスバーナーでもあまりよく火がつかないし、火がつかなければ料理も何もできません。 トーチバーナーを使うことでそのイライラはあっという間に解消です。今までの苦労は何だったのだろうという遠い目になってしまうほど、簡単になるでしょう。バーベキューやクッキングがとても快適になります。
トーチバーナーで料理
トーチは、何も着火だけではありません。日として考えればいろいろなことに応用ができます。その一つが料理です。特に、炙り系の料理には、絶大な効果を発揮します。なんといっても料理は焼き上がりがいいかどうかによって、おいしそうな見た目かどうかが決まるといっても過言ではありません。 上手にトーチバーナーを使っておいしそうな食材を炙り、おいしそうな焦げ目をつけてキャンプでワンランク上の料理上手を目指しましょう。
トーチバーナーで肉を炙る
スキレットの様な鋳物の鍋なら、下の炭火と上のトーチバーナーの火で両面から炙り、ちょっとしたオーブン状態にできます。お腹がすきすぎて、一分でも早く食事にありつきたい時には、かなりお勧めですね。また、 ステーキなどをひっくり返した時、あまり理想的な焼き色がつかなかった時にもうまくリカバリーができるので重宝です。ただし、テフロン加工のフライパンでは直撃はNGでしょう。
トーチバーナーで魚を炙る
クッキングの時に生の魚も炙ることで、生だけの状態よりはるかにおいしくなります。例えば片面だけを炙りたい場合や、皮だけを焼いてすぐさま冷水で冷やして、皮の食感を変えるなど、ちょっとしたひと手間で刺身がワンランク上の味覚となります。炙りと生の味の比較するのもちょっと面白いですね。 他にも、生食ができる貝類なども軽くあぶるだけで香ばしさが加わり、普通の刺身に飽きたときの味チェンジにトーチバーナーが使えます。
トーチバーナーで野菜を焼く
生の新鮮な状態でおいしい野菜は、焼くとさらに甘みとうまみが出てきます。トーチバーナーなら、焼き加減を見ながら野菜を適度に炙り、最高の焼き目と最高のうまみを引き出すような調理が可能です。 特にキャンプ地の周辺で育った野菜が手に入るのなら、一度は試してみたくなるちょっと高等な調理テクニックですね。これでクッキングの幅が確実に広がります。
トーチバーナーでコーヒーを
コーヒーを飲むのに、トーチバーナーを使うというワイルドな発想。お湯を沸かすために、または、冷めてしまったコーヒーを温めなおすのに火力の強いトーチバーナーならあっという間にアッツアツです。寒い夜には最高の一杯ですね。 ほかにも、トーチバーナーを使ってフライパンや鍋などを熱するという、クッキングの調理器具として使っている強者もいます。料理のためのバーナーの代用品としての使い方も、悪くはないですね。
スモークウッドの着火に
スモークウッドは、加熱して使用するスモークチップと比較すると、低温でじっくりといぶすことができる薫材です。ただ、そのメリットがありながら、なかなか火がとても付きにくいということで、たまに気づかないうちに消えていることもしばしばあるのです。そこで、トーチバーナーを使って四隅をしっかり焼くことで、そのリスクをかなり軽減することができます。 燻製料理をキャンプでバーベキューをしながら作るのも、ちょっと夜の晩酌のつまみが楽しみになりますね。
トーチバーナーは使いよう
トーチバーナーのいろいろな種類とそのさまざまな用途を比較してご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。あまりなじみがなかったという人には、これ一つあるだけでキャンプには炭起こしからクッキングまで様々な使い方やその応用法があることに驚いたのではないでしょうか。 強い火力ですみや薪の火や炭起こしだけではなく、ちょっとしたひと手間で料理をおいしくする炙りという使い方もできます。まるで魔法の道具ですね。ぜひ、ご自身のキャンプのタイプに合わせたちょうどいいトーチバーナーを一つ携えて、お出かけしてみてください。